「‥う‥ん‥」
「あ、起きた?」
「ふぁ‥モスティマ‥?おはよ‥」
「うん、おはよう」
目が覚めると目の前にモスティマの顔が飛び込んでくる
その後ろには見覚えのない壁などが見える
そういや昨日ドクターから休暇を言い渡されて、ペンギンの別荘に連れてこられて、晩飯食った後寝たんだっけな‥
しっかしこのベットふかふかやな‥なに使っとるんじゃろうか‥
「ほら起きて、髪整えるから」
「ういうい‥」
目を擦りながらそう言って、ベットから起き上がる
「ボサボサだね‥爆発してるよ?」
「まぁ良いじゃん‥くぁ‥」
モスティマに髪を整えて貰いながらそう言う
というかブラッシングとかやってるけど‥まぁ良いか‥
「今日何しようかな‥」
「まぁ1日ぼーっとしておくのも良いんじゃない??」
「それもそうやな‥モスティマはどうすんの‥?」
「うーん、私もぼーっとしてようかな」
「そっかぁ‥くぁ‥」
そう言いながらもモスティマに髪をされるがままにされていた
「カドヤー!おはよう!」
「おはよ‥くぁ‥」
モスティマに髪を整えて貰ってリビングに出ると、朝飯を用意したエプロン姿のエクシアが声をかけてきたから、あくびをしながらも返事をしておく
というか朝から元気やな‥いや良いんだけども
「まだ眠い?寝てても良いけど‥」
「お前さんが作ってくれた物を冷まさせるわけにはいかんよ‥飯は暖かい内に食べた方が良いらしいしね‥」
「そ、そっか‥///」
何で照れてるのだろうか‥まぁいっか
「ほら、早く食べよ?」
「あい‥」
エクシアにそう言われたから席に座ると、自然な流れで隣に座ってくるエクシア
何で隣に座ってくるのかというと‥
「はいカドヤ、あーん」
「あーむ‥むぐむぐ‥」
そう言ってエクシアが差し出してきたスプーンに乗っかっていた朝飯を頬張る
もう最近はこれが当たり前になってきてるから別に何も思わないねぇ‥
ロドスの他のオペレーターとか近衛局の職員とかは、この光景を凄い目で見てくるけど
特に近衛局なんて、たまにチェンがやってくる時なんて
「隊長はおかしくなったのか‥?」
なんて呟きながら目を見開いてたからね‥
因みに普段はホシグマがやってくれる、チェンは立場上忙しいみたいだけど、別にやってくれなくても良いんだけどねぇ‥
それとさっき呟いてた隊員はチェンとの訓練との時に滅茶苦茶しごかれてた‥
良い奴だったよ‥死んではないし今でもピンピンしてるけど
「‥ナンカチガウコトカンガエテナイ?」
「そんなことはないから‥目のハイライトを戻せ‥」
最近良くハイライトが消えるんだよね‥
我が幼馴染みに一体何があったんだろうか‥
「まぁ良いんだけど‥羨ましいね‥」
「モスティマは朝カドヤ起こしたから良いでしょー」
「そうだね、可愛かったよ?」
何かエクシアとモスティマが何か話してるけど、まだ寝惚けているからよく聞こえなかった
「カドヤ、テレビ見る?」
「んー、じゃあ見るか」
そう言いながらソファーに座ると、自然な流れで両隣に座ってくるエクシアとモスティマ
少し近すぎる気もしなくないけど、まぁいっか
「というかテレビえらいでかくないか‥?」
「そうだねー、私もこのサイズは初めて見たよー!」
いやだってホントにでかいんだもん
「何々‥200インチだって、このテレビ」
何かの紙を見ながらそう言うモスティマ
というか何の紙だそれ
「あぁこれ?コーテーから貰ったこの別荘の概略図みたいなものだよ」
そう言いながら渡してきたから見てみると、確かにこの別荘の仕切りなどが書かれている
というか食材とかの注文先まで書かれてるぞこれ‥
「何でこんな詳しく書かれてるんだよ‥」
「まぁ良いじゃないか、楽しんでくれってことだろうし」
「それもそうやな」
気にしただけダメな気がしたね、あのペンギンには常識は通用せんのじゃ
いや私も常識がいまいちよく分かってないけど
「ぐでー‥」
そう言いながらソファーに寝そべっている
ふかふかだからなんだろうけど、何か気持ちいいんじゃ‥
因みに今は何かバラエティ?って言うものを見てて、モスティマは昼飯を作ってる
「ダーイブ!」
「ぶぇ」
そう言って胸元にダイブしてくるエクシア
「エクシア?どうかした?」
「んー?いや何となくー?」
そう言って胸に頭をグリグリ押し付けてくるエクシア
毎回思うけどこのサンクタの頭の輪っかってどうにかならんもんなのかね‥
まぁはっきり言って邪魔なのよね
え?私はどうなのかって?
