「サンクタってなんで頭の上に輪っかがあるのかな」
「急にどうしたんだよドクター」
いきなりそんなことを言い出したドクターに恐怖すら覚える
いやまぁ確かにサンクタには頭の上に輪っかと羽がついてるけども
まぁ私の場合は頭の上にある輪っかはボロボロで今にもなくなりそうなぐらい欠けてて、背中にある羽は9割ぐらい消滅してるけど
「いやエクシア達見て思ったんだよね、どうやって羽とか輪っかとかが出てるのかなって」
「まぁ言われてみれば確かに…なんでだろうね」
まぁドクターの事だからそういう目でエクシア達の事は見てないだろうから大丈夫として、まぁ言われてみれば気になることではある
え?そういう目で見てたらどうするのかって?
チマツリニアゲテアゲルヨ
「な、なんか悪寒がしたような…」
「風邪でも引いたの?大丈夫?」
「う、うん…多分気のせいだと思う」
ならいいんだけど、体調には気をつけろよ?
まぁ風邪とか引いても気づかない私が言っても説得力皆無だろうけど
と、そんなことを考えていると扉を叩く音がする
「はい、どうぞー」
「失礼しますドクター…おや、貴女も一緒でしたか」
「や、やっほー…」
そうぎこちなく挨拶をする相手はイグゼギュター
あの
ついでに言うと私はこの男が苦手だ、いつ拘束されて連行されたり殺されたりするのか分からないし何より何考えてるかわからないし…
というかモスティマとエクシア以外のサンクタが未だに信用できていないから、話す時なんて震えてる手を抑えるのに必死でまともに受け答え出来ない
現に今のちょっとした挨拶ですら何とか振り絞って出てきた言葉だし
まぁ本人からは
「ロドスと契約を結んでいる以上そのオペレーターである貴女に手は出しませんよ」
って言ってるけど信用出来ないんだよね…つまりロドスに居なかったらやるつもりだったって事かな…?
あと単純に背が高いから怖いってのもある
「それでどうしたのイグゼキュター、何かあった?」
「はい、ここの書類に関してなのですが…」
そうして二人で話し始めるドクターとイグゼキュター
あ、因みに私はラテラーノ国民法なんていうものは適用されてない
異端にはそんな権利はないんだとさ…まぁあの
そんなことを考えながら書類を進めていると
「そういえばイグゼキュターってサンクタの輪っかと羽ってどうなってるのか知ってる?」
「?急にどうされましたか?」
「いや、ふと気になってね」
そうドクターが言うとふむと考え込む仕草を見せるイグゼキュター
「確か羽は生まれつきと聞いていますが…頭の輪っかに関しては初めて言葉を発した時に現れるそうです」
「そうなんだ…というか羽は生まれつきなの?」
「はい」
へーそうなんだー初めて知ったー
「因みに私が初めて発した言葉は『社会あるところに法律あり』だそうです」
「赤ん坊が言うことではなくない?」
ドクターの言う通りだと思う
赤ん坊って普通最初は『ママ』とか『パパ』って言うんじゃないの、赤ん坊が最初に言うことではないね
「ってことがあったんだけど」
「リーダーって唐突に変なこと言い出すことあるよね」
まぁ確かに、この前なんて
『フェリーンの尻尾をもふもふしたいね』
とか言ってたからな
まぁ別に構わないけどブレイズとジェシカにやったら承知しないよって言っておいたけど
え?もしやったらどうするのかって?
知ってる?人体には206本の骨があるんだよ?
