宇宙戦艦ヤマト外伝 "BLACK BAD BUTCH" 作:箕理 田米李
地球 某海上
金剛型宇宙戦艦 BBS-555≪キリシマ≫
艦橋
古野間 卓(このま すぐる)/〔[第6空間騎兵連隊]連隊長(一等宙佐)「総員、対空海上警戒を厳に。」
見張員全員「了解❗️」
宗像 和之(むなかた かずゆき)/同隊 宙曹長「今日も星が綺麗ですね。」
古野間「あぁそうだな。地球は今大変な時だが、この星々はそんなの関係ない様に変わらず輝いてる...。」
宗像「へっへへ隊長、なかなか詩人なんですねw.」
古野間「よせよ揶揄うなw.それより周りの警戒を怠るなよ。」
宗像「りょーかいw.」
辺りはすっかり深淵の夜闇とそこに輝く満点の星々の下、【デザリアム】の地球占領に断固として抵抗する<パルチザン>を指揮する退役戦艦≪キリシマ≫の姿が海上にあった。元来が宇宙戦艦である為に潜水機能にも限度があり潜水艦の如く潜りっぱなしが出来ないのでこの様に浮上しては警戒配置に着くというさながら第二次大戦期の潜水艦行動の様相を呈している。今はこの≪キリシマ≫に拾われ世話になっている古野間率いる〔第6空間騎兵隊〕は双眼鏡を両手に対空・対水上警戒を厳にしている。そんな屈強な男達に差し入れのココアをおぼんに乗せて持ちカンカンカンッと足音を立てて艦橋に上がってくる小さな女の子がいた。
真田 澪(さなだ みお)「おいたんたちココア。」
宗像「おぉありがたい。」
古野間「ありがとな澪ちゃん。小さいのに偉いな。」(頭ナデナデ)
澪「えへへ、ありがと古野間おいたん(ニコッ)。」
≪キリシマ≫で看護師として働く加藤 真琴が艦に避難する際に連れて来た地面に着く程の長い金髪が特徴の誰が見ても十中八九に「美少女」と呼ぶ美しい容姿をした少女 真田 澪。年齢は4〜5歳くらいだろうか...❓加藤婦人の話によると「現≪ヒュウガ≫艦長の真田さんの姪」らしいのだが、その容姿はどことなく現≪アスカ≫艦長の森雪に似ている。
真田 澪「あ...❗️」
古野間「どうした❓」
真田 澪「"おっきいおほしさま"がいないよ❓」
宗像「星...❓」
古野間「んっ⁉️」
澪が指を指した方向を双眼鏡で確認する古野間。彼女の言う"おっきいおほしさま"がゴルバ型浮遊要塞のことだと即理解し目を凝らして見る。しかしそこに居るはずのゴルバの姿は確かに無かったのだ。
古野間「ッ❗️いねぇ❗️あのゴルバ野郎が⁉️」
東 俊明(あずま としあき)/〔第6空間騎兵連隊〕宙曹「隊長❗️」
古野間「東か⁉️」
東「先程通信班が敵の暗号電を解読したそうで❗️これです‼️」
長い【デザリアム】地球占領軍との戦いで敵の兵士や兵器群の行動パターンとその対策が進みゲリラ戦を持って有利に進めてきた<パルチザン>は戦いの中で敵の通信機器等を鹵獲し密かに暗号文の解読も進めていたのだ。
古野間「ッ❗️長官と副司令に連絡だ❗️ありがとよ澪ちゃん❗️」
澪「...うん。」
部下からの報告を受けお偉方2人にご連絡をしに走り発見した澪に礼を述べつつ古野間は艦橋を後にした。
徳川アイ子「あ、こんなとこに居た❗️ダメだよ澪ちゃんこんなとこまだ来ちゃ❗️」
ミリィ「真琴お姉さんが心配してるよ。さ、行こ❓」
澪「うん、ごめんなさい(... ...古代おいたん、真田おいたん、雪おねーたん...皆がやったんだよね...❓)」
地球 某所【デザリアム】地球攻略特別編成派遣軍 情報機関臨時司令部(旧地球連邦内務長官官邸)
旧内務長官室
コンコンッ!(ノックの音)
???「入れ。」
兵士「失礼します少尉。カザン司令からお呼びが...。」
???「分かった。すぐ行く。」
一方、地球のパルチザンを相手に戦う兵士と共に手を焼いている【デザリアム】情報部の甘いマスクでイケメンのアルフォン少尉が迎えに来た兵士にカザン司令にお呼ばれですと報告を受ける。
アルフォン「また<パルチザン>のことで私に不満を言うのだろう。ふっ、まぁ補給もまともに届かずおまけにゴルバを4基も動かさぜるを得なくなったのだ。誰かに怒りの矛先を向けねば気が済まないのだろうな。」
兵士「申し訳ありません。」
アルフォン「なに、君が謝る必要はないよ。我々情報部がしっかりしていれば君達の被害を抑え<パルチザン>を早急に始末できていた筈だからな。私の落ち度でもあるわけだ。」
兵士「何を仰います❗️少尉がもたらした情報は役に立っています‼️」
アルフォン「ありがとう。その気持ちだけだ充分だ。さぁ...行こうか。」
兵士「、、、はい。」
アルフォンは静かに部屋を後にし兵士も背後から着いて行った。
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暗黒銀河外縁部
【デザリアム本星殴り込み艦隊】総旗艦兼[第65護衛機動群]旗艦≪ヤマト≫
艦橋
♪ピロピロピロプウィ~ン×3
西条「前衛パトロール艦≪ヤハギ≫さらに触雷❗️護衛艦≪スズツキ≫/≪フユヅキ≫も触雷、されど3隻とも航行に支障なし。」
市川「≪ミライ≫より入電、「機雷原分布広い、データを送る」。」
古代「≪ラジエル≫にも送るよう打電しろ。機雷か...厄介だな。」
島「なんでレーダーに引っ掛からなかったんだ⁉️」
新見「恐らくこの宙域の暗黒物質を上手く加工した物と思われます。」
一方、≪ヤマト≫率いる[第65護衛機動群]もとい【デザリアム本星殴り込み艦隊】は中間補給基地を破壊後さらに前進を重ね暗黒銀河外縁に到達したが、そこはレーダーが効かずワープをするのも危険な濃密な暗黒物質のガス帯が広がる宙域だった。そんな目と耳が効かない状況の中を航行中、突如前衛を務めていた65艦隊所属のパトロール艦≪ヤハギ≫、護衛艦≪スズツキ≫/≪フユヅキ≫の3隻が機雷に接触したのだ。
北野「見つかったか...❓」
♪ピュイーン!ピュイーン!
