宇宙戦艦ヤマト外伝 "BLACK BAD BUTCH" 作:箕理 田米李
第99特戦機群
旗艦:戦略指揮戦闘空母≪デア・エクス・マキナ改≫
放送室
♪テーレレレレッレレ〜×2
クロンナウア「グーーーーーーーーーーーーーーモッニング・BBB(トリプルビー)ィーッ❗️現在第11番惑星宙域にまた俺達戻ってきたぜ❗️今日まで色々あったしまだ地球には遠いけどよ良いニュースで皆嬉しいよなそうだろ⁉️ってことで今日の最初の一曲はラジオネーム"クレイジー・タレント"さんからのリクエスト❗️ボヘミアンでラプソディな名曲から行くぜ〜。さぁLet's Music♪❗️」
※読みながらお聴き下さい、なお映画冒頭で流れた短縮版になっていますのでそちらで調べて聴いて頂けると助かります。
♪『Somebody to Love』(1976)
艦長室で眠りについていたタクローは曲が始まると同時に目を覚まし身支度を整え部屋を後にしていた。廊下ですれ違う乗員達に挨拶を交わし第1艦橋へ向かう。放送は第99特戦機群のみならず他の艦隊にも流された皆各々の部署で作業をしながら聴く。
第1艦橋の扉の前でピョンっとまっすぐ飛んでから中に入るタクロー。金田から「艦長上がられます」の一言が発せられ曲の終わりと同時に皆が気を引き締める。
タクロー「おはよう。皆異常はなかった❓」
栗梶「レーダーにはエネミーなし。通信共に感度良好です。その他の艦隊からも特に報告ありません。」
高佐田「火器管制いつでも撃てる。」
黒異士「無人艦隊オンライン中、問題ない。」
タクロー「よろしい、まもなく11番惑星だ。敵がいるかも気をつけて行こう。」
ミホノラ(ナレーション)「地球への帰還を目指すべくオールトの雲基地から脱出を図ろうとした私達は、途中【デザリアム】の艦隊の妨害があったものの艦長の策と四糸乃艦長らとの連携により敵に打撃を与え見事私達はワープで離脱することができました。解体される予定だったとはいえ爆破してしまったオールトの雲の基地と宙域には大変お世話になったのでなんだか感慨深いと言いますか、惜しいことをしたと思いました。
そんな基地と宙域に別れを告げ、私達は今第11番惑星宙域にいます。とりあえずそこから順次生存者の捜索及び補給を行なっていくのが今後の航海の予定です。」
♪ピピッー×2
栗梶「ッ❗️艦長、無人警戒艦≪カランビット≫(ホワイトパイカー級無人早期警戒艦)から通報、カラクルム級残骸群の中からメーデーらしき物を受信したとのこと。」
タクロー「識別は❓」
栗梶「お待ちを...これは、防衛軍の物です❗️」
タクロー「ッ❗️」
金田「艦長。」
タクロー「えぇ、直ちに向かいましょう。≪カランビット≫は≪ソリフェラム≫(ホワイトランサー級正規実用型)と≪ロックドフォールディング≫(ホワイトパイカー級正規実用型)と共に先行❗️艦隊はこのまま前進。」
メーデー(救難信号)の発信元に辿り着いた一同は驚愕した。そこにあり眼前に広がっていたのが大はアンドロメダ級から小はエスコート/フォレスター級護衛艦の残骸だったからだ。
≪マキナ改≫艦橋
栗梶「アンドロメダ級舷側部の部隊章(マーキング)に該当あり、第81特務戦隊[ファントムスイープ]旗艦≪アルフェラッツ≫です。」
タクロー「... ...生存者は❓」
栗梶「救難のシーガル隊からは報告はありません。」
タクロー「そうですか...。」
艦長の声のトーンがいつもより一層表情が暗く声も低い事を感じるミホノラ。
タクロー「≪アクエリアス≫、解析はどうですか❓」
『映像通信』
≪アクエリアス≫艦橋
安玖園『被弾箇所の成分分析をした。【デザリアム】の攻撃で間違いないだろうね。暗黒物質がびっしり付いていたよ。』