「…何か物騒なこと考えてない?」
「気のせいでしょ」
まぁ相手がドクターなら3~4本ぐらいにしとこうかね
もし知らない奴がしたら205本は折る
それはさておきエクシアの膝の上落ち着くねぇ
どういう体勢なのかと言うと、私がエクシアに膝枕して貰ってる
ラップランドとWにも膝枕させて貰ったことあるけど、やっぱり膝枕って良いもんだねぇ…
コンクリートの床や地面、ゴツゴツした岩の上なんかより遥かにマシだよ
近衛局やペンギン急便で一時期働いてた時は不眠不休で働いてたし、エクシア達と再会してロドスにきた時はベットと言う存在を知らなかったし、何よりも寝れなかったから使わなかったしね
「んー…すべすべひてきもひいい…」
「呂律回ってないじゃん…眠たいの?」
「ん…うん…」
あ、ヤバい…眠たくなって…
「ん…」
「あ、おはようカドヤ」
「モスティマ…?おはよう…くぁ…」
目が覚めると青色の髪と微笑を浮かべている顔が視界に入った為、いつの間にかモスティマが膝枕してくれてた
エクシアは何処に行ったのかと体を起こしながら辺りを見回すと、ちょうどジュースを買ってきてくれたのかペットボトルを持ってこちらに向かってきているエクシアが視界にはいる
「はいカドヤ、最近嵌まってるオラ○ジーナだよ」
「ありがと…お金…」
「良いよ良いよ、夜に思いっきり楽しませてくれたら」
「ん…ごめん…」
未だに寝惚けている頭でそう返事をしつつ、エクシアが買ってきてくれたオラ○ジーナを口に含む
んー…炭酸とオレンジの味が染み渡る…
「あ、そうそうカドヤ」
「んぐんぐ…ん、どしたの?」
「それ飲んだら医務室行くよ、ケルシー女博が呼んでたからね」
「んー…そう言えば健康診断の時期か…」
そう言いながらオラ○ジーナを口に含んだ
「来たよケルシー…って忙しそうだね」
「まぁな医療部は常時勤務体制だ」
あの後二人と分かれて医務室を訪れると、相変わらず忙しそうである
ブラック通り越してないかそれ、お前さんも目の下に凄く深い隈出来てるし
今通っていった職員はもう何徹目なのだろうか、目の下にどす黒い隈が出来てたけど
医療部は大変だなぁと思いながらもケルシーの前にある椅子に腰掛ける
「では今から検査をする、力を抜いて楽にしてくれ」
「はーい」
一時間後…
「…特に異常は見当たらなかった、源石含有率も変化なしだ」
「ならオーケーだよね」
あれからいろいろな機械で検査をして、今は結果を聞かされているところだ
「オーケーというのはいささか違うな…そもそも元の傷跡に加えロドスに加入してからの戦闘で傷を負って自分で適当に処置したせいで残った傷跡、さらに痛覚などが無くなっている体自体が異常なのだからな?」
「…そうですな」
まぁこの前までこれが当たり前だと思っていたけど…改めて異常だと思うね
「まぁ自分でもわかってるならいいが…くれぐれも無理をしてくれるなよ、もしまた無理をして大怪我でもされたらロドスだけでなく龍門がどうなるかわからない」
企業だけじゃなくて国家も危うくなるのかよ
「はーい」
そう言って医務室から出ようとすると
「最後に二つ」
ケルシーがそう言ってきたので足を止める
はて…何かあったかな?
「一つ目だが、夜に仲良くするのはいいが声を少し押さえろ、巡回中にお前の部屋の前を通ったら少しだが声が聞こえてきたからな」
…何とも言えねぇ、というか声漏れてたのか、結構気を付けてはいたんだけど
「二つ目、首にある虫刺されされだが今後は見えないようにしろ、全身にある虫刺されは気にしないでおく」
「え?前者はともかく首はどうい…」
そう言おうとしたらケルシーが鏡を差し出してきたのでそれを覗き込む
すると鏡に映っている私の首に、ちょうど服で隠れないところの肌が不自然に赤くなっている箇所が二つあった
…いつの間に!?
慌てて着ていた服の襟を上げて隠す
「以後気を付けるように、以上だ」
「…はーい」
さっきとは違って声を尻すぼみになりながら医務室を退室する
取り敢えず…
「エクシアとモスティマは何処だ」
心当たりがあるであろう、というか絶対張本人だろう二人を探すところから始める
見つけたら捕まえて説教してやる
テンヨ…ドウカワレニネタヲオサズケクダサイ…
アトカンソウヤヒョウカモクダサイ…
カンソウヨムトキココロオドラセナガラヨンデルノデ…
オネガイシマス、アーメン
読みにくいだろうけど最近疲れてるからユルシテ…
闇堕ちルート続きいる?
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いる
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別にいい
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本編でモスティマ達もっと曇らせて
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監禁ルートを望む