市川「ッ❗️機雷原の中から通信波を確認❗️警戒衛星の類(たぐい)からだと思います。」
西条「ッ❗️高エネルギー反応多数❗️」
機雷の爆発に反応してか機雷原の中にある【デザリアム】製の早期警戒衛星の一基が近くの味方艦隊に≪ヤマト≫達の位置を通報し、更に近くに複数いる戦闘衛星の火砲が殴り込み艦隊に向かって火を噴き始めた。
仁科「クソッ❗️撃ってきやがったぜ‼️」
土門「艦長❗️反撃を‼️」
古代「ダメだ❗️下手に反撃すれば機雷に当たる。」
古代の言う通り無闇に反撃を加えれば機雷に命中し連鎖的に爆発て自艦のみならず艦隊に被害が拡大するのは阻止したかった。機雷と戦闘衛星で足を止め、その間に警戒衛星が近くの艦隊に通報し仕留める。敵ながら良く出来た警戒システムだと思う古代。どうにかしなければと思ったその時、艦橋窓の右から飛翔体が過ぎ去って行くのを見る。その飛翔体はどうやら砲弾でありパカっと開いて展開し何かしらのエネルギー波が放たれるとそれを浴びた機雷が瞬く間に錆びて劣化していく。
古代「こ、これは⁉️」
『映像通信』
刻崎『それは私のですわ古代艦長。」
古代「刻崎艦長❗️あれは一体...❓」
刻崎『「時空劣化弾/グレイトフル・デッド」。周囲の時間を急速に早め劣化させてしまう弾頭ですわ。』
古代「援護感謝します。」
刻崎『礼には及びませんわ。こんな所で立ち止まってはいられないのでしょう❓』
古代は刻崎に礼を言い終えると刻崎が映るメインパネルが二分割になり右に刻崎で左に第7艦隊司令兼総旗艦≪シュンラン≫艦長の山南が映し出される。
山南『こちらの無人艦隊を前に出す。無人なら機雷の被害も考慮はいらん、それで良いか❓』
古代「了解、お願いします。」
山南『よし、≪シザークロス≫、≪クリッパー≫、≪プライヤー≫/≪トルクス≫、≪トライウィング≫、≪スクエア≫、全艦のシグナル確認、すぐやれ❗️』
山南の指示の下、≪シュンラン≫管制のネプチューン級遠隔管制型無人戦闘艦とラティメリア級遠隔管制型無人護衛戦闘艦が≪ザフキエル≫が開けた突破口を突き進み戦闘衛星を蹴散らしていった。
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オールトの雲の手前の宙域
【デザリアム】第XXⅣ師団
プレアデス改級攻勢型戦艦≪グレート・エルギーラ≫
艦橋
オペレーターA「司令、目標宙域に近づきました。」
ルーギラ「ご苦労、また戻ってきたな...クーギラ、そっちはどうだ❓」
『映像通信』
同級≪グレート・エルクーギラ≫
クーギラ「うん調子いいよ〜♪やっと艦も治ったし〜ずっと医療用タンクに入りっぱなしでようやく外に出られたしね〜♪それより中間基地が≪ヤマト≫率いる艦隊にやられたって本当なの❓」
ルーギラ「その様だ。ミヨーズの奴が≪ヤマト≫を取り逃したばっかりに...もう奴らは暗黒銀河の外縁まで達してしまったのだぞ...❗️」
クーギラ『グノンおじちゃんとミヨーズお兄さんって仲悪かったんでしょ❓協力するなんて考えられないとは思ってたけどホントにしなかったなんてね〜。』
ルーギラ「お陰で地球占領任務のゴルバを4基も呼び戻すハメになったのだ。一体どうなってしまうというのだ❓内一基は中間基地の穴埋めとして呼び戻すのは分かるが、グロータス准将は何を考えているのか...❓」
クーギラ『んも〜どうでもいいでしょ今それ考えたってさ〜。それよりも黒髑髏艦隊へのリベンジマッチ早くやりに行こうよぉ❗️』
ルーギラ「全くお前という奴は...まぁそうだな。聖総統からを授かった"新鋭艦"を以て今度こそ...❗️」
オールトの雲 補給基地 艦艇ドック
≪マキナ改≫艦橋
♪ピロピロピロプウィーン❗️×3(警報音)
クロンナウア「警戒中の440艦隊と第3実験隊群よりパターンブラック❗️【デザリアム】です❗️」
金田「良いタイミングでおいでになりましたな(皮肉)。」
タクロー「全くです。補給関連作業は中止、ワープ可能艦はグループを形成し予定されたポイントへのワープへ。全艦に警報レッド発令、総員第1種戦闘配置❗️クレガー、機関始動。タカメ、出港用意。基地と440艦隊の中間宙域まで艦を進めてください。」
金田「了解、総員第1種戦闘配置。」
クロンナウア「対空、対艦戦用意❗️」
呉賀「機関始動。フライホイール接続❗️」
鷹乃目「ヨーソロー❗️出港よーいっ❗️」
