「…たまにはこっちから攻めたい!」
「うわびっくりした」
隣にいたミッドナイトがなんか言ってるけど知ったことじゃない
龍門のペンギン急便御用達のバーで飲んでたらたまたま会ったミッドナイトと飲んでいる
本当なら他のメンバーと一緒に飲むはずだったんだけど、急な仕事が入って飲めなくなったから仕方なく私一人で飲んでたところ、たまたまやってきたミッドナイトと一緒に飲んでいるというわけだ
というか何かいつもより気持ちいい気がする…まぁそれはいいんだけど
「えーと…こっちから攻めたいってのはどういうこと?」
「決まってるでしょこのナンパ野郎!いっつも私が押し倒されていただきますされてんの!たまにはこっちからしたいの!」
「へ、へぇ…」
おいなんだそのひきつったような笑顔は、私は真剣なんだぞ!
そんなことを思いながら酒を呷る
「ね、ねぇひょっとして…酔ってる?」
「酔ってにゃい!」
多少頭がポヤポヤするだけ!
第一今まで飲んで酔ったことはない!
「よ、酔ってるなこれは…どれくらい飲んだんだい?」
えーと…確か夕方ぐらいに飲み始めたから…
「んーとね、大体4時間!」
「因みに飲んでるお酒の名前は?」
「知らなーい!知らないけどお酒頼んだ!」
お酒の銘柄なんてよく知らないし!
「…マスター、この人今何本目?」
「も、もう7本は開けています…頼まれたのがスピリタスなんですが…」
ミッドナイトとバーのマスターが何か話してるけどよく聞こえない
というかこそこそ話するくらいなら話に付き合ってよ!
お金はあるから奢るから!
「わかったわかった…で、どうやったら攻めることができるんだって話だっけ?」
「そう!その通り!」
ミッドナイトの言葉にそう返す私
というのも夜の運動(意味深)なんてずっとモスティマ達に主導権握られてるんだもん
たまに私が主導権握ることもあるけどそんなの今まで数えられるほどしかない
しかもまだ誕生日の時のチェンと油断したスキを突いたエクシアぐらいだし
特にジェシカなんて普段はおどおどしてるけど夜になったらそれは嘘なのかと言わんばかりに豹変するからね?
モスティマなんて逆転しようとしてもその瞬間にアーツ使って時間止めてきて、逆転したと思ったらまた逆転されてるっていう具合だからどうやっても勝てない
というか今更だけどモスティマのアーツってずるいと思うんだけど、時間止めることができるって何?
「そのアーツどころかロドスにいる全オペレーターのアーツを使える君が言っても説得力皆無だと思うんけど」
「うるしゃいやい」
というわけで私は今半ばやけくそになっているのだ
別にモスティマ達と過ごす日々や夜の運動が嫌なわけじゃない、ただたまには私が主導権を握りたいというだけなんだ
忘れられがちだけど私元々男だからね?まぁそのことを知らないミッドナイトに言っても混乱するだけだろうから言わないけど
「というわけでどうやったら私が主導権握れるのか教えて」
「いやそんなこと言われても…というか僕関係なくないか?」
「オーキッドの好きな料理教え「よし分かった、一緒に考えよう」交渉成立」
こいつちょろいなマジで、それとオーキッド許せ、お詫びとしてミッドナイトが告りに行くから
「ふむ…じゃあ最初から押し倒すってのはどうだい?」
~何時かの夜~
「へぇ…今日はカドヤからやってくれるなんて嬉しいね」
「そりゃ僕だってたまには…ね?」
「ふーん…ところでここからどうするの?」
「あー…えー「はい時間切れ」うぉわぁ!?」
「じゃ…いただきまーす♪」
「…ってことがあったからダメ」
「な、なるほど」
いやまじで一瞬のうちに押し倒されてたからな
そういうのをエクシア達にもやられたからこの方法はもう駄目だ
その後もいろんな提案をしてくれたミッドナイトだけど、悉く試したことがあるものばかりだった
いやミッドナイトが悪いんじゃない、その方法を全部試しておきながらいただきますされてる私が悪い
というかミッドナイトって色々な手段思いつくよな…元々ホストだったというからそれ関係で覚えていたのだろうか
「…ごめん、これ以上は僕には思いつかないかな」
「あーいーのいーの」
