東方再興夢(供養)   作:螺旋階段X-4号

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「守矢VS刀々神~異次元の聖戦~」(カイ)

神奈子「ならば何故、貴方から私達と同じ『力』を感じるのだ……?」

 

神奈子からのカミングアウトに思わず誰もが顔を見合わせる。

続けて諏訪子が喋りだす。

 

諏訪子「あー、確かに薄々感じてはいたけど……もしかして海燕って神様なのか?」

 

そうだ、神奈子と諏訪子は私と同じ神様だった。同族なら自分と同じ神の『力』を感じるのも頷ける。

 

海燕「そうだな……確かに私は天界出身の神

天界と言っても、比那名居の住む場所とはまた違った所だがね」

神奈子「おや、あの迷惑娘を知っているのか?」

 

おっと、つい故郷(K2)での知識が出てしまった。

 

海燕「あぁ……噂くらいは聞いた事あってね……」

諏訪子「へぇ〜?オマケ程度で天人になった比那名居一族の噂をねぇ〜?」

 

諏訪子がニヤつきながら横槍を入れてくる。コイツら天子に何かされたっけ……?

 

神奈子「随分面白い奴が来たものだ……どうだ?私達と一戦交える気は無いか?」

早苗「か……神奈子様!?海燕さんはまだスペルカードルールすら知らないんですよ!?」

諏訪子「だ〜いじょうぶっ

ルールは至ってシンプルだし、コイツにだってすぐ扱えるようになるさ」

海燕「随分私を高く買うんだな……」

 

気で何処まで分かるのかは定かでは無いが、向こうがかなりやる気なようで引く訳にもいかなくなってきた。

早苗からスペルカードルールの説明を受け、私達は場所を変える。

 

諏訪子「二対一じゃ分が悪いだろう、そっちの青いのも加えても良いぞ?」

海燕「いや、海裏は結構特殊なものでね……私一人で相手させて貰うよ」

神奈子「随分と余裕そうだな」

海燕「そっちこそ……」

 

早苗から白紙のスペルカードを貰ったが、私自身も故郷(K2)で使ってきたものがあるのでこっそりすり替えさせてもらった。

 

早苗「用意は良いですか?」

海燕「あぁ、いつでも」

諏訪子「私達のスペルカードは三枚ずつ、同時に使っていくよ」

海燕「私のスペルカードは一つ、だが十分だ」

 

互いの準備が整ったところで、早苗が合図を出す。

 

早苗「それでは……開戦!!!!」

 

開戦早々神奈子と諏訪子がそれぞれ拡散弾を放ってくる。一対一なら対戦した事はあったが、同時に相手したのはこれが初である。

私は初心者らしく避けに専念する事にする。

 

神奈子「避けに専念するか……なら!!」

諏訪子「神社での作法ってのを教えてあげるよ!!」

 

そして二柱はスペルカードを宣言する。

 

神奈子「奇祭『目処梃子乱舞』!!」

諏訪子「開宴『二拝二拍一拝』!!」

 

神奈子のレーザーによる動きの制限と自機狙いの弾幕達、更に諏訪子の二種のレーザーと大弾幕のコンボも相まって非常に避けづらい。

だがそれぞれの対処を知る私は最適解を見つけ、難なくスペルブレイクさせる。

 

諏訪子「へぇ〜……やるじゃん」

神奈子「でも間髪入れずに……!!」

 

二柱が続けて次のスペルカードを宣言する。

 

神奈子「神穀『ディバイニングクロップ』!!」

諏訪子「土着神『手長足長さま』!!」

 

諏訪子の一反射する二種のレーザー弾幕と同時に神奈子が三種の拡散弾を放ってくる。流石は犬猿の仲、いや、蛇蛙の仲とでも言うか、見事に息は合っている。

このレベルになると流石の私でも全て躱すのは至難の業となり、数発被弾してしまう。

 

神奈子「さっきまでの勢いは何処へ行ったのだ?」

諏訪子「神様ならこの程度避けるのは当然だよ〜?そんなんじゃ親が泣くよ〜?」

 

私は煽りに流され易いタイプではあるが、私が最も慕っている父の事を出されるのは流石に堪らん……

 

海燕「威勢のいい事言ってくれるじゃねぇか……ならば見てみるがいい……

これが私の実力だ!!!!!!」

神奈子「そうだ……その意気だよ……」

諏訪子「さぁ、何処からでもかかってきなよ!!」

海燕「見よ……これがで培った知識と技術の結晶……」

 

私はスペルカードを掲げ、宣言する。

 

海燕「複合型:禁忌『495年間のカゴメ・カゴメ』……」

 

To be continued

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