因みに筆者のクリスマスの予定は一人です
最近やたらと聞いたことがない単語を聞くようになった
何なんだろ『くりすます』って
「というわけで教えてくれドクター」
「君私の事を歩く百科事典か何かだと勘違いしてない?」
「え、違うの?」
「違うよ?」
いや何でも知ってるからてっきりそうなのかと思ってたけど…
それと私の例えあながち間違ってないと思うぞドクター、この前出てた龍門が開催したクイズ番組の問題全問正解してたからな
因みに問題の中には明らかに専門の奴じゃないと分からないであろう問題もあった
「まぁそれはいいとして、『くりすます』とは何ぞや」
「世間を知らない年寄りみたいな読み方するね…まぁ仕方がないんだけど」
そう言いながらも書類を捌く手を止めないドクター、流石だね
「まぁぶっちゃけて言うとサンタさんって人が人々の家に入ってプレゼントを配って回るイベント」
「ぶっちゃけすぎて短すぎだろ文章が」
「だってそうとしか言いようがないんだもん」
ドクターの言葉にそんなもんなのかと納得してソファーに沈み込む
因みに今日の秘書はミッドナイト、はよくっつけというのにまだくっついていないヘタレ
「というよりそのサンタさんとやらは無断で人の家に入ってるんだとしたら犯罪じゃないの?」
「あー大丈夫、その辺は問題ないから」
そう言うと手招きするドクター
何だろうと思いながらドクターの近くに行くと、耳を貸すようなジェスチャーをされる
本当になんだと思いながら耳を傾けると
「実はサンタさんの正体は大人なんだ…」
「…あ、そうなの?」
そう言うと頷くドクター
これは近くで小声で言わんと分からんわけだ
多分そのサンタさんとやらに子供は夢を抱いているだろうし、下手に聞かれたら大変なことになるわな
まぁそれはそうとして…プレゼント配るならどうする気なんだろ
「というかプレゼントはどうすんのさ、まさか適当なもの渡すとかじゃないよね」
「心配ご無用、あらかじめ聞いてあるよ、そこの机に置いてあるのがそれ」
そう言ってドクターの指さす方向へ視線を向けると、大量に積まれている紙
入ってきた時から一体何なのかと思っていたけど、プレゼント要望書か
しかし多いな…まぁロドスの中を集めたからこうなるのは当たり前か
そう思いながらその中の一つを取って見てみる
『ドクターが欲しいです』
これアーミヤ代表だろ絶対、なんてこと書いとるんだ
『ドクターの血液』
やべー奴がいるぞおい、誰だこれ書いたの
『素直になれる本』
何でだろう、誰とは言わないけど想像がついてしまった
はよくっつけやお前らは、というよりいい年して信じてるのかよおい…
そう思いながら他のも何枚か見たけど、どれもこれも碌なものがなかった
子供たちはおもちゃなどをお願いしてたからほっこりするね
それにしてもほんと大量にあるね…そんなにサンタさんとやらを信じてる人が多いのかね
「というか結構な量あるけどちゃんと準備出来てるの?」
「そこは大丈夫、ケルシーやシルバーアッシュたちに協力してもらってなんとか準備出来てるよ」
「仕事が早いねぇ…まぁ取り敢えずドクター、ご愁傷様」
「?なんで?」
ドクターが首を傾げる横で苦笑するミッドナイト
多分私の言った意味が分かってるんだろう、勘がいいな
「それより配る人数足りてるの?かなりの量あるみたいだしそれなりにいないときついよ?」
「うん、だからカドヤにも手伝って貰おうって話をしてる時に来たんだけど…大丈夫?」
「あー構わんよ、普段からお世話になってるし」
「ありがとね、じゃあ当日に服とか渡すからね」
さて、まぁ頑張りますか
『…よし、みんな寝てる、大丈夫だよ』
「りょーかい」
小声でそう答えながら子供が寝ている枕元にプレゼントをそっと置く
『アーツドライバー』でイーサンとやらのアーツを使っているとはいえ、静かにした方がいいに越したことはない
因みに今の私の服装は、黒のインナーに黒のタイツ、その上にサンタのコスプレをしている感じだ
まぁ何故か上は胸元しかなくて、下はスカートなんだけど
なんか露出が多いんだよなこれ…黒のインナー越しとはいえ肩やお腹は見えてるしスカートはなんか短くて見えないぎりぎりって感じだし…
これほんとに世の中のサンタを演じてる大人全員が着てるもんなんだろうか、だとしたら人によっては変態に見られかねんぞ
「…まぁいっか、ドクター、次何処?」
『えーっと次はね…』
まぁそんなこと考えても仕方ないかと思い直し、インカム越しにドクターに連絡を取った
「あー終わった…」
「お疲れさんドクター」
そう言うと椅子に全体重を預けながら「カドヤもねー」と言ってくるドクター
相当疲れたんだろうな…まぁ臨機応変に対応してたから仕方ないと言えば仕方ないんだろうけど
