期待通りの出来かはわからない
「義姉さーん!こっちこっち!」
「分かったから引っ張るなって…レイカ、離れないようにしっかり握っててね?」
「は、はい」
「うん、いい子」
そう言いながらカツミに腕を引っ張られている私
レイカはというと、私の服を握っているという状況
そんなに急いで何処へ向かっているのかというと…分からん
けどカツミが急いでいるということはスイーツ関係の店か何かなんだろう、実際スイーツ滅茶苦茶大好きだし
この前なんかケーキ20個平らげてたからな…この体の何処にそんな量が入るのだろうか
「着いた着いた…って並んでるなぁ…」
あちゃーと言いながら天を仰ぐカツミ
カツミの言うとおり、視線の先にはこれでもかと並んでいる客の姿が
多分これから並べば1時間はかかるだろう…よほど人気らしいなこの店
「取り敢えず並ぼうか、待ってる間暇つぶしに「か、カドヤの姉御?」ん?」
待ってる間カツミ達とゲームでもするかと思いながら並ぼうとしたら、誰かが私の名前を呼ぶ
誰かと思って声がした方向を向けば、パティシエの服を身に纏った男
うーん…どっかで見たことがあるような…
「えーと…誰だっけ?」
「あ、どうも、以前カドヤの姉御の恋人様を誘拐しようとした馬鹿です」
「…あ、ひょっとしてマフィア出身?」
少なくともエクシア達誘拐しようとしたって言うことは龍門じゃマフィアの人間しか思い当たらん
まぁ数が多すぎていちいち覚えてられないってのが正直なところだけど
「ういっす、今は足洗ってこの店やってます」
「へー…おっさんって顔に似合わず料理できるんだな」
「おっさんって…」
まぁ事実なんだけど…カツミ、正直すぎるのもどうかと思うぞ
「お、おっさんですかい…ごほん、それで?カドヤの姉御は何でここに?」
「いやここの店に行きたいってカツミ達に頼まれたからさ」
抱き着いてきているカツミの頭を撫でながらそう言う
「成程…じゃあそこのお二人さんは最近できたって言う義妹さんで?」
「そうだよって何で知ってんの?」
知り合いならともかく全然会ってなかったし、何なら初対面と言っていい人物に話した覚えとかないんだけど
「え?龍門じゃ結構な噂ですよ?ほら」
そう言って差し出してきたしてきた雑誌を受け取ってページをめくってみれば、何時ぞやだったか『プリクラ』なるものでカツミ達と一緒に撮った写真と共に、『遂に娘か!?義妹!?どういうことなのか徹底取材!!』という見出しで長々と説明されていた
何処からこの写真…『提供・ロドス』?
「帰ったらじっくりと聞きたいことがあるねぇ…」
「ね、義姉さん?なんか怖いぜ?」
「あぁ、ごめんごめん」
取り敢えず帰ったらドクターとケルシーあたりを問い詰めなくちゃいけないようだ
そんなことを考えながらカツミの頭を撫でていると
「そう言えばカドヤの姉御は食べに来てくれたんですよね?良かったら席開けましょうか?」
「いやありがたいけどいいの?他のお客さんいるけど」
「ちょうど席開いたところですし、まぁあの時のお礼をさせてください!」
「お、おう…じゃあよろしく」
分かりやした!と言って店の中に入っていく元マフィア
…本当にマフィア出身だったのか?
