やぁやぁ皆、皆大好きカドヤだよ~!
‥自分でやってて気持ち悪いな、やめよう
味覚が死んでると言うことを言ったら、何か知らんがやけに色んな物を食べさせてくるんだよね
エクシアのアップルパイとか食べたけど、やっぱり何も感じないなぁ‥それを伝えたら崩れ落ちてたけど
まぁそれはさておき今日は近衛局の勤務の日だ
今日は何か感染者ゲートの警備なんだと
にしても‥
「暇やな」
「言うな‥私もそう思ってるんだから」
そう言う私にホシグマがそう言ってくる
だってホントにやることないんだもの、感染者見つけたら取り押さえて引き渡すっていうけどそもそもとして感染者がこんなところに来るわけないじゃろ
まぁ昔居た頃もやること無かったしねぇ‥たまに騒ぎ起こした連中を取り押さえるぐらいしかやること無かったよ
「だってホントに暇やし、やることもないじゃん」
「まぁそれはそうだが」
「念のためっていうけど感染者がここに来るとも思えんしねぇ」
だから本当に暇なのだ
「だがその念のためが起きた時のために私達が居るんだ」
「ありゃ?チェン?」
「ここでは隊長をつけろ馬鹿者」
「あてっ」
そう言って鞘で頭を叩いてきたのはチェン、近衛局特務督察隊の隊長だ
まぁ実際実力はアホみたいにあるからこの役職につけたのも納得だね
「全く‥お前は相変わらずだな」
「そう簡単に変わるもんでもないさね、人間って」
ま、性別変わることは変わってるもんなんだろうけど
「まぁいい、私は少し他の所を見てくる、サボるなよ?」
「へーい」
そう言ってチェンは別のところへ行った
「大変だねぇ、隊長ってのも」
「色々と大変なんだよ、隊長も」
まぁやらなきゃならんことがたくさんあるんだろうねぇ
「それより仕事が終わったら一杯やらないか?」
「あー、良いよ」
まぁこいつと飲むのはそれなりに楽しいからねぇ
味覚ないから何も感じないけど
その後暫くホシグマと他愛もない話をしていた
「‥暇なのだー」
依然として何事もないまま時は経つ
まぁ騒ぎが起きたら出動っていう感じだから椅子に深々と座っていても何も言われない
因みにホシグマは何か用事があるみたいで一時的に離れている
「今日は何事もないま「動くな!」‥って訳にもいかないみたいだねぇ」
やれやれ、面倒くさいことは嫌いなんだけどね
さっさと終わらせようか
「動くな!動くと人質を殺す!」
騒ぎが起きている場所に来てみると、5人ぐらいを人質に取った男女合わせて8人が喚いていた
まぁ近くにある感染者ゲートが喧しいぐらい鳴っていることから多分感染者の連中だろ
「状況は?」
「はい、今喚いている男に感染者ゲートが反応、検査を行おうとしたところ近くにいた民間人を人質に取り、それに呼応するかのように今周りにいる連中が人質を取り、現在に至ります」
あらら‥やけくそになってんのかね?
あ、因みに龍門での私の立場だけど、普通の隊員より少し上の階級貰ってる
まぁ皆には普通に接してって頼んでるだけど、まぁホシグマとか一部の例外を除いてあぁいう感じだ
「なる程ねぇ‥まぁ良いや、チェン‥隊長は?」
「今こちらに向かってますが、10分は掛かるとの事」
となると‥まぁ私が対処するかね
それにチェンにはやって貰いたいことあるし
「私が抑える、人質の安全確保宜しくね」
「はっ!」
そうして去っていく隊員、それを確認すると今度は他の隊員に声をかける
「チェン隊長に伝言頼みたいんだけど‥」
そう頼んでその隊員を送り出すと、現場に向き合う
まぁ警察組織だからねぇ‥殺すのはやめとくべきかね
「動くんじゃねぇぞ!動いたら人質を殺す!」
人質にナイフを突きつけながらそう喚く感染者の男、他の感染者も似たようなものだ
彼等は鉱石病に感染した場合どうなるのか、それを最もよく理解している
なので感染したことがバレないように行動していたのだが、龍門が開発した感染者ゲートによりその努力も無駄になった
なので龍門から脱出しようとしたのだが、感染者ということが発覚したことにより、やけくそになってこの騒ぎを起こした‥ならば良かったのだが
実はこのメンバー、レユニオンの一人であり龍門を混乱させることを狙ってこの騒ぎを起こしたのだ
騒ぎが起きている中、潜伏している仲間があちこちで騒ぎを起こすという計画だった
因みに人質もレユニオン兵である
「まぁまぁ、落ち着きなよ君たち」
そんな中、包囲している隊員達の中から一人の女性が出てきた
「誰だ!」
「まぁ良いじゃん別に、それより人質共々投降してくんない??」
呑気にそう言う女性に男はキレる
「あぁ!?ふざけんな!」
「あっそ、じゃあ‥実力行使と行きますかね、レユニオンさんよ」
「なっ!?」
バレるような事はしていない筈の男と人質役は驚く
「‥ふっ、当たりかな?鎌かけただけなんだけども」
騙されたと気づくが時既に遅し
「じゃーねー♪」
『アーツライド テキサス』
そんな音声が聞こえたと同時に目の前にいた女が消えたと思うと、次の瞬間には意識が飛んでいた
~10分後~
そう言う私の足元には人質とそれを取っていた連中が転がっている
まさか簡単に鎌かけただけでばらしてくれるとは‥扱いやすくて助かるってもんだ
おまけに実力も無かったし‥余程の人材不足か?
