こんにちわ、カドヤだよ
最近挨拶のネタが尽きてきたからこんな平凡な感じになってるよ、ごめんな
「なに言ってんだお前‥」
「独り言さ、気にすんな」
そう言って酒を煽る、因みに年齢は酒が飲める年齢ではある
ここは龍門にあるバー、何でこんなところに居るのかと言うとそこのペンギン‥じゃない、皇帝に誘われたから
そこそこ高いバーらしい‥やっぱ金持ちやなこいつ
「にしてもよ、一つ思ったことがあったんだが」
「んあ?何じゃらほい?」
「お前ペース速すぎじゃねぇか?」
「そんなもん?皆こんな感じじゃないのかい?」
そう言って再びグラスを傾ける
「飲み始めてからもう1時間ぐらいペース変わらずに飲んでる奴は初めてみたぞ俺は」
あ、もうそんなに時間経ってたのかね?
そういやホシグマと飲み比べして勝った記憶があるな‥
因みにホシグマが近衛局の中ではトップに酒が強かったらしく、その翌日からは私が「近衛局一酒が強い隊員」ということになってたけど
まぁ何か変わってる飲み物ぐらいしか感じないからなぁ‥味も感じないし酔いも感じない‥
前者はともかく後者は何でだろうね
「まぁ心配ないさ、別に‥あれだし‥」
「‥そういやそうだったな‥すまん」
「いーのいーの」
そんな暗い顔すんなや、お前さんのキャラじゃねぇぜ?
後このペンギンは私の体と過去の事をモスティマ達から聞いて知っている
「まぁ、何だ、ここは楽しいか?」
「色々と学ばせて貰ってるよ、ありがたいことだね」
アイドルなんていう存在も初めて知ったし
「そりゃ良かった‥あぁそうだ、同衾は楽しんでるか?」
「言い方を考えろ‥同衾じゃねぇ、治療のために一緒に寝てくれてるだけさ」
モスティマ、ラップランドが発案し、ロドスのトップであるドクターとケルシーが協力してる睡眠改善方法だが、ラップランドと一緒に寝て以来、基本的に誰かと一緒に寝るのが当たり前になった
ロドス勤務時はラップランドかブレイズ
ペンギン急便時はテキサスかエクシアかモスティマ
近衛局特務督察隊勤務時はチェンかホシグマ
というような感じで基本的にローテーションしてるみたい
たかが私の治療のために一緒に寝てくれるとは‥ありがたい限りやな
皆忙しいやろうに‥別にほっといてくれて良いんやで?
まぁそれを言ったら全員が目のハイライト消えた状態で
「駄目だよ?」
って言ってきたけど‥怖かったな
というか私の治療がそんなに大事とは思えんがね
「そうなのか‥」
おいペンギン、何でこの前のドクターみたいな目をしてる?
「いや、何でもねぇよ」
その返事何かある奴やん
因みにドクターとケルシー、ロドスの私の部屋だけでなくペンギン急便と近衛局の私の部屋にもロドスの私の部屋にある同じシステム取り付けやがった
このペンギンもノリノリで協力したらしいし‥焼き鳥にして食べてやろうか
「そういやお前、好きな奴居るのか?」
「逆に聞く、こんな不気味な存在のこと好きになる奴がいるか?私は絶対に居ないと思うけど」
性別が男だったのに女に変わってる、顔もそこまで良いわけでもない、身体中には実験の跡や傷痕が大量に残ってる、そして訳の分からないアーツ使うetc‥
こんな奴を好きになる人間が居るわけがない
そう思ってるから誰かを好きになることなんてない
「お前それ本気で言ってるのか‥?」
「本気だけど?冗談で言わんでしょこんなこと」
おいペンギン、何だその残念な物を見るような目は
「自分を卑下しすぎじゃないか?」
「真実だろ、少なくとも私はそう‥ん?」
おかしいな、目の前のペンギンとは別の声がしたぞ?
具体的にはクールに見えて実は結構可愛い所があるループスの嬢ちゃんの声が
というか客観的に見たらただの中年オヤジだな‥まぁ元の性別が男だからなんだろうけど
そう思いながら声がした方向に視線を向けると
「やはりここにいたか、カドヤ」
いつの間に近くにいたのか分からないが、直ぐ後ろにテキサスがいた
「‥何で分かったん?」
「クロワッサンから聞いた」
そういや誘われた時居たなぁ‥
あ、クロワッサンというのはパンを連想すると思うがそうではなく、れっきとしたペンギン急便の社員だ
因みに初めて名前を聞いた時
(パンが働いてるのかここは?)
と思ったことは内緒だ
まぁその時近くにいたエクシアに
「今食べる方のパンの事かと思ったでしょ」
と当てられたのはビックリしたが
ノリが結構良い社員でやらかす奴でもある
私は「やらかし第二号」と陰で呼んでいる
因みに一号はエクシアだ
何でか知らんがバレたときに抗議されたけど、近くいた皇帝の
「事実だろ」
という言葉に轟沈していたが
「邪魔するぞ」
そう言って座ってくるテキサス
‥いやちょっと待て
「何で膝の上に座ってくるの?」
「私がそうしたいからだ、駄目か?」
「いや駄目じゃねぇけどよお前‥」
周りの目を気にしろよ周りの目を‥そういやここ今ペンギンが貸しきりにしてるから誰も居ねぇんだった
そんで何か尻尾が揺れているのは何故だ?