「…甘い!そして美味い!」
「分かったから大人しくして、頬にクリームついてる…あ、レイカ、ちょっとそこのナプキン取って」
「は、はい…もう、姉さんったら…」
「ん、ありがと」
そう言いながらカツミの頬についているクリームを拭く
しっかしよく食べるなほんと…周りの客が凄い目で見てるんだけど
まぁもうパフェを10個ほど平らげてるからなぁ…これでもまだ食べるんだから恐ろしいところがある
「か、カドヤの姉御の義妹さんはよく食べますね…」
「まぁね…というかいいの?全部無料って」
「勿論!カドヤの姉御のおかげでやりたいことを見つけることが出来ましたし!あの業界から綺麗に足を洗うこともできましたから!そのお礼ってことで!」
そう言って笑顔でサムズアップしてくる
なんというか…顔が明らかにそっち関連と思われそうだから子供相手にやったら泣かれそうだなということは分かった
というか足洗ったのか…そう言えば最近マフィアの数が異様に減っているとはウェイから聞いてはいたけども
というかよく見たら店員も動きが民間人じゃないな…まさか
「ひょっとして他の店員も?」
「あぁ、8割ぐらいは俺と同じマフィア出身っすね」
殆どじゃねぇか
「おっさーん!パフェお替りー!」
「ヘイ!わかりやした!」
カツミよ、お前はどれだけ食べるんだ
「ふいー!食べた食べた!」
「何でそれで太らないの…むしろ大きく育ってるし…!」
「落ち着いてレイカ、そのうち大きくなるだろうから」
カツミのとある部分を見ながらそう言うレイカを宥める
まだ成長期なんだからそのうち育つって
しかしカツミはなぜあんなにも大きいのか…というかなぜ太らないのか気になる
因みに下世話な話になるけど、カツミの大きさはブレイズより少し小さいくらいとだけ言っておく
「で、これからどうするの?」
「んー…あたしもう行きたいところはないしなー」
頭の後ろで腕を組みながらそう言うカツミ
まぁあれだけ食べてもっと食べる気なのかと言いたいところだけども
レイカに聞いても特にないとのことだった
「じゃあちょっと寄りたいところあるんだけど、大丈夫?」
「大丈夫です!」
「早くいこーぜー!」
そう言ってレイカと手を繋いでその場所に向かった
因みにカツミは後ろからしがみついてきた
「ここなんですけど…」
「いらっしゃ…お!カドヤさんじゃないですか!」
そう言って出迎えてくるのは髪飾りなどを売っている店の店長
私とどういう関係なのかというと、こいつは元ヤクザ
まぁヤクザと言っても下っ端だったうえに臆病だったんだけど
で、こいつがいたヤクザがペンギン急便に喧嘩売ってきて、あまつさえテキサスとクロワッサンに傷つけたから私が壊滅させたんだけど、こいつだけ投降してきたから見逃した
え?他の連中?両手両足を折って体を折り畳んで近衛局に引き渡したよ?
隊員にひかれたけど…仕方ないよね、テキサスとクロワッサンの綺麗な肌に傷つけたんだからさ…
で、ある日クロワッサンとデートしてたらたまたま再会したって感じだ
「どうされまし…あ、義妹さん達じゃないですか、プレゼント選びですか?」
「ん、そう、髪飾りとアクセサリー買おうと思ってね、何処にある?」
「案内しますよ、こちらです」
そう言って店主の後についていけば、大量のアクセサリーグッズが
「では、ごゆっくり」
「ん、ありがとね、カツミ、レイカ、好きな物買っていいよ、ただしそれぞれ一種類だけね」
「まじで!?ありがと義姉さん!」
「あ、ちょっと待って姉さん!」
そう言ってみて回り始めるカツミとレイカ
さて…私はモスティマ達にあげるお土産でも探すとしますかね
その後、モスティマ達へのお土産を買って帰る途中、トイレによって帰ってきたら、おっさんが息を荒げながらカツミ達に話しかけてたから急いで引き離した
そしたらなんか
「子供は皆俺のもんだぁー!!!」
とか言って飛び掛かってきたから男の大事なところを蹴りつぶして、その後に馬乗りになって顔面の原型が辛うじてわかるんじゃないかってぐらいまで殴った
カツミ達が止めてなかったら多分原形残ってなかっただろうな…カツミ達に感謝しなさい
で、そのおっさんを近衛局に引き渡した後、ロドスに帰ってカツミ達を寝かしつけた後、ラップランド達に髪飾りとアクセサリーをあげた
まぁ丸一日カツミ達と相手してたからか、その夜は激しかったけどね
五人一緒って凄いんだなぁということだけは分かったよ、うん
投稿遅れてごめんなさい
理由としましては骨折した腕が今あまり使えない事と、最近インストールした『SAOIF』に嵌ってました…ごめんなさい
次回はあまり期間を開けないようにするのでユルシテ…
それとこれは予定なのですが、ONE PIECEとSAOの小説を今月中には出そうと思ってるので、期待してくれる方は期待しててください
あと感想がやる気の源なので感想をくださいお願いします
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闇堕ちルート続きいる?
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いる
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別にいい
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本編でモスティマ達もっと曇らせて
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監禁ルートを望む