俺たちと謎と青春と   作:ちゃんま2

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いよいよ、事件の核心に近づいてきます!
では、本編どうぞ!


出会い その5

1年前 

 

翌日 春田家

 

大輝「昨日は何とか信条に会えたみたいだな。どうだった?」

 

廻「最悪だったよ。何とか協力はしてもらえたけど。よく、あんな性格の人が警察になれたな。」

 

大輝「ハハ。やっぱりそうなったか。…まあ、あいつは俺が警察時代の時からあんな性格だからな。まあ、あんな性格だけど、あいつなりの正義はあるからな。最低なやつではないんだ。信条をあんまり責めないでやってくれ。」

 

廻「ま、結果的に協力が得られたし、大輝さんがそういうなら何も言わないよ。」

 

大輝「廻の事件が解決したらお礼ぐらい言っておけよ。あいつには無茶言って廻に協力してもらったんだからな。」

 

廻「信条さん、今そんなに忙しいんですか?」

 

大輝「あぁ。何か大きな事件の捜査に当たっているらしい。」

 

廻「大きな事件?」

 

大輝「そう。何でも、ここらへんで強○事件が何件も連続で起きてるらしくてな。佐々野木大学の学生も何人か被害になってるらしい。」

 

聞いてるだけで胸くそ悪い話しだな。早く解決してほしいな。

 

廻「そうなんですね。そんな事が起きてたなんて全然知らなかったです。そんな連続で起きてるのに犯人捕まってないんですね…」

 

大輝「そうみたいだな。警察も力を入れて捜査してるらしいけどな。」

 

廻「何か捕まらない理由とかあるんですかね?」

 

大輝「さあ?…そう言えば、信条がこんなことも言ってたな。『共通点として・被害にあったのは佐々野木大学の生徒が開いた合コン』って言ってたぞ。」

 

廻「へー、じゃあ佐々大生が開いた合コンで佐々大生が被害にあってるんですね。」

 

……そう言えば、佐々大に『マッチング合コンサークル』ってあったな…

 

ま、関係ないだろ…

 

大輝「そうみたいだな。ま、このことは関係ないから廻は今の事件を早く解決しろよ。」

 

廻「そうします。」

 

大輝「おう、頑張れよ!」

 

そうして家を出て大学に向かった。

 

__________

 

数時間後…

 

取り敢えず今日はまた凪さんの家に行ってみるんだったな。

 

弘人「さて、そろそろ行こうぜ。」

 

廻「そうだな。」

 

凪さんの家には俺と弘人で行くことになっている。

玲央には調べ物を頼んでいるからな。

 

そして、凪さんの家に向かった。

 

数分後 凪の家の前

 

廻「さて、今回は聞けるといいな。」

 

 ピンポーン

 

凪『…誰ですか?』

 

廻「すみません、前にも来た廻です。」

 

凪『…また、あなた達ですか。話すことはないといったはずですけど。』 

 

廻「何度もすみませんね。けど、僕たちもあれからいろいろと証拠を集まったんでお話を聞こうと思って来ました。」

 

凪『証拠?一体何のことです?』

 

廻「あなたが受けた暴力についてですね。僕たちがやってないという証拠が手に入ったんです。」

 

凪『!』

 

凪『で、デタラメを言うな!そんなものどこに、』

 

廻「ちょっと警察の方にも協力してもらいましたからね。なんなら今ここで録音されたものを再生しましょうか?」

 

凪『ちょ、ちょっと!…分かりました。少し待ってください。』

 

そして数分後にドアが開く音がした。

 

凪「…どうぞ、入ってください。」

 

廻・弘人「お邪魔します。」

 

そして、家の中に入って話し合いを行った。

 

凪「…それで、もう証拠まで揃ってるのに何のようですか?」

 

凪「もしかして、僕が嘘の証言をしていたから復讐にきたんですか?」

 

廻「そんなことしませんよ。…凪さん、あなた何か勘違いしてますね。」

 

凪「勘違い?」  

 

廻「はい。まず、僕たちはあなたへの復讐に来たわけではありません。」

 

凪「…」

 

廻「第一、あなたもサークルメンバーに騙されて、しかも暴行を受けて…。流石に俺たちもそんな人に復讐しようなんて思いませんよ。」

 

