~IS~ 4つの志を継ぐ者   作:鉄壁拡散

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第六章 クラス代表と放課後

一夏side

 

休み時間が終わり、次の授業が始まると千冬姉が入ってきた。

 

千冬「ではこれよりISの武器の性能とその戦術の授業を行う。と言いたいところだが、クラス代表を決めるのを忘れていたので今決めようと思う。」

 

クラス代表?名前からしてクラスの代表みたいだけど?

 

「織斑先生、クラス代表って何をするんですか?」

 

千冬「クラス代表は名前の通りクラスの代表で、後日行われるクラス代表戦に出たり、先生の手伝い等をするのが主な仕事だ。」

 

成程な。っていうかそれ最初の授業にやろうよ。

 

千冬「自薦、推薦は問わない。誰かいないか?」

 

千冬姉がそう言った瞬間嫌な予感がした。

 

千冬「ああそれと織斑兄妹の2人は推薦、立候補できないのでそのつもりで。」

 

推薦しようとしていた女子「ええーーーー!?」

 

千冬「静かに!この2人は亡国機業のエージェントとして働いているため仕事が重なる可能性があるのだ。」

 

「え、亡国機業ってあの?」

 

「そんな凄いところで働いているんだ。」

 

ありがとう千冬姉、先にそれを言ってくれて。

 

セシリア「納得いきませんわ!」

 

すると声を上げたのはあの金髪野郎ことセシリア・オルコットだった。

 

千冬「なんだオルコット?」

 

セシリア「そのような特別視認められるわけないじゃないですか!大体男ごときがこの学園に来るなど・・・マドカ「おい。」・・・な、なんですか?」

 

気が付けばマドカが殺気丸出しだった。完全に怒らせたなあいつ。

 

マドカ「さっきから言いたい放題好き勝手言うけど何様のつもりだ?」

 

セシリア「そ、それは・・・。」

 

一夏「マドカ、そこまでにしておけ。皆怖がってるぞ。」

 

マドカ「・・・ふん、命拾いしたな。」

 

俺が説得するとマドカは大人しく引いた。全くこれだから女尊男卑主義者は。

 

セシリア「決闘ですわ!」

 

一夏「は?」

 

今度は俺にビシッと指を刺してきた。

 

セシリア「よくもわたくしに恥をかかせてくれましたね!クラス代表を賭けて勝負ですわ!」

 

いや、何故そうなる?意味分からん。

 

セシリア「貴方のような極東のサルを・・・」

 

ジャキィン

 

セシリア「ヒィィィィィ!!!!!!」

 

もう限界だぜ。そう思った俺は束さんから作ってもらった専用機から武器の一つで呂布のアニキと同じ破塵戟を向けた。

 

一夏「口の利き方に気を付けろ、下手すれば死んでるぞ。」

 

セシリア「・・・。」プルプル

 

涙目になって震えてやがる。潔さはこの程度か。

 

千冬「織斑兄、やり過ぎだ。武器を下せ。」

 

一夏「・・・分かりました。」

 

千冬「では一週間後、織斑兄とオルコットの模擬戦を第三アリーナで行う。各自準備をしておけ。では授業を始める。」

 

あ~あ。俺もう少し自分を抑えられるようにしないとな。

 

一夏side end

 

 

千冬side

 

オルコット、私の弟を甘く見るな。一週間後の模擬戦でお前は本当の意味で後悔するだろう。

 

千冬side end

 

マドカside

 

全く何なんだあの金髪は!自業自得で同情はしないけど、兄さんを侮辱するなんて!姉さんは一週間後に模擬戦をやるって言うけど内心怒ってるだろうな。後で兄さんを慰めてあげながら頭撫でてもらおう。

 

マドカside end

 

 

本音side

 

あ~あ、セッシーやっちゃったね。後でかんちゃんとお嬢様に伝えておこ~うっと。

 

本音side end

 

 

 

 

~放課後~

 

一夏side

 

マドカ「兄さん、お疲れ様。」

 

本音「頑張ったねイッチー。」

 

一夏「ああ。」

 

やっと放課後だよ。教室の外には上級生や他クラスの女子生徒が興味深そうに俺を見に来ていた。動物園のパンダの気持ちが分かった気がするよ。

 

真耶「あ、織斑君達まだ教室にいたんですね。良かった。」

 

声のした方向を見ると教室の入り口に山田先生と千冬姉がいた。

 

一夏「どうかしたんですか?」

 

千冬「ああ。暫く自宅通いとなっていたが、お前の立場上の関係で今日から寮部屋となった。」

 

そうじゃないかと思ったよ。

 

一夏「だったら荷物持ってこないと。」

 

千冬「それなら大丈夫だ。私がしておいた。他に必要な物があれば後で取りに行くといい。」

 

一夏「分かりました。」

 

部屋の鍵を受け取って俺達は寮部屋に向かった。明日も頑張らないと。

 

一夏side end




次回は寮部屋に入る前にまたひと悶着あります。
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