そうして再び酒を呷る私
あぁー美味しい…頭ぼーっとしてきたな…
そしてなんか眠くなってきた…
「…したん…めだ…てる」
ミッドナイトが何か言ってるけど…眠いから寝るー
何か青色の髪が見えた気がしたけど…お休みー
「ん…?」
目を覚ますとそこはいつもの部屋
体を起こせば何故かしら頭が重い…初めての事だなこれ
えーと確か昨日は…いつものバーに一人で行ってモスティマ達と一緒に飲めなかったことをちょっと寂しく感じながら飲んでたらミッドナイトが来て…
「ダメだ…思い出せない…うぷ」
「あ、おはようカドヤ」
目の前に水が入ったコップが差し出されたと同時に、聞きなれた声が耳に入る
コップを手に取りながら声が聞こえた方を向けば、呆れたような顔をしたモスティマがそこにいた
「あ、おはよう…モスティマ…」
「元気ないね、まぁ度数が90ぐらいもあるお酒飲んでたらいくらカドヤでも酔っ払うのは仕方ないかな」
「度数…?」
「簡単に言えばそのお酒の強さの事だよ」
「ほぇー…」
私そんなの飲んでたのか、道理でなんか頭が重いわけだ
というか二日酔いなんて初めてだけど…こんなに頭が重くなるのか…お酒って怖いね
「そうそうカドヤ、昨日ミッドナイトに何か聞いてたんだけど何聞いたか覚えてるかい?」
「ミッドナイトに…?いや…覚えてない…」
ミッドナイトと話しながら一緒に飲んでたってことは覚えてるんだけど…どういう会話をしたかということが思いだせない…
「じゃあ教えてあげるね」
そう言ったかと思うと突如私を押し倒してくるモスティマ
え?教えてあげるって言って何で私を押し倒す理由に?
何が起きているのか分かっていない私を見ながら唇を下で舐めて妖艶に笑うモスティマ
相変わらず美人だなぁとのんきなことを考えていると、モスティマが口を開く
「話してたことはね…どうやったらカドヤが終始優勢で私たちと事をするかって話だったんだ」
「…あ」
そう言えばそんな話をしてたような…
…というか待って、何でそのこと知ってんだ?
「あぁ、別に盗み聞きするつもりはなかったんだよ?仕事が終わってカドヤのところに行ったらそんな話してたからさ」
「…何処から聞いてたの?」
「えーと…『たまには私から攻めたい!』のところからかな?」
「最初からじゃんか、あと声真似うまいな」
何処から出たんだよ今の声
そんなことを考えていると私の手を掴んでいる力が強くなる
「だから…カドヤは受け体質なんだってことを教えてあげようかなって」
そう言ってもう片方の手で私の服を脱がしにかかるモスティマ
…ってちょっと待て!朝からするつもりか!?
「ま、待って!まだ朝だし仕事があるでしょ!?」
「あぁ、それならコーテーに休むって言ってあるから問題ないよ、コーテーも『いいぞもっとやれ』って言ってたしね」
あのペンギン…焼いて食ってやろうか…
「じゃ、そういうわけだから…いただきまーす♪」
…結論
私が主導権握るのはまだしばらく先の事になりそうだということは分かった
それとミッドナイトには相談に乗ってくれたお礼として酒とオーキッドが好きなものは何かということを教えておいた
さっさとオーキッドに告って落とせと言ったら
「そっちも早く主導権握れるようになるといいね」
って笑いながら言われてむかついたから取り敢えず腹パンしておいた
別にシエスタでの事恨んでるわけじゃないけど何故か力が入ってしまった、だが後悔はしてない
休んでしまい申し訳ありません
それとカドヤ君は受け体質、はっきり分かんだね
今日中にもう一話出します
闇堕ちルート続きいる?
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いる
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別にいい
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本編でモスティマ達もっと曇らせて
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監禁ルートを望む