最狂の転生者がモルモットになる話。   作:最弱神

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少々RPGっぽさを入れてみました。


第二話 「修羅、確認する」

とある図書館

 

「ふむ…なるほど…この世界にはウマ娘と呼ばれる人を超えた身体能力を持った存在があると…」

 

尚人は図書館でこの世界に関する情報を集めていた。

 

「…ぶっ飛んだ神話だな…まぁ大体分かったし、自宅用意して貰ってるらしいから行ってみるか。えっと場所は…あった。」

 

スマホに登録されていた自宅の住所を確認し、図書館を出る。

 


 

その辺の路地

 

「…まさか一戸建てとは…」

 

自宅と思われる場所に来ると、結構なサイズの一軒家が建っていて、冷や汗をかきそうになってしまう。

 

「あら?どちら様ですか?」

 

「あっ…どうも。今日引っ越してきまして…」

 

「あら、そうなのですか。宜しくお願いします。」

 

「こちらこそ、宜しくお願いします。」

 

そう言うと何故か懐にあった家の鍵を使い中に入る。

 


 

尚人の自宅

 

「…必要な物は置いてあるけど…ちょっと広すぎるぞ…」

 

創造神から与えられた自宅には欲しいと思っていた物が大抵あった。本格的なキッチン、ダンベル等が置かれたトレーニングルーム、情報を仕入れる為の書斎、しっかりとしたセキュリティが付いた倉庫。

だが一人暮らしの場合広すぎるのだ。

 

「まぁ良いか…取り敢えず腹減ったな…金用意して牛丼でも食うか…」

 

尚人は異空間倉庫から金塊や銀塊、宝石をいくつか取り出し、余計な荷物を倉庫に置いていく。

 

「こういうのは大抵高く売れるから助かる…」

 


 

貴金属店で宝石等を売却した後、尚人は牛丼屋『大本命(だいほんめい)』に来ていた。

 

「いらっしゃいませ。何名様ですか?」

 

「一人で。」

 

「注文はタブレットでどうぞ。」

 

「何食うかな…ん?怪物(オグリ)盛り?食べきれたらタダ、残したら3000円…試してみるか。」

 

「おい、あいつ怪物(オグリ)盛りにチャレンジするみたいだぞ?」

 

「あいつ人間だろ?食べきれるのか?」

 

「多分無理だろ…」

 


 

「お待たせしました。牛丼怪物(オグリ)盛りです!」

 

そう言うと店員は裏メニューである筈のキングサイズの倍の量を持ってくる。

 

「ほう…いただきます。」

 

「おっ、あいつ食い始めたぞ。」

 

「どれくらい食えるかで賭けねぇか?」

 

「俺は半分でダウンだな。」

 

「俺は五分の三に賭けるぜ。」

 


 

「…さて、最後に味噌汁飲んで…ご馳走さまでした。」

 

「嘘だろ…完食しやがった…」

 

「一体どんな圧縮率であいつの胃袋にあの量が?」

 

「おめでとうございます。完食したので今回のお代は結構です。」

 

「…おかわりいけるな。」

 

「「嘘だろ…」」

 

「…」

 

店の端の方に居た男は盛り上がってる隙を見てこっそりと逃げ出した。

 

「!食い逃げた!!」

 

「待ってろ!捕まえる!!」(流石に光や音を超えるのは目立ちすぎるな…手加減して追わないと…)

 


 

「はぁ…はぁ…まだ追いかけて来るか…!!」

 

「逃げられると思うなよ!」

 

「はぁ…くそ!!」

 

そう言うと食い逃げ犯は脚を止める。

 

「…店員に謝りに行くか、サツの世話になるか、選んで良いぞ。」

 

「両方とも…やだね!!」

 

そう言うと食い逃げ犯は殴りかかってくる。

 

(…遅っ…止まって見えるぞ…こいつのレベルいくつだ?)

 

尚人は無言で回避しながら食い逃げ犯の強さを確認する。

 

(…レベル3…弱すぎるぞ…そういえば俺のレベル調べるの忘れてたな…えっと…26億4356万7255か。前と同じだな。取り敢えず殺さないように手加減して…)

 

ペチッ…キュン!!

 

尚人は食い逃げ犯にデコビンをすると食い逃げ犯はかなりの速度で吹っ飛ぶ。

 

「あちゃー…これでもまだ強いか…ほら、起きろ。」

 

「痛ぇ…な、何なんだ…てめぇは…」

 

「うーん…ただの一般人だな…」

 

「てめぇみたいな一般人が…居てたまるか…」

 

「そうかい、取り敢えずさっきの牛丼屋行くぞ。謝れ。」

 

「くそっ…」

 

そうして食い逃げ犯を連れて牛丼屋へと戻る。

 


 

「ありがとうございました!これ、御礼です!」

 

尚人は1000円手に入れた!

現在の所持金4億6500万4600円

 

「いや、いいっすよ。大丈夫なので。」

 

尚人は1000円を返した。

現在の所持金4億6500万3600円

 

「そうですか…ではせめて、これを受け取って下さい。」

 

尚人は牛丼の永続割引券を手に入れた!

 

「これは?」

 

「これを会計時に見せて頂くと10%引きにさせて頂きます。」

 

「…ありがとな。」(ここで貰っとかないとこの店員に恥をかけちまうな…)

 

「今後とも、『大本命』をご贔屓に!」

 

「おう!」

 

そう言って去るとスマホが鳴った。

 

「何だ?…メールか。何々…」

 

濱田尚人へ

お主が良い行いをしてるかどうか分かるように暇潰しにアプリを作ってみたぞ。

お主が良い行いをしてるかどうかは周りからの評判で分かる。なのでワシはその評判をポイントとしたのじゃ。良い行いや街にあるチャレンジを成功させると評判ポイントが貯まるのじゃ。一定数貯めると評判レベルが上がるのじゃ。評判レベルが高くなるとお主に役立つ事、良い事が起こるじゃろう。

これからはガンガンチャレンジや良い行いをして、評判レベルを上げるのじゃ!

創造神より

 

「基本ノータッチじゃねぇのかよ…というかゲームかよ…まぁ確認してみるか。」

 

そう言うと尚人はインストールされてたアプリを起動する。

 

『濱田尚人』

現在の評判ポイント 250Pt

現在の評判レベル Lv2

次のレベルまであと 50Pt

 

「いつの間に上がってる…さっきの食い逃げ犯を捕まえたからか…?チャレンジも見てみるか。」

 

『本日のオススメチャレンジ』

10km走ろう 25Pt

牛丼屋『大本命』のメニューをコンプリートしよう 100Pt

競バ場に行ってレースを見よう 25Pt

 

「マジでゲームかよ…創造神暇なのか?まぁいいや、この競バ場でレースを見るってのにするか。」

 

そう言って、尚人は競バ場へと向かった。




軽くキャラ紹介
『濱田尚人』
最初の生を受けてから500万年間転生しては殺戮の限りを尽くし、修羅と呼ばれるようになった者。今は反省しており、出来るだけ殺さないようにしてる。現在の強さは途轍もなく手加減して世界を簡単に焦土に変えられる程度。
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