タクロー「そうか、恐らく最初の地球侵攻で奇襲を受けたんだろう。」
話を聞いていたミホノラはふと隣の席の黒異士の方を見やると彼女がお腹に手をグッと当てていた事に気付く。黒異士の視線の先には艦底部大きく抉られた≪アルフェラッツ≫の姿だった。もう一度モニターを方を見ると安玖園艦長も同様にお腹に手を当てている様に見える。同じ頃≪アマテラス≫艦長の天伝雷、≪ヴェム・ハイデルン≫艦長のヴェロニカも同じくお腹に手を当て「くっ...」という苦悶な表情を浮かべていた。
ピピッー!×2
栗梶「ん⁉️」
タクロー「どった❓」
栗梶「警戒艦≪べんてん≫から。敵艦隊探知。距離20万宇宙キロ。」
タクロー「敵❓」
栗梶「デザさんです間違いなく。」
タクロー「警報レッド伝え❗️戦闘態勢に移行‼️」
タクローの号令の下、≪マキナ改≫を始めとする第99特戦機群、第440独立機動防衛艦隊、第3波動実験開発隊群、第2戦略即応即応機動旅団の全艦隊が戦闘態勢を敷く。
タクロー「非常電源に切り替え、生命維持と火器管制以外の不要なシステムを全部切れ❗️」
タクローがそう命じると≪マキナ改≫の艦橋内の明かりが非常灯を示す赤が灯る。
持月「こっちから仕掛けないのか艦長⁉️」
ゴルド「そうだぜ動くんなら早くしようや❗️」
と砲術長の持月が尋ね操舵手のゴルドもそれに賛同する。先手必勝ならまさしくそうするべきだがタクローは首を縦じゃなく横に振る。
タクロー「忘れないでウチらは"根無し草"になったんだ。補給と今後の事を考えると戦闘は極力避けたい。幸い敵まではまだ距離がある。向こうがこっちに気付かないで通り過ぎてってくれればそれでいい。だが必要に備えていつでも動いて撃てるようにはしておいてお二人。」
持月/ゴルド「あいよ❗️/了解❗️」
2人が返事し終えた時、無人艦隊管制システム<オルケストラ>管制官の黒異士は手をコンソールに置き操作する。グリップのトリガーに指を掛けようとするのをタクローが見つけ「キョウキョウ」と静かに言われ黒異士は手を止める。
黒異士「... ...。」
タクロー「気持ちは分かるけど抑えてね。よろしい❓」
黒異士「...あぁ、分かっている。艦長。」
ミホノラ「...❓」
タクローの顔を睨むも了承する黒異士とその横で疑問の表情を浮かべるミホノラ。
タクロー「かっしー、≪アマテラス≫と≪アクエリアス≫それに≪ヴェム・ハイデルン≫に回線を繋いでくれませんこと❓個人通話モードで。」
栗梶「え❓あ、はい。繋ぎます。」
ミホノラ(ナレーション)「艦長はそう通信長に言うとそれぞれの艦長に話し始めました。その会話内容は上官と部下というよりかは友人との会話を思わせる様な感じでした。≪アマテラス≫の天伝雷艦長はともかく、≪アクエリアス≫の安玖園艦長と≪ヴェム・ハイデルン≫のヴェロニカ艦長ともお知り合いだとは黒異士先輩からお聞きはしていましたが、艦長と彼女達の関係性は良く分かっていませんでした。」
タクローが各艦長と話を終え「話は付きました。皆動かずそのままね」と言い艦橋クルーがきを引き締めるが...。
栗梶「ッ❗️敵艦隊遠ざかります。...ワープして消えました❗️」
金田「ふぅ、気付かれなかった様ですね。」
タクロー「良かったですよ。戦闘態勢解除、警戒態勢に移行しつつ第11番惑星に向かいます。」
ミホノラ(ナレーション)「第11番惑星。地球圏最果ての惑星でガミラス戦争中は【ガミラス】こと現【ガルマン・ガミラス】の兵站基地でしたが、戦争終結後は国交を結んだ地球-ガミラス両国が共同運用する基地へと代わり周囲に都市を築いていく開拓惑星に変化していきました。
