気が付けば目の前には白い天井があった。
「こ、幸一!目を覚ましたか!」
「んあ?うん。」
「人が心配してやったのにのんきに返すとは・・」
「お前、一応言うけど人じゃないからね?」
やーまさに誤算だった。本当は短気麻酔的なものを持ってきていた(どこから手に入れたかは気にしない・・あと、普通は使っちゃだめだからな!)んだけど・・使い忘れて本当に気を失ったった。
「ったく・・今度から気をつけてくれよ?」
「はいはーい。」
「・・まあ、今日の夜には帰れるらしいぞ。」
「はっや!」
「そんな重傷じゃなかったみたいだからな。」
そんなもんなんだ・・
「うぇいくあ~っぷ!」
退院した後の1日目は元気に起きよう!それが一番!
「今日も元気にい・・く・・か・・!?」
目線低っ!なんで!?・・またなんかあったか・・?
(ふぁああああ・・大あたりぃ~・・)
「なんぞ!?」
(あの、声、出さなくていいから。)
へ?
(思うだけで会話できますって。)
[いや誰だし。]
とりあえず言いたい(思った?)ことを言う。
(誰って・・あ~、そっか。私、狐火です。)
え?
[聞こえなかったもっかい。]
(狐火です。)
[え?聞こえなかったもっかい。]
(狐火です。)
[え?聞こえなk(無知でも持ってこよかな。)なんでそうなる!?]
いや・・普通相手が俺の知り合いって拒絶したくならない?
(・・まあいいでしょう。)
[安定の上から目線だなオイ。]
(・・何か?)
[なんでもないです。]
なんだろう。尻に敷かれてる気がする。
(えっと・・とりあえず、詳しいことは言いませんが私があなたに憑依させられました。)
[ちょっと待て話飛びすぎ。しかもよく分かんね。]
(時が来たら教えます。)
なんぞそら。ひでぇ。
[・・話が飛んでるけど気にしない。んで、それでなんかあったん?もちろん話ができるというのにも以外に。]
(えっと・・それは・・)
なんか言い淀んでるな・・
[ほらとっとと言ってスッキリさせちゃいな!]
(貴方の見た目変わりました!)
・・へ?
[え?ちょっと鏡見てくるわ。]
鏡の前に立つ。
なんということでしょう。そこには立派な
「狐幼女」がおるではござらんか。
[・・こいつ誰?けっこう可愛かったりするけど。つーか俺どこ?]
(さりげなく現実逃避してません?)
[・・やっぱり俺?]
(・・はい。)
[・・なんでこうなったのぉおおおおおおおおお!!!!!!!????]
なんで!?寝てる間に何があったの!?それとも俺が知らない間!?なぜこうなる・・!?
改めて鏡をよく見てみよう
○耳と尻尾の色は・・狐火と同じような穢れを知らなさそうな白。・・言いすぎかな(怒りますよ?)何でもないです嘘じゃないです。
○顔にはほんの少しひげ(狐に生えてるやつですよ?)分かってます。・・生えておるのよ。まあ特に問題はなし(あると思いますけど)やかまし。
○身長は・・110くらい?(大雑把ですね)気にするな。気にしたら負けだ(・・・・・・・)
○よく見れば目の色も変わってない?・・青だね。
○髪の毛の形は分からんけど色は白だね。(白じゃないと違和感ありますけど)まあまあそんなこと言わないの。
うみゅ・・変わってるねぇ。
(そーですね。)
[そっけな!]
まったく・・
・・ん?いきなり目線がどんどん下に・・え!?
「ねえこれ落ちてない!?」
(落ちてますね。)
「落ち着きすぎ!」
(慣れです。)
「何をやってきたんだおまいは。・・って落ちるぅうううう!!!!???」
無理やり持ってった感じが・・勉強しないとだめだね・・いつも思うけど・・。
違和感なくす努力します!