手邦「補給作業は中断。総員移乗とワープを最優先❗️」
※ここからはエヴァQのBGM♪-「Serenity Amongst the Turmoil」を掛けながらお読みください。尚、これからの無線は第99特戦機群各艦の様々な無線が飛び交います。
乗員A「全艦総員戦闘配置❗️全周警戒を厳となせ。」
乗員B「各シーガル輸送機は現在積載中の積荷の搬送を急げ。」
乗員C「積み残しは置いていけ❗️乗組員の移乗が最優先だ❗️」
乗員D「手空き要員は即時内火艇に集合し乗り込め❗️」
乗員E「各砲塔各個に発射準備。」
乗員F「各艦とのデータリンク接続に問題なし。」
【デザリアム】の襲来により補給関連作業を途中で切り上げ戦闘配置に着く為に慌ただしくなる基地と艦隊。まさに♪どったんバッタン大騒ぎ(出典:「けものフ○ンズ」)である。
【デザリアム】第XXⅣ師団
旗艦≪グレート・エルギーラ≫
艦橋
オペレーターA「敵基地をレーダーで探知。」
オペレーターB「ッ⁉️その遥か前方、我々の方を向く艦隊が❗️」
ルーギラ「なに❓」
ルーギラ達の艦隊の前方に現れるは、黒髑髏艦隊のと共に向かって来た緑と青色の艦隊。≪ザドキエル≫率いる第440独立機動防衛艦隊だ。僚艦のクラスDと共にご自慢の波動防壁展開ビットで巨大な"雪の結晶の壁"...もとい物理/エネルギー攻撃及びワープ阻害の鉄壁の波動防御陣を形成している。もう一個艦隊(第3実験隊群)の姿も見えるが、こちらはお初にお目にかかる連中だが今はそんな事を気にしている場合ではないのでとりあえず無視する。
オペレーターA「いかが致しますか❓」
ルーギラ「構わん、試し撃ちに丁度いい。大口径収束式重核子アルファ砲搭載艦前へ❗️戦列を形成❗️盛大に吹き飛ばせ‼️」
ルーギラの指示により艦隊の前へ艦首甲板上に大口径の収束式アルファ砲搭載型のプレアデス級が戦列を並べ出てくる。
プレアデス級大口径収束式重核子アルファ砲搭載型戦艦
≪ダリュー≫
艦橋
艦長「収束式アルファ砲、発射用意❗️」
オペレーターA「重核子(ウラリウム)エネルギー充填開始❗️」
オペレーターB「≪レバルカ≫/≪ドラーネ≫/≪メールーガ≫、エネルギー充填開始を確認。全艦連動、砲照準及び戦列形成に問題なし。」
艦首の大型アルファ砲の砲口に重核子(ウラリウム)の赤いエネルギーの閃光が迸(ほとばし)る。ルーギラが今回の作戦の為に聖総統閣下に用意して頂いた新型艦なのだがルーギラは不思議がっていた。自軍製の重核子アルファ砲とはいえ明らかに地球艦(及びガルガミ艦)の持つ波動エネルギー砲を意識した様な兵器だからだ。恐らくは聖総統や側近クラスのみが知るという『大喪失』に含まれる情報により建造されたと推測するルーギラだが、今は作戦に集中しようと考えるのを一旦止める。
≪グレート・エルギーラ≫
艦橋
オペレーターB「収束アルファ砲搭載艦、全艦発射態勢整いました。」
ルーギラ「収束アルファ砲❗️放てぇッ‼️」
ドドドドビャアァァァゥゥゥッ!という凄まじい音を立ててド紅い光線が一直線に440艦隊に向け四つ放たれる。いつもの重核子ビームと違うド太い紅い四撃に対し「衝撃に備えて❗️」と四糸乃艦長が叫ぶ。バキュウィィィィィンッ!と音を立てて紅と蒼の強烈な閃光が交差し走る。
【地球連邦防衛軍】第440独立機動防衛艦隊
旗艦≪ザドキエル≫
艦橋
よしのり「な、なにさぁ〜今のビーム...❓」
四糸乃「い、今までのとはまた...ち、違う...⁉️」
オペレーターA「≪マトリエル(クラスD丙型)≫及び≪イワタニ(同丙型)≫の波動防壁ビット制御及び機関出力低下❗️防御陣列から落伍してします‼️」
四糸乃/よしのり「ッ❗️」
敵の大出力エネルギービーム攻撃の影響かクラスD丙型の2隻の出力が低下して防御陣から落伍してしまう。かなり強力な兵器だと確信する2人。
『映像通信』
安玖園『四糸乃艦長。』
四糸乃「安玖園艦長...。」
突如メインパネルに≪アクエリアス≫艦長の安玖園が映し出される。
安玖園『データを回してくれないか❓こちらで分析しよう。』
四糸乃艦長からデータを受け取り早速解析に入る第3波動実験開発隊群旗艦≪アクエリアス≫。送られてきたデータは第三艦橋の大型研究施設ドームですぐさま解析され結果が艦長 安玖園のいる第2艦橋(CIC)のメインパネルに映し出される。
≪アクエリアス≫第二艦橋(CIC:戦闘情報センター)
