「そう言えば聞きたいことがあるんだけどさ」
「急にどうしたドクター」
書類を進めつつドクターの方向を向く
「もし、もしだよ?ブレイズ達やカツミ達が誰かに拉致されたら…カドヤだったらどうする?」
「誰だそんな計画立ててるやつ、教えてくれ、抹殺してやる」
「お、落ち着いて!あくまでもしの話だから!」
「あ、そうなの、なーんだ」
そう言って殺気を押さえて座りなおす
マジで考えてるやつがいるのかと思ってガチで殺しに行こうかと思った
「で、話を戻すんだけど…カドヤだったらそんな時どうするの?」
…どうするのか…ねぇ
「まぁまず落ち着いて拉致されてる現場を特定するね」
「ほうほう、それで?」
「特定したら即座に殴りこんで、ブレイズ達を救出して」
「…うん?」
「その後拉致した連中の全身の骨を粉砕して苦しめた後でじわじわと燃やす、灰すら残さないよ」
「こっっっわっっっ」
失敬な
大切な存在を危険な目に合わせてあまつさえどこの馬の骨かもわからない奴らが拉致してるんだよ?これくらいして当然でしょ
寧ろこれくらいじゃ物足りないくらいだよ
「というかどうしたのドクター、そんなこと聞いてさ」
「いや、なんとなく気になってケルシーにそれとなく聞いたことがあるんだ、そしたら」
『相手を”龍門スラング”して”龍門スラング”した後に、殺す』
「怖いなおい」
「それ君が言う?」
いや私は”龍門スラング”まではし…いや、するかもしれんな
正直アイツらにどこの馬の骨とも知れん奴が触れた時点で半殺しにすると思う
それなのに拉致なんてされたら…ねぇ?ハハッ
「因みに私がもし拉致されたらどうするの?」
「そりゃ助けるけど…その前にアーミヤ代表とケルシーが即座に奪還すると思うよ?」
いや真面目な話もしそうなったらあの二人全力で奪還しにかかるだろうし
最悪拉致した連中死ぬより辛い目に合うんじゃないかな…あくまで私の想像だけど
いやその前にその連中を消すだろうなあの二人は
「まぁドクターってひ弱だからねぇ…体調とかもそうだけど気を付けなよ?」
「ひ弱じゃないもん!ちゃんと鍛えてるもん!」
「はいはい」
本当だからね!?と文句を言ってくるドクターを軽く流しながら書類を進める
あぁでも…
ひょっとしたら国家一つ滅ぼすかもなぁ…そんなことされたら
ま、そんなことさせる気は端からないんだけどさ、あはは
「っていう話をしたんだよね」
「そうなんだ…まぁケルシーなら本当にやるだろうね」
「リーダーも愛されてるね~」
私の膝に寝転がりながらそう言うモスティマと、私の背中を背もたれにして凭れ掛かってくるエクシア
まぁケルシーがやらずとも他のドクターガチ勢がやるだろうけどねぇ…スカジとかシーとかグラベルとか
…やめよう、考えたら考えたでもっと多くなりそうだ
「そういや義妹たちは元気だった?」
「元気も元気だよ、まぁ私に会ってない時は少しテンションが低かったらしいけど」
ブレイズとジェシカに聞いたんだけど、ロドス艦内でカツミが
『義姉さん成分が…足りぬ…』
とか呟きながら仕事してたらしいからな
というか義姉成分とは…私には何か特殊な成分があ…ってもおかしくないな、体あちこち弄られてるし
何せ実験とか言って色々な化学兵器や生物兵器体に打ち込まれたり吸わされてるしなぁ
ウイルス兵器とか新しく作ったらしい麻薬とか新薬の実験とかされてるし…
そのお陰で元々の性別だった男から女に変えられてるんだからな
因みにモスティマ達とカツミたちの関係はというと、まぁ良好だ
私を巡ってたまに揉めてるけど、大体なんかのゲームをしてどちらが私を独占するか決めるという非常に平和な方法が取られている
まぁモスティマ達のアーツもだけど、カツミがアーツ使ったら大変なことになるからな…
『アーツメモリ』なんて何処で手に入れたのかと思って聞いてみたら
「スラムで格安で売ってたぜ?」
とか言ってたし…あんなチートにもほどがある物が何故スラムにあったんだ
ケルシー達が調べてみたら、明らかに何処かの国家か、大規模な企業じゃないと作れない代物らしいし…本当に誰が作ったのだろうか
まぁあの
新しい化学兵器とか生物兵器とか通常兵器とか開発したら真っ先に私で試してたしね
化学兵器は吸わされたり体に塗られたりして、生物兵器は注射器で体に打ち込まれたし、通常兵器は体の一部を標的に狙われたりね