凪「じゃあなんで…」

 

弘人「俺たちはただ、自分たちの無実を証明したいだけですよ。」

 

廻「だから、協力してくれませんか?」

 

凪「…本当に、協力してくれたら何もしないでしょうね?」

 

廻「はい、約束します。」

 

凪「……分かりました。それで、何を話せばいいですか?」

 

やっと協力を得ることができたな。

これで、何か決定的な証言が聞ければいいんだけどな…

 

廻「その前にこの会話を録音してもいいですか?」

 

凪「いいですよ。」 

 

廻「じゃあ、早速聞きますね。…凪さんは僕達にあなたの暴行の罪を着せようとした、間違いないですか?」

 

凪「はい、そうです。誰かに聞かれたらあなたたちにやられたと言えと言われました。僕も暴行を受けてこれ以上何をされるか分からなかったから言ったんです。」

 

廻「なるほど。ま、さっきも言ったようにそれについては何も言いません。次に、凪さんは『何を聞いた』んですか?」

 

凪「…そこまで分かってるんですね。」

 

廻「はい。そもそも今回の事件の発端は凪さんが、サークル内で『何か』を聞いたから口封じとして暴行を受けたことから始まってますから。」

 

凪「…実は、こんな会話を聞いたんです…」

 

そう言うと、凪さんはあの日に聞いたことを話してくれた。

__________

 

その日僕は、いつもどおりにサークルにいこうとしてたんです。そして、サークル棟の前に来たときにちょうど部長と綺羅さんが話していたんです。

 

綺羅『しかし、部長。大儲けですね!』

 

部長『そうだな。これもあいつが作ってくれた、アプリのおかげだな(笑)』 

 

凪『!』

 

ここで、僕は二人の会話が不審に思ったからスマホで録音しておいたんです。

 

綺羅『そうですね、アプリでマッチングした男性から紹介料取って、女性とやれるんだからwin-winの関係ってやつですね(笑)』

 

凪『(金儲けってどういうことだよ!俺は、あのサークルのために作ったのに…)』

 

部長『けど、あいつも馬鹿ですよね。まさか、本当に「人と人を繋ぐ為のアプリ」なんてのを信じて作ったんだからな。』

 

綺羅『そうですね(笑)無理矢理にでもサークルに入れて正解でしたね。』

 

部長『そうだな。あいつ、ぼっちだし、声かけたらすぐにサークルに入ってくれたからな。』ハハ

 

__________

 

廻「…なるほど。そんなことがあったんですね。」

 

中々凪さんも酷い目にあったらしいな…

 

廻「それで、自分が作ったアプリが何か良からぬことに使われていることを知ってサークルを抜けようとした。そうですね?」

 

凪「そうです。」

 

弘人「具体的にはどんなことに使われていたんですか?」

 

凪「僕が作ったアプリは出会い系アプリとして使われていたんです…」

 

弘人「出会い系アプリ?確か、凪さんが作ったのは『マッチングアプリ』ですよね?それがなんで…」

 

凪「僕もそう思ってました。けど、実態はマッチングした女性を強引にホテルに連れ込んで行為を行ってたみたいです。しかも、サークルメンバーの男性が必ずマッチするように僕がアプリを作った後に改造していたみたいです。」

 

弘人「それじゃ、絶対にマッチするのはサークルの男性だけか。何でそんなことを…」

 

そこはまだわからねえな…

 

廻「それは、わからないな。けど、自分たちだけの都合で俺たちを巻き込みやがって…」

 

絶対にあいつらだけは許さねえ。いや、あいつらだけじゃなくて、サークルで関わってた奴ら全員だな。

 

廻「分かりました。聞きたいことは以上です。」

 

凪「あ、あの僕のことは…」

 

弘人「…ま、凪さんも被害者だから、あいつらにぎゃふんと言わせたいでしょ?だったら任せておいてください。」

 

凪「ありがとうございます。頼みました!」

 

__________

 

♪♪♪♪♪♪

 

ちょうど凪さんの家を出たところで俺のスマホに電話がかかってきた。

 

玲央からか。何か分かったのか?