西暦2202年12月24日にあの彗星都市帝国【ガトランティス】の襲撃を受け基地と周辺の都市は壊滅し同時に多くの死傷者を出しましたが、≪ヤマト≫の活躍により【ガトランティス】艦隊を撃退し基地は敵に利用されずに済んだもののその後は地球はガトランティス戦役後の復興、ガミラスは移民政策に掛かり切りとなった為に復旧は後回しにされに基地として最低限の機能を持った程度にまで規模を縮小して今に至るという。」
11番惑星の眼前にまで迫ったタクロー達。不思議なことに道中は先の敵以外は全く接敵が無く静かであった。それどころか警戒装置や罠の類も一切なく怪しく思ったが、基地の様子を調べていた栗梶からの報告でさらに不安になった。
タクロー「何か反応はあったか❓」
栗梶「いえ、敵反応はありません。」
タクロー「敵がいない❓一隻も人っこ1人もか❓」
栗梶「はい、それどころか基地所属の人間やアンドロイドの類(たぐい)の反応もとにかく動いてるモノは一切存在しないんです。」
金田「どういうことでしょう❓」
タクロー「上陸チームを2班に分けて出そう。1班は基地の調査をもう1班は倉庫の確認だ。」
栗梶「了解。」
パトロール艦≪エゾーケン≫と≪べんてん≫の2隻の艦底部の艦載機格納庫から汎用輸送機<コスモシーガル>が上陸調査部隊を乗せ飛び立つ。基地に着陸したシーガルから調査隊が降り基地を調べ始める。≪マキナ改≫を含む艦隊はまた敵が来ないかどうか警戒しつつ調査隊からの報告を待った。
≪マキナ改≫艦橋
ピピーッ!×2
栗梶「艦長。上陸班から通信です。繋ぎます。」カチッ
『通信』/≪エゾーケン≫上陸班班長『こちら上陸班a(アルファ)、基地司令部内に入りました。』
金田「生存者は❓」
≪エゾーケン≫上陸班班長『いません...。」
タクロー「・・・・・。」
金田「艦長❓」
タクロー「捜索を続けて下さい。」
「生存者なし」の報告にタクローを始めとする≪マキナ改≫艦橋クルーが沈黙する。しかしまだ分からないとしてタクローは捜索を続けるよう命じた。
『通信』/≪べんてん≫上陸班班長「こちらb(ブラボー)。倉庫と同じく生存者はありませんが、異常もありません。食糧、資材共に潤沢です。」
タクロー「...分かった。(無線機を取り出す)≪マキナ改≫のタクローより達する。これより基地に入港する。補給担当艦を優先、まず空母からだ。残りは基地と宙域の警戒に当たれ。」
ミホノラ(ナレーション)「それから私達も基地に降りて内部を歩いて回りました。言葉を失うとはまさにこの事を言うのだと思わざるを得ない様な惨憺たる有様でした。歩けば基地のどこにでも遺体が転がっているからです。しかし不思議なのは死後半年近くは経ってるのに遺体は腐敗どころか外傷が見受けられずまるで皆眠る様に亡くなっていた事です。後で艦医のオオツカ先生が検死した所、どの遺体も脳細胞を破壊されており恐らく【デザリアム】の重核子爆弾による物だと推測されました。」
エレン「...ホ❓...ミホ...❓」
ミホノラ「は、はい⁉️」
エレン「大丈夫ですか❓疲れているなら休んでください。」
ミホノラ「い、いえ、すみせまん大丈夫です。」
そう心でナレーションするミホノラは現在(いま)≪マキナ改≫の中央作戦室に99特戦機群の主たるメンバーと440機防隊、第3波動隊群、第2戦略旅団の各司令も来ている。
金田「基地に損害がなかったお陰で補給とスムーズに行う事ができました。後は各艦の整備/補修が完了すればいつでも出航可能です。」
タクロー「ありがとう副長。」
ヴェロニカ「なぁなぁ、なんで【デザリアム】の奴ら基地の人達だけ手を掛けて基地は放置したんだ❓」
