Minecraft ~結月ゆかりのマインクラフト人生~ 作:ライドウ
気合いで書いております作者です。
スマホ投稿はつらい。作者です。
第12話 ~『出発』Let's Go!!~
ぽんぽん……
「どうか安らかに。」
あの決戦から早数時間、すっかりお昼になった中、あかりさんは土をかき集め木の棒と少しの紐で十字架を作り出し、そのかき集めた土に刺していた。
恐らく、クラフター達の葬儀があれなのだろう。私たちの知っている葬儀とは程遠く、やはりあかりさんはクラフターなのだという再認識ができた。
あのあと、あかりさんは残された武器を大切にいんべんとりという所にしまい込み、フェルグさんの案内で例の
手紙を見たあかりさんは涙を流し、悔しそうに唇を噛みながら情報をひとつずつ確認していた。
私たちは治療に専念していたため詳しいことは聞けなかったが、再び覚悟の籠った表情になっているあかりさんを見るにもう心配することはないだろうと思った。
ちなみにだが、私は姿を変えているスノーくんに跨り、右足はガッチリと固定されている。この程度なんでもないと言った時のマキさんの表情はとても怖かったです。
「すみません、私のわがままを聞いてもらって。」
「いいえ、全然大丈夫です。むしろ、必要な事だと思いますよ?」
「うんうん、少しでも安らかに、ね!」
「キュオォオォォ…」
申し訳なさそうなあかりさんにそう声をかけると少しだけ嬉しそうに笑顔を見せてくれる。
あかりさんは最後にかの研究所跡に残された使える
「ジェットブースター装備型の手持ち突撃ヤリです。」
「???」
この時の私の表情は宇宙を感じている猫のような表情になっていたと思います。
ちなみに
~~~~~
「わぁっ、空気が澄んでて……観てフェルグ!植物がこんなにも!!」
「ああ、植物園にしかないようなものばかりだな。」
ほぼ手ぶらのあかりさんが走りながら木に感動したり深呼吸をして随分と冒険を楽しんでいたり、フェルグさんがそのお守りをしていたり、
「マキさん、やっぱりちょっとだけ歩いても」
「歩いたらビンタするぞ。」
「ゴメンナサイ...」
マキさんに怒られる私がいたり、私を運ぶスノーくんがマキさんから手渡されるリンゴを美味しそうに頬張ったり、旅らしいことを再びできていた。
でもやはり、クラフターであるあかりさんは時折とんでもないことをしでかすみたいで。
「あっ野生のブt……」
マキさんが野生のブタの群れを見かけた途端、あかりさんが一瞬で群れの中に飛び込んで豚たちを瞬く間にミセラレナイヨ!!状態にして
「ブタは....ブタは許してはいけない。」
と、ハイライトの無い目でガンナイフ*1と大型ナイフを構えていた。
その気迫と様子は私もマキさんもスノーくんもドン引きでフェルグさんもさすがにドン引きしていたり、時には
「えいえい」
「何してるのあかりちゃん。」
「ちょっと作業台を作りたくて」
「あ、それなら私が《ゴッ》……え?」
素手で木を殴っていたと思ったら根本が壊れて倒れるはずの木が浮かんでいたり、その壊された原木がブロック状になっていたり明らかにそんな量の木の板はできないだろうと思ったらブロック状によっつできて、その4つから綺麗な四角形の作業台のような(しかもノコギリとトンカチあり)を作り上げていた。
一連の動作があまりに手際良く、そして理解が出来ずに私とマキさん、スノーくんはまた宇宙を感じた猫の表情になっていた。
ちなみに救いを求めて壊れた機械のようにギギギとフェルグさんを見ると。
「時期に慣れる。」
そう言われてしまった。
どうやら私たちの旅は常識というものを捨てなければならないみたいだ。
前途多難だなと思いつつ、木のシャベルを作ったあかりさんを見守っ……って、なんで地面を真四角に掘れるんですか!?
【旅うさぎ】結月ゆかり
早速常識を破壊された被害者その1。
空中浮遊する木をみて物理法則どうなってるんだと頭が混乱した。ついでにマキさんに引っぱたかれた。
弦巻マキ
常識ブレイカー被害者その2。
全身筋肉痛ですぐには動けないだろうと思っていたあかりが、10秒も経たずに元気に動きだして宇宙猫になった。
【マスコット】スノー
しばらくはゆかりさんのサポート。
そして、クラフターの常識ブレイカー被害者その3。
【最後のクラフター常識のブレイカー】紲星あかり
早速被害者を量産した常識ブレイカー。
新鮮なものが多く見られて大興奮中。今は鉄が欲しい!!
【マシンウルフ】フェルグ
もう全ての常識を投げ捨てた元祖被害者1号。
次に見たいもの
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