「暇なのだー・・・・」
「どうかした?」
「いやなんでもない」
ベットの上でそう呟くとヤマトが聞いてきたのでそう返しておく
目覚めてから1週間位経ったけど、未だに病室のベットの上にいる
いや目が覚めてから1日後に動こうと思ったら、たまたま見舞いに来たヤマトに見つかって説教されて、それを聞きつけたケルシー達も加わって説教された
別に痛くないから動けると言ったら
「そういう問題じゃない」
って言われてまた説教された
で、説教されたその日以来私が動かないように見張りがつけられるようになった
別に私なんかどうでもよかろうに・・・
「そういや私の報告は役に立ったかね?」
「うん、今対策を練ってるんだって」
「そりゃよかった」
目が覚めてから4日後だったか?まぁその時にドクターとケルシー、それとアーミヤCEOが来て、あの日・・・あぁ、私が意識失う日のことを聞かれたから、首謀者はメフィストであり、最近起こってたという行方不明や、あの日襲撃してきたのも奴だということを言ったら、初めて聞いたのか、アーミヤCEOは驚いてた
というかドクター、情報共有はちゃんとしようぜよ・・・
「というかヤマト、私なんかを見張るよりも・・・」
「カドヤさんが安静にしてるかどうか見張ってるんだよ、また無茶するだろうから」
「えぇ・・・」
そもそも痛覚がない奴にはこれ幸いと無茶押し付けていいんだぞ?
実際私なんてそれぐらいしか能ないだろうしねぇ・・・
「やることがない‥‥」
そう呟きながら自室でぼーっとしている
あれから2ヵ月後に退院出来たんだけど、一向にやることがない
まぁ訓練とかはしてるんだけど、必ず誰かが見ている状態でしか出来ない
というかケルシーからストップ掛かってたけど、数時間話し合ってこれだからなぁ‥まぁ別に良いんだけどね
因みにメフィストだけど、近衛局などと協力して少しずつだけど追い詰めているらしい
だが肝心の本人の逃げ足が速いうえに、奴さんが生み出している連中はこっちの世界で死亡した奴よりも強力なものらしく、なかなか手こずっているんだとか
因みに手伝おうかなと思ってヤマトに聞いたら
「ドクターから参加させないでって言われるから」
って言われた
気にしなくてもいいのにねぇ
「‥‥んー‥暇‥ってうん?」
何となく入り口の方を見てみると、紙が挟まっていた
何事かと思って取り、内容を見てみれば
『指定の場所に一人でこい、さもなくばロドスの連中を僕の手駒にする』(要約)
と書かれていた
今どき脅迫か‥そもそもどうやってここまで来たんだ?
まぁそれは良いとして、この手紙の言う通りにするのかと言うと
「まぁするしかないわな‥」
多分だけどあのイカれ野郎‥メフィストか、私と同じ世界から来た感じなんだろうし‥
自分の世界の不始末は自分でつけにゃならん
そもそもヤマト達にしろ大事な奴が居るんだろうし尚更巻き込めない
けど私は?この世界とは別の世界の住人だ
死んだところで何も問題はない
そんなことを考えていると扉がノックされる
『カドヤさん、ご飯行こう?』
「‥おーう、ちと待ってろ」
声からしてヤマトのようだったので、一先ず懐に隠して扉を開けた
因みに向かう途中に会ったイカズチちゃん達と一緒に飯食べた
相変わらず味は感じなかった
「‥ここだよなぁ‥」
そう言いながら周りを見渡す
今いるのはあの脅迫状と一緒に書かれてあった場所だ
木が生えてるから若干見通しが悪い
無論一人で、まぁ深夜に抜け出したからな
途中何人かと会ったけどうまく誤魔化せたからいいか
一応手紙は残しておいたけど‥まぁ多分ここにはこんじゃろ
場所を指定してきた手紙は処分したしね‥
それと最後にヤマトに恋愛に関してちょっとしたアドバイスもしておいた
まぁ恋愛したことがない私のアドバイスなんてたかが知れてるけども
え?内容?
