あとこの話から登場人物の表記を変えます。急ですみません。
弘→弘人 玲→玲央
それでは本編どうぞ!
佐々野木公園
あれから俺たちは信条さんが言っていた佐々野木公園にやって来た。勿論調査の為にね。
弘人「で公園なんかに来てどうしたんだ?勿論遊びにきたわけじゃないだろ?」
廻「あぁ、調べに来たんだよ。どうせ灯がバイト終わるまで時間もあるからな。」
とはいっても時刻は19時。今は4月で春とは言え暗いし見づらいな...
弘人「で何を調べるんだ?っていっても大体の予想はつくけどな」
廻「あぁ。例の不審者についてだ。何か少しでも手がかりが見つかればいいと思って来たんだけど、暗くて分わかんねえな」
玲央「でも、関係あるのか?さっき廻は疑問があるって言ってたじゃないか」
廻「まあな。その通りなんだけど、もしかしたら関係あるかもしれんぞ。」
弘人「その口振りだと何か分かったのか?」
廻「ん?あぁ、まだ仮説の域をでてないんだけど、考えられることが一つだけな。」
弘人「ほう?それは何だ?」
廻「さっきも言った通りまだ仮説ってことを忘れずに聞いて欲しいんだが、もしかしたらストーカー以上にヤバイことになってるかもしれん。」
弘人・玲央「!!!」
弘人「ど、どういうことだよ!ストーカー以上にヤバイって」
廻「まあ、結論から言うと例の不審者は灯を探しているかも知れないってことだ。」
弘人「は?不審者が灯ちゃんを?何で?」
廻「不審者の情報を思い出してみろ。」
玲央「確か、狙っている人の共通点として、佐々野木大の学生、髪が長い女性、そしてここら辺で発生してるだったな。」
廻「ああ。そして全部に当てはまる人物を俺たちは一人知っている。」
玲央「月本、灯」
弘人「確かに当てはまるな。灯ちゃん黒髪のロングだし。でも、何で灯ちゃんなんだよ?佐々大だけでもまだまだ当てはまる人はたくさんいるぞ?」
廻「まあな。だけど、無差別に誘拐してるわけじゃなかったとしたら?」
弘人「不審者は計画的に犯行を行っていると?何を目的に?」
廻「それは分からんけど、大方目撃者の排除じゃないか?」
弘人「!」
弘人「てことは不審者の正体は...」
廻「本人を探さないと分からないけど、多分さっき信条さんが言ってた麻薬の取引をしてたどちらかだろうな。」
弘人「マジか…確かにそれが本当だったらストーカーどころじゃないな。」
玲央「でも、ややこしくなってきたな。要は月本灯は不審者とストーカー二人に狙われてるんだよな」
廻「ああ。それにまだストーカーも翼って奴に決まった訳じゃないからな。」
弘人「で、さっきから話してるばかりだけど、何か発見とかあったのか。」
廻「いや、何も」
ずこっとおもいっきり弘人がこける
弘人「おいおい、せっかく来たのに何の収穫もないとかマジかよ」
廻「そうは言うけど暗くて何も見えねえんだよ」
玲央「確かにまだ春だからこの時間は暗いしな」
困ったな...今日は帰ってまた明るいときに来てみるか
帰ろうと思って帰ろうとしたときだった。
「すいません、あなたたちも不審者を追ってるんですか?」
一人の男が俺たちに話しかけてきた。背が高く、ネックウォーマーを着けた男だ。
廻「ええ。そんなところです。あなたは?」
響「これは失礼しました。加賀響(かが ひびき)と言います。」
そういって響さんが自己紹介を終える。そのあとに俺たちも自己紹介をする。
廻「響さんも例の不審者を調べてるんですか?」
響「ええ。佐々野木大学の新聞部に所属してましてね。スクープを追ってるんですよ」
弘人「へえー、そうりゃあんたも大変だな」
響「いえいえ、大変だなんてそんな。好きでやってることだらそんな大変だなんて思いませんよ。それよりあなたたちは何か分かりました?」
廻「いえ、何も。」
響「そうですか。何か知ってればと思ってお声かけをしたんですけど。お時間とってすみませんでした。」
廻「いえいえ、こちらこそ力になれなくて申し訳ないです。」
響「でも、最近本当にここらへんは物騒ですよね。」
廻「ええ、そうですね。」
響「何か麻薬の取引もあったらしいですね。」
弘人「らしいですね。」
響「一時の快楽の為に金を出すとか男もバカですよね。」
響「あ、すいません。つい愚痴ぽっくなっちゃって。これ俺の電話番号です。何か情報入手できたら連絡ください。では、また。」
そういって俺に電話番号を書いたメモを渡して公園を去っていった。
廻「...」
弘人「よし。今日は暗くて何も見えないしまた別のにこよう。...おい、廻どうした?」
廻「わりい、何でもない。」
何かさっきの響さんの話し引っ掛かるな...まあ、ここで考えてもしょうがない。
廻「そうだな。そろそろ時間的にもいいし、コンビニに戻るか」
そういって車に乗って灯のバイト先のコンビニに戻った