安玖園「うむ...過去のデータからしてビームの素性は同じだが通常の約60%増しか...。通信長、総旗艦≪マキナ改≫にこのデータを。」
通信長/レーダー手「了解です。」
【デザリアム】艦隊とオールトの雲基地の中間に位置する宙域
≪マキナ改≫第二艦橋(CIC)
タクロー「波動砲よりかは劣る大威力のビーム砲か...またえらい"オモチャ"を持ってきたな。」
金田「どうします艦長❓」
タクロー「とりあえず"彼女達"に動いてもらいますかな...サンドイッチ初めて良いよって伝えてください。」
【デザリアム】第XXⅣ師団
旗艦≪グレート・エルギーラ≫
艦橋
ピュンインッ!(電子音)
オペレーターA「ッ❗️敵反応、上方から。」
ルーギラ「なにッ⁉️」
オペレーターB「下方からも来ます。」
ルーギラ「くっ❗️"盾"を出せ‼️」
第99特戦機群 第1群
≪アマテラス≫
艦橋
天伝雷「アッハハハハハ❗️上から来るゾォッ❗️気をつけろォッ‼️でしてよ‼️」
同第2群[志摩戦隊]
旗艦≪リリー・マルレーン≫
艦橋
志摩「≪アマテラス≫に遅れるんじゃないさ❗️獣の様に喰らいついてくんだよ‼️」
【ガルマン・ガミラス】第2戦略即応機動旅団
旗艦≪ヴェム・ハイデルン≫
艦橋
ヴェロニカ「あたしらは下から突き上げてやるよ❗️初めての相手だからってビビんなよ‼️」
艦橋クルー「おうよキャプテン‼️」
上と下から挟撃に入る第99特戦機群と第2戦即旅団。一撃離脱を前提とした攻撃。これは決まっただろうと誰もが思った。しかし全てのショックカノンと陽電子ビームの青赤の粒子が敵に直進していたにも拘らず直前でグニャンッ❗️と曲がった。
天伝雷/志摩/ヴェロニカ「ッ⁉️」
ルーギラ「お前達の対策は考えさせて貰った。"プレアデス級空間歪曲防護型"。これが答え...ってクーギラ❗️」
≪グレート・エルクーギラ≫艦橋
クーギラ「トゲトゲまた会えたねぇぇぇ❗️さぁ早く遊ぼぉぉぉぉお‼️」
地球/ガルガミ艦隊の上下サンドイッチから守ったのはプレアデス級空間歪曲防護型戦艦という収束アルファ砲搭載型同様の新型艦で艦体に"D・F・J(デザリアム・フィールド・ジャマー)"からワープ及び波動機関への妨害機能を取り除き空間歪曲防御に特化させた艦だ...という解説などなんかどこぞにござれでクーギラさんは「愛しいトゲトゲさん」こと≪アマテラス≫(+その他)を見掛け攻撃失敗の為そのまま一撃離脱して行ったのを追いかけるべく艦隊から離れていったまたである。ルーギラさんは「全く」と呆れ顔だ。
≪マキナ改≫第二艦橋(CDC(戦闘指揮センター)
金田「高威力ビーム砲搭載艦だけじゃなかった様ですな。」
タクロー「強力な"矛(ほこ)"に"盾(たて)"も添えてハッピーセットの出来上がりのつもりかなルーギラさん❓」
高佐田「艦長。もちろん対策は練ってあるんで❓」
烈禍「そうだぜ。波動砲より劣るって言うけど強力なビーム出す奴とそれを守る鉄壁な野郎共が固めてんだぜ❓」
タクロー「二、三(に、さん)考えてあるよ。その為に今≪アクエリアス≫に頼み事をやってもらってる。クロッナ、もしかしたら別働隊が包囲しようとしてるかもしれん分かりる❓」
クロンナウア「ビンゴ❗️左右からコッソコソしてきてまっせ❗️」
タクロー「エレンとミホ大尉は無人艦管制しくよろね。」
エレン/ミホノラ「はっ❗️/おまかせください❗️」
タクロー「第一艦橋へこちら艦長。キョウキョウ❓より綿密な動作と数が必要になる。こっちだけじゃ管制が足りない。手邦と強力してそっちでもやって貰える❓」
≪マキナ改≫第一艦橋
[オルケストラ]オペレーター:黒異士 狂耶(くろいし きょうか)「あぁ分かった。テック、アタシらはネプチューン級とラティメリア級で良いか❓」
手邦「あぁ、取り掛かろう。≪ネプチューン≫、≪ヘルクレス≫、≪グラントホワイト≫/≪ラティメリア≫、≪カルムナエ≫、≪メナドエンシス≫全艦Ⅰ〜Ⅲまで感度良好だ。」
黒異士「よし、掛かれ‼️」
【デザリアム】第XXⅣ師団
≪グレート・エルギーラ≫艦橋
オペレーターA「あの...司令❓」
ルーギラ「我が妹なら心配いらぬ、いつものことだ。それより我が艦隊の別働隊はどうなっている❓」
オペレーターA「は、順調に左右から包囲を...ッ❗️報告あり、敵無人戦闘艦に阻まれたもよう。」
同B『こちらも同じです。」