『早めに誰かというのを選んだほうが良いよ』
って書いておいた
まぁどんな形であろうと幸せになってほしいもんだよ
そう思っていると
「のこのこ来てくれてありがとね」
そんな声が聞こえたかと思うと、周りから現れるのはいつぞやのデカブツの他に体表に源石が飛び出している連中
まぁこんなことができる奴といえば
「大所帯だな」
「君のせいでまた集めるのに苦労したんだよ?」
そう言って現れるメフィスト
「しかしよくこんだけ集めたな、ロドスとかと交戦してるって聞いてたからてっきり少ないかと思ったが」
「この世界じゃ鉱石病にかかって追い出された奴なんてごまんといるさ」
なるほどねぇ
「で?わざわざ呼び出した理由は?まぁ何となくわかってるけど…さっ!」
『アーツライド テキサス』
そうして静かに後ろから迫ってきていた奴に対して源石剣を叩き込む
頭を勝ち割ってそのまま動かなくなるかと思いきや
『ガァァァァァァァァァァァァ!!』
「うぉ」
何事もなかったかのように剣を振り下ろしてきたから、咄嗟にバックステップで回避するも完全には避けられず、腕を斬られる
「僕のアーツを使ってさらに強化したからそう簡単には死なないさ、楽しませてよ?アハハッ!!」
そう言ったかと思うと周りにいた連中が突っ込んでくる
まぁ‥
「死なないようにはしますかね」
そうぼやきながら迫ってくる連中を迎え撃った
『アタックアーツライド 赤霄・抜刀』
「あらよっと!」
そう言いながら突っ込んできた連中7人を撫で斬りにする
が、斬っても斬っても起き上がってくるから質が悪い
まぁそのせいでもう‥何時間経ったかな?
「ほらほら、もっと頑張らないと死んじゃうよ!」
「うるせぇ」
そう言いながらも連中を斬り続けているけど、斬っても斬っても起き上がってくるし、何より硬いから生半可な武器じゃ攻撃が通らん
首を撥ね飛ばしても暫くは動き続けるとか気味が悪い
まるでゾンビじゃねぇか‥まぁ動きが単調だからどうにでもなるけど
『⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛ーーーッッ!!』
「ちっ!」
『アーツライド ホシグマ』
そうして『般若』を構えると、途端に凄まじい衝撃が私を襲って『般若』ごと吹き飛ばされた
どうも叫び声を衝撃波にするアーツらしい
起き上がろうとしたら足が変な方向に曲がっていた
どうやら折れたらしい‥まぁいっか
「そろそろ諦めたら?あちこち傷だらけだし僕に敵わないっていい加減認めなよ」
まぁ確かに頭をかすった剣やクロスボウの矢とかで頭からは血が出まくってるし、腕と足には矢が突き刺さってるしねぇ‥まぁ
「お断りだね、色々と面倒だし」
「‥あっそ、じゃあ死んで」
「そりゃ無理だ、申し訳ないけど」
そう言って一つのカードを取り出すと、それを上に投げて、さら『アーツドライバー』とはまた違うドライバー‥『アーツタッチ』を取り出す
両手があったらこんなことしなくても良かったんだけどねぇ‥まぁ過ぎたことを言っても仕方がない
そうして上に持っていくと、丁度落ちてきていたカードがその『アーツタッチ』に入る
すると『アーツタッチ』の表面にシルエットのようなものが現れる
それを確認した後、そのシルエットをなぞっていく
『アスラン、アダクリス、アナティ、アヌーラ、イトラ、ウルサス、ヴァルポ、ヴイーヴル、エーギル、エラフィア、オニ、キャプリニー、麒麟、クランタ、コータス、サルカズ、サンクタ、サヴラ、ザラック、セラト、ドゥリン、ドラコ、ピロサ、フィディア、フェリーン、フォルテ、ペッロー、ペートラム、マンティコア、リーベリ、龍、ループス、レプロバ、鵺、堕天使、非公開』
そう音声が流れながら順番になぞり、最後まで行った後に私の顔のシルエットを押す
すると端末の着信音のようなものが流れ、それが終わったかと思うと
『ファイナルアーツライド カドヤ』
そんな音声が流れ、今まで腰につけていたドライバーが横に移動して、手に持っていたドライバーがベルトに収まると同時に、失われていた左腕が現れて、見えなくなっていた左目が見えるようになる
まぁあくまで一時的な復元だけど
「奥の手は最後まで残しておくもんだね、さてと」
そう言って敵さんの方を向く
相変わらず数が多いねぇ‥面倒くさい
「まぁいいや、一先ずこれじゃ」
そう言いながらサンクタのマークを押すと、目の前にサンクタのオペレーター達の顔写真が現れる
