白龍皇のデート   作:剣崎雷太

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ヴァーリのラーメン道


ラーメンは時に災害を生む

 

「なぁアルビオン」

 

『言いたいことは分かる』

 

「なんであいつらのデートを見なきゃいけないんだ?」

 

時は巻き戻り

 

 

 

 

俺は精霊とのデートの約束を終えた次の日に椎崎オススメのファミレスに来ていた、ファミレスと言っても定食屋見たいな感じでラーメンが美味ししらしい、

 

「ふむ、濃厚なスープかと思ったが案外あっさりだな」

 

「でしょう!よく弟と来るんですよ」

 

「弟と言うのは」

 

「はい、精霊誘拐犯です」

 

『色んな意味で大丈夫なのか?』

 

と言う感じに俺たちは食事をしていた、椎崎の弟は朝から旅(散歩)に出ていて帰ってくるのは夕方らしい。

 

「にしても、昨日は大変でしたね」

 

「まさか精霊認定されるとはな」

 

『あながち間違いでもないだろ』

 

「うるさいぞアルビオン、俺は悪魔だぞ」

 

と言う感じの話をしつつ散歩をして、ある喫茶店に入ってたら

 

『ヴァーリ!椎崎!隣の席に』

 

「ん?ヴァーリ君!(小声で)」

 

俺は言われた通りに隣をむくと士道と十香がデートしていた

 

「(おいどういう事だ?なぜこいつらがここにいる)」

 

「(いま指令に聞いたんですけど、どうやら士道君独断でのデートらしいです)」

 

『(あいつも男だという事か)』

 

俺と椎崎はそのまま士道のデートを援護する為に尾行することを決めた、カフェを出てからすぐにパン屋できな粉パンを買い、くじを引いたり色んなことをしていた、ああしてみると本当のカップルだな

 

「このまま、放置か?」

 

「いえ、私たちは士道君と十香さんが二人になるのを待ってからフラクシナスに戻ります」

 

「何もなければいいのだが」

 

「ASTについても恐らくはすぐに仕掛けてこないと思います、士道君が近くにいますし」

 

だといいがな、にしてもさっきから何か変な気配がしてならないのだが

 

「(アルビオン…近くにいるのは誰だ?)」

 

『(鳶一折紙だな、恐らくこちらの動きを調べているのだろう)』

 

俺は鳶一に警戒をしつつデートを見守る、途中ででかいパンのぬいぐるみをゲットした十香が随分ご機嫌だな。それにしてもASTがこのデートを監視しているとなると恐らく人がいないところで十香に攻撃すると考えるのが妥当かとすると

 

「椎崎雛子、あの司令官に伝言頼めるか?」

 

「はい」

 

「人気のない高い所を警戒してくれと、恐らくそこで精霊に攻撃を加える、考えられるのはライフルの射撃だが」

 

「他の事も警戒せよと…」

 

「ああ」

 

椎崎はフラクシナスとの連絡を取ってい最中に俺は周囲に気を配りながらデートを観察していたやっている事は普通のデートらしいが周囲の反応が恐ろしく重い、ASTの鳶一折紙に十香と士道…そしてさっきから向かいのビルの屋上でこちらの様子を見ているひとりの人間

 

「(アルビオン、あいつについてどう思う?」

 

『(こちらに敵意はないが見方でもなさそうだ、第三勢力とみるべきか否か、どちらにしても明らかな強者だ俺たちの世界だとオーフィスを超えているだろうな…魔力だけで)』

 

となると今の俺は魔王化を使わないと話にならないか。幸い霊力がそのレベルだから純粋な戦闘能力なら俺に分があるとみるべきか…クロウ・クルワッハのように修行して強くなるタイプなら流石に辛いな

 

「(ここで戦うのは得策ではないな…それでも対策は必要だな、魔法陣の準備をしておくべきか)」

 

「ヴァーリ君」

 

「なんだ椎崎?」

 

「恐らく警戒しての魔法陣ですがここではやめた方がいいと」

 

「村雨玲音か」

 

「はい、いまの十香ちゃんは少しの事でも警戒を強める事があるかもしれません」

 

だから魔法陣は使えないと、確かに下手に警戒されて台無しになったらもうチャンスは来ないかもしれないがあの人間への警戒が『ヴァーリ』

 

「(アルビオン)」

 

『(あの人間への警戒については私がやっておこう)』

 

「(頼む)」

 

俺達はそのままデートの観察を続けたよこうして見ると本当の人間みたいだな。

 

「そういえば、精霊はどうして生まれて来たんだ?」

 

「というと?」

 

「簡単だ、俺達の世界で何かが生まれるにはその根源が存在する。例えばそうだな……俺の持つ神器ならドラゴンが封じられて生まれた物だな」

 

「生まれた根源ですか…あまり考えた事はないですね、私達にとって精霊は生まれた物でなくて存在した物なので」

 

「だが少なくとも三十年前の災害で精霊の存在は認知されたのだろう?なら原因が精霊だけでないと思いそうだが」

 

もしくは世間には何も知らされてないのか?けど精霊がなぜこちらの世界に来たのかも気になるな…それに精霊の数も気になる所だな。

 

「ヴァーリ君、指令からです直ぐに戦闘準備をして高台の近くにいてくれと」

 

俺はその事を着てすぐに高台に向かう、そこにはちょうど二人がついて所でいい雰囲気であ…

 

「十香!」

 

間に合わなかった、士道は撃たれて…なんだ?

 

「世界は私を否定した!」

 

『ヴァーリ!今は十香を止めるぞ」

 

「わかっている」

 

兎に角今は十香を何とかしなければ…俺は戦闘を始める為に十香に集中して気づかなかった、あの男が動いて事に

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・へぇ、あの子は十香ちゃんっていうのか、姉の言う通り見に来てよかったな念の為に○○もいるけど

 

「…聞こえるかしら?」

 

「ああ、聞こえる。今は精霊ちゃんの近くにいるぞ」

 

「ええ、こっちも把握してるわ…頼めかしら十香は彼が止めるわ、ASTをお願い」

 

「了解、司令官様」

 

さて、祭りの始まりだ

 

 

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