ヴェロニカが最もな質問をする。言われてみれば確かに疑問な事だ。現在進行形で絶賛占領中の地球の事はともかく後先の事を考えれば他の地球圏の各惑星群の占領もしておくべきだと思う。
安玖園「恐らく彼等の目的が「地球人類の奴隷化」と「≪ヤマト≫の捜索及び撃沈」にあるとするなら地球以外の惑星や基地には興味がなかったんじゃないかな❓だがそのまま放置しておくと後が厄介な事になるのを防ぐ為に重核子爆弾を使って基地の人達を皆殺しにした。」
アイク「もしくは単に戦力的に地球以外の太陽系の惑星全てを占領する数が無かったからとも考えられるが彼女と同じくこれも推測だよ。そうでしょう❓安玖園艦長。」
安玖園「無論だよ。」
タクロー「ありがとう2人とも。今後向かう他の惑星基地でも同様の事があるかも知れない。皆、覚悟して臨む様にお願いします。解散。」
会議を終え皆が各自の持ち場に戻ろうとする。ミホノラも先輩のエレンや黒異士と共に戻ろうとするが、艦長タクローの表情が冴えない事が少し気になったのだった。
ミホノラ(ナレーション)「それから私達は艦の修理/点検が終わるまでこの11番惑星基地に留まる事になりました。その間できる限り遺体を丁重に葬りました。しかし艦長は『もしこれから向かう惑星基地でも同じ様な光景が広がっていたらなるべく葬ってやりたいが今は時間が惜しい。これからはそのまま放置するかもしれないと思って下さい」という厳しくも現実的な発言でした。
あ、今私は無人艦隊の近況報告を書いたタブレットを艦長に提出する為に探しています。」
廊下を歩いて艦長室の前に立ちノックをしようとした時だった。
金田「ハーガワネン大尉❓」
ミホノラ「あ、金田副長❗️」ビシッ(敬礼)
≪マキナ改≫副長の金田に声を掛けられ敬礼を返す。「あぁ敬礼は良いよ」と言う金田に「失礼しました」と言うミホノラ。
金田「艦長をとお探しのようだが今はこの艦に居ないよ。」
ミホノラ「え❓どちらに...❓」
金田「今は≪アマテラス≫にいらっしゃるとか。」
ミホノラ「≪アマテラス≫に一体何の用で❓」
金田「いや、たぶんお茶に行ったのでしょう。」
ミホノラ「...え❓」ズコッ
「仕事じゃなくて❓」と思わずちょっとしたズッコケ3人組するミホノラ。
ミホノラ「そ、そうでしたか。ではその後...」
金田「いや、その次は≪ヴェム・ハイデルン≫で厨二病講習、≪アクエリアス≫で安玖園艦長のお世話の予定が入っています。」
「うちの艦長は一体何をしているんだ❓」と口に出しそうになるも胸中のみに発しているミホノラ。ふざけている場面が多いが戦闘や仕事は真面目にする艦長の事だから何か意味があるのだろうとは配属されて2年だが分かってきたつもりのミホノラだったが、「なぜその3艦なのだろうか❓」という疑問を多少抱きつつ「分かりました。少し時間を置いてからにします(汗)」と金田に言い立ち去るのだった。
数時間が経ち、各々の艦の用事を済ませた艦長のタクローが≪マキナ改≫に戻ったとの話があり今後こそとミホノラは向かう。...がそこにはまたもや驚きな光景が眼前にあった。艦長のタクローは確かに居たのだが、いや正確に言うならベンチに横になってしかも自身の先輩である黒異士に膝枕され顔に帽子を被せて眠っていたのだ。驚き固まるミホノラに気付いた黒異士は「ミホか、お前も座れ」と言われ「は、はぁでは(汗)」とベンチに腰を下ろす。
ミホノラ「どうして先輩はその...艦長に膝枕を❓」
黒異士「ん❓あぁ、コイツと何気ない話をしていただけだが疲れたのか眠ってしまってな。で膝を貸してやった訳だ。」
ミホノラ「そ、そうですか...。」
経緯は分かったがイマイチこの2人からは想像できない光景なのが余計に完全理解を拒んでいる。
黒異士「そんな顔をするな。これもコイツなりの気遣いだ。」
