最狂の転生者がモルモットになる話。   作:最弱神

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面接をまともに受けたことがないので正直おかしなところはあると思います。
URAを基本として、アニメ版のキャラクター(主にトレーナー)とチームの設定を使うつもりです。
時間軸は尚人が転生したのがタキオンが高等部になる三ヶ月くらい前って設定です。
次回は担当決めの予定です。



第三話 「修羅、就職する」

東京競バ場

 

「着いたな…さて、入るか。」

 

入場料として200円支払った。

現在の所持金 4億6500万3400円

 

(…競バと言っても金は賭けないんだな…)

 

図書館で軽く調べたが、この世界では誰が勝つかで賭けを行っていなかった。理由は…走ってるウマ娘に失礼だからとかそんなのだったと思う。

 

「…あれがウマ娘か…確かに人と似てるけど筋肉とかは違ってるな…そろそろ出走か。」

 

強さを確認してみたが、ウマ娘のレベルは平均30~40くらいのようだ。一般人のおよそ10倍…様々な企業がウマ娘を欲しがるのも当然と言えるだろう。

 


 

レース後

 

「結構見ごたえはあったな…」

 

ピンポンパンポーン…

 

「これより、ウイニングライブを開始します。整理券をお持ちの方は、ライブ会場までお越しください。」

 

ピンポンパンポーン…

 

「ウイニングライブ?…ああ、そういえばレースで勝ったウマ娘はアイドルのライブみたいな事をするんだっけ…立ち見席ですら5000円…凄いな…」

 

「あんた、ウイニングライブ行かねぇの?」

 

「ん?俺?行かねぇよ、金ねぇし。」

 

「そうか…」

 

そう言って話しかけてきた観客はライブ会場に向かった。

 

「さて…ひとまずハローワークとかで職を手に入れないとかな…ん?」

 

「ぬぬぬ…驚愕ッ!届かない!」

 

ふと掲示板の方を見ると帽子の上に猫が乗った少女が張り紙をしようとしてるが届いてなく、必死に背伸びしていた。

 

「親とかの手伝いかなんかかな…?手伝ってやるか。」

 

「ぬぬぬ…」

 

「お嬢ちゃん、その張り紙代わりに張ってやろうか?」

 

「感謝ッ!助かる!」

 

そうして尚人は少女が張ろうとしてた張り紙を受けとる。

 

「日本ウマ娘トレーニングセンター学園職員及びトレーナー募集…か。これで良いか?」

 

「上々ッ!助かった!」

 

「おう。親とかの仕事の手伝いか?働き者だな。」

 

「否定ッ!」

 

「ん?」

 

「私は日本ウマ娘トレーニングセンター学園理事長、秋川(あきかわ)やよいであるッ!」

 

「へ?」

 

尚人は困惑している。当たり前だ。恐らく10代前半のような見た目をしている少女、秋川やよいが日本トップクラスのウマ娘養成機関(略称は中央トレセン)の理事長を名乗ったからである。

 

「理事長!こんなところに居たのですか!」

 

緑色の帽子と服を着た女性が近づいてくる。どうやら中央トレセンの職員のようだ…ということは秋川やよいの話は本当だと思われる。

 

「おお、たづな!今この方が張り紙を張るのを手伝ってくれたぞ!!」

 

「そうですか…はじめまして、私日本ウマ娘トレーニングセンター学園理事長秘書の駿川(はやかわ)たづなといいます。」

 

そう言うと尚人に名刺を渡す。

 

「あ、あぁ…どうも、ご丁寧に。」(この二人…人なのかウマ娘なのか良く分からんな…何者だ?…まぁ良いや…敵対したとしても上手くやり過ごせるだろ。)

 

「…ところで、トレーナー業に興味はありませんか?」

 

「ん?」

 

「実は今、大きな声では言えませんが、とある企画を立ててまして…その企画を行うには優秀なトレーナーが多く必要なのです。」

 

「…ほう。」

 

「もし良かったら…お考え頂けますか?」

 

