目指すは地球の最強種   作:ジェム足りない

73 / 85
15話 少女たちの戦い

「何、貴様は──」

「潰れろぉーッ!」

 

 理奈に事前に説明された通り水城邸の玄関前へと転移した明乃は転移完了と同時に気を開放。更に不躾な侵入者たちへと向け念動力の異能(サイコキネシス)を行使した。

 ターゲットは前衛(自分)を無視して後衛(理奈)に攻撃できるライフル持ちの男と、ついでにその側にいた警棒二刀流の若い女の二人であり──明乃の鮮やかな赤色の髪が輝きを放つと同時に、不可視の力場がその二人を押し潰さんと牙を剥く。

 

「んぎぎぎぎ……ちゅ、ちゅぶれりゅう……」

「ド阿呆……! 少しは耐えろ、バカ女……!」

 

 自分たちを押し潰さんと、上方より加えられる強烈な圧力。

 それに対抗すべく、男と女は全身に巡らせる気の量を増加させることで、身体能力を更に引き上げた……のだが、明乃の念動力の出力は男たちの予想の上を行く。

 念動力のプレスを受けた男と女は、立つことすらままならずその場に膝をつき、歯を食いしばりながら圧し潰されないよう必死に耐えていた。

 

(とりあえず二人足止め! 残った敵は……)

 

 そうして二人の敵を行動不能に追い込む明乃であったが、しかし敵は確認できるだけでも五人はいるのだ。二人を行動不能に追い込んでも、まだ三人の敵が残っている。

 そのうちの一人はマリオネット兵と射撃トラップにかかりきりなので除外するとして、これで残りは二人。

 

「セイヤァ!」

 

 そうして残った二人のうちの、その一人。

 青龍刀を持った派手なジャージの男が、現在進行形で追い込まれている仲間を救出する事で、戦いの趨勢を決めるべく。

 明乃目掛けて一気に踏み込み距離を詰めると、その勢いのまま青龍刀を袈裟懸けに振り下ろす。

 

「危ない──わね!」

 

 しかし明乃は体を捻ることで、紙一重でその斬撃を回避。そのまま反撃として捻った体勢を利用し、大きく踏み込みつつ強烈な肘打ちを繰り出した。

 

「ムゥ……!」

 

 ジャージの男はこの攻撃に対し、引き戻した青龍刀を刃を立てた状態で割り込ませることで対抗。攻撃してきた肘を逆に破壊せんとする、カウンター狙いの一手であった。だが……。

 

「馬鹿なッ、D1合金だぞ!?」

 

 明乃の繰り出した肘はあっさりとその刃を粉砕し、それを見たジャージの男が悲鳴を上げる。

 しかしそれでも、驚いて動きを止めるような愚は決して犯さず。即座に飛び退いて仕切り直しを図ろうとするあたり、このジャージの男も只者ではないのだろう。

 ないのだろうが──やはり、相手が悪かった。

 

「なっ──!?」

「甘いってのよ!」

 

 その動きは読んでいたと。足を止めての迎撃ではなく、一度距離を取ろうとするのは見えていたと。飛び退くジャージの男を追いかけるように、明乃は前方へと向かって跳ぶ。

 結果として、明乃と男の距離が離れることは無く。仕切り直して立て直すどころか、むしろより不利な状況下に追い込まれた。

 そんな己の失策を悟り、男は驚愕の後、悔しげにその顔を歪める。

 

「寝てろっ!」

 

 そんな男に対し明乃は容赦なく、渾身の飛び後ろ回し蹴り(ローリングソバット)を叩き込む。

 まだ明乃が武術に興味を持っていなかった頃。蹴り技を得意とする緋乃から、明乃は破壊の喜びを知るべきだと。鍛え上げた五体を以て頑丈なものを打ち砕くのはとても楽しいし、嬉しいものだという持論のもと教え込まれた、思い出の蹴り技だ。

 

「見事……ウゴッー!?」

 

 もはや打つ手なしということを理解したのだろう。

 男は諦めたかのような声色で、明乃に対する賞賛の言葉を口にし。その直後、勢いよく繰り出された明乃の足が男の胸部へとめり込んで、声にならない悲鳴を上げさせる。

 

(よし、決まった!)

