俺たちと謎と青春と   作:ちゃんま2

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それでは音咲廻たちの物語スタートです!


エピソード1
初めての依頼 その1


???

 

小さい頃から不幸だった。いろんな人の裏切りを見ては裏切られて。

それでも昔はヒーローに憧れて誰かの助けになりたいって思ってたけ?他の誰かが泣いてたら、赤の他人なのにほっとけなくて。

 

あの時会ったあの子だって

 

「どうして泣いてるの?悲しいことがあったの?」

 

「ほっといてよ!!」

 

「ほっとけないよ!」「...なんで?」

 

「誰か知らないけど、泣いてたら放っておけないよ!」

 

「だって俺はヒーローだから!」

 

そういうと彼女は「変なの」と言うと初めて笑ってくれた

 

あの時は何も考えないで楽しかったな

 

 

 

 

 

現在 佐々野木大学 講堂

 

「...ぃ」

 

うるせえな、人が気持ちよく寝てるのに。

「...さい」

 

「んん... 」

 

「...」

 

「いい加減、起きなさいーーーー!」

 

「うるせーーーー!」

 

そう言いながら起きると目の前にはニコニコと笑っている先生がいた。それはもうすっごい笑みを浮かべてた。

でもこの先生目が笑ってねえ。

 

「おはよう音咲廻くん、よく眠れたかな?(*^-^)」

 

「 」

 

先「後で私の研究室に来なさい、勿論来るわよね?」

 

廻「はい...」

廻 「最初から拒否権なんて無いくせに」ボソ

 

先「何か?」

廻「いいえなんでもないです!」

 

はぁ...本当にめんどくさいな...

 

 

 

 

 

 

 

音楽スタジオ

チリーンチリーン

 

裕「お、来たな。どうした?今日は随分とお疲れだな」

 

廻「こんにちは。本当に今からバイトなのにバイト前から疲れたよ」

 

今日あったことをオーナーである佐藤裕次郎さんと話しながらバイトの準備をする。

オーナーとは親父と昔からの友人で俺も高校の時からこの店にバイトでお世話になっている。

兄貴的な存在で子供の頃からよく相談に乗ってもらってた。まあ、頼りになる存在だ。

裕「そりゃ、災難だったな」ワッハハ

廻「店長、笑い事じゃないっての」

 

あれからコキ使われて大変だったんだからな

チリーンチリーン

廻「いらっしゃ、何だお前らか」

 

扉を開けて入ってきたのは俺の数少ない友達である海瀬弘人(うみせ ひろと)が入ってきた。

 

外見がチャラいから近づきがたいが話してみると常識と教養を身に付けている。人は見かけによらないを上手く表しているな。

 

弘「客に向かって何だとは何だ」

 

廻「客じゃねえだろ。どうせ楽器も引いていかないんだから。暇してるなら帰れ」

 

弘「いいじゃねえか、おっさんも俺らがここにいること許可してるんだから。それに客も滅多に来ないし。な、おっさん」

裕「一言余計だし、認めたわけではないけどな。お前ら二人は何回いっても来るから諦めただけだ。客にも迷惑かけてないし。俺の優しさに感謝しな」

 

弘「はいはい、ありがとうございます!感謝してますよ!」

 

全くこいつは。反省してねえな。と考えているともう一人の友達が話し出した

 

玲「弘人、無駄話はそこまでだ。本題があったから俺も裕次郎さんの店に連れてきたんじゃないのか」

 

 

こいつはもう一人の友達、広田玲央(ひろた れお)。口数が少ないが引っ込み思案という訳ではなく自分の意見も持って思ったことはハッキリと言う。

 

廻「本題って何だよ。何か話があるのか?」

 

弘「まあな。どうぞ、入って。」

 

弘人がそういうとドアからもう一人女性が入ってきた。

 

「どうも、月本灯です。弘人さんたちと同じ佐々野木大学の二年生です。」

 

どうもと俺達も挨拶をすると弘人が月本さんをカウンターまで案内したので俺達も付いていき席につき話を聞いた。

 

裕「それで話って?もしかしてバイトの応募?それだったら嬉しいな」

 

月「いえ、すみません、そうでないんです。それに音咲廻さん、私はあなたに話があってきたんです。」

 

月本さんがそういうと店長あからさまに悔しがりやがった。店長 あんたって人は...

 

てか、俺に話って嫌な予感がするぞ...

 

廻「それで改めて俺に話って何ですか?」

 

月「単刀直入に言います。私を助けてください!」

 

廻「はい?」

月「実は私ストーカーに合ってるんです。」

 

廻「じゃ、警察に相談したら?今はストーカー規制法とかあるから動いてくれるんじゃないんですか?」

月「勿論、最初に警察に相談にいきましたよ。でも、直接的な被害がないからって門前払いでした。」

 

月「だからあなたに相談、いや、依頼をしに来たんです。」

廻「頼むにしたってプロの探偵もいるのでは?」

月「学生の金じゃプロの探偵を雇うお金がなかったんです...それにみんなに迷惑をかけたくなくて」

 

 

月「あ、だからって廻さんが危険な目にあっていいわけじゃないです。だからストーカーの正体を掴んでくれたらいいんです。そしたらまた警察に行きます。流石にストーカーの正体が分かってくれたら警察も動いてくれると思うので」

 

廻「なるほど。だいたいの事情は分かりました。でも、なんで俺何ですか?」

 

月「いえ、正確には廻さんたちにですけどね。私が困って友達に相談にしているところを弘人さんが聞いててそれで『前に俺達で事件を解決したことがあるから任せて』って言われて。それで廻さんたちに依頼に来たんです」

 

そう月本さんが言い終わったあとに弘人の方を見る。

こいつ目をそらしやがった

 

廻「おい、弘人あの時のことは言うなって言ったよな 」

月「仕方なかっただろ、俺も同じ講義の奴らに相談されて逃げるに逃げれなかったし、ほっとけなかったんだよ。それにあの事件の内容までは話してねえよ。」

 

「だからっておい...それに玲央お前まで。止めなかったのかよ」

 

玲「俺らが言ったところでこいつが止まったことがあったか?」

 

廻「少しは止めろよ、玲央」

 

ギィ

突然の椅子が動く音がする。音のした方を見ると月本さんが立ち上がっていた。

 

「突然押し掛けてすみません。よくよく考えると初対面の人にこんな依頼する方がおかしいですよね。すみません、やっぱり金銭的にきついけど何とかプロの探偵雇います。失礼しました」

 

そういって月本さんが帰る準備をしていた。

 

そのときの表情をみて俺は昔のことを思い出していた

そう言えば昔似たようなことがあったな...

そいつの前で確か「ヒーローだから」っていってたけ...

そんなことを考えて数秒後にはドアに向かって歩いていた月本さんの腕を握っていた。

 

突然腕を掴まれて困惑する月本さん、周りの三人もどうした?と言いたげな表情をしている。

 

月「あ、あの...?」

 

廻「...受けます」

月「え?」

 

廻「月本さんのその依頼、受けます」

 

気づいたらそう言っていた

 

 

 

 

 

 




何とか1話書き終わりました。玲央をあまりしゃべることができなかった...これから各キャラをたたせることを当面の目標にしていきます!
良かったら感想よろしくお願いします
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