「うーむ…どうしたもんかね…」
そう言いながら見ているのはアクセサリーなどが売ってあるアクセサリーショップ
かれこれ何時間たったんだろうか、ショップの店員さんが怪訝そうな目でこっちを見てるのが分かる
すまんな…けどあなた方の店の商品が立派すぎて、どれにしようか決められないんじゃ
何せこういうの送ったの十数年前にモスティマとエクシアの誕生日にそれぞれ送ったのが最後だったし…
そう、私が悩んでる原因は
「チェンの誕生日プレゼント…か…」
そういうわけなんだよね
まぁ何でこんなことになってるのかって言うと、数時間前のロドスでの出来事に遡る
まぁいつものように起きて、一緒に寝てたラップランドとブレイズ、それとWとクラウンとジェシカ起こして、朝飯食って、ラップランドとブレイズ相手に模擬戦して、それから徹夜でドクターの書類仕事手伝ってる時だったかな
「そういやカドヤってさ、自分の誕生日って覚えてないの?」
「うーん…いや全く、というか忘れちゃってるしなぁ…」
モスティマとエクシアあたりに聞いたら分かるかもしれないけど
「というかどうしたんドクター、そんなこと聞いて」
「いや、ふと気になったからさ」
そう言いながら書類に向かう手を休めることはないドクター、まじでこの人人間なのかなって思う時がある
それにしても誕生日か…
ラテラーノじゃモスティマとエクシア以外に祝ってくれる奴いなかったし、あの施設の実験で死にたくないという気持ちが一杯な時に誕生日の事なんか忘れたしな
あぁ、でも…
「あそこにいたとき何か「今日は特別な日だから祝ってやろう」とか言っていつもより実験の数が多かったりいつもよりレ〇プしてくる相手が多かった日はあったけど」
「…そうなんだ」
ありゃ口に出てたか
「す、すまんな、気付いたらつい口に出てた」
ほんと直さないとなこの癖…無意識で出てるからなぁ
「と、話を戻して…ドクターは誕生日いつなのさ」
「うーん、私もカドヤと同じかなぁ…アーミヤとかケルシーあたりに聞きたいんだけど最近忙しいからさ」
まぁ確かに、レユニオンとかレユニオンとかレユニオンとかで忙しいからねぇ
と、誕生日で思い出したわ
「そう言えば私モスティマとエクシア以外の誕生日知らねぇわ…」
「それやばいと思うよ?」
ドクター、あんたの言う通りだよ
折角恋人になれたってのに誕生日知らないって…
「因みにカドヤ、言っておくけどチェンの誕生日は7月7日だよ」
「明日…いやもう今日じゃねぇかおい、やばいな…」
取り敢えずドクター
「今日休暇取るからよろしく」
「うん、まぁ頑張ってね」
ドクターにそう言って、私は残ってる書類を片付けるべく手を動かし始めた
その後無事書類仕事を全て片付けた時にはもう朝で、執務室から出た後に龍門に繰り出して、チェンの好きなものは何かと頭を捻りながら龍門市街を歩いていたらここを見つけたから、何を買おうか悩んでいるところだ
一年に一度の誕生日だしなぁ…慎重に選ばないと
「あら?貴女は確か…」
「あ、貴女は…スワイヤーお嬢様?」
「その呼び方悪意しか感じないのだけど?その呼び方やめてくれない?」
いやだってチェンがそう言えって言ってたし…
まぁ悪い人ではないってことは分かるんだけど…あまり接点ないしなぁ…
「まぁいいわ…で、どうしたのよ?」
「いや…ちょっとこれは相談していいのかどうか…」
そう言って言葉を濁らせていると、スワイヤーお嬢が私の後ろにある商品を見て何かを察したらしい
「……なるほどね、誕生日プレゼントってとこ?」
「な、何故それを…」
お、おかしい、何かを悟らせるような行動は見せてない筈だぞ…
「そんな分かりやすく動揺しなくて良いわよ…貴女がチェンとホシグマと他何人かと恋人関係にあるってのは龍門じゃ有名な話よ」
「近衛局だけならまだしも龍門全体まで?マジですか?」
「大マジよ」
移動都市全体に広まってんのかよ、ヤバいね
「ま、そういうことなら私が何かするって話でも無さそうだしね、チェンへの誕生日プレゼントでしょ?頑張りなさいよ」
「あ、はい、どうも」
そう言って何処かへ行こうとするスワイヤーお嬢だが、ふと足を止めると私の方へと近づいてくる