 

 流石に怪物じみた気の保有量を誇る緋乃には及ばないものの……世間一般の基準で見れば明乃もまた、間違いなく天才と呼ばれる部類の人間。

 その才能に裏打ちされた大量の気に加え、攻防力強化のために展開していた念動力の()。それらが組み合わさった一撃を、マトモに受けてしまったのだ。もはや二度と立つことは叶うまい。

 

「いやった、まず一人!」

「お……おの……れ……」

 

 蹴られた勢いで大きく吹き飛び、力無く地面を転がるジャージの男。

 それを見て快哉の声を上げる明乃に対し、スカジャンの男が怨嗟の声を上げる。

 まあ明乃の念動力に押し潰され、身動きが取れないうちに目の前で仲間を沈められたのだから、当然と言えば当然の反応だろう。

 

「も、もうダメ……マジ折れるぅ……死ぬぅ……」

 

 ちなみに女の方は限界が近いのか、俯いた状態のまま荒い息を吐いていた。

 

(さて、さっさとこいつらを片付けて理奈の応援に行かないとね! ええと、理奈の方は──)

 

 しかし、いくら才能に満ち溢れていても所詮は経験の浅い子供ということか。

 敵の一人を片付けたことに対する喜びからか、明乃はついつい無力化したと、そう思い込んでいる二人の敵から注意を逸らし、理奈の方へと意識を割いてしまう。

 その千載一遇の好機を、スカジャンの男は見逃しはしなかった。

 

「死……ね……!」

 

 最後の力を振り絞りでもしたのか。念動力のプレスに耐えながら、男は震える銃口を明乃に向け──。

 

「〈雷よ(ライトニング)〉!」

「ギッー!」

「ぶぎゃー!?」

 

 遠距離より飛来した雷が発砲直前だった男と、ついでとばかりにその横にいた女の二人を撃ち抜いた。

 理奈の指に嵌められた指輪型の魔法発動媒体。そこから放たれた雷が、明乃への逆襲を狙っていた男たちを襲ったのだ。

 

「油断大敵だよ!」

「サンキュー理奈!」

 

 理奈からの援護射撃によって意識を失った二人の敵が、地面へと倒れ伏す。

 それを確認した明乃は、それまで発動し続けていた念動力を停止する。

 自身もまたスーツの男と激しい戦いを繰り広げている最中だというのに、援護をしてくれた理奈へと感謝の声を上げると──今度は自分が理奈を助ける番だと、その頭脳を高速で回転させる。

 

(けっこー攻防の入れ替わりが激しいし、砲撃は当てにくいわね……。だからと言ってプレスじゃ範囲が広すぎるし、カッターは周辺被害が……なら!)

 

 軽く見たところ、理奈と男の戦いは近接戦を挑む男と、それを防御魔法で防いでは隙の少ない魔法で反撃し、相手が怯んだ隙に距離を取ってはまた別の魔法を叩き込む理奈──という形のようだ。

 二人とも激しく動いているため、何も考えず遠距離攻撃をぶち込んでは当たらないし、逆に理奈の邪魔になってしまう可能性もある。

 ならばと明乃が取った手段は、目標の周囲に力場を発生させ、その動きを封じることだった。

 

「止まれーっ!」

 

 明乃はスーツの男に右手を向けると、相手の周囲の空間を押し固めるイメージの元、異能を行使。事前にチャージをする余裕が無かったため、発現した力場の強度には不安が残るが──ないものねだりをしても仕方ない。

 なんにせよ、一瞬だけでも動きを止められれば、それで良かったからだ。

 

「グッ……! 小癪な!」

 

