~IS~ 4つの志を継ぐ者   作:鉄壁拡散

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千冬が帰ってきて心境を語り合います。


第三章 千冬帰還

一夏side

 

亡国機業の本部を訪れて数日後、俺は劉備のアニキ達と更に鍛錬に励みながら任務を遂行していた。

 

そして今俺はマドカ、刀奈さんや簪と家の片付けなど大掃除をしている。なぜなら今度の休み、千冬姉が久しぶり帰って来るからだ。手紙では俺と恋人なってくれた2人を紹介したけど、まだ実際会ってないからな。

 

だからこうやっていつでももてなせるようにしている。

 

一夏「ふぅ、大分綺麗になったな。」

 

マドカ「姉さんが帰ってくるのに汚れていたら後味悪いもんね。」

 

刀奈「確か千冬さんって家事が苦手だったっけ?」

 

一夏「はい、マドカと再会するまでは俺が殆どやってました。その分迷惑をかけたけど。」

 

簪「そんなことないよ。一夏は一夏で頑張ってきたんだし。」

 

一夏「サンキュ、簪。」

 

しみじみ良かったと感じるな、この2人と恋人になれたことを。だからこそ千冬姉に本当の意味で認めてもらわないとな。

 

一夏side end

 

 

 

マドカside

 

千冬「ただいま。」

 

一夏「千冬姉、お帰り。」

 

マドカ「お帰りなさい、姉さん。」

 

家の大掃除が終わって2日後、遂に姉さんが帰ってきた。

 

刀奈「お帰りなさい。」

 

簪「お、お邪魔してます。」

 

刀奈さんは普通に挨拶したけど簪は緊張気味だ。簪、ファイト!

 

千冬「お前達か。一夏が世話になっているな。」

 

刀奈「いえ、こちらこそ。」

 

簪「私達も一夏にはお世話になってます。」

 

一夏「さ、積もる話あるだろうし上がってくれよ。」

 

千冬「そうさせてもらう。」

 

姉さんが家に上がって色んな話をして楽しい時間を過ごした。

 

マドカside end

 

 

一夏side

 

外も暗くなって夕食の時になった。さて、本題に入らないと。

 

一夏「あのさ千冬姉、分かっているとは思うけど。」

 

千冬「ああ、更識達と付き合い始めたのだな。」

 

一夏「怒ってないのか?」

 

千冬「寧ろ嬉しい方だ。お前には私の所為で迷惑をかけているからな、更識に預けたのは正解だった。」

 

一夏「え?」

 

千冬「実はドイツでお前が更識家に預けられる時養子にしてもらおうかとも思っていたのだ。」

 

マドカ「そこまで考えていたんだ。」

 

千冬「お前達。」

 

刀奈・簪「「はい。」」

 

千冬「これからも弟のことをよろしく頼む。」

 

刀奈・簪「「はい!」」

 

これで正式に認められたな。これで少しは未来に光が差したな。

 

千冬「それと、私もお前達に言わなければならないことがある。」

 

言わなければならないこと?なんだろう?

 

千冬「実は日本政府の頼みで私はIS学園の教師として赴任することになったのだ。」

 

一夏・マドカ「「ええ!?」」

 

俺とマドカはそのことに同時に驚いた。

 

一夏「なんでまた?」

 

マドカ「そうだよ、断ればよかったのに。」

 

千冬「私もドイツでのことでそうしたのだが、束から一夏のことを聞いて渋々引き受けたのだ。」

 

マジかよ。それを聞いた俺は罪悪感を抱いた。

 

一夏「ご、ごめん。」

 

千冬「お前が謝ることじゃない。」

 

刀奈「そうよ一夏君。」

 

簪「一夏は悪くない。」

 

マドカ「兄さんは被害者だよ。」

 

一夏「ありがとう、みんな。」

 

みんながそれぞれ励ましてくれた。

 

千冬「兎に角、困ったことがあったらいつでも相談しろ。私も力になってやる。」

 

一夏「分かった。」

 

千冬姉がいてくれるのも心強いな。IS学園の学園生活、頑張らないとな。

 

一夏side end

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