萩・津和野殺人ライン   作:新庄雄太郎

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そして、歩夢と侑と彼方が公安特捜班にやって来た。


第3章 事件の背景

「何、萩城跡で殺人が起きた。」

 

と、高山は驚く。

 

「そうなんだよ。」

 

「それで、発見したのは。」

 

「この女の子だよ。」

 

「虹ヶ咲学園の高校1年生、中須かすみか。」

 

「どうして、この女の子が。」

 

「話によると、萩城跡へ行っていたら男性が刺されて死んだんだ。」

 

「と言う事は、凶器はナイフって事か。」

 

「ほう。」

 

「それで、かすみちゃんは犯人は見たのか。」

 

と、南は言う。

 

「いやー、それがな犯人の顔は見ていないって。」

 

「うーむ、そうか。」

 

「でも何で萩へ行ったんだ。」

 

「実は、同好会のメンバーのエマちゃんが2学期終了後にスイスへ帰国するから、お別れ旅行する事になったから山陰へ行って来たんだって。」

 

「そうか、エマちゃんは留学生だからスイスへ帰国するのか。」

 

「そうなんだよ。」

 

「後は、秋芳洞も行って来たって。」

 

「へぇー。」

 

「山陰へ行って来たって事は、新幹線に乗って行ったのか。」

 

「うん、もちろんだよ。」

 

「なるほど。」

 

「米子で特急に乗って山口で下車してそこから萩へ行ったんだ。」

 

「おう、なるほどね。」

 

「うん、犯人はどんな人だったかね。」

 

「山口県警の話では、犯人は見ていないって言っています。」

 

「そうか、犯人は分らないか。」

 

「ええ。」

 

「問題は、犯人はどうやって犯行を行ったかだ。」

 

「ええ。」

 

「犯人は、どんな人だったかな。」

 

次の日、歩夢と侑は山陰へ行った時の写真を持って南と高山に見せた。

 

「ほう、これが萩城か。」

 

「ええ、私と侑ちゃんと一緒に行って来たんだけど、その時にかすみちゃんが死体を発見したの。」

 

「あっ、そう言えば、私ねある人が写真を撮ってくれって言われてカメラを貸してあげたことがあるの。」

 

と、彼方は言う。

 

「えっ、それ本当か、いつあったのか。」

 

「そうね、2-3時間ぐらいかな。」

 

「それって、何歳位の人だったか。」

 

「うん、50歳ぐらいだったかな。」

 

「なるほど。」

 

と、彼方は高山に言った。

 

「それに、私のカメラで写真撮ったのがあるから。」

 

と、彼方は南と高山に写真を渡した。

 

「おう、この男か。」

 

「そうよ。」

 

「この男が犯人なのかな。」

 

「考えられますね。」

 

「本当に、この男なのかな。」

 

津和野へ行った写真も、見せてもらった。

 

「これが、歩夢が撮った写真か。」

 

「ええ、そうよ。」

 

「何歳ぐらいの男だったか。」

 

「そうね、30代ぐらいの人だったわ。」

 

「おう、この事件に関係しているのかな。」

 

「とにかく、調べて見ないとね。」

 

「ええ。」

 

「行く時はどうやって行ったんだい。」

 

「そうね、米子で山陰本線と山口線の特急に乗って行ったわ。」

 

「うん、なるほどね。」

 

と、高山は言った。

 

 




そして、犯人はどんな列車トリックを使っていた。

しかし、彼には鉄壁のアリバイがあった。
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