「・・・・・・」
いつまで落下してんだ俺。かれこれ10分ぐらい待ってるんだけど・・。
(どこまで続くんですかね。あと、落ち着きました?)
[ご想像に任せます。]
(・・まあ、変態。)
[待て!どんな想像したらそんな答えになるんだ!?]
(え・・想像にお任せって言いましたから・・)
[限度があるだろ!?・・何を考えてたんだ・・?]
(それは・・ポッ)
[お前どうかしてるよ・・絶対・・]
(んん?何か言いました?)
[それは君の気のせいだ。うん。]
しかし長い。長すぎる。これは何なんだ。普通の人間(今人間じゃないでしょ)あ、そっか。えっと・・うーん、
[君どういう種族だったっけ。]
(ざっくり裂いていいですか?[やめろそれだけは!]え?じゃあやすりでザザザザザっと[それもやめて。]
[・・はぁ、なんか飽きてきた。]
(それもそーですねー。)
いいかげんどっかにたどりつかないものか・・ねぇええええええ!!!!!!????
いきなり空飛んでるんだけど俺!?正確に言えば落ちてるんだけど!?
「急すぎるわぁああああああ!!!!!」
まあそんな声もむなしく響くだけで青い青い空を地面に向かって落ちて行くんですよ。
ぬわ!?地面近くなってきた!これ本格的にやばくない!?
(やばくないやばくないやばくないやばくない)
[呪文のように呟いてる!]
んなこと突っ込んでる間にも地面は近くなる。あ~、あと3秒で激突かな。
3、
2、
1・・お?
落下スピードが急激に落ちて・・なんていうか、そう!ふわっと地面に着地できた。
「ふ、ふぅうううう・・・・・・」
(た、助かった~・・)
場慣れしてる(してません!)狐火くんもビックリしたご様子で。・・してないんだ。
「・・ここどこ?」
(知るわけないでしょ。)
そっけな!機嫌悪っ!
「やー、スリリングな体験してきたねー♪」
「・・ん?」
ここってさ、何にもない花畑みたいなところなんだけど、こんなところにちっこい女の子が「ちっこいって言うな!」心を読むな。
「あんた誰?なんでこんなとこいんの?」
「失礼な人だねー・・。ここに呼んであげたのに!」
「んなっ!?お前か!あのスカイダイビングの元凶は!」
「はいはーい♪私でーす♪」
・・むかつくー。
「・・んぐぐぐぐ・・んで何の御用で。」
「んぐぐぐって言うのが気になるけど、ちょっと君にやってほしいなーって思うことがあって。」
「んあ?俺に?」
なんで?
(さあ?聞いてみるだけ損はないんじゃないんですか?)
まあ確かにそうかもだけど。
「そうそう♪えっとね、君は旅をすればいいんだよ。」
「・・は?それだけ?お前が旅すりゃええやん。」
「いや~・・私神ですから。そんな簡単に旅できないの。」
「・・はい?神様?ほうほう。」
神様はみんなちっこいのか?
「ちゃんと何かあげるから♪」
「よしのった。」
(疑いましょうよ少しは!)
狐火さんの声はともかくと。
「んじゃ、これあげよっかな!」
そう言った自称神は、指にはめていた指輪を取って、俺に渡してきた。
「それをはめれば、なんとなんと!出てこいって思っただけで次元穴というものが開けるのです!すごいでしょすごいでしょこれ作った私を尊敬しなさい!」
「・・ちょっと引くわー。」
「こ、コホン・・。えっと、次元穴は出てきてほしいと思ったところに出せるよ!最初は難しいと思うけどなれればとても便利なんだから!」
「なんで?」
「次元穴の中にはどんなものも入れられるんだよ!その中に私の贈り物がまだあるんだから!し・か・も!その中に入れた物は入れた時の状態をずっと保てるんだよ!」
「へー・・すごいな。」
「あと、次元穴で世界を移動できたりするんだよー!行ったことあるとこならその場所の名前を宣言するだけでそこに通じる穴が開くし、新しいところ行きたかったらそう思うだけで適当なところに行ける穴がひらくんだよ!すごいだろすごいだろ!!」
「長い。改行しろ。」
「断るんだよ!」
「ウゼェもう行くわ。」
「あ、ここの名前「花畑」だから!よろしくだよ!」
「よっぽどの用がない限りもう来ないわ!」
とっとと穴開いて逃げる俺でした。
長ったらしいなぁ神様のセリフ。意味わかんなかったらごめんちゃい(アンド○フ様~!!)そこのやつ黙ろうか。
さてここまでがプロローグ。つぎから本編!