俺たちと謎と青春と   作:ちゃんま2

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前回のあらすじ
光輝が依頼をした真の目的を突き止めて無事に解決した廻たち。そして、そんな彼らに徳野が書いた雑誌の記事が届いたことで?

それでは本編どうぞ!


その『正義』は何のため エピローグ

 

数日後 音楽スタジオ「TRY」

 

裕次郎「……そうか。そんなことが…」

 

弘人「そうなんだよ。依頼は解決できたけど、全然スッキリしなねぇ…」

 

灯「そうだね…。光輝くん、大丈夫かな…」

 

廻「そこは未成年だからどうなるかは分からない…明らかに○意を持って望さんに接してたからな。」

 

そこは俺たちじゃなくて法が決めることだからな。どうにもできないな…

因みに、光輝くんが脅迫状を入れてたのは認めたみたいだ。そこから通報者の情報が得れるかもしれないと子どもながらに考えては行動したみたいだ。

 

玲央「…そう言えば、あの施設警察の捜査が一昨日入ったみたいだな。」   

 

廻「あぁ、信条さんが言ってたな。それで案の定、虐待や放置の証拠が出て近いうちに施設の運営が停止するらしいな。そして、親もとに返せそうな子は返すみたいだな。」

 

灯「子どもたちや真面目に働いてた人には悪いけど、潰れてよかったよね。そんな環境で育つなんて子どもにもいい影響はないからね。」 

 

確かに灯の言うとおりだ。新しい施設では真っ直ぐな人間に育ってほしいな。

 

 カランカラーン

 

徳野「お、みんな揃ってるね!」

 

そんな話しをしていると徳野さんがやってきた。

 

廻「徳野さん、どうしたんですか?」

 

徳野「あぁ、記事ができてね。それを見せようと思って。」

 

灯「ホントですか!見せてください!」 

 

徳野「いいよ!」

 

そう言うと、俺たちは徳野さんに記事を見せてもらった。

 

弘人「へぇ、すごいな一面丸ごと、俺達のこと書かれてるじゃねえか!」

 

廻「そうみたいだな。」

 

徳野「どうですか?僕の記事は?」

 

廻「いいんじゃないですか。書かれているのも事実だけですし。」 

 

徳野「そうかい。それなら良かった!」

 

徳野「……実は僕も今回の記事を書くに至ってすごく廻さんに影響を受けました。」

 

廻「ん?俺のですか?」

 

…俺はそんなに目立つようなことしてないけどな。

 

徳野「そうです。実は僕もジャーナリストととして仕事してて迷うことが多々あったんです。」

 

廻「…」

 

取り敢えず黙って徳野さんの話しを聞く。

 

徳野「事実しか書かないジャーナリストもいるけど、噂や事件を面白おかしく書いていく人もいて、ジャーナリストが白い目で見られることもあります。」

 

徳野「特に今回度々言われていた『正義』って言葉を振りかざしてすき放題やる人もいて、自分の仕事がいやになることがありました。」

 

徳野「…けど、今回の廻さんの『自分だけの正義を押し付けて強要したらそれは『正義』って言わない』って言葉を聞いて、改めて決意することができてんです。」

 

徳野「正義のためじゃなくて、真実のために記事を書いていきたいって。」

 

廻「…そうですか…」

 

徳野「余計なお世話かもしれないですけど、廻さんも、周りの正義とかに振り回されずに、真実を知ることをしていってください!」

 

廻「…はい、ありがとうございます。」

 

確かに何が正義で自分がついでも正しいって限らないから、自分だけの価値観に捕らわれないようにしないとな…

 

灯「……あー!」 

 

そんなことを考えていると灯がいきなり大声を出す。

…うるさいな、いきなりどうしたんだよ…

 

弘人「急に大声出して灯ちゃん、どうしたの?」

 

灯「ここ見て!」

 

廻「ん?何々……徳野さん、これどういうことですか?」

 

そこには「ここTRYに来れば、探偵に会えて解決してくれます!勿論、楽器も弾きにきてください!」と住所が書かれて宣伝がされていた。

 

徳野「どれですか?…あぁ、それは裕次郎に頼まれたんです。ここの宣伝もしてほしいって。」

 

裕次郎「…ッス」 ガチ

 

廻「…マスター、どういうことか説明してもらおうか?」

 

裕次郎「…いや〜、ほら、ここって客足少ないだろ?だから少しでも宣伝したら来てくれるかな〜って…」  

 

廻「…マスター、俺が目立ちたくないの知ってるだろ!?どうすんだよ!」

 

裕次郎「仕方ねえだろ!だいたいバイトじゃないときもここ使ってるんだから少しくらいいいだろ!」

 

廻「だからって勝手にこんな宣伝しやがって!しかも、この宣伝の仕方だと、楽器弾きに来る人より、俺らに相談しにくる人が増えるだろ!」 

 

裕次郎「……あー!おい、徳野!今からでも記事書き直せないか!」

  

徳野「いや、無理だから…」

 

廻・裕次郎「」○| ̄|___

 

おいおい、マジかよ…どうすんだよ…

 

弘人「ま、まあこの記事で必ず人が増えるとも限らないからそんなに心配しなくてもいいだろ…」

 

灯「…あれ?でも、この雑誌ってそこそこ売れてるよね?」

 

徳野「そうですね、業界の中の売上では3位ですよ。」

 

……は?

 

玲央「…しかもブラウザ版もあるからそこそこ見られている。」

 

……ハハ……もうどうにでもなれ…

 

廻「…オーナー…」

 

裕次郎「……なんだ?」

 

廻「……人、来るといいな」

 

裕次郎「そうだな…」

 

 

……はぁ…これからどうなるんだろうな…

 

ま、なるようになるか。

 

さて、次の依頼はどうなるのやら…

 

 

 

 

                  To Be Continued…

 




次回予告

とあるアイドルの警護依頼を受けた廻たち。果たしてその裏に隠された真実とは!

それではまた次回お会いしましょう!
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