最近なんか薬物関連の事が多い気がする
そう思いながら殴りかかってきたマフィアのアキレス腱を斬って転倒させると、転倒したマフィアに座り込む
これが一番手っ取り早いからねぇ…え、他にもあるだろって?生憎私はこれしか知らんな
目の前で『赤霄』使ってマフィアの腕や足を折ってる隊長、『般若』でぶん殴って気絶させるよりかは優しい方だと思うけども
「くそ!離せ!」
「はいはい、文句とか罵倒とかは留置所でね」
そう言って腰から乗って押さえてるマフィアの一人の首筋に手刀を落とす
変な声上げて気絶したけど…まぁ大丈夫でしょ
「カドヤ、そっちは終わったか?」
「おーう、こっち制圧、まだレユニオンとかの方が強いね」
チェンに対してそう返しながら気絶したマフィアに手錠をかける
ホシグマは…あぁ、最後まで抵抗してたマフィアぶん殴って気絶させたな
というか『般若』で殴ってたけど…生きてるかな?
「それにしてもこれだけの量を蓄えていたとはな…」
そう言うチェンの視線の先にあるのは大量の薬物
チェンの話曰く、依存性が非常に高く、一度使用すると何度も使い続けてしまい、最終的には凶暴になって周囲の連中に噛みつくようになるんだとか
それとこの薬物の厄介なところは、襲い掛かられた人物が嚙まれるとそこから薬物が侵入して新たな薬物患者を生み出してしまうんだとか
ゾンビかよと思ったそこの君、私も同意見だ
まぁこの薬物なんだけど私は見覚えがある
「この量だと大体どれくらいなの?」
「ざっと千人分だな、売るつもりだったとしたら1億龍門幣と言ったところだ」
私がそう聞くとチェンがそう答える
「そんな値段とはねぇ…これそんなに高いの?」
「そうだな、少なくともこんな弱小マフィアが手を出せる値段ではないな」
チェンが足元に転がっているマフィアを靴でグリグリしながらそう言う
となると誰かが格安でこいつらに渡したということになる
これまでも何件か似たような事案があって、その都度捕えたマフィアに入手経路を聞いたけど皆
「フードを被った奴に格安で売ってもらった」
という情報しか取れていない
まぁ出身とかは大体予想がつくけどな
後チェン、あんだけぼこぼこにしたんだから靴でグリグリするのはやめてやれ、死体撃ちになってるぞ
「隊長、こちらは制圧しました」
そんなことを考えながらチェンと話していると、残ったマフィアの制圧をし終わったのかホシグマがそう報告してくる
というか『般若』で殴られたマフィアよく見たら顔の原型留めてないし…見た感じ腕と足が折れとるな
いくら何でもやりすぎだとは思わないのか…
「ホシグマ、少しやりすぎだ」
あれのどこが少しなんだよ、どう見てもオーバーキルだろ
「すいません、カドヤの事を『化け物』と言われてつい…」
「ほう…よくやったホシグマ、少し様子を見てくるとするか」
「行くな行くな」
『赤霄』を抜いて搬送されているマフィアの元へ向かおうとするチェンの襟をつかんで止める
ただでさえホシグマの『般若』でしかも本気で殴られて生きてるのが不思議なレベルなんだぞ、お前さんまでやったら死ぬわアイツ
それと私が悪く言われたぐらいでなぜそんなにもキレるんだ、事実なんだからどうしようもないだろ
「さっさと帰るよ、今日は飲むんでしょ」
「そうだったな、帰還するぞ」
『赤霄』を納刀したチェンがそう言って歩き出すのを見ながら、私もあとに続いた
え?マフィアはどうなったのかって?しーらね
「かどやぁ~、飲んでるひゃあ~?」
「はいはい、飲んでるよ」
抱き着きながら絡んでくる酔っ払い…じゃなかったチェンに対してそう返しながら酒を飲む
というかこいつ酒にあんまり強くないのに何であんなハイペースで飲んでんだ…体壊さなきゃいいが
「ぷくく…見事に出来上がってるな」
「そういうお前も酔ってるじゃないか」
「にゃにを言う、わしゃしがこの程度で酔うと思ってるのひゃ?」
「呂律回ってねーぞ」
「酔ってない」って言いながら酒をあおってるけど、顔は赤いし呂律は回ってないし、何より私に寄りかかってるしな
というかホシグマってこんな酔うなんて珍し…いやよく見てたな
「おい!聞いてるのひゃ!?」
「聞いてる聞いてる、だから思いっきり抱き着いてくるな」
二人も寄りかかってきたら流石にきついんじゃ
特にチェン、お前見かけによらず力強いからな、体ならまだいいが首にだけはやめてくれ
そんなことを考えながら酒を飲みつつ、酔っ払い二人の相手をした
「誘った身でいうのもあれだが大丈夫なのか?かなり飲んでいたと聞くが…」
「別に大したことないよ」
あれから数時間後、酔っ払い二名を部屋に放り投げて寝かせた後、暇つぶしに酒でも飲もうかと思っていたら、たまたま会ったウェイに誘われて、一緒に酒を飲んでいる
チェンはともかくホシグマを運ぶのは骨が折れたね…
え、どう運んだのかって?チェンはおんぶ、ホシグマは襟を掴んで運んだよ
しかし流石は龍門のリーダー、滅茶苦茶高そうな酒持ってるな、味は分かんないけど
「でどうなのよ、最近の調子は」
「あぁ、一部問題があるにはあるが概ね順調だ」
「そりゃよかった」
一部問題ねぇ…大方レユニオン絡みかな
まぁ政治とかは一切わからんから深く突っ込むつもりはないけど
「ふーん…まぁ体壊さないように頑張りなよ?」
「そういうお前こそな?また怪我でもされたらチェンとホシグマがな…」
「あぁ成程…というか何で私が怪我したくらいであんなことになるのかねぇ…」
そう言いながら酒を飲んでいるとウェイが「まじかこいつ」というような目線を向けてくる
なんか変なこと言ったことかね?
