一夏side
千冬姉がIS学園の教師に赴任してから1年が経ち、俺は今マドカや本音と一緒にIS学園の教室にいる。入学前に束さんの計らいで世界中に俺のことを発表したのは言うまでもない。因みにクラスは4組に分かれていて俺とマドカは1組、簪は4組にいるようだ。聞いた話だと刀奈さんも2年生になって生徒会長を勤めているらしい。それにしてもさっきから周りの視線が痛い。まあ俺以外のクラスメイトが女子だから仕方ないけどさ。マドカの方も千冬姉に似ているから僅かに視線を集めていたが特に気にしていないようだ。流石だな。
ガラガラガラガラ
???「は~い、皆さん。席に着いてくださ~い。」
ん?この人が先生なのか?どう見ても無理して大人の格好している高校生にしか見えないが。
真耶「皆さん入学おめでとうございます。このクラスの副担任、山田真耶と申します。よろしくお願いしますね。」
シーーン
いや、そこは返事しろよ。
一夏「あはは、よろしくお願いします、山田先生。(苦笑)」
マドカ「よろしくお願いします。(苦笑)」
俺とマドカは苦笑いしながら返事をしてやる。流石に可哀想だし。
真耶「うぅ、ありがとうございます。」ウルウル
嬉し泣きしてるし。
真耶「では、出席番号順に自己紹介をお願いしますね。」
自己紹介か~。っていうか切り替え早。
一夏side end
マドカside
出席番号順に自己紹介が始まっていよいよ兄さんの番がやって来た。
真耶「織斑君、次お願いします。」
一夏「はい。」
山田先生に呼ばれて教壇に立つとクラスメイト皆が凄い視線を送る。兄さん、頑張れ!
一夏「えっと、織斑一夏です。知っての通り世界で初めての男性操縦者となります。迷惑になるかもしれませんがよろしくお願いします。」
兄さんが自己紹介を終えるとパチパチと拍手の音が鳴り響いた。上手くいったみたい。
真耶「それでは次、織斑さん、お願いします。」
マドカ「はい。」
兄さんと入れ替わる形で私が教壇に立つ。
マドカ「織斑マドカです。先程自己紹介した織斑一夏とここで教師をしている織斑千冬の妹ににあたります。どうぞ兄共々よろしくお願いします。」
「やっぱり千冬様の妹?」
「本当に・・・そっくり。」
まあ瓜二つだからね。少し悪寒を感じながらも自分の席に着席した。
マドカside end
一夏side
マドカも無事自己紹介ができたみたいだな。
ガラガラ
千冬「すまない、予定より少し遅れてしまった。」
おっともう一人の織斑が来たようだ。
真耶「いえ、大丈夫です。私の自己紹介は無視されましたが。」
あ~あ、また落ち込んじゃったよ。
千冬「諸君、私がこのクラスの担任となった織斑千冬だ。教員になってまだ日が浅いがお前達を一年間鍛えることが仕事だ。身内贔屓せずに厳しく行くので覚悟するように。」
「「「キャーーーー!!」」」
うわぁ!?いきなり黄色い声援が出たぞ!
「本物の千冬様よ!」
「私、千冬様に会いたくて京都から来ました!」
「もっと貶してくださ~い!」
「時には甘えさせて下さ~い!」
相変わらずの人気だな千冬姉は。
千冬「全く・・・去年といい今年といい、学園長はこういう輩を私に押し付けているのか?」
一夏・マドカ・真耶「「「アハハ(^_^;)」」」
この状況に俺たちは苦笑いするしかなかった。
千冬「では、早速だが授業を始める。各自準備するように。」
その指示と共に授業が始まった。無事1時間目の授業が終わった後、俺とマドカはクラスメイト達から質問攻めを受けたのは言うまでもない。まあ呂布のアニキの殺気に比べたらどうってことないけどな。3年間頑張らないとな、みんなの
一夏side end
次回、アンチ対象と一人目のフルボッコ対象の登場です。