ごんべえ
ほむら達からはSSRインキュベーターと呼ばれている味方にできればめっちゃ効率良く進める赤いリボンがトレードマークのお助けキャラ。それでも失敗する時は失敗する。ズバズバ言ってくるので泣かされるほむら続出。
基本的にあけみ屋には近づかないため、あけみ屋の住人でも知っている者は数名。存在は知っててもあけみ屋には居ないと思っている者も多い。
たむら
平行世界を移動している自覚はある。漫画での行動を見るに、まどかが死ななかった場合でも次のまどかを救いに行ってるっぽい?
ギャグ漫画の住人のためまどかを死なせていない回数は多そう。
平行世界ごとに強さの変わるワルプルギスの最弱Eランクならワンパンで倒せる。
本名はほむらなのに何故かたむらと呼ばれる。なお、ごんべえは普通に呼んでくれる。鉄板焼きが得意。
ほむ姉
ごんべえの友人。ほむらが来なくなる時期に訪れるごんべえにトンカツ茶漬けを用意する。間違ってもぶぶ漬けを出していると言ってはいけない。何時別のほむらがやってきてもいいようにごんべえが手頃に食えるそれしか頼まないだけ。あと好物。
でも偶に凝った料理を出す。ピアノが趣味で、ごんべえにグランドピアノを貰った。
成長し、かつ優しげな雰囲気のほむら。
博士
ロリっ子内気ドジ天才の属性てんこ盛りほむら。
ワルプルギスを倒すのもインキュベーターを倒すにも魔法ではなく科学! と言ってたらそもそも科学力ですら負けてるだろうとごんべえに言われ科学勝負で泣かされた。
ほむ姉にチクった。
いたずらほむら
ごんべえの天敵。気づかぬ内にごんべえの背中に爆竹など色々なものを突っ込む。ごんべえに噛まれた回数が一番多いほむら。髪はおろしてるが眼鏡を掛けてる。博士によく絡む。
ルーキーほむら
目がいってるほむら。いたずらほむら以上の天敵。靴下や納豆にキムチ、セミの抜け殻、カマキリの卵、イエティの毛にチュパカブラ、カレー、ハヤシライス、スカイフィッシュなんかを背中に突っ込んでくる。叱られても喜ぶ。無敵か?
ごんべえを急須に封印したことがある。
剣豪ほむら
ごんべえと面識はなく、存在は知らない。とある並行世界で400年以上魔法少女をやっているという二刀流の魔法少女(?)と切りあった事がある。
性的趣向な意味でも二刀流だったので負けたあとすぐ逃げた。いつか再戦を夢見ている。
さやか
魔女化の際時空間に穴を開け時間軸の間に迷い込んだ。
魔女の魔力、相転移エネルギーすら身に宿した僕の考えた最強のさやかちゃん。雑貨屋を経営している。
巴亭マミ楽
落語家。初対面時、ごんべえが宇宙猫みたいになった。
杏子
オコジョ。
むら姉
ごんべえとよく料理談義をする。どこかとは言わないがマミさん級。
犬
犬。
母さん
ごんべえが母と呼ぶ存在。時間軸のはざまに平然と入ってくる。ほむら達と仲良くしてほしいようで、花見の季節には毎年誘っている。
キュゥべえと同じ姿。それでも、その口調は彼だけの特徴。
『真実を知った気分はどうだ? 自分の行いが他でもない自分を救おうとした者を苦しめ、それどころかそもそも救えやしなかったと知った気分は』
「……………」
何時もの憎まれ口に、睨み返すことも出来ず項垂れるほむら。そのソウルジェムは何時魔女が生まれてもおかしくないほど黒く暗く染まっていた。
『まあそれでも、ここで起きたこと全部忘れて次に賭けるなんて手もお前にはあるわけだが』
「…………何で」
『あ?』
「何で、こうなるのよ!? 私は、まどかを救いたかっただけなのに! そう願ったのに! どうして私はここに居るの? 何で私は、あの子の居た過去に戻れないの!」
『因果が足りない』
半狂乱に叫ぶほむらをバッサリ切り捨てるごんべえ。言葉を失いパクパク口を開くほむらに、呆れたような視線を向けた。
『何だ、期待でもしてたか? さやかや織莉子、リナみたいに自分にも救われる方法があって、目の前の優しい優しい妖精さんが教えてくれるって』
ケラケラと小馬鹿にするように嘲笑うごんべえ。
何時もそうやって見下し、嘲笑いながらそれでも結果としてマミは精神崩壊を起こさず、さやかは恋を叶え、杏子は己の魔法と向き合うという結果を残している。
「教えてよ、私にも………! まどかを、あのまどかのいる世界に戻って、あの子を救う方法を!」
縋り付くように叫ぶ。本来なら敵視すべき星の外からの来訪者の一体に。だって彼は、救ってみせた。自分がまどかのためと言い訳して切り捨てた全てを………それを認めたくなくて、否定したくて、
『あるわけねえだろそんな方法。馬鹿じゃねーの?』
それでもやはり、ごんべえはほむらの言葉をバッサリ斬り伏せた。