「大丈夫だったか?」
「問題ありませんよ、チェン隊長殿」
そう考えていると戻ってきたチェンがそう聞いてきたので敬語で答える
まぁ他の隊員が見とるしねぇ、一応考えてやってる
「お前に敬語使われると何か変な感じがするが‥レユニオンか?」
「まぁそうだろうね、そっちは?」
「お前の予想通りだ、制圧は容易かったが」
そう、もう一人の隊員に頼んだチェンの伝言と言うのは
「多分近くに潜んでるからそっちよろしく」
というものだ
まぁ喚いてた連中と人質はレユニオンって当たりがついてたからねぇ‥あの組織なら近くに潜ませてるぐらいやるさ
因みに最初の隊員に頼まなかったのは‥
「離せ!俺が何をしたって言うんだ!」
そう、奴さんはレユニオンに通じてたから
多分この騒ぎを手引きしたんだろうね、多分尾行させてた隊員に決定的な瞬間見られたってとこかな
「奴さんどうすんの?」
「連行して取り調べる、レユニオンの事が少しでも分かるといいが」
「だねぇ」
以外とレユニオンって分からない事が多いからねぇ
「っ!おい待て!」
そんな叫び声が聞こえたかと思うと突然
ドンッ
そんな感じ誰かが体当たりした気がしたのでその方向を向いてみると、拘束されていた隊員が私の腹にナイフを深々と突き立てていた
「気に入らなかったんだよ!入ったばっかで俺達より階級が高いからって威張りやがって!」
そう言ってナイフをグリグリとかき混ぜるように刺してくる
はて‥威張った覚えはないんだけども
そう思っていると、近くにいたチェンが隊員を殴り飛ばして私と隊員を引き離した
「だ、大丈夫か!?」
「そんな慌てる事じゃないよ、痛くないから問題ない」
「は?」
はて、そんな顔される事言ったかね?
「と、とにかくだ!救護隊が来るまで安静にしてろ!」
「お、おう」
滅茶苦茶必死な様子のチェンに言われて、救護隊が来るまで静かにしてた
「大袈裟な気もするけどねぇ」
そう呟く私が居るのは龍門の病院の一室にあるベッド
あの後、近衛局の救護隊が来て治療して貰ったんだけど、終わったかと思えばここに担ぎ込まれた
別に痛くないから問題ないって言ったら、チェンとホシグマに叩かれて安静にしてろと言われた
何でだろうねぇ‥そういや死んでたんだったな
「邪魔するよ、カドヤ」
「おーう、モスティマ」
そんなことを考えていると、病室にモスティマが入ってきた
手には果物を持っている事から見舞いにやって来たんだろう
「調子はどうだい?」
「別に痛くないんだけどねぇ‥皆大袈裟なんよ」
「大袈裟じゃない」
果物をテーブルの上に置くと、私の顔を両手で挟んでくるモスティマ
「どれだけ酷かったと思ってるの?只でさえお腹から出血が酷かったのにナイフをかき混ぜるようにされたせいでお腹の中がぐちゃぐちゃで一つ間違ってたら死んでたかもしれなかったんだよ?」
「あー‥何かごめん」
「分かればよろしい」
そう言って顔から手を離すモスティマ
見えてなかったら気付かなかったね
というかそんなに酷かったのか‥心配かけちゃったか
「もしかして‥他にも何か死んでるの?」
私の反応を疑問に思ったのか、果物の皮を剥きながらそう聞いてくるモスティマ
「‥まぁね、痛覚が死んでるし今お前さんが触ってきた時の体温も感覚も感じなかった」
「そっか‥」
「そうなのか‥」
‥ん?待て、もう一人誰か居なかったか?
「見舞いに来たが‥聞き捨てならない事が聞こえたんだが?」
「同感ですね‥どういう事だカドヤ?」
「わぉ‥来てたのかい」
声が聞こえた方向を向くと、そこには果物籠を持ったチェンとホシグマが居た
「どういう事だ?色々と死んでいると聞こえたんだが?」
「‥少し良いかな?近衛局の隊長さん、説明するから」
「‥分かった、また後でな、行くぞホシグマ」
「分かりました」
そう言ってチェンとホシグマはモスティマと一緒に部屋を出ていった
暫くした後、チェンとホシグマが戻ってきた
モスティマは用事があるらしく帰ったらしい
「お前は‥平気なのか?」
器用に果物の皮を剥きながらそう聞いてくるチェン
「何がというのはさておき‥まぁ死んだものはどうにもならんから地道に戻すとするよ」
「そうか‥」
そう言ってチェンは髪を撫でてくる
私の髪なんて撫でてもよくないと思うけどねぇ
「じゃあ私は仕事に戻る、ホシグマ、行くぞ」
「分かりました、カドヤ、飲みの約束は今度な」
「おう、頑張れよー」
「あぁ、また来る」
「じゃあな」
そう言うとチェンとホシグマは病室から出ていった
チェンとホシグマが部屋からでた後、私はモスティマとチェンが皮を剥いてくれた果物を口に運んで、咀嚼する
「‥まぁ、そうだよね」
その果物は味がしなかった
痛覚障害
怪我をしても痛覚を感じない
恐らく実験の後遺症とストレスが併発している事が原因
大怪我をしても痛みを感じないので平然と無茶をやる
それを防ぐために早急な治療が必要だが、現実では極めて厳しいと言わざるをえない
別の障害
何を触っても何も感じない
滅茶苦茶熱い物に触ろうが、冷たい物に触ろうが何も感じない
それどころか触られても何も感じない為、彼女に用事があるのならば声を出さないと気付かない
これも前者のように治療は困難
二つ目はどう呼べば良いのか分からないので教えてください
闇堕ちルート続きいる?
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いる
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別にいい
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本編でモスティマ達もっと曇らせて
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監禁ルートを望む