ルーギラ「くっ❗️さすがに読まれていたか...ならば仕方がない。このまま正攻法で突破してやるとしよう。」
別働隊を以ての包囲戦を見破られたので正面突破を図ろうとするルーギラたち第XXⅣ師団。その様子は≪マキナ改≫の第二艦橋/CDCでも捉えていた。
≪マキナ改≫第二艦橋/CDC
ピピーッ!ピピーッ!(通信音)
(黒異士「第1艦橋よりCDC。敵艦隊の包囲狙い艦隊は撃退した。」)
タクロー「了解ありがとう。」
ミホノラ「さすが黒異士先輩...早いです。」
タクロー「クロポン、味方の基地離脱及びワープ率は❓」
クロンナウア「78%まで終わってます。(ピピッ!)おっと❗️敵本隊主力こっちに向かってきますぜ❗️」
タクロー「クロ助❗️≪アクエリアス≫からの解析データ来てるね❓≪ネメシス≫を早く来させて❗️≪ザドキエル≫と協力してもらう❗️<シャドウ・バンガード>、<ダーク・ホース>両航空隊は発艦❗️<クレイジー・スカル>は待機させて❗️その前に時間稼ぎの妨害始め❗️」
タクローが指示を出した瞬間、前進する第XXⅣ師団の周りにあるオールトの雲名物の"尾を引かない彗星"に仕掛けられた爆弾が起爆し細かく砕け散る。驚き前進を止める【デザリアム】第XXⅣ師団。艦そのものに損害は出ていないが、彗星の中に含まれる金属粒子が広範囲に飛び立った為レーダーが効かなくなる。突然のことに狼狽える部下にいつもの「狼狽えるな無知ども❗️」と叱責する。妨害される前の敵配置のデータを用いて収束アルファ砲搭載プレアデス級に攻撃を命じる。レーダー妨害をされてる為に射撃は正確ではなく側から見れば当てずっぽうだ。更に続いて特殊装備を積んだ<ダーク・ホース>隊とそれを護衛する<シャドウ・バンガード>隊が第XXⅣ師団上方から襲い掛かる。しかし対艦攻撃の為ではない。その特殊装備とやらを第XXⅣ師団の前に発射する。そのミサイルが爆発すると内部から青い光りの粒子が辺り一面に散らばり♪キラキラ光る夜空の星よになる。収束アルファ砲のど太い紅い粒子がその青煌びやか粒子の中を通り過ぎると紅いビームは勢いと威力を失って消滅してしまう。そう、この特殊弾頭は「タキオン撹乱幕」で内部にはタキオン粒子が詰まっており【デザリアム】の使うウラリウム(暗黒物質)とは相性が悪い性質を利用しアルファ砲やベータ砲の威力を減衰、消滅させているのだ。
≪グレート・エルギーラ≫
艦橋
オペレーターA「艦長❗️」
ルーギラ「えぇい❗️いちいち狼狽えるな無知共‼️妨害が永遠に続くわけではない❗️一時期的な物だ❗️攻撃をミサイルと魚雷に切り替えろ‼️」
オペレーターA「りょ、了解❗️」
ルーギラ「ふん❗️全くいつまで経っても...❗️」
オペレーターB「ッ❗️左右から敵艦隊‼️」
仕掛けた罠と罠2号、そして先に上下方向からの奇襲に失敗した≪リリー・マルレーン≫及び≪ヴェム・ハイデルン≫のそれぞれの艦隊が挟撃を仕掛ける。敵は態勢が乱れているせいで空間歪曲防御を働かせる余裕がないのか何隻か撃沈破に成功する。敵の態勢が乱れるのをモニターで確認するタクロー以下≪マキナ改≫クルー。時間稼ぎは成功の様だ。相変わらず【デザリアム】は突然の出来事に弱いらしいと思うのだった。
≪マキナ改≫第二艦橋(CDC)
タクロー「よし、引っ掛かってくれた❗️クロン❗️≪ネメシス≫は⁉️」
クロンナウア「間も無くお目見えです❗️」
タクロー「よぉし、≪ザドキエル≫の前にピッタし小ワープする様にね。」
≪グレート・エルギーラ≫
艦橋
ルーギラ「怯むな❗️落ち着いて立て直せば即反撃できる‼️」
オペレーターA「は、はい❗️」
同B「か、艦長❗️正面の敵艦隊に動きが‼️」
ルーギラ「ッ⁉️」
ルーギラの第XXⅣ師団があたふたはしゃいでるぅ〜してる間に第99特戦機群 第二群旗艦≪ネメシス≫が≪ザドキエル≫の440艦隊の前にワープアウトする。
≪ネメシス≫艦橋
航海長/操舵手「ワープ終了❗️」
冬月「よろしい、拡散波動砲発射用意❗️」
戦術長/砲術長「了解、拡散波動砲スタンバイします。」
≪ザドキエル≫艦橋
四糸乃「本艦の防壁陣解除、他艦へ管制引き継ぎ❗️波動共鳴波装置稼働開始❗️照射対象は≪ネメシス≫❗️」
≪ザドキエル≫が波動防壁陣の形成を止め波動共鳴波をワープ直後から波動砲発射態勢を整える≪ネメシス≫の後方から照射し始める。≪ネメシス≫の波動砲パラメーターの数値がみるみる上がっていく。
