白龍皇のデート   作:剣崎雷太

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異世界でも戦うか

 

「いきなりだがアルビオン、ここはどこだ?」

 

『わかっていたら既に話しているが』

 

「確かに」

 

どうしてこうなった?今一度整理してみよう…確か俺はリゼヴィムを追っていて奴の拠点を探していてアガレスの空中都市で戦っていて…

 

「リゼヴィムとトライヘキサが正体不明の敵に殺されたのは覚えている、その後で」

 

『アザゼルはその正体を探るために行動していた、しかし異世界の侵略者の存在だ出てきたがそれも同じく殺害されていた』

 

「ああ、そして俺は空間がゆがむ程の振動に巻き込まれて」

 

『気づいたらここにいたんだったな』

 

改めて街を見ていると…大爆発が起こったような被害が出ていた。ひとまず俺は無事なのであたりを散策する。

 

「兵藤一誠の乳髪とやらの差し金か?」

 

『だとしたら私はそいつを本気でつぶすぞ!まじで』

 

アルビオンの怒りは俺にはいまいちわからないな、なぜ女の乳房にそこまでの怒りと悲しみが出るのだろうか?俺はそうこうして歩いていると

 

「戦闘か?」

 

『恐らく、しかし妙だな』

 

「妙?」

 

『ああ、人間の気配が多数と後、異形の者の気配に人間と異形の混ざり物の気配がする』

 

此方の世界の悪魔だろうか?なんにしても今は情報が大事だな、俺は気配のする方にかけていくとそこでは戦闘が行われていた。

 

「見たところ鎧を着ている少女に、空を飛んでいる女たちに一人の男か…あの鎧を着ているのは面白そうだな」

 

『そうだな』

 

「アルビオン」

 

『Vanishing Dragon Balance Break」

 

俺は鎧をまとって一番強い少女の元へ飛ぶ

 

「勝負だ」

 

「何」

 

鎧をまとっている少女は剣を出しこちらに応戦してくる

 

『ヴァーリ、理由は分からないが剣からは天使の魔力を感じるぞ』

 

「アーサーの聖王剣と同じか」

 

『恐らくは』

 

俺は魔法の剣を出し少女と切りあう、反応速度も強さもこちらの世界なら確実に最上級クラスの物だろう

 

「これほどの者か」

 

「ほう、貴様は他の奴らとは違うな」

 

この瞬間!まさかここでも味わえるとは!俺は戦闘を激しくしようとしたら

 

「何」

 

突然少女が消えたのであった、前触れもなくいきなり

 

「逃げたわけではないな、透明化でもな」

 

瞬間今度は俺が光に包まれた、これは転異か?

 

 

 

 

 

 

「ここは」

 

『どうやら強制的に連れてこられたらしいな』

 

俺は転移のようなもので連れてこられたのが何かの建物みたいなところで近くにさっきの少年?がいた

 

「ここどこだがわかりますか?」

 

「知らん」

 

『何かの建物だろな』

 

「今の声「いいかな?」はい」

 

「なんだ」

 

声をした方を見ると女性が立っていた、なんだか眠そうな感じだな

 

『(なんだこいつ…人間のような身なりだが、人とは違うな)』

 

「ついてきてくれるかい」

 

「はい」

 

「かまわん」

 

俺たちは女性の後についていき建物を進んでいく、まるで舟だな…ここにだれがいるんだが、扉を入るとブリッジのような所に出てそこでさっきの男がなにやら話している

 

「(にしてもここはどこなんだ)」

 

『(異世界なのは確かだが…私たちの世界の常識は通じないだろうな)』

 

「(俺は元の世界に帰れるのか)」

 

『(どうだろうな)』

 

「いいかしら?」

 

「ん?」

 

俺がアルビオンと話していると子供が話しかけてきた、確司令官だったか?

 

「なんだ」

 

「貴方の事を教えてくれない」

 

俺は可能な限り自分の世界の事と俺に起こった状況を話した。その後でさっきの女性がある事を言い出した、曰く「精霊の天使により次元が裂けてこちらの世界に来てしまったのだと」

 

「つまり俺は事故でここに来たと」

 

「そういう事になる。対処法としてはその精霊を探すことだが…」

 

「何か問題が」

 

「君はこの世界の常識がないだろう」

 

「なるほど…どうすればいい?」

 

「月並みであるが私たちの機関に入らないか?」

 

話をまとめると…俺はあの精霊とやらに互角に戦えていたからもしものための備えらしい、五河士道というそこの少年が基本的に精霊を出れさせるのだが戦闘を避けられないのであると

 

「戦闘要員はいないのか?」

 

「いたんだけど…精霊を妹と見ていて」

 

「戦うがかわいい子が近くにいないと戦闘しないらしい」

 

「前までは椎崎がなんとかしてたんだけど」

 

「私でも支えきれないほどのショックで」

 

…………大丈夫なのか?そいつは兎に角

 

「その話は受けよう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、俺の住まいがここと?」

 

「何か問題があるかい?」

 

俺はこの世界で原因となる精霊を探すために住居が必要になったのだが…そこは一軒家だった、なんでも戸籍もラタトスクがやってくれて家賃もただらしい…けど

 

 

「でかくないか」

 

「万が一の保険だよ」

 

そう言って村雨令音は去っていく…確か俺が通う学校に

 

 

 

 

「と言うのが今朝だな」

 

「テンポが速いな」

 

俺は士道と教室で会話をしていた、令音がきたりギャルゲーしたり大変だがここまでめんどくさいと逆に大変だな

俺はここまでの流れを思い出していた、異世界に来て精霊と戦って、スカウトを受けて家をもらって学校に通ってでここにいると

 

「お前も大変だな、ギャルゲーか?兵藤一誠がすきそうだな」

 

「大変なやつだな」

 

俺たちは学校の授業を受けているとなんかサイレンが鳴った

 

「来たな」

 

「頑張れ」

 

「ヴァーリもだろ」

 

『またあの精霊だろか』

 

「だとうれしいな」

 

 

 

 




行くぜ暇つぶし

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