 果たして明乃の目論見通り。男は自身にまとわりつく力場を前に、ほんの一秒ほどではあるがその動きを止め──全身から気を勢いよく噴出させることで、不可視の力場による拘束を振り払う。

 拘束から抜け出した男は、明乃に殺意の籠った眼差しを送りつつ、戦闘中であった理奈に改めて飛び掛かる。だが、しかし。

 

「明乃ちゃんナーイス! これで──」

 

 一秒、そう一秒だ。男は明乃の拘束を抜け出すのに、それだけの時間を使ってしまった。

 未熟者(アマチュア)同士の戦いならいざ知らず、ある程度熟達した者同士の戦いにおいて一秒という時間はもはや致命的と言っても過言ではない。

 現に理奈は今、明乃が稼いだその一秒を以て、強力な魔法(おおわざ)の発動準備を完了していたのだから。

 

「方陣展開、隔離完了!」

 

 地を蹴った男の足が、宙に浮くのよりも早く。

 理奈が指先に挟んだカードが光を放つと同時に、男を囲い込むかのように透明な壁が現れる。一辺が3mほどの大きさをした、立方体型の結界だ。

 

「消し飛べぇ! 〈エクスプロージョン〉!」

 

 そうして外界より隔離されたその結界の中央部に存在する、光り輝く小さな球体。

 理奈が術式の名前を叫ぶと、その球体から周囲へと眩いばかりの光が溢れ出し。

 結界の内部が白い閃光で満ち、次いで轟音が響き渡った。

 

「うわぁ、すっご……」

 

 恐らく結界越しであったからだろう。爆発に伴う熱や衝撃の類は伝わってこなかったものの、それでも発せられた閃光と爆音より、その破壊力の凄まじさは理解できる。

 

「隊長ーッ!」

 

 残り数体とその数を大きく減らしたが、いまだ残っているマリオネット兵。その相手をすることも忘れ、最後の一人でもある二人目の青龍刀使いが大慌てで駆け寄ってくるが──時既に遅し。閃光が晴れたその後には、何も残ってはいなかった。

 

「クソッ、やりやがったな……」

 

 肉片の一欠片すら残さず、跡形もなく消し飛んだスーツの男。

 その男がつい数瞬前まで立っていた地点を眺めつつ、青龍刀使いが悪態をつく。

 

「研究員なんぞの死にショックを受けるような、温いガキだと聞いていたが……」

(えっ……マジで殺っちゃったの? あの理奈が……?)

 

 そして声にこそ出さないものの、明乃もまた似たような感情を抱いていた。

 確かにこの国の法では、殺意を持って襲ってきた相手を返り討ちにすることは違法でも何でもない。むしろ賞賛されるくらいだ。

 金品狙いで押し入った強盗が返り討ちに遭って死んだなど、ニュースでもよく聞くネタではあるし──もし明乃も同様の事例に遭遇したら、なんだかんだでたぶん殺る気がする。逆恨みされたら怖いし。

 

(理奈もやる時はやるタイプだったって事なのね……。意外だわ……)

 

 しかし、これまで穏やかなタイプだと思っていた理奈が何のためらいも無く襲撃者を始末した事。それが明乃には意外だったのだ。

 男が口にしていた通り、少し前に緋乃と一緒に研究所を襲撃した際には、自爆に巻き込まれて死んだ研究者の死を気にしていたのだし。

 

「あー、それね。まあ……別に無益な殺生が好みじゃないってだけで、必要だと判断した場合は私だって普通にやるよ? ていうか、流石にあのレベルを相手に手加減とか無理だし」

「無益な殺生……。成程な、あのクズどもは敵とすら見なされていなかったと。そういう事か……」

 