頭の上にある輪っかはボロボロな上にあちこちを欠損してて、羽は殆どがボロボロな状態だよ
寧ろこれでよく残ってるなと思うもん
「んー‥良い匂い‥」
エクシアがそう言いながら頭をグリグリしてくるけど、私なんか変な匂いでもしてるのだろうか‥
「楽しそうだね、エクシア」
その言葉に振り返ってみれば、エプロン姿のモスティマがいた
「あ、モスティマ、どうしたの?」
「昼御飯出来たから呼びに来たんだよ、準備手伝って」
「はーい!」
そう言って軽い足取りで走っていくエクシア
「ほら、カドヤも手伝って」
「ういうい」
そう言ってエクシアの後に続こうと部屋を出ようとすると、何かに引っ張られた
何事かと思うと、何か拗ねたような顔をしたモスティマが私の着ている服の端を引っ張っていた
「どしたの?」
「エクシアばっかりずるい‥」
‥多分だけどエクシアが私に抱きついて頭をグリグリしてきてる事かね?
「それぐらいお前さんが嫌じゃなかったらやってあげるよ?」
私がそう言うと途端に笑顔になったモスティマ
多分だけど日頃のモスティマ見てる奴からしたら、本当にモスティマかと疑いそうな笑顔だったと言っておくよ
「言質は取ったよ」
そう言ってエクシアの後を追っていくモスティマ
「あいつあんなキャラだったかなぁ‥」
少なくとも昔はあぁいうキャラじゃなかったような気がするんだけどなぁ‥
そう思いながら、私は二人の後を追った
「‥最早一緒に入ることに違和感覚えなくなってきた自分が怖い」
「まぁまぁ、良いじゃないか」
いやモスティマ、お前嫌じゃないのか
後ね‥
「何で抱き抱えられてるんだろうねぇ‥」
「カドヤと私じゃ私の方が身長高いからだね」
「違うそうじゃない」
確かに身長はお前さんの方が高いけど‥
今風呂に入っているのだが、まぁ察しの通り二人と一緒に入っている
いや私も『ダメじゃろ』とは言ったのよ?
だけどエクシアの
「私達とじゃ‥嫌?」
ってうるうるした目でお願いされたら断れんよ
モスティマに後ろから抱き抱えられて入ってる
対面には何か不満そうな顔をしたエクシアが一緒に入ってる
「むー‥ずるい」
「エクシアは今日同じようなことやったじゃないか」
「そうだけど!‥うぅ、もう少し身長が高ければ‥」
「そういう問題か?」
もっとこう‥何か根本的な何かがあると思うんだが‥
というかモスティマ、私なんかを抱き抱えて良いのかね?
こんな気持ち悪い体した奴なんて抱き抱えたくないだろ‥
「そんなこと無いよ?寧ろずっとこうしていたいぐらいだよ」
「えぇ‥」
心を読まれたことはさておき、ずっとこうしていたいってお前、のぼせちまうぞ
「何か的外れなこと考えてる気がする‥」
「そんなこと無いと思うぞ?」
お前さんがのぼせてほしくないと思ってただけだしなぁ‥
「髪の痛みも直ってきたね」
「そーなの?分かんないけど」
「少なくとも再会した時よりは‥ね‥」
「ふーん‥」
モスティマに濡れた髪を乾かして貰いながらそう話す
初めは風呂から上がったら適当に拭いてそのままにしてたんだけど、それを見たソラちゃんが
『乾かして手入れをしないと駄目です!』
って言って髪を乾かしてくれたのがきっかけで、それ以来必ず誰かが髪を乾かしてくれてる
まぁ近衛局ではチェンとホシグマがやってくれてるけど、たまたまそれを見た女性隊員達が、
「凄いあの人‥」
って呟いてたけどね‥
別に私なんかにしなくて良いとは言ったんだけど
「ダメだ」
って言われたから、お言葉に甘えてやって貰ってる
別に私より自分のをやってほしいんだけどねぇ‥
「この後どうすんの?」
「どうしようかねぇ‥何かある?」
「そう言えばエクシアがゲーム持ってきてた筈だよ、それやる?」
「そやな」
その後はモスティマ、エクシアと一緒にゲームした
バイオ◯ザード面白かったなぁ‥
「うーん、そろそろ寝ようかカドヤ‥カドヤ?」
返事がないから気になっていると、何かが凭れかかってくる
何かなと思ってその方向を向くと
「うん‥すう‥」
私の肩に凭れかかって寝息をたてているカドヤの姿があった
私に凭れかかって寝ているせいか、凄く可愛い寝顔だ
「全く‥可愛いなぁ‥」
「そうだね」
カドヤが起きないように、小声でモスティマと話しながら、ベットに運ぶ
それにしても、10年以上ろくに食べていなかったせいか、とにかく凄く軽い
まぁ再会してからは色々な物食べさせてるんだけど、それでもびっくりするくらい軽い
もっと色々と食べてほしいんだけどね‥
そんなことを考えながらカドヤをベットに運んで寝かせると、左側に寝転がる
カドヤが左側に顔を向けているから、必然的にその可愛い寝顔が目に飛び込んでくる
この可愛い寝顔もそうだけど、私はカドヤが大好き
けどカドヤは自分は迷惑だし、大切だというものもないからいつも死んでも良いと思っているから、戦場であんな無茶をしてる
だから、私、いや私達がカドヤを守らないといけないし、カドヤに大切だと思わせないといけない
その為だったら私は神にすら逆らうよ
モウゼッタイニハナサナイシハナレサセナイヨ?カドヤ
暫く続く
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