ミホノラ「気遣い...ですか❓」
黒異士「あぁ、≪アルフェラッツ≫の無惨な姿を見てた時、私が腹を抑えていたのをお前は見ていただろ❓」
ミホノラ「え❓あ、はい。」
黒異士「訳を言おう。見ろ。」
ミホノラ「ッ❗️」
そう言って黒異士は服のファスナーを腹まで下ろしてミホノラに見せる。思わず口元を手で抑え驚く。黒異士の身体には胸から腹に掛けて傷が走り特に腹部の物が大きかった。それはとても大きく知らない者が見たら黒異士の褐色の肌も相まってワイルドさとセクシーさがそこに同居して魅力的に映るのだろうが今のミホノラにそんな事は微塵も頭の中に存在する余裕がなかった。
黒異士「5年前のガトランティス戦役で受けた傷だ。死ぬかと思う程出血が酷かったが、艦長に命を助けられた。天伝雷も安玖園もヴェロニカも似た様なモノだ。」
ミホノラ「・・・・・・。」
傷とその訳に言葉が出なくなるミホノラ。いや、何をどう返事すれば良いか分からないのが正解だろう。浅い傷ではないだろうから恐らく"女性としての機能"も...と思うミホノラだが思うだけに留めた。
黒異士「≪アルフェラッツ≫を見て久々に傷が疼いた。他の3人もだろう。艦長はそんな私達に気付いて時間を作ったという訳だ。」
ミホノラ「そう...だったんですか...。」
少しの間沈黙する両者...2年も、いやそれしか付き合いがない上に先輩と艦長についてまだまだ知らない事だらけで艦長の行動には(ほぼ)必ず何か意味があるものだと自分を恥じた。
黒異士「そんな顔をするな。戦争では良くある事だ。お前もまだ2年だがコイツと戦争と戦場について分かってきたのだろう❓それで十分だ。」
ミホノラ「は、はい...。」
黒異士「ところでミホ。」
ミホノラ「はい先輩。」
黒異士「この後どうすればいい❓」
ミホノラ「え、あの、はい❓」
黒異士「いやその...この様な状態(膝枕)になったのは初めてなのでな。お前ならこういう状況の対処の仕方が分かるんじゃないかと思ってな。」
今の今までどシリアスな話をしていた最中(さいちゅう)の黒異士から突然の膝枕対処術のご教授を願われたミホノラ。
ミホノラ「そ、そうですね...こういう時はゆっくりその...持ち上げて...部屋に連れて行く...とかですかね❓」
黒異士「そうか、分かった。」
そう言うと黒異士はタクローをそっと持ち上げるとそのままお姫様抱っこする。それに思わず「え⁉️」と声を上げ驚くミホノラをよそに「ではまた」と言って黒異士はその場を後にしていく姿をミホノラはキョトンとした顔で見送るしかなかった。
読了ありがとうございます。冒頭の選曲は完全に私の趣味というか最近映画『ボヘミアン・ラプソディ』のBlu-ray買ったのもあって書かせて頂きましたw.孤独に戦うタクロー達にはピッタリかな❓と思いましてね。
まずは近場の第11番惑星基地に向かうタクロー達ですが、その宙域にはアンドロメダ級21番艦≪アルフェラッツ≫率いる第81特務戦隊[ファントムスイープ]達の残骸が漂っていたのに衝撃を受ける面々でした。大好きなアンドロメダ級の一隻を沈めたくはなかったですが、生き残ってるのも不自然だと思い止むを得ずにさせて頂きました。
敵との交戦を可能な限りさせるべくやり過ごし基地に到着しましたが重核子爆弾の仕業かそこに生存者はいませんでした。とりあえず補給と整備に必要な資材を調達/使用し基地を後にする事に決めました。
今回はミホノラ視点でのドラマパートでタクローと黒異士、天伝雷、安玖園、ヴェロニカの4名との関係性が見える話にしました。なぜタクローが彼女らを気に掛けるのか少しでも見えたのなら幸いです。
では短い話となりましたが、今回はここで。ではまた。