やはり俺が家出女と仲良くするのはまちがっている。 作:幅滝翔
今日は長くなりそうだな。なんで俺がアイツの勉強見ないといけないんだよ!でもアイツの親?から言われてるんじゃ断れないな……いや、ね?二乃の奴だけから言われてたら断ってたかもしれないどさ、親からなんてさすがの俺でも断れねぇしな……もうやるとするか俺の部屋で。
「おい二乃!勉強道具はあるか?」
「無いに決まってるじゃない、なんのために家出してきたのよ」
「………」
そうだった!こいつ家出してたんだった。まぁ俺の去年の奴貸すか、、、、あれ、どこやったっけ??そうだ、テストはいつなんだろう、勉強の時間している時間はあるのか?
「おい、テストはいつだ?」
「………」プイッ
え、なんで言わないの?それとどこ向いてんだよ、棚見てもラノベしかねぇぞ?……もしかしてもうすぐテストの日だから言えないとかか?明日か?それはそれでやべぇぞ、いつ帰るんだよ!間に合うのか?
「もしかして明日じゃねぇだろな?」
「」フルフル
「……違うのか?じゃあ教えてくれよ、それによって勉強の仕方が変わるから」
「………1週間はとっくに切ってるわよ」
「は?」
嘘だろ、明日じゃなかったのは良かったけど1週間はねぇのかよ。じゃあ今からワークをしてもらうか………遅いと思うけど。
「よし、あった!じゃあまずこのワーク5冊の中からテストに出るとこやっとけ。どんだけできるか分かんねぇけど」
トコトコ……トスッ………………ペラペラ…カキカキ…………
「八幡君、ここ教えてくれないかしら」
「はや?!まぁいいけど……って、え?これって……高一の時習うと思うけど」
「しょうがないじゃない、分からないんだから」
「…………テストの点、中間の時は何点だ?」
「国語が13点、数学が19点、英語が43点、理科が28点、社会が14点よ」ドヤァ
「お、おう………そうか」
普通にやべぇぞ、英語は二乃に任せるとしても他をどうするかだな……間に合うかこれ?あ…学校の存在忘れてた!
「二乃、今から俺学校行ってくるわ」
「え、あ、そうだったわね。ごめんなさい私のせいで……9時になってしまって」
「まぁ俺は平気だけどな……あと謝るな。二乃のせいではないからさ」ナデナデ
「ちちちちょっと!急に撫でないでよ!」
あ、やらかしちまったな………小町の時の癖で二乃の頭を撫でてしまった。あちゃー、顔真っ赤だ。俺怒られるな。よし謝ろう!
「あ、すまん……お兄ちゃんスキルが発動しちまった」
「お兄ちゃんスキル?」
「ああ、小町が泣いている時や困ってる時に撫でると喜んでさ、それがなぜか発動しちゃったってこと、ごめん嫌だったろ?頭撫でられるの」
「…撫でられるのは別にいいわよ。気持ちよかったし」ボゾッ
「ん?なんか言ったか?」
「な、なにも!じゃ、じゃあいつ帰ってくるの?これ教えて欲しいんだけど!」
うーん……そこなんだよな、どうしようか。学校に連れていった方がいいんだけれど。許可下りるかなぁ?まぁその時はその時だな
あわわわわーーーーー撫でられたー!ど、どうしよう…。なんでこんなに私の心臓はドキドキしてるの?八幡君には昨日会ったばっかりだしこんな感情湧かないはずなのに。……ていうか昨日会ったばっかでこんな感情湧くって私こんなにチョロかったっけ?ま、まぁ上杉の奴よりは優しいしかっこいいけど………うぅ〜!でも、4日後には帰るから言わない方がいいのかしら………
「おい二乃!」
「ひ、ひゃい!」
「あー、一緒に学校行くか?許可下りるかは知らんけど」
「え、いいの?」
「まぁいけるだろ、平塚先生に言ったら」
「平塚先生?」
「まぁ会ったらわかるぞ、じゃあ準備するか。二乃も行く準備しといてくれ」
「あ、うん……」
よし、平塚先生にも事情を書いたメール送ったからいけるだろう。学校の準備はもう昨日やってるからそれを出すのはいいとして、二乃の準備だな。服はもうそのままとして筆記用具は全部俺と同じでいいか。あ、終わった。
じゃああとは許可が下りるかどうかだな。っ!よし、先生から来たぞ。なになに、
『遅刻の理由は後で聞くとする。あと、女子を放課後まで学校に居させれるかだと?そんな嘘打ってる暇あったら早く来い! 追記:一応許可証を出しておく。一応だからな?後々面倒くさくなるのは嫌だし』
全然信じてくれねぇじゃねぇか!ていうか出してくれるのは嬉しいが本音出まくりだぞ……。大丈夫かあの先生は
「はぁ………二乃行くぞ」
「うん」
あの後、二乃と一緒に学校行ったら平塚先生に驚いてた。遅刻した理由言ったら『勉強教えるのはいいことだが曜日は間違えるな』って言われた。はい、ごもっともです。
二乃は会議室で平塚先生と勉強している。俺はというと自分の教室の扉開けて視線がたくさん来たから、授業の先生に遅れたことを伝えて寝たぜ!まぁあまり寝れなかったけど………
よし、もう昼休みか。あ、お金持ってくるの忘れちゃった……。最悪だ!どうしよう……ん?メールか、誰からだろ?