その中の一人を選んで押すと
『サンクタ アーツライド エクシア』
そんな音声が流れたかと思うと、手にエクシアが使っていたサブマシンガンが現れ、同時に私の隣にエクシアが召喚される
因みに本人じゃなくて‥まぁ何というのかな、私の分身?みたいなのがエクシアの姿をしてるってだけ
まぁどうでも良いよねなどと思いながら、カードを取り出して、横に行った『アーツドライバー』に投げ入れる
『ファイナルアタックアーツライド オーバーロード』
そんな音声が流れると同時に、エクシア(分身)と私の周りに無数のアサルトライフル等が展開され、それと同時に私とエクシア(分身)は射撃体制に入る
「ディオ・ヴォーレント‥ってな!」
「なっ!?くそっ!」
そう言って手に持っていたサブマシンガンの引き金を引くと同時に、エクシア(分身)も持っていたアサルトライフルの引き金を引き、展開していたアサルトライフル等の一斉射撃が始まり、目の前の‥えーと、『狂化寄生兵』だっけか?達を蜂の巣にしていく
そうして全て撃ち尽くすと、手にあったサブマシンガンと周りに展開していた銃器、そしてエクシア(分身)が消える
にしてもまだ居るのか‥数だけは多いねぇ
そしてメフィストはあのデカブツに守られていると
「お次はこれじゃ」
そうしてフェリーンのシルエットを押して、またオペレーターを選ぶ
『フェリーン アーツライド エンシオ』
すると今度は、私の手に剣が現れ、エンシオ‥じゃなかった、シルバーアッシュ(分身)が隣に現れる
というかエンシオって名前は本名で事情があってシルバーアッシュって言う名前で隠してるとはね‥
そう考えながら再びカードを『アーツドライバー』に投げ入れる
『ファイナルアタックアーツライド 真銀斬』
「くたばれぃ!」
そう言って二人揃って剣を振り抜くと、今度は連中の首が一気に胴とさよならした
そして振り終わったエンシオ(分身)は消滅したのを確認すると、続いて他のオペレーターを召喚する
『エラフィア アーツライド ファイヤーウォッチ』
そうすると今度はボウガンが手に現れ、隣にファイヤーウォッチ(分身)が現れたのを確認すると、今度は横にあるドライバーにカードを投げ入れる
『ファイナルアタックアーツライド 爆撃要請』
「吹っ飛べ」
そう言うと私とファイヤーウォッチ(分身)の分の爆弾、あわせて6発が連中のど真ん中で炸裂すると、連中の肉片が舞い上がる
それを確認した後、ファイヤーウォッチ(分身)が消える
「くそ‥!こんなの聞いてないぞ‥!」
「そりゃ言ってないし、最近使ってなかったしねぇ」
滅茶苦茶焦っているメフィストにそう返す
まぁ今の三人だけで周りにいた連中の7割は消えたしね
まぁ反動がでかいだろうけど‥関係ないか
「さてと‥がふっ!?」
さらに別のカードを差し込もうとした次の瞬間、体に衝撃が走り、口から血が流れ出てくる
何事かと思って衝撃が走った箇所を見てみれば、胸と腹にそれぞれボウガンの矢が突き刺さっていた
それを確認した瞬間、足に力が入らなくなり思わず膝をついてしまう
何とかして立とうとしても、足が言うことを聞かない
「やれやれ、上手く掛かってくれて助かったよ」
そう言いながら近くに歩み寄ってくるメフィスト
その顔にはさっき見た焦りなどは全くなく、寧ろ余裕綽々の顔をしている
「‥なる‥ほど‥演技‥か‥」
「そうだよ?あの手駒は役に立つよね、遠距離から的確にぶち抜いてくれるんだからさ」
成る程ねぇ‥遠距離は想定してなかったなぁ‥
「これでやっと手駒に出来るね、こき使ってあげるから覚悟しなよ?」
そう言って心臓と腹の傷口に手を近づけてくるメフィスト
多分傷口を通して鉱石病に感染させるつもりなんだろう
‥こうなったらあれするか
そう考えて最期の奥の手を使おうとした時だった
「駄目だよカドヤ、自殺なんて許さないから」
「は?がっ!?」
そんな声が聞こえたから何事かと思って顔を上げれば、私の目の前に居たのはよく知っている人物
だがそんな筈はない、こちらの世界のモスティマはそもそも私と会ったことがない筈
というのもこちらの世界のモスティマは私がこちらの世界に来た時から未だに帰ってきていないらしい
まぁたまに連絡が来るから生存しているとはドクターの談
なのに何故私の名前を知っているのか‥まさか
「も、モス‥ティ‥マ‥?」
