歩夢と侑とかすみは、萩城跡へやって来た。
「うわー、凄いのね萩城って。」
「うん。」
「あれ、かすみちゃんは。」
「そっちに行ったのかな。」
「ちょっと行って見ようか、侑ちゃん。」
「うん、いいわよ。」
そう言って、歩夢と侑はかすみと一緒に行って見ることにした。
「あれ、どうしたの。」
「何か見つけたのか。」
「あっ、歩夢先輩、侑先輩。」
「一体、何があったの。」
「あ、あれあれ。」
と、かすみは指を指した。
「なに、あれは。」
「あっ。」
「この人死んでるわ。」
「本当、マジで。」
「うん、殺人を見ちゃったのよ。」
「この人死んでるわ。」
と、歩夢。
キャーッ!。
と、歩夢と侑とかすみは大声で叫んだ。
暫くして、歩夢の通報で山口県警のパトカーが到着した。
「で、君たちがこの死体を発見して通報したんですね。」
「いいえ、死体を発見したのはこの娘です。」
「で、あんたがこの死体を発見したんだね。」
「ええ。」
と、かすみは山口県警・捜査一課の楠田刑事に言った。
「この辺で、散歩をしていたらその男が死んでいたんです。」
「なるほど。」
と、楠田は手帳にメモをした。
「楠田刑事。」
「オッ、何か分かったか。」
「被害者は、東京在住の溝口 博也さん34歳です。」
「おう、東京の人か。」
「ええ。」
「死因は、恐らくナイフによる出血死と思われます。」
「ナイフか。」
「ええ、恐らくバタフライナイフと思われます。」
「うーむ、今時バタフライナイフって流行らないな。」
「ええ。」
「ところで、あやして人は見なかったか。」
と、楠田刑事は言う。
「うんうん、そこまでは。」
「そうか、見てないか。」
と、言って歩夢とかすみ達は萩を後にして津和野へ向かった。
太皷谷稲成神社
離れた国道9号線からでも、ひときわ鮮やかに浮かび上がって見えるのが太皷谷稲成神社です。日本五大稲荷のひとつに数えられ、願望成就の「成」をとって「稲成」と表記しています。願望成就のほか、商売繁盛、開運厄除の神として信仰を集めており、特に正月の初詣には毎年数十万人の参拝客が押し寄せます。車でも神社の側まで登ることができますが、朱塗りの鳥居がまるでトンネルのように続く参道を歩きながら登るのがおすすめです。境内から望む津和野の町並みは、箱庭のように広がり壮観です。お揚げとろうそくを買って「稲成」神社に願いをかけてることが出来るのだ。
「ねぇ、今祭りが行っているって。」
「本当なの。」
「これは面白そう。」
と、璃奈は言った。
「凄いのね。」
「私もお参りしようかな。」
と、エマと彼方もお参りをした。
萩と津和野を観光した歩夢達は出雲駅で特急「やくも」と新幹線「ひかり」に乗り次いで東京へ帰京した。
そして、次の日
歩夢とかすみは事件の事で公安隊に聞かれる事になった。