 呆れたような声で男に反論をする理奈を見て、少しばかり動揺していた明乃も得心が行く。

 確かに尋問やらなんやらの為とは言え、あえて生かしておいた相手を横から勝手に始末されたらショックだし、落ち込むのも無理はない。

 というよりもよく考えてみれば、そもそも理奈は自分や緋乃よりも早くから裏社会に関わっていたのだから、そこら辺の覚悟なんかはずっと前からできていた筈だろう。

 ただ、自分が勝手に理奈のことを穏やかなタイプだと思っていて、勝手にショックを受けていただけで。

 内心で、この態度を表に出さなくてよかったと。本人は全く意図していないだろうが、明乃の疑問を代弁してくれた男に感謝する明乃であった。

 

「研究者と戦闘員。部門違いとは言え、自分のお仲間をクズとは酷いね。ブラックすぎない?」

「ハッ、表側の連中に研究成果を伝えるための生贄ごときが仲間とはねえ。冗談キツいぜ」

 

 よほどあの研究員たちと同列視されるのが嫌なのか、男は理奈の言葉に対し憎々しげに顔を歪めながら、そう吐き捨てる。

 

「ちょ、ちょっと待ちなさいよ! 表側に伝える? 生贄? それじゃあまるで……」

「ああ、やっぱりわざとだったんだ、アレ。まあ、そりゃそうだよね……。証拠隠滅に自爆とか非効率極まりないし、おっかしいなーって思ってたんだよね」

 

 男の発言に慌てながら口を挟む明乃であったが、理奈がしたり顔で頷いたのを見て、疑問の声を引っ込めた。

 確かに理奈の言う通り、追い詰められたので研究成果やデータの削除やらも程々に自爆します──という彼らのムーブは今思えば不審だし、そこに全く気付いていなかった自分が間抜けに思えたからだ。

 故に明乃は口を閉じた。あとで理奈から全部聞き出そう、という決意と共に拳を握りしめて。

 

「──さて、お喋りはここまでにするとして。もう残っているのは貴方だけだけど……どうする? 投降する?」

 

 とりあえず反論してスッキリしたのか、これ以上男の戯言に付き合っていられないとばかりに理奈は会話を打ち切ると降伏勧告を口にする。

 すると男の周囲を取り囲むかのように、地面から次々とマリオネットの兵士たちが出現していき。その手に携えた剣や槍といった武器を一斉に構えて、男を威嚇し始める。

 

「おいおい待て待て、多すぎだろ……。どこからこんな数を──」

 

 確かにマリオネット兵たち一体一体の戦闘力はあまり高いものではないが、流石に数が数だ。

 つい先ほどまで軽々と兵士たちを処理していた男も、思わずといった様子でその目を見張っていた。

 

「──ああ、成程。損傷の浅い部分を組み合わせて、新たな兵士を組み上げたって事か。器用だねぇ」

「へぇ、この一瞬で見抜くとはね。なかなか目ざといね」

 

 しかし、驚くのもつかの間。即座に数のカラクリに気付く男ではあったが、その言葉に対しても理奈は得意気な顔を崩さない。

 別にカラクリを見抜かれたからといって、既に存在するマリオネット兵たちが消え去るわけでも無いのだから当然と言えば当然だが。

 

「なにを企んでたのか知らないけど……折角の時間稼ぎ、無駄になっちゃったね?」

 

 理奈の煽るような発言に対し、明乃は内心で同意する。

 そう。男にも何か目的があって、時間稼ぎの会話を仕掛けてきたのだろうが──時間が味方をするのは何も相手だけではない。

 むしろ本拠地(ホーム)で戦っている自分たちの方こそ、時間が経てば経つほど有利になるのだ。主に気や魔力の自然回復や、取り寄せの術式(アポート)による戦力の補充。そして、警察の到着という意味で。

 

「で、どうする? 投降するってのなら、命までは取らないよ? 情報は吐いてもらうけど」

「ヘっ、お優しいことで。だがまあ確かに、この状況じゃあ……」

 

 最後通告とばかりに告げられた理奈の言葉に対し、男はまるで諦めたかのように肩を竦めながらため息を吐く。

 そうして諦めるような態度を取ったその直後。男はその目をカッと見開くと、その場で垂直に大きく跳躍した。

 