「…頭の片隅にでも置いとくよ。それでは。」

 

「いずれ会えたらまた会おうッ!」

 

「ああ。」

 

そうして尚人は東京競バ場を後にした。

 


 

尚人の自宅

 

「…トレーナー、か。やってみるのも面白そうだな…色々な人やウマ娘に会えるから、愛を知るのに良いかもしれないし。」

 

彼の目的は、今まで理解出来なかった愛を知ること。ただそれだけである。その為に中央トレセン学園のトレーナーになることにしたようだ。

 


 

三ヶ月後、中央トレセン学園 新人トレーナー面接会場

 

「ふむ…たづな…流石に少し疲れたな…」

 

「あと一人で終わるのですから、頑張って下さい理事長。」

 

「…そうだな!」

 

そう言ったは良いものの、今回の面接に理事長はあまり良い思いは無かった。何と言えば良いのか…個性が足りてない気がするのだ。やる気はある。トレーナーとしての能力もある…だが…パンチが足りないと言うべきか…そんな感じがしたのだ。

 

コンコンコン…

 

「許可ッ!入って良いぞッ!!」

 

「…失礼します。」

 

「あら?貴方は…」

 

あの時の彼だ。一目見て二人はそう思った。ちゃんとスーツを着てきていることから常識は持っているようだ。

 

「本日は宜しくお願いします。」

 

「うむッ!座って良いぞ!!」

 

「失礼します。」

 

「ではお名前をどうぞ。」

 

「濱田尚人と申します。」

 

「うむッ!昔やっていた事を教えてくれ!」

 

「…格闘技をやってました。敵役(ヒール)として。」(流石に本当の事を言っても駄目だろうな…信じて貰えないだろうし…濁しながら言うか。)

 

多少改変しながら尚人は事実を話す。表情を見るにどうやら信じてくれたようだ。

 

「…格闘技、ですか。」

 

「…たづな、ヒールとはなんだ?」

 

「ヒールと言うのは一言で言うと悪役を演じる人…ですかね。」

 

「私は格闘技を通じて敵役(ヒール)としての魅力、そして辛さを知りました。私がここに来たのは私が経験した辛さを教える為です。」

 

「…うむ!良く聞かせて貰ったぞ!」

 

「これにて面接を終わります。」

 

「…ありがとうございました。」

 

立ち上がって軽くお辞儀をしたあと扉の近くまで行き…

 

「失礼しました。」

 

そう言って扉から出る。

 

「…行ったか。」

 

「…ふぅ…彼は一体何なのですかね…履歴書は一見おかしくないのですが…」

 

濱田尚人の履歴書には一見おかしなところは無かった。だが、彼を実際に見るとおかしく感じるのだ。履歴書に書かれたことよりも辛い事を経験したような目に見えたのだ。

 

「ああ…私も感じた…彼の目…元ヒールと言っていたが…そんなレベルとは思えない程の色をしていたぞ…」

 

「…で、どうするのですか?理事長。彼を採用するのですか…?」

 

「採用ッ!彼は新しい風を吹かすかもしれないしな!」

 


 

一週間後 尚人の自宅

 

「…来た。採用発表。どれどれ…良かった。ちゃんと受かってた。三ヶ月間しか勉強してないけど受かって良かった…関係してそうな資格を片っ端から取っていったのが良かったのかな…?」




濱田尚人 現在の評判 Lv7
評判ポイント 1400Pt
次のレベルまであと 100Pt

尚人が取った資格
中央トレーナーライセンス
運転免許(普通車・大型車・大型特殊・普通二輪・大型二輪)
スポーツ医学検定一級
スポーツフード資格

『秋川やよい』
14歳で中央トレセンの理事長を勤めてる。ウマ娘の為なら私財を平気で使うためよく秘書のたづなさんに怒られている。
種族は不明。

『駿川たづな』
中央トレセンの理事長秘書を勤めてる。現役のウマ娘と平気な顔でおいかけっこが出来たりするため何者なのかと良く思われてる。が、種族は不明。
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