期待通りの内容だったのならうれしい
「ここにいたのか」
「おーシルバーアッシュ、どうしたの」
新人オペレーターたちの訓練を見ながら指導してちょっと休憩入れてたら、シルバーアッシュが声をかけてきた
相変わらずいつもの格好をしてるがこいつがこっちに来るなんて珍しいな…
普段なら宿舎か貿易所にいるっていうイメージがあるから尚更だ
「で、どうしたん?こっちに来るなんて珍しいね」
「たまには鍛錬をしようと思ってな」
私の質問にそう返すシルバーアッシュ
腕がなまるっていうけど…お前この前の作戦でレユニオンの連中真銀斬で薙ぎ払ってたじゃねぇか
鈍ってるどころか寧ろ磨きがかかってたように見えたのは気のせいか?
…まぁさらに磨きかけるつもりなら別に止めはせんけど
そう言えば私も基本的に指導するだけであまりやってないな…
因みに言うと今年の新人君たちは優秀な部類に入る
まぁ鉱石病なる前は結構身体能力使う仕事についてたらしいからね
と、それはさておき久々に模擬戦でもやろうかなと考えた私
ちょうど隣にこいつもいるし‥‥
「久々にやる?模擬戦」
「いいだろう、今度こそは決着をつける」
「負けたら奢りね」
「望むところだ」
「そう言えばいつぶりだろうね、こうやってやりあうの」
「…5年前だな、裏取引をしていた連中を一網打尽にした後に体力が余ってるからと言ってやりあった荷が最後だ」
「あー、あの時か、というかよく覚えてるね」
そう話しながら軽く準備運動をする
というかよく5年前の事なんざ覚えてるな…
「私と互角以上の技量を持つものなど限られているからな」
「まぁ確かに…と、そろそろいい?」
「あぁ、始めようじゃないか」
そう言って武器を構えるシルバーアッシュ、準備は万全の様だ
さてと…久々にやるし無理しない程度に頑張りますか
そう思いながら腰に『アーツドライバー』を装着してテキサスの源石剣を召還すると、シルバーアッシュめがけて駆けだした
「す、すげぇ…」
そう言う新人オペレーター達の視線の先には刃を交わす
お互いアーツを繰り出しており、そのたびに強い衝撃波が襲ってきている為、訓練所と見学スペースを隔てている強化ガラスが先程から不気味な音を出し始めている
が、下手に止めようものなら巻き込まれて吹き飛ばされるのは自分だとわかっている為、ただ見ている事しかできなかった
何せガラス一枚隔てたところではカドヤが剣雨をシルバーアッシュに向けて放ち、一方のシルバーアッシュはそれらを次々に撃ち落としていく
と、その瞬間ブレイズのチェーンソーに切り替えたカドヤがシルバーアッシュに殴りかかる
咄嗟に持っていた剣で受け止めたシルバーアッシュだが、流石はチェーンソーのパワーということもあってか、数メートルにわたって後ろに押しやられるシルバーアッシュ
その隙を逃すまいとチェーンソーをもって殴りかかろうとするカドヤだが、すぐさま体勢を立て直したシルバーアッシュが斬撃を放ったことによりそれは阻止され、却って吹き飛ばされる結果となる
空中で体勢を立て直しながら着地したカドヤをシルバーアッシュも追撃せず、距離を取ってお互い再び相手の動きを探る状態となる
すでに両者が戦い始めて数十分が経過しているのだが、一向に決着がついていない
そしてそんな長い時間戦っていたせいもあるのだろう、お互いそれぞれ擦り傷や切り傷を負っており、服もボロボロになっていたりと大変な状態になっていた
カドヤに至っては下着までが見えている為、新人男性オペレーターはそれらを見ないよう必死に視線を背けていた
下手に見たものなら最後、ロドスのエリートオペレーターやペンギン急便、さらには近衛局に殺されかねないためである
と、そんなことがりつつも再び刃を交える二人
今度はパワーを重視したのか、スカジの大剣を召還して殴り掛かるカドヤ
それを受け止められると、視界外の場所から蹴りを放つ
一発顔面に喰らったシルバーアッシュだが、蹴りを放った際にできたわずかなスキを見逃さず、カドヤの顔面に膝蹴りを叩き込む
もろに喰らったカドヤは勢いそのままに吹き飛ばされるが、吹きとばされているときに大剣を投げつけたため追撃は避けることができた
そうして再び距離を取る二人、するとシルバーアッシュはここで決めるつもりなのか、真銀斬を放つ構えに入る
それを見たカドヤは一つのカードを取り出すと、『アーツドライバー』に差し込む
『アーツライド モスティマ』
そうするとカドヤの手にモスティマの杖が召喚される
更にもう二枚のカードを取り出すと再び差し込む
すると