「所でカドヤ、ほんとにいいの?プレゼント貰わなくて…」
「大丈夫だよ、これ以上望んだら罰が当たっちゃうよ」
笑いながらそう言うと何か言いたげなドクター
まぁ実際欲しい物なんて何もないからなぁ…今の境遇でも十分ありがたいし
「…そっか、じゃ、お疲れ」
「ん、ドクターもね」
そう言って執務室から出る
モスティマ達のクリスマスプレゼントは既に買ってある、というよりもサンタさんを信じてたことに驚きだけど
一先ず欲しい物の中から皆に似合いそうなものを龍門で買ってあるから問題ない
先に寝といてって言ったから多分寝てるだろうし、後は起こさないようにプレゼントを置くだけ
それにしても何でドクターは同情するような目線を送ってきたんだろ
「…寝てるか」
『アーツドライバー』を使ってアーツを使いながら、静かにドアを開ける
隣が空き部屋だと聞いてWが壁を爆破したことによって広くなった部屋、因みにその後怒られた
寝息を立てているから恐らくばれていない、早いところプレゼント置いて着替えるか
そう思いながら一番近かったモスティマの枕元に行く
相変わらず寝顔も綺麗だな…って見惚れてる場合じゃないな
そして枕元にプレゼントを置くが、そこでちょっとしたいたずら心が芽生える
「…ん」
バレないように近づいて、頬にキスをする
いつもやられてばっかだし、これくらいはいいでしょ
「…ま、ささやかな仕返しってk「煽ってるよね?カドヤ」うおわ!?」
モスティマの目が開いているのが見えたかと思うと、次の瞬間視界が反転する
そして次に見えたのは、完全に覚醒しているモスティマ
まさか…起きてたのか!?
「全く…寝ている間に悪戯とは感心しないよ?」
「い、いや起きてるじゃんkむぐぅ!?」
モスティマの言葉に反論しようとすると、唇で強引に口を塞がれる
抵抗しようにも手はいつのまにかモスティマが隠し持っていたのであろうリボンによってベットに拘束されてるうえに、モスティマが舌を絡ませてきて、段々頭がぼーっとしてきて何もできない
永遠にも感じられた時間は、モスティマが唇を離したことにより終わりを告げる
「…ぷはっ…全くこんな格好してくるなんて…食べてもいいですって言ってるようなもんだよ」
「だ、だって…ドクターが…あう!?」
「他の女の名前を出すなんて…カドヤは悪い子だなぁ」
そう言いながら胸を触ってくるモスティマ、何故か瞳に光が宿っていない
そのせいで変な声が出ると同時に、これから起こることも想像がついた
なので何とか逃れようと、ぼーっとする頭で逃げ道を探す私
別にモスティマ達とするのが嫌なわけじゃない、只今のモスティマの目は…やばい
「ぷ、プレゼントなら…そこに置いてあるから…」
「うん、ありがとうね、でも先ずは目の前にいるプレゼントを堪能したいんだ」
「そ、そんな…」
モスティマからの死刑宣告のような言葉にそう言う私
多分初めから私がサンタをするって知ってたんだろう、ドクターのあの同情的な目線は多分これから起きることを予見してたことによるものだろうし
ふと視線をずらしてみれば、エクシア達他のメンバーも起きていた
皆、目の前にいるモスティマと同じような目をしていた
つまり、初めから逃げ道などないわけであって
これからじっくり堪能されるのかなぁと、ぼーっとする頭で考えていた
でも嫌じゃなくて、寧ろ…嬉しい
この状況で、私が言えるのは
「優しく…してね…?」
「…そんな格好でしかもそんな顔されたら煽ってるだけだよ?」
「え、ちょっむぐぅ!?」
どうやら逆に、モスティマ達を煽っただけだったらしい
モスティマにキスをされてぼーっとする頭で、そう考えていた
なお、一週間続いた模様…体力凄いね!
因みにカドヤのサンタの服装は実はモスティマ達が選んだものだったり
あとちょっ操作ミスって変な感じになってた、ごめん
今年中にもう一話出せるかどうかは不明
あと感想くださいお願いします
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闇堕ちルート続きいる?
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いる
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別にいい
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本編でモスティマ達もっと曇らせて
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監禁ルートを望む