「──なんて、言うわけねえだろうがぁっ!」

「理奈、アイツ逃げる気よ!」

 

 よほど強く地面を蹴ったのか、男が跳ねた際の衝撃で地面が揺れる。恐らくは、大地を強く揺らすことで明乃と理奈に隙を作らんとしたのだろう。

 しかし日常生活を送っている際の不意打ちならまだしも、戦闘中ということで気を張っている二人が今更この程度の揺れに隙を作ることなどあり得ない。二人揃って、あっさりとその衝撃を受け流す。

 

「ええい、悪足掻きを!」

 

 そのまま上空へと跳ぶことで包囲を突破した男に向けて、右手の中指を向ける理奈。

 その指には先ほども使用した、雷撃の術式が込められた指輪が嵌っており──主からの魔力供給を受け、再び雷を放たんと指輪が帯電し。

 

「今だ!」

 

 いざ雷が放たれんという刹那にて、上空にいる男が大きく叫びながら青龍刀を振りかぶる。

 それを見て明乃はきっとアレを投げつけることで理奈に回避を強要し、その隙に逃げるという算段なのだろう、と男の目論見に対し当たりを付ける。

 もっとも理奈の反応速度が予想よりも速かったのか、それとも純粋にタイミングを読み違えたのか、もう理奈の魔法は発射直前。止められない段階まで来ているのだが。

 

「させるかぁ!」

 

 しかしこのままでは最悪の場合、男と理奈が相打ちになってしまう。

 そんなことはさせるものかと、明乃は右手を掲げ異能を発動。理奈の前方へと防壁を形成──しようとしたその瞬間。

 

「えっ?」

 

 明乃の耳に飛び込むのは、カシャンという小さな音。そしてそれと同時に感じる、足に何かが触れる感覚。

 何事かと思い、明乃が慌ててそちらへ意識を向ければ──理奈に雷の術式で撃ち抜かれ、気絶していたはずの女が腕を動かし、()()()()()()()を自身へと押し当てている光景が。

 そう。いつの間にやら意識を取り戻していた女が、警棒のギミックを発動させたのだ。

 

「ニヒヒ、油断したっすね?」

「な、何を──!」

 

 してやったりとばかりに笑う女を見て、明乃の背筋に冷たいものが走る。

 しかし悲しいかな、今の明乃は念動力による防壁を生成している真っ最中。生成し終わった後ならともかく、今は動きたくても動けないのだ。

 まあ異能の発動をキャンセルすれば動けるのだが、それをすると理奈が危険に晒されてしまうので明乃にとってその選択は論外。

 故に、にんまりと笑う女の腕から()()()()()のをただ見ていることしか出来ず──。

 

「悪いなミリアム、後は任せ……ぐああーッ!!」

「あばばばばー!?」

 

 上空へと跳んだ男が理奈の術式に撃ち抜かれるのと同じくして、明乃もまた全身を襲う電撃へと悲鳴を上げる。

 油断していた。地下工房で見た映像において、この女はただぴょんぴょん飛び跳ねて警棒を振るうことしかしていなかったので、大したことのない相手だと勝手に思っていたが──実は必殺の牙を隠し持った異能者(ギフテッド)だったのだ。

 

(か、身体が動かない……! これじゃ緋乃のことを悪く言えないわね……!)

 

 相手を過小評価していたと。倒せたように見えたからといって、気を抜いて無視していい相手ではなかったと。

 電撃を受けながら自身の未熟を恥じる明乃であったが、しかしそれでもしっかりと“壁”の維持は行い、投擲された青龍刀から理奈を守ることに成功しているのは流石と言うべきか。

 

「明乃ちゃん!?」

 

 悲鳴を上げる明乃を見て、理奈が驚愕の声を上げ。

 

「わはははは! 油断大敵っすよー! どうだ、このミリアム様の電撃はー!」

 

 そうしてそんな理奈に対し、息を吹き返した警棒女ことミリアムが勝ち誇るかのような声を上げるのであった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。