≪ネメシス≫戦術/砲術長「≪ザドキエル≫からの共鳴波照射順調です。艦長これなら❗️」
冬月「うむ❗️拡散波動砲、発射ァッ‼️」
≪ネメシス≫の艦首三連装波動砲から強烈な閃光が走り華を咲かせる。それはいつにも増して輝きが強い。その強化された波動砲の青く巨大な閃光は空間歪曲防御のプレアデス級の防御力の容量を遥かに超えていた為に受け止めきれず収束大口径アルファ砲搭載プレアデス級の一部を飲み込んで消し去った。しかし旗艦の≪グレート・エルギーラ≫は事前に退避していたので難を逃れていた。
≪マキナ改≫第二艦橋(CDC)
烈禍「命中だ❗️すげぇ❗️今の≪ネメシス≫の波動砲かよ‼️」
高佐田「通常の威力を超えてる...⁉️艦長あれは❓」
タクロー「≪アクエリアス≫にデータの解析を頼んでそこからはぶっつけ本番だったけど、上手くいった様だね。」
ミホノラ「それは一体❓」
『映像通信』
安玖園『私から説明しよう。』
タクロー「おっと、リアリアのご登場とご解説ね。よろしく。」
安玖園『そちらから≪シュンラン≫があの敵艦が持つ物と似た空間歪曲装置を拡散波動砲で破壊した時のデータからあの装置で防御できるエネルギー量には限界があると思ってね。ただ通常の波動砲攻撃で防御される可能性も否定できなかった。そこで≪シュンラン≫と同じ三連装波動砲を持つ≪ネメシス≫の波動機関を≪ザドキエル≫の波動共鳴波装置で≪シュンラン≫の機関出力を擬似的に再現して拡散波動砲を撃ってもらったという訳さ。』
呉賀「そうか❗️ガトランティス戦役で≪アンドロメダ改≫が≪銀河≫からのCRS(コスモリバースシステム)の放射エネルギーで波動砲を増幅させた時の要領か❗️」
タクロー「そゆこと、解説サンキューね。よぉし❗️態勢が崩れた❗️反撃よ‼️」
≪マキナ改≫クルー全員「了解❗️」
≪グレート・エルギーラ≫
艦橋
オペレーターA「味方艦多数消滅❗️」
オペレーターB「攻撃と防御の要(かなめ)がやられた❗️」
ルーギラ「狼狽えるな❗️落ち着いて状況を報告しろ‼️」
オペレーターC「収束アルファ砲搭載プレアデス級≪ダリュー≫、≪ドラーネ≫、≪メールーガ≫戦没❗️空間歪曲型防護型≪アラース≫、≪キュネー≫、≪マカライ≫、≪ヘードス≫全艦及び他多数が消滅しました‼️」
ルーギラ「くっ❗️アルファ砲型が壊滅に防護型が全滅だと⁉️...仕方ない❗️包囲別働隊に伝令❗️本隊に合流する様に言え❗️予備部隊もこちらに呼べ❗️こうなれば戦力を総結集し黒髑髏艦隊の防御陣を強引に突破するぞ‼️」
全オペレーター「は、はい‼️」
≪マキナ改≫第一艦橋
栗梶「ッ⁉️敵艦隊が退いてく⁉️」
手邦「本隊と合流するんだろうな。」
黒異士「させるか❗️第一(艦橋から)艦長❗️」
同 第二艦橋(CDC)
タクロー「はいよ、けどそろそろこっちも引き上げてワープしたいところだな。第二、第三案(最終案)と参りますか❗️
"無人艦誘導爆弾"、全艦投入❗️護衛に"拡散波動砲お取り寄せ艦隊"も備え付けぇい‼️」
ここから♪「宇宙大戦争」を聴きながらお読み下さるとちょーちょーちょー助かるよ☆
440艦隊の後方から艦隊がワープアウトする。第99特戦機群のお馴染みの黒とオレンジのツートンカラーだ。≪マキナ改≫管制の無人艦隊の様だがいつもとは調子が違う。それは艦体各所に無数の弾痕や摺り切り傷だらけで各砲塔は砲身がひしゃげてたりそもそも砲塔が無い艦もいる。そう、どれもこれも度重なる戦闘で修理不可となり一部は所謂(いわゆる)"共食い整備"された廃艦予定の無人艦ーズだ。ワープブースター法が飛び込んできたこれらのオンボロ無人艦達はそのまま敵艦隊に真っ直ぐ突っ込んで行く。突然のこれらの自意識を持たぬ艦達の来襲に第XXⅣ師団は予備部隊の到着と再編が整う間もなく次々と激突され爆沈していく。それを援護するかの様にこちらは整備された(それでも複数艦は傷アリ)な無人艦隊の波動砲発射組が同方法でワープアウトして拡散波動砲をぶっ放す。
第XXⅣ師団
旗艦≪グレート・エルギーラ≫
オペレーターA「し、司令❗️敵艦隊が突撃を‼️」
ルーギラ「狼狽えるな❗️」
オペレーターB「う、ウワァァァァァァァッ⁉️」
ルーギラ「ッ❗️」
オペレーター達がまた狼狽し始めたのを鎮めようとした瞬間、無人艦誘導爆弾の一つが≪グレート・エルギーラ≫に体当たりして大きな閃光を発して爆発した。対エネルギー兵器防御に特化している【デザリアム】の艦艇群だが、こういった物理攻撃にはすこぶる弱々しい。
