でもなにかと三日坊主気味な筆者には、それくらいの重圧があった方が良いんだろうなぁと思う、今日このごろ。
ウワー、マンガオモシロイナー
スキル:サボり癖
モチベーションアップの方法、誰か教えてくだせぇ。
さすがに傲慢過ぎなんで自分で何とかしますがね。
そんな感じで書き進めた第3話です。
楽しんで頂ければ幸いです。
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私は伊理君の過去について軽い気持ちで訊いてしまったが、今思えば、それは随分と無神経な質問だったと思える。
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「……んー、でもなー…。」
「どうしたの?」
私、そんな応えに困るような事言ったっけ。なんで裏組織何かを潰したのかしか訊いてないと思うのだけど。というか、裏組織って本当に在ったんだ。それに裏組織潰したって結構凄くない?
「これ話すと結構な長話になっちゃうからどうしようかなー、って考えてたんだけど…。」
「そっかぁ、ずっと立ち話してるのも変だしね。………ウチ来──「却下。」──早いね断るのが。」
「普通出会って2日のやつに(下校もだけど)家来る?なんて言わねえよ。しかも女子が男子に。」
「あれ〜? 伊理君ってもしかして私のこと…」
「嫌い。」
「…」
「…」
「 ; ; 」
「嫌い。」
「言い直さなくたっていいじゃんかよぉ。」
「(wwwwwwwwww)………w。」
非道い…! 非道過ぎるぞこの男は!! なんで私の心を抉ってくるんだよ! しかも的確に! 声には出してないけど、笑いまくってるのが丸わかりなのも苛つく。いやちょっと漏れてるわ。いつしか仕返ししようと思う。
そんな事はいいとして(仕返しを心に決めながら)、どこで話を聞くとしようか。私はこの地域の事はあんまり知らないからな。
「私の家が駄目なら、伊理君の家はどう?」
「本末転倒じゃねえか。」
「なら、他に良い場所知ってる?」
「俺は普段、外に出ないから知らねえぞ。」
「(引きこもり…)じゃあ伊利君の家で良いでしょ。」
「(今、失礼な事を言われた気が…)俺の家に来るぐらいなら、お前の家行くわ。そっちならお前の親居るだろ。」
「お父さんとお母さんはウチには居ないよ。」
「……すまん、忘れてくれ。」
「別に死んじゃった訳じゃないよ?!」
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なんやかんやあって伊理君の家にお邪魔することになり、今玄関に入ったところなんだよね。なんだけど…
「何も無いね。」
「でしょ。」
…うん、良く言えばシンプル、悪く言えばつまらない家だねこれ。
ここまで家具が無いと、悟ってるんじゃないかと疑えるレベルだよ。伊理君仙人説。語感が良いねこれ。まあ仙人は無いとは思うけど。逆立ちしても…いや、案外あるかも。でもちょっと性格悪いしなぁ……
「まあまず上がりなよ。」
「うん、そうする。」
飼い主に従順なペットのように、促されるがままに家に上がらせてもらうと、そのままリビングに案内され、中に入る。
「取り敢えずその辺座っといて。」
「うん、分かった。」
それにしてもホントにシンプルだなー。何も無いというよりも、最低限の物しか無いというか。男の子の家って、もっとごちゃごちゃしてそうなんだけど。
あ、そういえば男の子の家に上がるの初めてじゃん。って、やばい、意識したら緊張してきた!平常心、平常心、平常心平常心────
「なんとなくお茶淹れてきたよー。……何やってんの?」
「平常心平常心平常心平常心………ブツブツブツブツ」
「もしもーし?」
「ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ…………………………」
「おーい!」
「ブツブツブツブツブツブツブツブツ」
「ほい。」
「ヘイジャッ!!!」
「wwwwwwwww」
「ゲホッ!ゲホッ、…カホッ…」
えっ!? 何!? 何が起こったの!?
「いやー、ナイスリアクション!!」
「えっ、今何した!?」
「脇腹突いた。」
「なんでそんな事するのさ。」
「いや、なんか一人でブツブツ言ってるから、やりたくなって。」
私ブツブツ言ったりなんかしてたっけ?記憶に無いな。
「確か平常心、とか言ってたっけ。」
「そういえばそうだったよう、な…!」
……恥っずかしいぃ〜~! 思い出さなかった方が身のためだった〜!