「一つだけアドバイスしてあげるわね、基本的に恋人にはネックレスを送ると良いらしいわよ?」
「…あ、そうなんですか」
「じゃ、これでね」
そう言って今度こそ手を振りながら去っていくスワイヤーお嬢
何で知ってるんだろ…あの人チェンから聞いた話だと恋人とかそういう人は居ないと聞いたんだけど
まぁ取り敢えずアドバイスは貰ったから、今度お酒でも届けてあげようか
「うむ…苦しゅうない」
「お褒めに預かり恐悦至極」
そう言って料理を食べていた箸を置くチェン
あの後誕生日プレゼントを選び終わった後、チェンが好きな食材をいくつか調達して帰って料理して、チェンと一緒にご飯を食べたんだよね
因みにチェンの口調がおかしいのは、私がチェンが帰ってきた時に極東のノリで出迎えたら、チェンもそのノリに乗ってくれたからこうなってる
「お次は如何いたしましょうか、お姫様」
「うむ…なぁ、このノリやめないか?」
「そやね」
何か疲れるしあんまやったことないしね
「あ、そうそう、ちょっと待ってて」
そう言って誕生日プレゼントが入った箱を取ってくると、頭の上にハテナマークを浮かべてるチェンの元へ戻る
「これは…?」
「お前さん今日誕生日でしょ?だから誕生日プレゼントだよ」
開けてみて、と言ってチェンに手渡す
そうしてチェンが開けると、そこにはそこそこ大きいルビーと金属で作られた蓮が付いているネックレスがあった
「店員さんに7月の誕生石と花は何かって聞いたら、石がルビー、花が蓮だと聞いてね、探したけどなかったからオーダーメイドで作って貰ったらちょうど良いかなって」
手にとって眺めているチェンにそう説明する
いやぁ、店員さんにも知られてたから驚きだね
それにしても何か暖かい目で見られてたけど…なんでだろ
「…狙ってやった…ってわけではなさそうだな(小声)」
「?何か言った?」
「いや、何でもない」
何か小声でチェンが何か言ってるけど…何言ってたんだろ
まぁ気にしないでおこうかな
「しかしこれ結構な値段したんじゃないか?」
「チェンの誕生日なんだから、これくらいしないと」
一年に一回なんだから盛大に祝わないと失礼でしょ
「そ、そうか…///良かったらつけてくれないか?」
「はいはい~♪」
そう言ってチェンの後ろに回ってネックレスを着ける
…うむ、やはり美人なのも相まって盛大に似合ってますな
「ど、どうだ?似合ってるか?」
「そんな心配せんでも十分似合ってるよ、何せお前さん美人なんだから」
少なくとも私なんかと付き合ってるのが不思議なくらいにね
「…今自分なんかと私が釣り合わないと思っただろう」
「え、いや、そんなわけないじゃん、あはは」
「オモッタンダナ?」
次の瞬間、目のハイライトが消えているチェンにベットに押し倒された
「ソンナコトオモエナイヨウニシテヤル…カクゴシ…!?」
そんな事を言っているチェンの体を持ち上げて、今度は私が押し倒す形にする
全く…僕の元の性別分かってるのかな?
「あのねぇ…僕も元は男なんだよ?ヤられぱなっしな訳じゃないの」
「あ、あうあう…」
顔を赤くしながら口をパクパクさせているチェンの顎をくいっと持ち上げる
「照れてる顔可愛いねぇ…今日は立場逆転だね」
「え、ちょ、ま「待たない~♪」うむぅ!?」
そうしてチェンの唇を奪った
まぁ折角チェンの誕生日だし…可愛がるのも良いでしょ?
昨日出した新作の方出せないかもしれない
ユルシテ…ナンデモスルカモシレナイカラ…
闇堕ちルート続きいる?
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いる
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別にいい
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本編でモスティマ達もっと曇らせて
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監禁ルートを望む