「そうだよ、君の幼馴染みのモスティマだよ」
「な、なん‥で‥」
「話は後、取り敢えずこいつどうにかするから」
そう言ってメフィストに向き合うモスティマ
「ふん!たかが一人増えたところで‥っ!?」
咄嗟に下がったメフィストと連中の一部、次の瞬間には元いた場所に次々と土煙が上がり、下がり損ねた連中が次々と吹き飛ぶ
何事かと思った次の瞬間
「カドヤ!?大丈夫!?」
誰かが駆け寄ってきて私の肩を揺らす
その誰かと言うのは‥
「え、エク‥シ‥ア‥?」
「そうだよ!?大丈夫!?」
「だ、大丈‥夫‥がほっ!?」
「カドヤ!?」
その瞬間『アーツタッチ』の効果が解かれ、同時にデカイ反動がきてそのまま倒れそうになるが、エクシアが支えてくれる
エクシアが何か叫んでいるような気がしたが、最早意識を保っていられない
遠くから何かの部隊が来ている気がしたが、何処の部隊か確認できないまま、意識を失った
「う‥ん‥?」
目が覚めると、目に飛び込んで来たのは白い天井
一瞬あの世かと思ったけど、視線を巡らすと違うということが分かった
まぁなんでかというと、私のベットで寝ている二人を見つけたから
「また‥生きちゃったか‥」
私にそんな資格ないのにね
その後、目が覚めた二人が泣きながら抱き締めてきて、それを聞き付けた他の医療オペレーターだのが来て大騒ぎになった
やはりと言うべきか、二人‥モスティマとエクシアは私の幼馴染みだったらしい
つまり、私の世界から来たということだ
何でこれたのかと聞いたら、
「愛の力だよ」
とか言ってた、分からんなぁ‥
まぁ真面目な話をすると、購買の人‥クロージャが暇潰しで作ったものをを使ったところ知らない場所に出たらしく、どうしようかと悩んでいる時に私の匂い?がしたらしく、そこに向かってみれば、あの状況に遭遇したらしい
で、メフィストだけど逃げられたらしい
私が意識を失った後の話だけど、私が意識を失う前に見たのはロドスの部隊だったらしい
何で分かったのかと言うと、近くで戦闘音が聞こえるという連絡があって駆けつけたところ、我が幼馴染みがメフィストと連中を相手しているところに遭遇したらしい
で、メフィストの周りにいた連中は全員片付けたらしいけど、肝心の本人は逃してしまったらしい
まぁ我が幼馴染みが腕を吹き飛ばしたらしいけど‥凄いな
で、私の容態だけど、出血しすぎて絶望的だったらしく、手術は成功したが、目が覚めたというのは奇跡に近いらしい
まぁあれ使ったら腕とかが再生するけど、使い終わったらその腕が無くなって出血しちゃう代物なんだよね
まぁ分かりやすくいうなら‥体が再生するけど終わったら元に戻って出血するっていう感じかな‥?
私もよく分かってないんだ、ごめんよ
で、検査とかで大丈夫と分かると、待ってたのはお説教でした
曰く、何で言ってくれなかったのか、曰く、何故一人で解決しようとしたのか等々‥
まぁ、大分堪えた‥特にヤマトの説教が
逆にエクシアとモスティマ‥あぁ、我が幼馴染みの方だけど、とにかく二人の説教はハイライトが消えた目で泣きながら説教されたから‥正直怖かった
で、絶対安静とケルシーに言われたから、病室で大人しく過ごすことにした‥まぁ我が幼馴染みが見張ってるからそうならざるを得ないんだけど
因みに我が幼馴染みだけど、私の怪我が完治するまでこの世界に残り、帰るまでの間はロドスに所属してくれるらしい
クロージャが作ったものは持っているから帰ることも出来るんだと
後こっちの世界の二人と瓜二つどころか同じだから、見分けがつかなくて苦労しているとか‥大変だな
「なに考えてるの?カドヤ?」
「まぁ最近のこと考えてた」
「そっか‥あーん」
「あーむ‥」
エクシア‥ややこしいからエクシア(現)としようか、まぁとにかく剥いてくれた林檎を食べる
‥相変わらず味は分からない
「カエッタラ‥カンキンスルカラ‥」
「ん?何か言った?」
「何でもないよ、ほら、あーん」
そう言って林檎を差し出してくるエクシアの目にはハイライトが宿っていなかった‥何でだろ?
批判などは覚悟の上ですが一つ言わせてください
ネタが出なかったんだ‥!!!
後1話ほど続きますがお付き合いください
後何故寄生兵の頭が吹き飛んだのかというと、エクシアが使った弾が『徹甲弾』だったからですねはい
闇堕ちルート続きいる?
-
いる
-
別にいい
-
本編でモスティマ達もっと曇らせて
-
監禁ルートを望む