では、本編どうぞ!
現在
灯「それで、防犯カメラを見るために動いたんだ…」
弘人「そう、実はこの事件である人とも初めて会うことになるんだよ。」
灯「あるひと?」
弘人「そう。灯ちゃんも会っている人だよ。ま、話しを聞いてなら分かるよ」
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1年前 春田家
実「まさか、廻くんがお友達を連れてくるなんてね〜。嬉しいわ。」
弘人「…何だ、お前、友達いないのか?」
廻「いないんじゃなくて、作らないんだよ。」
弘人「そうか。」
実「そうなの、今まで誰かを連れてきたことなんてなかったからね。これで私も安心したわ〜」
廻「…ま、それは置いといて。大輝さんに用があるんだけど、まだ帰ってないんですね。」
実「もう少ししたら帰ってくると思うわよ〜」
ガチャ
大輝「ただいまー!」
お、噂をすればってやつだな。ちょうど大輝さんが帰ってきた。
綾「ただいまー。あー!おにいー帰ってたんだ!」
廻「綾も一緒だったか。」
大輝「俺が帰っている途中で綾を見かけてな、それで一緒に帰ってきたんだ。…で、そちらの方は?」
弘人「廻くんと同じ大学に通っている海瀬弘人です。お邪魔してます。」
弘人が挨拶をすると、大輝さんが笑顔で言葉を返す。
大輝「そうか、廻が友達を連れてくるなんてな。まあ、ゆっくりしていってくれ。」
弘人「ありがとうございます。」
廻「あー、帰ったとこで悪いけど、俺たち大輝さんに用があったんだよ。」
大輝「ん?俺に?」
廻「そう。ちょっと大輝さんの力を借りたくて。」
そこで、今まであったことを話した。
数分後…
大輝「……なるほど、そんなことが…。俺から大学に電話して抗議することもできるけど、どうする?」
廻「いや、これくらい俺でどうにかできるよ。それに心配しなくても、なんかあったらちゃんと相談するから大丈夫だよ。」
大輝「そうか、お前がそう言うなら信じよう。…それで、俺に用ってのは何だ?」
廻「実は防犯カメラの映像をどうにかして見れないかと思って。それで元警察官の大輝さんの力を借りたくて話したんです。」
大輝「…そういうことか…」
そう言って大輝さんはしばらく考え込む。
大輝「う〜ん、俺も辞めたのは何年も前だからな…力になれるかどうか…」
弘人「そこを何とか、お願いします!どうにかして証拠を掴みたいんです!」
廻「俺からもお願いします。」
大輝「……一人だけあてがある。」
弘人「本当ですか!」
大輝「あぁ、でもそいつ正確に難があってな…。お前らと上手くやれるかどうか…」
廻「せっかく、希望が見えてきたんだ。性格の難ぐらい我慢するよ。」
大輝「…そうか。じゃあ、そいつに電話してくるからちょっと待ってろ。」
廻「助かります。」
そうして大輝さんが電話をかけに行った。
そして数分後…
大輝「何とかアポ取れたぞ。明日、時間あるか?」
廻「俺は大丈夫です。弘人は?」
弘人「俺も大丈夫です。」
大輝「じゃあ、明日佐々野木大学近くのカフェがあるだろ?そこに行け。昼12時に会うように伝えている。名前は信条誠っていう現役の警察官だ。」
廻「ありがとうございます」
弘人「ありがとうございます!これで、何とかなりそうだな。」
廻「そうだな。…っともうこんな時間か、弘人帰らなくて大丈夫か?」
弘人「そうだな。そろそろ帰るか。」
実「あら〜、もう帰るの?もうちょっとゆっくりしていけばいいのに…」
弘人「お気遣いありがとうございます。でも、帰ってやることがあるので…」
実「そうなのね…でも、また遊びに来てね〜。これからも廻くんとよろしくね〜」ギュ
そこで実さんが、手を握る。
………?
弘人「」
……おい、こいつ固まってるぞ!
大輝「おい、大丈夫か!?」バシ
大輝さんが軽く頬を叩くと弘人がハッとして目を覚ます
廻「…お前、大丈夫か?」
大輝「…そうか、俺またやったか…」
廻「?お前なんかあるのか?」
弘人「実はな…」
そこで弘人は自分のことを話してくれた。
廻「女性恐怖症?」
弘人「そう、だから女性に触れられると、気絶してしまうんだよ…。普通に話すことはできるし、小さい子なら大丈夫なんだけどな…」
廻「…ようするにお前って、ロ…」
弘人「…怒るぞ?」
廻「冗談だっての…」
廻「じゃ、ちょっとそこまで送ってくる。」
そうして俺たちは家の外に出た。
廻「…なあ、お前何で女性恐怖症になったんだ?別に言いたくなかったら言わなくてもいいけど。」
弘人「…」
俺がそう言うと弘人は少し考え込んだ。
弘人「…昔、女性にこっぴどく振られたことが合ってな…」
廻「なるほどな…それで、女性を信じられないようになったのか…」
弘人「そういうこと。……なあ、廻。俺も一つ聞いていいか?」
廻「なんだ?」
弘人「お前、確か名字って音咲だったよな?でも、ここって原田って…」
あー、それか。やっぱり、気づくよな…
廻「……気にするな。ちょっとお世話になってるだけだ。」
弘人「そうか…」
そこからは弘人は何も聞かなかった
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現在
灯「へー、その事件で、信条さんとも初めてあったんだ…」
弘人「そうなんだよ、これも最悪な出会いだったよ…」
玲央「そうだな…」
灯「そ、そうなんだ…」
まあ、お互いの相性もあるからね…仕方ない、のかな?
