では、どうぞ!
数日後 音楽スタジオ「TRY」
裕次郎「しかし、酷い親もいたもんだな…自分の子どもを使っていじめを行うなんて。しかもそのターゲットが前の夫の子なんてな…」
俺たちは音楽スタジオに集まって今回の件のことを裕次郎さんに報告していた。
弘人「本当だよ。俺も聞いたときはドン引きしたからな…」
廻「そりゃそんなやつと関わりたくないだろうな。」
そうそう、あれからいろいろ変化があったみたいだ。
いつものように信条さんから聞いた話しだが、まず、あの飛水親子がどうなったかというと…
詩音と陸人は『示談金詐欺』で詐欺罪が適応されて島田さんへのだまし取った分の慰謝料などの支払いに追われているらしい。
彰と圭人は、案の定、近所で噂が広まって学校にも噂が広がって逆にいじめられるようになって不登校になったらしい。自業自得だな。あいつらも親のいいなりにならずに翠と仲良くしてたら結果も変わったかもしれないのにな…だからって同情はしないが…
それから島田さんと、翠は親権が島田さんに移ることを認められて一緒に暮らせるようになったみたいだ。このことはこの前メールで聞いた。写真も送ってきてて本当に幸せそうだった。
……そういう写真を見ると探偵やってて良かったて思うな…
で、翠はあれから転校して別の中学校に通っているみたいだ。これで完全にあいつらと縁が切れたわけだ。良かったな…
因みに距離はそんなに遠くないから空さんとは今でも頻繁に会っているそうだ。
考えると今まで、親の都合で親を引き離され、いじめられて、安心できるはずの家でも安らげなかったんだからな…
これで、やっと翠は本当の『居場所』を見つけれたんだな…
♪♪♪
…ん?メールだな。誰からだ?
廻「…お、翠からか。」
弘人「お。俺にも見せてくれよ!」灯「私にも見せて!」
廻「ほらよ。」
そうして弘人と灯にメールを見せる。
弘人「二人とも仲良くやってるみたいだな。良かった。お、ツーショット写真もあるぞ!」
そこには二人が笑顔で写っている写真が送られてきていた。
弘人「…あー、これ有名なデートスポットじゃねえか。」
廻「そうか。いいねぇ、青春ってやつか?」
そこでみんなが黙る。
廻「…?お前ら、急に黙ってどうしたんだよ?」
裕次郎「いや、廻もそんなこと言うんだなって」
失礼な、俺をなんだと思ってるんだよ…
弘人「そうそう、意外だったから少しビックリしただけだ。」
弘人「…そう言えば、今回も廻かっこよかったぜ。」
…?どうした、急に?
弘人「翠くんと一緒に『今度手を出したら許さねえ』って言ってたもんな!」
廻「…いじるな、思い出すと恥ずかしいんだから…」
弘人「照れるなよ。…ていうか、前々から聞こうと思ってたんだが、お前、灯ちゃんのことどう思ってるんだ?」
灯「!」
弘人がそういうと何故か灯が動揺してキョロキョロしている。
……急にどうしたんだ?
廻「…どうって。そうだな…」
灯「…」
真剣な顔で黙って俺を見つめる灯
…?なんだ?そんなに気になるのか?
廻「…何か、上手く言えないけど、俺が巻き込んだから、ちゃんと守らないといけないと思ってる」
弘人「ほう!」
弘人「良かったね、灯ちゃん?」ボソッ
弘人が小声で灯に何かいうと顔が真っ赤になっていった。
廻「おい、灯。大丈夫か?」
弘人「…あれは大丈夫だよ。…お前って本当に鈍いな…」
?鈍い?俺が?何に気づいてないっていうんだよ…
そんなことを考えていると裕次郎さんが口を開いた。
裕次郎「というより、今回は大変だったな。特に廻が。」
廻「まあな。いろんなところにいったし。」
裕次郎「それもだけど、ラブなホテルで数時間も映像を確認してたんだろ?」
廻「…まあ、それも大変だったk…ハッ!」
後ろからの冷たい視線を感じ恐る恐る振り返る。
廻「……あ、灯どうし 灯「ねえ、廻?」
話を遮り灯が話す…
灯「そう言えば、何でホテルに行ったこと黙ってたの?」
廻「…それには深い訳があってな…」
灯「へぇ…どんな事情があったのか、じっくり聞かせてもらおうかな?」ゴゴゴ
……これまた話し合いの時間が長くなりそうだ…
弘人「…おっさん、空気読めよ…せっかくいい雰囲気になってたのに…」
裕次郎「…悪い。」
玲央「…だから、娘とも上手くいかない…」
裕次郎「…今度から気をつける」
……はぁ、俺も早く家という『居場所』に帰りたい…
………今日は何時間コースだ?……
To Be Continued…
第四話完結です。
それと前回からですが、あとがきで次回予告的なこともしていこうと思います。では、早速!
次回
ついに明かされる三人の出会い!三人はどのようにして出会ったのだろうか。次回をお楽しみに!
こんな感じでやっていきます。では、また次回会いましょう!