「皆-!!今日は来てくれてありがとー!!」
「「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!ソラちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」」」」
「「「「今日も可愛いよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」」」
「…凄い人気だね、というか暑苦しいな野郎の大声とか」
「まぁ龍門のアイドルの中じゃ若手だから仕方ないねー」
非常口の近くでソラちゃんのライブを見ながらそう言う私とエクシア
今日はソラちゃんのライブ会場の警護と、ソラちゃん自身の護衛でここに居る
因みにじゃんけんで私と一緒のところをもぎ取ったらしい…まぁリアルファイトするよりはましだね
それにしても本当に人気があるねソラちゃん…まぁあんなに可愛かったらそりゃ人気か
まぁ夜に関しては一転するんだけど…それはどうでもいいんだ
迷惑なファンがステージに上がったりしたらそれを引きずり下ろすのが私の仕事
まぁそれだけならともかくもしソラちゃんに危害加えようものなら…ははっ
「か、カドヤ?なんか怖いよ?」
「おっと、ごめんごめん」
つい殺気が出てしまった
ま、取り敢えず警戒すると同時にソラちゃんのライブを楽しみますか
「はぁ…疲れた…」
「お疲れー、ソラちゃん」
「あ、カドヤさん…」
「おっとっと…大分疲れてるねこりゃ」
そう言いながら頭を撫でると自身の頭を私の胸に押し付けてくるソラちゃん
まぁファンからのアンコールに答えてたらそりゃ疲れるか
というか今の状況見たらファンが発狂するかもしれんな…だって大好きなアイドルが隻眼隻腕のサンクタに頭撫でられて嬉しそうな顔してるんだぜ?絶対釣り合ってないとか思われて殺しに来るよ
まぁ私としてもまだ死にたくないし、何よりソラちゃんをそこら辺の有象無象になんて渡すつもりないんだけど
因みにテキサス達はファンたちを帰らせた後、先に事務所に戻った
たまには二人でゆっくり帰って来てとのことらしい
まぁ時間が時間だからどっかで晩飯食べたら帰るとしますか
「美味しかったですね!」
「そうだね」
そう言いながら事務所への道を歩いている私とソラちゃん
あの後何とか取材の連中を適当にあしらった後、ファミレスによって晩飯を食べ終わった後、ちょっと買い物をして帰るところだ
まぁその時に記者があまりにしつこかったから殺気出したらすんなりと道を開けてくれたけど
因みにソラちゃんは色々とあるため、サングラスとか掛けて変装してるから多分ばれてない…と思う
まぁあーんとかしてる時以外は特に視線は感じなかったけどね
その視線も私が『見世物じゃないよ?』っていうオーラを出したらそれ以来視線向けてこなくなったけど
と、まぁそれはさておき
「さっきから着いてきてるけどバレバレなんだよね」
「え…?」
「…ふん、気付いてたのね」
そう言って出てくるのは複数の女
種族もそれぞればらばらだけど、一つ共通してるとすればソラちゃんに対して深い恨みを抱えているということ
その証拠にソラちゃんを見たら憎悪に染まった顔で睨みつけてるし
取り敢えずそんな連中にソラちゃんを見せるわけにはいかないから背中に庇う
「で?何の用?」
「決まってるでしょ、そこの女狐をよこしなさい」
上から目線でそう言ってくるリーダー格の女
「女狐ねぇ…ソラちゃんがあんたらに何かしたかい?」
「そうね、そいつのせいで私たちの客が減ったのよね」
その後まくし立てた話の内容をかいつまむと、早い話が逆恨みだ
ソラちゃんの人気が日々高まっていることによって自分たちのファンが減り、所属事務所からもこのままでは契約打ち切りの可能性もあると言われているとのこと
じゃあソラちゃん襲っていうこと聞かせるようにすればいいって考えてるらしい
「いや完全に自分たちの努力不足以外の何物でもないじゃん、ソラちゃん恨むのお門違いにもほどがあるでしょ」
「うるさいわね、あんたも同じ目にあいたいのかしら?」
そう言って女が指を鳴らすと途端にわらわらと出てくるチンピラ
恰好が貧相なことや体に源石が出ていることから、恐らくスラム出身だろう
大方あの女に何か吹き込まれたってところか
「さぁやりなさいあんたたち!そこの女狐を犯して廃人「は?」っ!?」
私が殺気を出すと驚いたのか後ろへ後ずさる女やチンピラ
大方私がこんな殺気を出せるとは思っていなかったのだろう
だがお前らは言ってはいけないことを言った…誰を、犯して、廃人にするだって?