「あー!テキサスずるーい!私も!」
「ぶぇ」
そう言いながら私の背中に抱きついてきたのはエクシア
恐らくテキサスと一緒に来たんだろうけど‥何で抱きついて来たんだ?
「まぁまぁ落ち着けよお前ら‥ぷくくく‥」
「焼き鳥にしてやろうか?」
「ペンギンを焼いても旨くないぞ?」
くそこいつこの状況楽しんでやがるな、本当に焼き鳥にして食べてやろうか‥
「ねぇねぇカドヤ!さっき言ってたことって本当?」
「さっき?」
「ほら、「自分の事好きになる人間が居るわけない」って言ってたじゃん」
あぁ、あれのことか‥
「偽りない私の本心だよ?それに事実だしね」
「‥そっか」
そう聞いたエクシアは、私の膝の上に座っていたテキサスの手を引くと、部屋の隅の方へ移動して何かを話していた
何を話していたのか聞いたが
「えへへー!内緒!」
と言われたので結局分からずじまいだった
~ドクターの執務室~
『‥って訳だ、あいつその内居なくなってもおかしくねぇぞ』
「そうか‥」
通信で皇帝から話を聞いたケルシーとドクター
今日酒を飲んだ時に聞いた話をわざわざ教えるために通信してくれたのはありがたかったが
「‥本当にそう言ってたの?」
『間違いねぇ、エクシア達にも聞いたがありゃ本当だとよ』
仮に嘘だった場合一発で見抜ける二人のうちの一人であるエクシアがそう言ったのだから間違いないのだろう
因みにもう一人はモスティマ、嘘かどうか判断する際はこの二人のどちらかを連れてくるべしというのが、現状を知っている者達の共通認識である
「どうするか‥」
『やっぱり例の件進めるしかねぇんじゃねぇか?あいつ今にも居なくなるぞ?』
皇帝の言う例の件というのは‥まぁここで話すことではない
「その件だが実現は可能だ」
『お?ということは?』
「あぁ、龍門の指導者であるウェイ・イェンウーの同意も取れた」
少なくとも龍門のトップである人物が関わっている時点でどんな計画かは‥考えるまでもないだろう
『よく同意したな、てっきり拒否すると思ってたんだが』
「初めは相手にもされなかったがな‥チェン・フェイゼとホシグマが話に行ったら翌日には協力するときた」
『何があったんだ‥』
「分からない」
なおその翌日、あちこちに包帯を巻いた近衛局のトップと思わしき人物が病院で目撃されたというが定かではない
『まぁとにかく、これで条件は揃ったって事で良いんだな?』
「あぁ、後はあちらが仕掛けてくるのを待つだけだ」
『‥面白くなりそうだな』
「同感だ、ではまた」
『あぁ、じゃあな』
そう言って通信を切るケルシー
「本人が知ったらびっくりするだろうね‥」
「まぁ仕方がない、というか彼女等のあの勢いと彼女の過去、それに現状を見て断れると思うか?」
「いいや、全く」
あの時のサンクタと堕天使の勢いはケルシーでさえ恐怖を覚えた程だ
因みにこの計画はその二人が立案し、彼女の現状を知っているものが全員協力している
いずれロドスの全社員にも通達する予定だ
「ロドスの皆にはいずれ私から話すよ」
「あぁ、任せる」
「‥くしっ」
「風邪かい?」
「いや誰かに噂されたような気がしてな‥」
まぁ気のせいだろう、そもそも噂なんて色々と流れてるし
大半の噂が悪い噂になってるが
まぁ所属しているロドスじゃ不気味に思っていてもそんな噂を鵜呑みにしてる奴は居ないから違う
龍門は一部の隊員には恨まれてる‥というより嫉妬されてるからまぁ可能性はあるけどなんとなく違う気がする
ペンギン急便は‥考えるまでもないな
「ねぇカドヤ」
「んぁ?」
「ずっとここに居てくれるよね?」
モスティマが心配そうな顔をしてそう聞いてくる
「まぁ、ね、居るつもりだよ」
「本当?また連れてかれたり居なくなったりしない?」
「大丈夫だよ」
あのイカれ連中が追手を差し向けて来ない限りは‥ね
そう答えるとモスティマが抱きついてくる
「そうだよね‥仮にそうなっても絶対に行かせるもんか(小声)」
何か後半小声で言ってたような気がするがよく聞こえなかった
というか最近知り合いの全員が小声で話す時目のハイライトが消えてるのは何でじゃろうな
因みにその後は普通に寝た
モスティマが何処から仕入れてきたのか子守唄‥まぁこの年で子守唄というのはどうかとも思うけど
とにかく、その子守唄のお陰であの夢を見ることもなく普通に寝ることが出来た
起きた後何処の子守唄なのかと聞いたら
「内緒だよ♪」
って言われた、何でや
酔いを感じない理由を知っている方が居たら教えてください
闇堕ちルート続きいる?
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いる
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別にいい
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本編でモスティマ達もっと曇らせて
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監禁ルートを望む