どっちが先に上がるかは作者の投稿スピード次第ですね
では、本編どうぞ!
翌日 警察署
今日は信条さんに島田さんのことを調べてもらうために警察署に来ていた。
信条「お、きたきた。」
廻「悪い、待たせた。で、早速だけど…」
信条「おう、もう調べてあるぞ。島田士郎さんの住所はここだ。」
信条さんから住所が書いてある紙を受け取る
廻「いつも悪いな。」
信条「ま、これぐらいならどうってことない。で、今回はどんなことに巻き込まれたんだ?」
そこで今まであったことを信条さんに話す。
信条「なるほどな。そりゃまた面倒なことに巻き込まれたな…」
廻「あぁ。けど、首を突っ込んだ以上は解決しないとな。」
信条「まあな。責任は持たないとな。…けど、気をつけとけよ?」
廻「何が?」
信条「いや、その中学生だよ。」
廻「うざいけど、警戒するほどか?」
信条「ただのガキだと思ってたらお前も痛い目に合うぞ。子どもが無垢なんて思わないほうがいい。特に今の中高生なんてのがそうだ。目的のためなら手段を選ばない大人顔負けの悪なんてのがたくさんいるからな。それは子どもの皮を被った『何か』だな…」
一理あるな。確かに今も昔も未成年による凶悪犯罪も起きてるからな…
信条「…っと悪い。多く話しすぎた。急いでるんだろ?俺もこれから会議があるからもう行くぞ。」
廻「あぁ、ありがとう」
…あの二人も警戒しておかないと行けないな…
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数時間後 星乃中学校前
弘人「着いたな。今日も二人を待ちますか。」
廻「あぁ。」
そこで駐車場で二人が来るまで待った。
廻「お、来たな。行って来る。……っとその前に」
ちょっとした『準備』をして今日も二人を迎えに行く。
空「あ、廻さん!」
二人が気付いてこっちに歩いてくる。
しかし、どうやら今日は昨日とは少し違うようだ。
「おう、兄さんが探偵の人か?」
二人が来るまでに先にガラの悪い学生数人が絡んできた。
廻「…だったら何だよ?」
呆れ顔で学生に質問を返す
「前に俺の後輩をかわいがってくれたらしいな?」
そう言われて周りを見ると見慣れた顔があった。一番最初に灯と助けに入ったときにいたやつか。なるほどな…
廻「あぁ、言われてみれば前に会ったやつが何人かいるな。で、どうするんだ?」
「覚悟してもらおうか、やれお前ら!」
そうすると学生が殴りかかってくる。
取り敢えずやるしかないか!
そこで応戦して飛ばしたり、足払いでなるべく怪我をさせないようにした。
圭人「先生、こっちです!」
数分後に圭人の声が聞こえてきた。
?…なんでここで圭人がでてくるんだ?
先生「こら、そこの君何してるんだ!?」
…なるほど、どうやらあっちから仕掛けてきたらしい…
できるだけ冷静に対応するか
廻「この学生たちから殴りかかってきたから防衛しただけですよ。」
先生「そんなことあるか!どう見ても君がうちの学生に暴行しているようにしか見えないぞ!」
…そう言えば教師の前では優等生演じてるって言ってたか。
それに、俺に突っかかってきたやつらに道理で手応えがなかったわけだ。
多分わざと俺にやられてたのか…
先生「取り敢えず、こっちに来てもらおうか!」
めんどくさいが下手に逆らわないほうがいいな…
廻「分かりました。」
空「ま、廻さん!」
廻「心配しなくてもいいよ。駐車場で弘人たちが待ってるから事情を話して送ってもらって。」
空「で、でも…」
廻「じゃあ、今まであったことを弘人たちに話してくれ。あとは俺に任せろ。」
翠「…なんで?」
廻「?」
翠「何でこんなになってまで俺のために…」
廻「…気にするな。空さんのことはお前が守ってやれ。じゃ、もう行くぞ。」スタスタ
それだけ言うと俺は教師に着いていき校内に入った。
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星乃中学校 職員室
教師「…で、何でうちの生徒に手を出したりしたんですか?」
廻「それはこちらの学生から殴りかかってきたからですよ。」
教師「嘘を付くな!こっちは証言もあるんだ!」
廻「証言?」
教師「ごめん、圭人さん。もう一回話してくれる?」
そう教師が言うと、圭人が話し始める
圭人「はい。大声が聞こえたから外に出てみると、この男の人がうちの生徒に殴りかかってたんです!」
教師「ほら、この通り。で、どうしますか?」
…くそ。……いかんいかん、落ち着け。ここで感情に任せたら相手の思うつぼだ。
廻「分かりました。では、警察に電話しましょう。それでいいですか?」
圭人「!」
…ん?今、動揺したか?