灯「でも、弘人が女性恐怖症なのってそんなことがあったんだ…酷いね…」
弘人「…まあね。全員が酷い女性って分かってるんだけど、どうしても克服できなくてね…」
灯「気にしなくてもいいと思うよ。ゆっくり克服していけば。」
弘人「ありがとう、灯ちゃん。」
灯「…でも、廻、二人にも何で『原田家にいるか』は話してないんだね…」
弘人「そうだな…俺もあれから聞いてないからな…」
玲央「俺も聞いてないな…」
灯「いつか話してくれるといいんだけどね…。話しがそれたね。続きを聞かせて!」
弘人「分かったよ。」
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1年前
翌日
次の日、俺たちは大輝さんに教えられたカフェに向かった。
弘人「…よし、時間だな。行くか。」
廻「そうだな…」
時間になったので俺と弘人は店に入った。
カランカラーン
さて、信条って人は……っといた。大輝さんに教えられた特徴と一致するし、あの人だな。
廻「…すいません、信条誠さん、ですか?」
信条「そうだが…そうか、お前らが、大輝が言ってたやつらか。」
廻「えぇ、そうです。音咲廻とこっちが海瀬弘人です。」
弘人「今日は、来ていただいてありがとうございます。」
信条「全くそうだよ。大輝のやつがどうしてもって言うから会ったのにこんなガキを連れてくるなんてな。」
弘人「…何もそこまで言わなくても、」
信条さんに言い返しそうになった弘人を止める。
廻「弘人、やめろ。俺たちは協力を頼みに来たんだぞ。」
信条「そっちのガキの言うとおりだ。時間が惜しいから早く本題を話しな」
……ムカつくけど、協力のためには仕方ないな…
そこで、今までの経緯を話した。
信条「ふ〜ん、それで、俺にその防犯カメラを見る手伝いをしてほしいってわけだ。」
廻「お願いします。解決に必要なんです。」
信条「そんなの一般人は放っておいて警察に任せればいいじゃねぇか。」
廻「それじゃ、ダメなんですよ。証拠もないし、暴行したのを認めることになります。」
信条「じゃあ、自主でもなんでもすればいいだろ?そうすりゃ、情状酌量で軽い注意で済むんじゃねえか?」
弘人「…俺達に罪を認めろってことですか?」
信条「そりゃ、証拠もないんじゃな…」
廻「…もういい。」
弘人「廻?」
廻「そりゃ、こんな警察しかいねえならこの国の治安が悪くなるわけだ。」
信条「…なんだと?」
廻「だってそうでしょう?警察は動かない、だったら自分で動くしかない、それなのに証拠集めにも協力しないなんて…。やってもないことを自白しろなんて…なんのために警察してるんですか。」
信条「黙って聞いてりゃ、言いたい放題いいやがって、ガキが社会を偉そうに語ってんじゃねえよ!お前らみたいなガキにはわからねえだろうがな、社会はそんなキレイにできてねえんだよ!」
廻「…そんなこと分かってるよ。けど、俺は自分の手の届く範囲で助けれるやつがいるなら助けたいと思っている。」
信条「…」
弘人「廻…」
廻「行くぞ、弘人。」
そうして店を出ようとした時だった。
信条「…ッチ。仕方ねえ。今回だけだぞ、同期の子どもってことで協力してやる。」
廻「…ほんとうか?」
信条「ただし、条件がある。」
廻「なんだ?」
信条「その暴行事件が解決できなければ、大人しく警察に任せること。一応俺も警察だから話しを聞いた以上ほっとけないからな。」
廻「……、分かった。」
信条「…で、何をすればいいんだ?」
……何か知らねえけど、協力してくれるみたいだな。条件付きだけど…。まあ、何にしても協力してくれるならいいか。
再び座って信条さんと話し合いを行った。
信条「…取り敢えず、そのサークル棟のカメラとPCルームって所のカメラを調べればいいんだな。」
廻「そうです。」
信条「じゃあ、早速行くぞ。」
弘人「今からか?」
信条「さっきも言ったろ。時間が惜しいんだよ。別の事件も追ってるから」
廻「そうかよ…」
そういうことで早速大学の防犯カメラを確認することにした。
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現在
灯「何ていうか、予想のど真ん中をいったね…」
弘人「まあ、信条さんと今の関係を築くのは少し後だからな…」
灯「それで、そこからどうなったの?」
弘人「あぁ、ここから解決に向かって動き出すよ」
次回予告
何とか警察の協力を得れた廻たち。さて、防犯カメラから証拠を見つけることができるのか!
では、次回また会いましょう!