≪マキナ改≫第二艦橋
クロンナウア「敵艦隊に着弾❗️効果アリ❗️陣形乱れてます‼️」
タクロー「よし❗️我々もトンズラするぞ、≪アマテラス≫にも伝えてまだやり合ってらっしゃる様だからね。440艦隊は波動防壁陣を維持しつつ順次ワープで離脱せよ。」
烈禍「おい❗️もう終わりかよ❗️」
高佐田「黙ってろ。目的は戦闘じゃないんだ。」
タクロー「その通りよ、かっしー。"基地の仕掛け"はこちらで出来るようにはしたよね❓」
『第一艦橋からの音声通信』
栗梶『はっ、滞りなくです。しかし良いんですか❓』
タクロー「構わない。これで地球もガルガミも"解体"に金も手間も掛けなくて済むでしょうから。そっち管制の無人艦隊も引き上げさせて。敵艦隊が近づいた時にやる。タイミングを間違わないでね。」
栗梶『はい❗️』
≪グレート・エルギーラ≫
艦橋
ルーギラ「ぐ...う...❗️被害は⁉️」
オペレーターC「艦長、腕を...。」
ルーギラ「良い❗️被害を先に言え‼️」
オペレーターC「はっ❗️艦隊損耗率、現在約27パセラー。敵艦隊は順次ワープで離脱を。」
ルーギラ「逃すな❗️艦隊を立て直し、基地の確保も忘れるな❗️」
オペレーターA「はっ❗️別働隊、基地に接近中。」
第XXⅣ師団がオールト雲の補給基地に近づくのをメインモニターで確認するタクローら≪マキナ改≫クルー。
≪マキナ改≫第二艦橋
クロンナウア「敵艦隊、基地に接近中❗️」
タクロー「よし、≪アマテラス≫と≪ザドキエル≫へタイミング合わして同時にワープする。四糸乃艦長❗️よろしいね⁉️」
『映像通信』
四糸乃「は、はい❗️備えます❗️」
一方の≪アマテラス≫はいつぞやの時と同じくまたもや≪グレート・エルクーギラ≫とガチンコタイマン砲戦を繰り広げていた。前回と違いミサイルや魚雷等の実弾兵器は今後の戦闘を考慮して使用を控えている。その為エネルギー兵器に強い【デザリアム】の艦艇相手にほぼショックカノンで立ち向かわなくてはならないのだが、≪アマテラス≫とその乗員そして艦長の天伝雷はそんなものハンデのうちにも入らないのか手数の多い的確な砲撃で装甲をぶち抜いていく。逆に≪グレート・エルクーギラ≫の攻撃を受けるも直撃の寸前に当たる部分に波動防壁を纏い艦を回転させ受け流すという高度なテクを見せ付けている。
≪アマテラス≫艦橋
通信/レーダー手「艦長❗️多田部司令からです‼️」
天伝雷「主様ッ⁉️」
『映像通信』
タクロー『天伝雷艦長。そちらに迎えを2隻やった。難しいかもだけどそろそろ退く準備をしてくれ。』
天伝雷『わっ...かりましたけれど、も❗️お相手は退く気配ないのでありしまし.,て❗️」
タクロー『"派手な花火"をやる。それに巻き込まれない様に頼む❗️』
天伝雷「それは楽しみですわ、ね❗️」
≪グレート・エルクーギラ≫艦橋
『映像通信』
ルーギラ『クーギラ❗️』
クーギラ「お姉ちゃん後にして❗️」
ルーギラ『何かある❗️ここは退くんだ‼️』
クーギラ「やだよ❗️"トゲトゲ"とはここでやってやるんだから‼️」
ルーギラ『クーギラ‼️』
≪マキナ改≫第二艦橋
クロンナウア「艦長❗️いよいよ敵さん来ましたぜ❗️」
タクロー「今だ❗️爆破しろ‼️」
クロンナウアがポチッと何かのキーを操作する。すると無人となったオールトの雲補給基地が各所から連鎖的に爆発が起こり近づいてきた【デザリアム】第XXⅣ師団の一部の艦隊を巻き込んだ。タクローが栗梶と先程話したこと、それは基地の爆破だったのだ。基地のデータログを調べ近々基地が解体されることを知ったタクローは基地を巨大な爆弾にして【デザリアム】を引きつけて爆破することを思い付きそれを決行したのだ。
≪マキナ改≫第二艦橋
タクロー「脱出、開始‼️」
だがそれは序章に過ぎずさらに今度は青い光となってその波紋が広がり始める。それは基地の電源として用いていた波動機関の暴走と爆発による波動エネルギーの衝撃破だ。それに巻き込まれる前に≪マキナ改≫ら第99特戦機群、≪ザドキエル≫の440艦隊そして離れて戦ってる≪アマテラス≫もギリギリの所で迎えに来た2隻のクラスDを接舷させワープして行き戦っていた≪グレート・エルクーギラ≫は巻き込まれ「クーギラ❗️」とルーギラが叫ぶも艦は思いっきし吹き飛ばされた。
数時間後...