『どれだけまどかを諦めた。どれだけ周りを切り捨てた。手にかけたことは何度あった。我武者羅に走って、自分のしてきたことを忘れちまったかあ? 奇跡を、幸福を願ったぶんだけ呪いと不幸を振りまく魔女になるのが魔法少女なら、不幸を振りまき数多の並行世界のまどかにお前が負うべき不幸を背負わせたお前が、どうしてまだ幸福を求めてやがる』
「ちが………だって、だって私………し、知らなくて………」
『知ろうと思えば知れたはずだ。気付けたはずだ。世界の差異に、明確な違いに………それを無視してここまで来たのは誰だ』
「っ………ぅ…………」
顔を青くして黙り込むほむらにごんべえは冷めた視線を送る。
『それでもこれ以上お前が誰かを不幸にしない方法はある』
「え?」
『さっきも言ったろ? 死ねば良い』
俯いていたほむらが顔を上げるも、無機質な瞳と目が合い非情な言葉を吐かれる。
『魔女になることなくここで死ね。そうすりゃこれ以上まどかが因果を背負うこともない。お前が巡ったかもしれない世界で、魔法少女にならぬまま過ごせる可能性が増える』
まどかの家庭のレベル、交友関係、性格からして本来背負う因果は一般魔法少女と同レベルか少し上。マミの性格上殺し合いにならないだろうがその辺りの機微を理解できないキュゥべえ達なら縄張り争いで無意味に死ぬよりマミが死ぬのを待つだろう。その間にまどかの精神が成長し素質を失うとしても、それぐらいなら良くあること。莫大な因果があるからこその今の状況なのだ。
「私は、どうすればよかったの………」
『救えなかったことを嘆くより、救う方法を見つけるべきだったな………』
ペッとグリーフシードを取り出すごんべえ。ほむらのソウルジェムに押し付け穢れを吸う。時間稼ぎにしかならないだろうが。
『魔女になって迷惑だけはかけるなよ、これ以上お前に煩わされんのはゴメンだ』
ごんべえはそう言い残すとほむらをおいて去っていった。一人残された少女は蹲り、しかし死を選ぶことも出来ず、立ち上がることもせず嗚咽を響かせた。
「あら、おかえりなさいごんべえ」
「違います。あれは、キュゥべえです」
廃墟の窓から差し込む日差しに照らされる影。織莉子がそのシルエットを見てごんべえかと思って声をかければまどかが少し怯えるように言った。
『やあまどか』
「「「っ!!」」」
杏子やマミ達に遅れ、織莉子や麻衣達もキュゥべえに得物を向ける。そんな警戒した魔法少女達を見て、慌てる様子もなくキュゥべえはまどかに話しかける。
『このままじゃほむらが魔女になってしまう。でも、君なら救えるよまどか』
「っ……」
自分が追い詰めてしまったと思っているまどかを追い詰めるように、キュゥべえは他意もなく事実を告げる。
『だから僕と契約して魔法少女になってよ!』
「……………いや」
『…………』
「………確かに、私のせいなんだろうね。でも、だからこそ私はそのために契約しちゃいけない」
『ほむらの目的はほむら個人ではもう果たせないよ? 叶えてあげられるのは君だけだ』
「違うよ、キュゥべえ…」
キュゥべえの言葉を、まどかは目を逸らさず否定する。
「私にほむらちゃんの願いは叶えられない。私ができるのは、救おうとすること。それでも救えないかもしれない………けど、そこに貴方が関わる必要はない。だから、帰って」
『…………やれやれ、今回も無理そうだ。それでも、僕は君達の願いを何時でも叶えてあげる。それは覚えておいて』
キュゥべえはそう言うと飛び降り姿を消す。入れ違うように新たに現れるインキュベーターに織莉子達一部の魔法少女は僅かに警戒心を残す。
「あ、ごんべえ……」
「………良く、見分けが付くわね」
「私もつくわ」
「あたしも」
「私だって!」
織莉子がまどかが見抜いたことに驚いていると関係ない魔法少女まで騒ぎ始めた。
「ごんべえ、ほむらちゃんは?」
『俺がなにかしてやったと思うか?』
「思わない………ねえ、私は…………ううん、やっぱりなんでもない」
『そりゃ何よりだ。この期に及んで俺に委ねるようなら噛み付いてたが………何処かの馬鹿とは大違いだ』
ほむらちゃんのことなんだろうな、と苦笑するまどか。ごんべえを抱えあげ肩に乗せる。
「きちんと考えるよ。勢いで動いても、それじゃあほむらちゃんを救えない。きちんと考えて、なんでそうしたいのかはっきりさせて………それから、行動する」
『そうかい。まあ、せいぜい頑張れよ………』
本編後
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マギレコでも魔法少女を誑かす
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たるマギで家族3人でフランスを救う
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たむらの旅につきあわされる