いや! こんな時こそ落ち着こう。まずは深呼吸しないと。
「スウゥゥーー、…ハアァァーー…。」
「?」
よし、大分落ち着いてきたし、お茶を飲ませてもらうか。…ゴクゴク…………ぷはぁ。うん、もう大丈夫だね。
それにしてもこのお茶美味しいな。今度作り方教えて貰おう。
「…じゃあ、なんか判らないけど落ち着いたみたいだし、そろそろ本題に入ろうか?」
「そういやそうだった。なんで裏組織なんか潰したか、だっけ?」
「そうそれ。」
うん、改めて考えなくても判るぐらい、ヤバい事してるね。そんな事して大丈夫だったのかな。
「あれは確か、まだ9歳だった頃にあった事だっけなぁ─────」
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その時はまだ能力がある事に気付いてなくて、完全に無能力者として生きてた。
すでに苛めは起きていて、いじめっ子達は稚さ故に、俺が今されている苛めよりも酷いと言えるような苛めをされていた。けれど、流石にそれがいつまでも続いていたせいで俺も慣れていた。
しかも、一人だけ俺に優しくしてくれる女の子がいた。その娘は迫害され続けた当時の俺にとっては、まさに女神の様に見えた。
だがそんなある日、唯一人俺に優しくしてくれたその娘に対して、俺に優しいからという理由でいじめっ子達が攻撃した。それに対して俺は激情してしまい、日々のストレスもあり無我夢中で攻撃し───
───いじめっ子が周囲の人や物諸共吹き飛ばされた。
その日はいじめっ子に教師を混じえた3人で話をし、学校を早退した。
家に帰ってからは生きた心地がしなかった。
父親からは暴言、暴力を受け、母親はそれを少し離れた場所から眺めていた。
だがそれと同時に、混乱した。何故あんな現象が起きたのか。自分に能力があっのか。どうして能力の存在が今迄分からなかったのか。能力値が0と表示される理由も分からなかった。
そして何よりも、優しくしてくれていたあの娘も吹き飛ばしてしまった事に途轍もない罪悪感が沸き、自己嫌悪に陥った。
後日また学校に行ってからは、周りから孤立していた。だが、俺はその時丁度いいと思った。
優しくしてくれていたその娘……名前は確か、
今思えばあれは、いじめっ子達が強要しているという可能性を考える事も出来ただろう。
それでも当時の俺はかなりのショックを受けて、何かが吹っ切れた。
それからは、家に帰ってから自分の能力と思われるものを分析する日々が始まった。
それは日を重ねる毎により多くの事を分析が出来るようになった。最初は完全な手探りで何がなんだか解らなかったが、月日を重ねて経験を重ねて、能力の出来る事や出来ない事、許容範囲が解ってきた。そして、11歳の時に漸く能力の正体が判った。
正体が朧げながらわかってきた時に、その正体に対して、能力という存在にあるルールと矛盾している事が、不思議で仕方なかった。
だが、それが判って周りの人間にそれを言ったところ、運が悪い事に、公よりも闇側の人間の方が先に情報が伝わってしまった。
そして、そんな能力が存在したと分かれば、暗部が動かない訳がない。
能力の全貌が明らかになって二日、そいつらは俺の前に突如として現れた。
さながら嵐の様なやつらだった。
学校から帰り家へと戻ると、その中には親だったもの二つと、三人の黒いスーツに身を包んだ男達がいた。俺は混乱した。この状況は、いったいどうすればいいのか、と。
次回へ続く………
今回は前回までよりちょっと短め。
最近読んでる漫画はめだ○ボックス(伏せ字っているのかな?)。
はいそこ、「今更?」とか言わない。先生とのお約束だよ?
破ったら極刑(大嘘)。
評価や感想、ダメ出しなど、お待ちしています。
修整点は随時修整します。
アドバイスもどしどし送りつけて下さい。参考にさせて頂きます。