…って今はそのことを考えてる場合じゃないな。
教師「そうですか。やっと認める気になりましたか。」
電話するなら信条が来てくれるといいんだが…
そう思いながら電話を掛けようとしたときだった…
圭人「ま、待ってください。」
何故か圭人が止めに入った。
圭人「この人も反省しているようですし、今回はいいんじゃないですか?」
教師「し、しかし、この人は…」
圭人「あいつらもこの人が反省しているならいいって言ってましたし。もうこれでこの件は解決でいいでしょう。」
…何か焦ってるな。やっぱり何か隠してるな…
教師「ま、まあ、君がそこまで言うなら。しかし、金輪際我が校には近づかないでいただきたい。今度は問答無用で警察に通報しますからね!」
そういうことで何とかこの場を突破できた。
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同時刻 弘人の車の中
弘人「廻と二人が来るのが遅いと思ってたらそんなことになってたとはな…」
空「…ごめんなさい、私達のせいで廻さんが…」
弘人「大丈夫だよ、あいつならどうにかするから。」
灯「そうだよ。廻って頭いいんだからね!そのぐらいじゃどうにかできないよ!」
空「で、でも…」
翠「俺に関わるからだ…」
私は翠くんがそう言ったのを聞き逃さなかった。
灯「『俺に関わるから』ってどういうこと?」
翠「そのまんまの意味だよ。俺に関わるから不幸になるんだ…」
空「翠…」
灯「翠くん、そんなこと言わないで。絶対に廻がどうにかしてくれるから大丈夫だよ!」
翠「…」
私がそう言うと翠くんは黙ってしまった…
…大丈夫とはいったけど、やっぱり不安だな…廻。
なんともないといいけど…
ピリピリ
ん、電話だ……!?廻!
急いで電話に出た
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翌日 音楽スタジオ「TRY」
廻「お、来たか」
今日は情報を整理するために集まっていた
弘人「『来たか』じゃねえよ!心配させやがって」
灯「そうだよ!心配したんだからね!」
…おうおう、随分とご立腹のようだ。そりゃそうか、警察沙汰になるかもしれなかったからな。
廻「…まぁ、悪かったよ。取り敢えず何もなかったからいいだろ…」
廻「…まあ、でも。心配してくれてありがとうな。」
灯「…うん。あんまり無茶はしないでね。」
…随分と心配かけたみたいだ。これは俺も反省しないとな。
廻「っと、そろそろ本題に入るか。」
そうして昨日あったことを話した。
数分後
弘人「なるほどな。そんなことがあったのか。しかし、圭人が警察って言葉に反応していたことが気になるな…」
廻「あぁ。今の所何で反応していたかは分からないけどな…」
廻「そこさえ分かればいじめを止める作戦を立てれるんだけどな。」
灯「?いじめを止める作戦?」
廻「あぁ。今のところ相手の弱みを持って脅すぐらいしか思いつかないからな。」
裕次郎「なるほどな。毒をもって毒を制すってことか。」
廻「そういうことだな。ああいうタイプの人間は脅さないと言うことを聞かないだろうからな。」
灯「…」
俺がそう言うと灯は納得できないような顔をした。
廻「なんだ、灯。何か言いたそうな顔をしてるな。」
灯「うん。いじめをしている二人が悪いとはいえまだ未成年だよ?何とか他の方法ないかな?…」
…たく、こいつは本当に甘いな。
廻「いいか?今は俺たちが付いてるからあいつらも下手に動いてないけど、依頼を達成して離れたあとはどうなる?」
弘人「…まあ、多分と言うか絶対にまたいじめるだろうな。それも今よりもっと陰湿になるだろうな。」
灯「…それは、そうかもしれないけど…」
廻「灯の言いたいことは分かる。俺だって何か手段があれば穏便に済ませたいさ。けど、いじめるようなやつに話が通じるとは思わない。だから、俺たちが離れたあとでも二人が安全に過ごせるようにしてやるのが大切だろ?」
廻「だからあいつらが手を出せないように弱みを握ってそれを交渉の材料にしないとな。」
灯「分かった。現状納得できる策もないからそれで行こう…」
灯はまだ納得はしていないようだったが、今はそれしか策がないから仕方なく諦めたようだった。
玲央「…話がまとまったならこれを見てくれ。」
そう言って玲央がノートパソコンの画面を見せる。
弘人「なんだ、これ?」
玲央「過去の裁判記録を調べてみたら島田さんの裁判記録が出てきてな。」
…やっぱりこいつ仕事早いな。感心するぜ…
弘人「よく見つけれたな。」
玲央「思いつくキーワードで検索したら簡単に出てきたよ。」
廻「ふーん。なるほどな。」
画面には裁判での発言などの記録が記されていた。
……ん?これは…
廻「(島田さんのこの記録、気になるな…)」
そこには島田さんの発言で『この女性は知らない人です』『その日に初めて会った』との記録があった。
そう言えば、空さんのお父さんが『はめられた』って言ってたな…
一気に親が怪しくなってきたな…
廻「ありがとう、玲央。少し情報が手に入った。取り敢えず、明日は俺が島田さんの家に行ってみる。お前らは二人の迎えを頼む。」
灯「え?私たちだけで?」
廻「あぁ。俺は星乃中学校の教師から出禁を言い渡されてるから、どっちにしろ行けないからな。だから明日からはお前らで頼む。」
弘人「分かった。そっちも頼むぞ。…っと俺はもう帰るぞ。じゃあな。」
廻「またな。」
それからは流れで灯達も帰っていった。
廻「じゃ、マスター。俺もそろそろ帰るわ。」
裕次郎「おう。…しかし、今回は大変だったな。まさか中学生の子どもがお前を罠にかけようとするとはな。」
廻「まあな。ま、更に面倒なことにならなくて良かったよ…」
裕次郎「そうだな。…なあ、廻」
廻「なんだ?」
裕次郎「いや、何でもないんだけどな。お前、誰に対しても恥じないように、後悔しないように動けよ。」
廻「…あぁ、分かってるよ。」
俺は誰に対しても恥じない生き方をしていくつもりだ。
これからもな…
…そう、もう絶対後悔しないためにな…
事件メモ
・飛水家の人は警察沙汰にされると困ることがある?
・圭人は警察に連絡されそうになると焦っていた
・島田さんの裁判記録で『はめられた』等の誰かに騙された発言がある。
以上です。ではまた次回会いましょう!