(…頼むからこれ以上怪我しないでくれ…)
目の前で酒を飲んでいるサンクタの女性を見ながらそう思うウェイ
これ以上怪我でもされては自身の後継者とみているチェン、そしてその部下のホシグマが何をされるかわからないのである
その為今回のマフィアの制圧を始めとした任務などで怪我をしないかとヒヤヒヤしているほどである
本人に悪気はないのであろうが無茶苦茶などうにかならないものかと思っていた
そしてそれ以上の問題もウェイの胃を痛くしていた
カドヤが酒を飲んでいる隙に隠していた書類を見る
とある国家から龍門に送られてきたもので、相手が相手だけに厄介なものだった
その内容は
(カドヤのラテラーノへの引き渡し…また面倒なことを…)
しかも引き渡さなければ宣戦布告も辞さないとまで書いてある
だがウェイとしては引き渡すつもりなど毛頭なかった
理由はいくつかあるが、まずカドヤのおかげで犯罪組織の早期摘発が相次いでいる事、そのお陰で龍門は今や「テラの中で最も治安が良い国家」とまで言われているほどに犯罪確率が減っていた
レユニオンに関しても、幹部の半分がロドスに所属した今、脅威ではあるのだが大きな問題とまではなっていない
そしてこれが一番な理由だが、仮にカドヤを引き渡した場合チェンとホシグマが何をやらかすのか分からないというものがある
普段は冷静な二人なのだが、ことカドヤの事となると暴走する習性がある
もしカドヤを引き渡そうものなら…考えたくもなかった
カドヤとチェンが出会う前のウェイが今の自分を見たら「誰だこいつ」と思うことだろう
(いや、今は酒という娯楽を楽しんでいるのだ、忘れよう…という忘れたい)
これ以上考えると胃痛と頭痛が酷くなってくる気がしたウェイは、今だけはこのことを忘れようと酒を呷った、現実逃避である
たとえ二日酔いになってチェンから笑われても知ったことではなかった
「…うぷ…気持ち悪い…」
「飲みすぎなんだよねぇ、水飲む?」
「頼む…」
「カドヤ、私にも…うぷ…」
「はいはい」
ウェイと酒を飲み終わって5時間後、部屋に放り込んでいた二人に水をあげている
やはりというべきか、あれだけ大量の酒を飲んだ反動で二人揃って二日酔いになっていた
まぁ寝とけば昼間には回復するでしょ、知らんけど
「取り敢えず今は休みな、仕事は私が代行するから」
「す、すまない…だが大丈夫なのか?」
「そんな体調が悪い状態で仕事しても効率悪くなるだけだから寝ときな、まぁ回復したら出てきてね」
「…分かった…だが無理するなよ…うぷ…」
「こっちのセリフなんだよなぁ」
そう言って制服を着て仕事に向かった
その後、チェンとホシグマが出てきたのは昼頃だったけど、隊員には事情は説明しておいたから特に問題はなかった
さぁ始まりました七月八月連続投稿ダービー
もし理由なく休んだ場合は期間一週間に追加に加え、PS4とPSVITAのどちらかのソフトののセーブデーターを消さなければならぬという制裁が待っています
まぁ自分で考えたものですけど、これでも足らぬわという方がいましたら是非制裁内容を上げてください
自分でできる範囲だったらやります、あまりにも無茶な制裁はできませんのでご了承ください
投稿する時間は基本的に18時から24時の間です
新しい作品なども投稿する予定ですので、どの作品が投稿されるのかは作者の気まぐれです
なのでどの作品が投稿されたのか知りたい方は私のプロフィールを見てください
それではまた明日
闇堕ちルート続きいる?
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いる
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別にいい
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本編でモスティマ達もっと曇らせて
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監禁ルートを望む