差出人:中野二乃
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宛先:比企谷八幡
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弁当
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今から会議室に来てね。弁当は私が持ってきてるから
Wow…いつの間に作ってたんだ?そんな素振りなかったような。まぁ飯があって良かったけど。………あれ、いつの間に交換してたんだ?した覚えがない、、、、まあいいか。
「ヒッキー!」
「うぉ!…なんだ由比ヶ浜かよ。どした?」
「昨日の依頼なんだけどさ、分かった?」
ん?依頼なんかあったっけ?ああ、葉山の依頼か。二乃のことで忘れてたわ。
「すまん、普通に忘れてたわ」
「なにやってるのヒッキー!授業中ぼーっとしてたからそれを考えてると思ってたけど」
考えてたぜ!二乃の勉強のことをな
「あ、じゃあご飯食べながらゆきのんと話し合おうよ!」
「あー、すまん。ご飯は一緒に食べる奴が居るから無理だ」
「ヒッキーっていつも一緒に食べる人って居ないよね?」
「……。今週だけ居るんだよ」
「今週だけ?……誰なの?教えてヒッキー!」
うーん、とてもめんどくせぇ。放課後奉仕部に二乃を来さすか
「放課後教えるからな!じゃあ」
「あ、ヒッキー!」
あの後なんか聞こえたような気がしたけど無視した。急いで会議室に行ったら二乃と平塚先生が仲良く喋っていたな。なんか平塚先生の顔がニヤニヤしてたけど……
「八幡君弁当あるわよ」
「おう、サンキュー。……ん?これって二乃が作ったのか?」
「そうよ。朝ごはん食べた後にすぐ作ったの」
「ん、ちょっと待て!なんで学校行くことその時点で分かってるんだ?まだその時は学校連れていくとか学校あること言ってなかったけど」
「小町ちゃんが学校行ってたから、八幡君もあるんだろうなぁと思って弁当は一応作ってたの」
「じゃあ二乃と平塚先生の分はどうした?自分のは分かるが平塚先生のこと言ったの行く数分前だぞ?」
「ああ、えっと………」
「私が家庭科室の使用許可を担当の先生に聞いて出した。まぁまさか私の分も作ってくれるとは思ってなかったがな」
「な、なるほど…?」
(大丈夫なのか?それは)
「じゃあ早く食べましょ」
「「「いただきます!」」」
あむ……っ、美味い!!!小町の料理とほぼ変わらないじゃねぇか。いや、ワンチャン小町のよりも上になるくらいだ…。二乃の旦那になる奴が羨ましいぜ!」
「/////」
「………比企谷、言葉に出てるぞ。まぁ私もそう思うがな」
「ん?なにがです?」
「(゜Д゜)」
「嘘だろ?比企谷……」
2人ともどうしたんだ?急にこっち見て。俺なにも喋ってないけどな……。も、もしかして言葉に出てたのか?で、でも恥ずかしいことなんて言った覚えが……。ていうか話変わるけど平塚先生、『私も料理が出来ていれば結婚できたのかな、、、、』って言葉めっちゃ出てますよ?早く誰かもらってあげて!
この後、放課後の奉仕部に二乃が来てくれることになった。あ、やべ。早く二乃に合う勉強を考えないとなぁ……。