≪グレート・エルギーラ≫
艦橋
ルーギラ「被害は...どうなっている...❓」
オペレーターA「はっ、艦隊損耗率56パセラー。敵基地は消滅し周囲には濃密な波動エネルギーが充満しています。位相変換装甲を最大限に稼働してなんとかダメージを軽減させていますがいつまで保つか...これがいつまで続くのか分かりませんしここに留まり続けるのは危険です。」
ルーギラ「くっ...❗️」
戦いは終結した。第XXⅣ師団は敵を取り逃しただけでなくせっかく再編された艦隊は戦闘及び基地の爆破とその波動エネルギー衝撃破により約半数を失って壊滅し、その波動砲エネルギーが宙域全体に広まった事で【デザリアム】の艦艇にとっては"猛毒"な場所となってしまったとルーギラは負傷した腹を抑えながら部下からの報告を聞く。
ルーギラ「クーギラは無事なのか❓」
オペレーターA「はっ、確認できております。」
ルーギラ「そうか、何よりだ...ぐっ...❗️」
妹クーギラの無事を知りホッとして立ち上がろうとするルーギラだが、脇腹を痛めてたのか抑えてまた膝を着く。「大丈夫ですか⁉️」とオペレーターの1人がルーギラに近づく。
ルーギラ「触るな❗️」
オペレーターA「ッ❗️」
ルーギラ「貴様ァ...❗️いくら負傷しているとはいえ"神聖たる命の源"を触ろうとするとは何事かッ‼️貴様も【デザリアム】の男であるなら分かっていることであろうッ‼️」
オペレーターA「も、申し訳ありません❗️」
ルーギラ「くっ...傷に響いた。腕と足と調子もおかしいようだ。"取り替えてくる"しばらくの間任せるぞ。」
オペレーターA「りょ、了解。」
ひとしきり激怒した後、ルーギラはオペレーターに艦橋をしばらく任せて足を引き摺りながら去った行ったのだった。
読了ありがとうございます。今回は『地球』『ヤマト達デザリアム本星殴り込み艦隊』『タクロー達』の三視点からお送り致しました。
古野間さんら空間騎兵隊、真田澪(サーシャ)、徳川アイ子、ミリィ、アルフォンらがゲスト出演です。古野間さんは変わらずで、澪もといサーシャは原作が容姿が15〜17歳くらいでしたがさすがにどうかと思うので成長しても4〜5歳くらいの容姿にしました。台詞の感じは海外ドラマ『フルハウス』のミシェル風にしています。アイ子とミリィは本来ならもっと早い段階で出すべきだったんでしょうけど忘れてて今になりましたw.アルフォン少尉もここで登場ですがあくまで他キャラと同じくゲストなのでこの作品では深く関わりません。
≪ヤマト≫ら【デザリアム本星殴り込み艦隊】はps2「暗黒星団帝国の逆襲」での機雷ステージを基にした話となりました。ゲームだと機雷は除去できずダメージを負いつつ無理矢理突破してますが、≪ザフキエル≫のまた新たな時空弾を用いて突破口を開きそこに新たな無人艦のネプチューン級とラティメリア級の二種が飛び込みました。この二種は『3199』で登場が発表された『永遠に』版無人艦の本作独自の名前ででそれぞれカブトムシとシーラカンスの種類から見た目で判断して名付けました。
一方のタクロー達は新型プレアデス級派生艦二種を引き連れた【デザリアム】第XXⅣ師団と対峙しました。一隻は「二重銀河の崩壊」するa砲搭載艦の私的リメイクで空間歪曲防護型は本作オリジナルです。イメージは「ガンダムSEED」のフォビドゥンガンダムが持つ"ゲシュマイディッヒ・パンツァー"です。タクロー達がピンチかと思われたが、今回もタクロー達のが一枚上手だったようです。
せっかく再編した艦隊をまたもやボロボロにされてしまった第XXⅣ師団(汗)。ルーギラさんも深傷を負った❓みたいです。腹部を"神聖な物"と手足の取り替え"、【デザリアム】の正体の伏線かもしれませんね。続きをお楽しみに❗️