 

廻「もしもし、何か分かったのか?」

 

玲央『…あぁ、とても興味深いことが分かったぞ。』

 

廻「そうか。じゃあ、取り敢えず、どこかに集合するか。」

 

玲央『じゃあ、近くのカフェでどうだ?』

 

廻「分かった。今からすぐに行く。」ピッ

 

弘人「何か進展あったみたいだな?」

 

前「あぁ、取り敢えず集合場所に行こう。」

 

それから集合場所のカフェに向かった。

 

__________

 

数分後 カフェの中

 

玲央「…来たか。」

 

廻「待たせたな。で、早速だけど、何が分かったんだ?」

 

玲央「頼まれていた、巻って教師のことだけどな。これを見てくれ」

 

そういうと玲央はとあるSNSのアカウントを見せてきた。

 

弘人「このアカウントは?」

 

玲央「巻の裏アカだな。で、このアカウントの投稿を遡っていくと…あった。」

 

とある投稿を俺たちに見せる

 

廻「…!これは…」

 

玲央「そう。あいつは同じ大学の学生と不倫してるんだよ。」

 

廻「なるほど…」

 

だとすると、全てが繋がってくるな…。間違いなく、巻の弱みはこの写真だろな。

 

……そう言えば、今朝大輝さんから信条さんが何か事件を追ってる話しを聞いたな…

 

 

……!

 

俺は考えるためにヘッドフォンを耳につけた。

 

弘人「?おい、廻、どうしたんだよ?」

 

廻「…悪い、少し考えさせてくれ。」

 

そう言うと完全に頭を集中モードにする。

 

『ここらへんで強○事件が…』 

『あいつは同じ大学の学生と不倫してるんだよ』『大儲けですね!』

 

 

………そういうことか。

 

考えがまとまって、ヘッドフォンを外す。

 

弘人「お、随分と考えてたみたいだけど、何か分かったのか?」

 

廻「あぁ、全部わかったよ。」

 

廻「真実が繋がった!」

 

弘人「じゃあ、解決に向かってるんだな?」

 

廻「そうだな。取り敢えず関係者に電話してくる。」

 

そう言うと俺は店の外に出て関係者に電話をかけた。

 

数分後

 

金を払ってから店を出て俺たちは帰路についていた。

 

弘人「で、連絡ついたのか?」

 

廻「あぁ、バッチリだ。明日、職員室に集合な。」

 

弘人「分かった。…そう言えば、一つ聞いていいか?」

 

廻「なんだ?」

 

弘人「さっき考えるときにヘッドフォンつけてたけど、何でだ?」

 

廻「そのことか。別に深い意味はねえよ。ただ、考えをまとめるときの癖みたいなもんだな。」

 

弘人「それだけかよ!もっと深い意味があると思ってたのに…」

 

廻「別に意味があろうが、なかろうがどうでもいいだろ…」

 

そんなに気にすることかよ…

 

弘人「…まあな。…取り敢えず明日決着だな。」

 

廻「あぁ。今日は二人ともゆっくり休んどけよ。」

 

そう言って俺たちは別れた。

さて、やっとだな。今までの分全部倍にして返してやるよ。

覚悟してろよ…

 

__________

 

現代

 

灯「ようやく犯人を追い詰めるところまできたね!」

 

弘人「そうだね。…けど、追い詰めるのが大変だったよ…。」

 

弘人「ま、それは今まで解決してきた依頼にも言えることだけどね」

 

灯「けど、今こうやって弘人が話せてるってことは無事に解決できたってことだし、どうやって解決したのかすっごく気になる!」

 

弘人「それは…って、話したいけど、ちょっと疲れた。休憩してからでもいい?」

 

えー、せっかくいいところまできたのに…

けど、確かに弘人はずっと話してたから、仕方ないか。

それにちょうど私もお腹が空いてきたから、ちょうどいいや。

 

灯「分かったよ。休憩にしよう!」

 

弘人「ありがとう!じゃ、ちょっと休憩させてもらうね。」

 

 

そして休憩に入った。

私も今のうちにお昼ごはん食べようっと!

 

 

 

 




事件メモ
・『マッチング合コンサークル』は凪が作ったアプリで金儲けをしていた。
・凪が作ったアプリは実際は出会い系アプリとして使われていた。
・巻は佐々野木大学の学生と不倫している。

次回予告
遂に全ての真相が分かった廻。果たして、無事に事件を解決することはできるのか?

ではまた次回会いましょう!
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