ソラちゃんの事を女狐って言ってた時点で既に許せなかったけど…ねぇ?
「か、カドヤさん…」
「大丈夫だよソラちゃん、指一本どころかあの有象無象共の息すら近づけさせないから」
『アーツライド テキサス』
そうして源石剣を召還すると手の中で回転させる
「来なよ、チンピラ風情が私に勝てると思うなよ」
「…何をしているの!さっさとあの気持ち悪い女を殺してそこの女狐を連れてきなさい!」
女のその言葉が合図になったかのように、次々と襲い掛かってくるチンピラ共
ま、所詮戦闘の心得なんかあるわけないだろうし余裕だけど…ソラちゃんに指一本、息もかけさせぬようにしないといけないからなぁ…
まぁソラちゃんに手を出そうとしてるんだし容赦しなくていいか
「あ、ぐ…」
「う…」
そう呻きながら地面に倒れ伏しているのはチンピラ共
全員手か足、もしくは体の別のところの骨が粉砕骨折してるだろうから立ち上がることすらできんだろう
そしてリーダー格の女とその取り巻きはというと
「痛い、痛いよぉぉぉ…!」
両腕に両足に『剣雨』の源石剣が突き刺さって地面に磔状態になりながら悲痛な声を上げている
まぁ当然血が流れるわけなんだけど、そこはフロストノヴァのアーツで凍らせて止血してある、殺したらまずいからな
因みにソラちゃんにこんな光景は見せられないから、適当にチンピラを捌いている途中でエクシアに迎えに来てもらって先に事務所へ戻っている
取り敢えず死ぬことはないだろうし、チェンにも事のあらましを伝えたら
「無力化したらあとは私たちがやる」
って言ってたから帰るとするか
「ただいまー」
「あ、カドヤおかえりー」
ちょうど風呂から上がったところなのか、タオルで髪を拭きながら出迎えてくるエクシア
相変わらずラフな格好だな…まぁ風邪ひかないようにしてればいいんだけど
と、ひとまずそれはさておき
「ソラちゃんいる?」
「ソラならあそこで寝てるよ」
そう言ってエクシアが視線を向けた方向に視線を向ければ、ソファーのクッションを枕代わりにして寝ているソラちゃんの姿
どうやら今日のライブは大分疲れてたみたいで、ぐっすりと熟睡している
熟睡してるところ起こすのも申し訳ないけど、そんなところで寝たら体を痛めてしまう可能性が高いから優しく揺すりながら起こす
「おーいソラちゃん、起きてー」
「むにゃ…カドヤさん…?」
「ごめんね起こしちゃって?でもそこで寝たら体痛めちゃうからさ」
そう言うと寝ぼけ眼を擦りながら起き上がるソラちゃん
と、何を思ったのか、私を見ながら両腕を広げてきた
どうしたのだろうかと私が困惑していると、小さい声でソラちゃんが
「抱っこ…」
って言ってきたから、抱っこしてベットまで運んでほしいのかと理解した
まぁ今起きたばっかでまだ疲れてて眠いだろうソラちゃんが歩いたら怪我とかしちゃう可能性があるからなぁ
そう思いながらも、ソラちゃんの腰に片腕を回して持ち上げる
抱っこされたソラちゃんは私の肩に顔を埋めたかと思うと、今度はそこで寝息を立て始めた
どうしたものかと思った私だが、そう言えば今日はソラちゃんが私の部屋で寝るんだったなということを思い出した
「じゃ、早めに寝させてもらうね」
「うん、お休み~」
エクシア達にそう告げた後、私とソラちゃんは寝室へ向かって寝た
因みにそういうことはしてない、寝込みを襲うなんて私したくないしね
感想をくださいどんな内容でもいいのでお願いします…(土下座)
あと新しいコラボ回は早ければ明日、遅くても日曜には出す予定です
闇堕ちルート続きいる?
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別にいい
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本編でモスティマ達もっと曇らせて
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監禁ルートを望む