『アタックアーツライド 時荒びの黒き錠』
『ファイナルアタックアーツライド 時闢きの白き鍵』
そんな音声が流れると同時に、カドヤの周りに巨大で、なおかつ恐ろしい見た目をした獣が現れると、シルバーアッシュに襲い掛かろうとする体勢になる
そんな姿を見て流石にやばいと感じ始める新人オペレーター達
シルバーアッシュの真銀斬は勿論だが、カドヤが使っているアーツはとてつもなくやばい代物であることは明白で、このままではどちらかが死ぬどころか、ロドス全体が崩落する危険性すらあった
現に訓練場と見学場所を仕切っていた窓は粉々に砕け散り、訓練場も最早原形をとどめていないほどにボロボロなのである
ただの打ち合いですらこうなっているのに、お互いが自身の強力なアーツを、しかも手加減なしで全力で篩えばどうなるのかは考えたくもなかった
ただ止めようにも相手は自分たちより腕ははるかに上だし、ましてや全力のアーツを放とうとしている中近づけば自分たちが
そうこうして悩んでいるうちに、全力を出す準備が整ったのか、今にもアーツを放たんとしているシルバーアッシュとカドヤ
最早ここまでかと新人オぺレーターたちの脳裏に走馬灯がよぎったその時
「ぐぇ!?」
「うぐ!?」
そんな間抜けな声が聞こえたかと同時に二人が放とうとしていたアーツが消滅する
何事かと新人オペレーター達が恐る恐る目を開けてみると
「カドヤ…いったいどれほど無茶をした…?」
「シルバーアッシュ様…?これは一体どういうことですか…?」
目のハイライトが消えた状態でカドヤに詰め寄っているクラウンスレイヤーと、額に青筋を浮かべながらも笑顔でシルバーアッシュに質問するクーリエの姿があった
「ネェ…ホントニハンセイシテル?」
「はい、してます、申し訳ありませんでした」
目の前に仁王立ちしてるラップランドにブレイズ、クラウンにW、ジェシカの前で正座をしている私
全員目にハイライトが宿ってなくて笑ってるから恐怖感が凄い
いやー久々にアイツとやりあったらガチで殺りあってたからなぁ…
クラウンに止められて詰め寄られたあの後、クラウンに米俵担ぎをされて医務室に運ばれて治療を、ケルシーから説教を食らった
訓練場は滅茶苦茶になってるし、私とシルバーアッシュの模擬戦の余波でロドスが傾いたらしい
で、治療を受けた後に始末書やらなんやらを書いて部屋の帰ってきたら、目のハイライトが消えたブレイズ達が笑顔で「正座」って言ってきたから正座して今の状態になってる
「全く…何でただの模擬戦が殺し合いになるのかがわからん」
「私もわ「ナンダッテ?」なんでもありませんはい」
目のハイライトが消えたクラウンが底冷えするような声だったのでお口をチャック
下手なこと喋ったら大変なことになりそうなので黙っておく
「体傷だらけになって医務室に行ったとか聞いたときは生きた心地がしなかったわよ」
うん、まじでごめん
私もあそこまでヒートアップするなんて思ってなかったから許して…
久々にアイツとやりあったからつい…
その後もラップランド達に苦言を呈され、大人しく聞いていた私
やがて全員の苦言が終わると、やっと立っていいことを許される
だけど二時間近く座ってたから足が思うように動かないで、そのまま倒れこみそうになったところをWがキャッチしてくれた
「おっとっと…Wごめん」
「別にいいわよ、それにこれからが本番なんだから」
え、と言おうとしたその時にはすでにベットの上に転がされていて、W達が覆いかぶさって来ていた
まさか五人同時にヤる気かと思った私は顔を青ざめさせる
そんな私を見て、Wは笑いながら私の頬を撫でると
「安心して頂戴、ちゃんと気持ちよくしてあげるから、ね?」
そう言って微笑むと私の唇を奪った
感想はやる気の源なのでぜひ書いてくださいお願いします
感想を読むのが楽しみで仕方がないので何卒
あと最後に一つ
真銀斬と般若使えば大体の事は解決しますね
闇堕ちルート続きいる?
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いる
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別にいい
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本編でモスティマ達もっと曇らせて
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監禁ルートを望む