初めは苦しかったけど10年ぐらいたつと何も感じなくなってきたんだっけ
その反応が気に入らなかったのか、その頃には塩酸や硝酸…あぁ、それらの名前はここに来てから知ったんだけど、まぁそれを体に直接かけてきたからな
皮膚や肉が溶けていくってのは今までとは違った別の痛みがあったね…
「…ドヤ、カドヤ?」
「…ん、あぁごめん、どうしたの?」
「何か考えてるみたいだったけど…大丈夫?」
「ごめんごめん、何でもないよ、只ぼーっとしてただけ」
そう言ってモスティマの頭を撫でる
良かった、今回は口に出てなかったみたいだ
モスティマ達には笑顔でいて欲しいからね、少し癖は直ってたみたいだ
『何を苦しがっている!?貴様にそんな資格があると思っているのか!』
『痛いだと?誰か!この嘘しかつけない口を塞げ!』
『もうやめてくれ?貴様は神に逆らった大罪人、そんなことを言う権利があると思っているのか?』
『神に逆らったお前は実験体と性欲の捌け口の価値しかないのだ、よく覚えておけ』
『貴様は、普通に生きて、普通の幸せを受ける権利など、ない』
「っっっ!!」
声に出かけた悲鳴を両手で押さえながら勢いよく起きる
悲鳴は何とか出さずに済んだが、今度は吐き気が襲い掛かってくる
幸いなことに今日一緒に寝ているソラちゃんは私に抱き着いていなかったから、ベットから起きると急いで洗面所へ駆け込む
そして洗面台に着くと、勢いよく口の中の物を吐き出す
「おぇぇぇぇぇ…」
そうして出てくるのは胃液だけ、食べたものとかが出てこないのは幸いというべきなのか
全部吐き出した後口を拭うが、未だには吐き気は残っている
ふと鏡を見れば、これ以上ないくらい顔色が悪かった
「ははは…何て顔なんだろ…」
そう言って自嘲する、こんな顔他のメンバーには見せられない
最近、誰かと一緒に寝てても高確率…というより確実に過去が夢に出てくる
それを見て中途半端な時間に飛び起き、こうやって洗面所に駆け込んで胃液をぶちまける何てもう何回目なのだろうか、確実に2桁はいっている
こんな姿を見られたら、まだ過去に縛られているのかって言われて軽蔑されるに決まってる…
いや、モスティマ達はこれを知ったところで軽蔑なんかしないということは分かっている、分かってはいるんだ
だけど…軽蔑される、どうしてもそんな考えが頭を支配してしまう
過去は過去、今は今
そう理解はしている、けど頭や体は依然としてあの過去に縛られている
そんな私を見られてこれ以上心配はかけたくない、モスティマ達には笑顔でいて欲しいんだ
…そう思っているのに、願っているのに
鏡に映っている私はどうして泣いてしまっているのだろうか
「誰か…助けて…」
どうしてこんな言葉が出てきてしまうのだろうか
分からない
ワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイ
誰か…誰か
誰か、教えて
「このアーツユニット便利だね~、他人に悪夢見せることが出来るなんて」
「ま、異端の癖に私達に歯向かって逃げ出した
「もっともっと苦しめないと、これじゃあまだ足りない」
「異端の癖に生意気な生活送ってるんだから当然だよね」
「もっと、もっと、もっと苦しんじゃえ!そして死んじゃえ!この
昨日投稿できなくてすいません
何故休んだのか理由を申し上げますと、まぁ信号無視した車に跳ねられまして
幸いなことに入院はせずに済んだのですが、腕が折れしまい、最悪なことに利き腕だったので文字入力が少し難しくなってます
ですが、毎日投稿は続けるつもりなのでご安心ください、遅れても0~1時の間には必ず投稿します
このペースだとコラボ回は今週には投稿できると思います
のでお楽しみに
あと感想がやる気の源なので感想くださいお願いします(土下座)
闇堕ちルート続きいる?
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いる
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別にいい
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本編でモスティマ達もっと曇らせて
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監禁ルートを望む