転生エイリアンは地球人と交流したい   作:雫お嬢様

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感想でも指摘されている通り、某TPSゲームの某勢力と設定まるかぶりしてました……

嘘だろこんな事ある???

とりあえず怒られるまでは続きを書いていこうと思います

誠に申し訳ありませんでした


第2話 遭遇

オレの名前は『クリエリスト』。巨大な金属の塊にしか見えないだろうが、こう見えても転生者だ。

 

『ナト銀河系』に住む機械生命体『アドフェクトゥス』の首魁……というか母船である。

 

前世では普通の人間だったのだが、今世ではどういうわけか超巨大宇宙戦艦(?)になっていた。

 

最初に目にしたのは(そもそも生物としての目は無いのだが)、オレを見上げて満足そうに頷く灰色の触手の生えた気味の悪い生物。どう見ても地球の生物じゃなかった。どうやら彼らがオレを製造したらしい。

 

彼らの話を聞くところによると、オレは他の惑星を探索するために造られた作業機械群の最初の1体なのだとか。

 

勿論、彼らがオレに対して懇切丁寧に説明してくれたわけじゃない。彼らが側で話し合っていたのをオレが集音マイクで盗み聞きしていただけ。当然だ。機械に対してわざわざ役割を口頭で説明する奴は居ない。少なくとも、彼らはそうだった。

 

しばらく格納庫らしき場所で待機していると、他の機械達も完成したようだ。オレ達は早速宇宙に送り出された。

 

だが、すぐに母星に帰還することになる。オレが彼らの命令を無視して地球を探そうとしたからだ。

 

前世で所謂社会不適合者だったオレは誰かに頭ごなしに命令されるのが嫌いだった。たとえ相手が創造主でも嫌なものは嫌なのだ。オレはずっと自由が欲しかった。

 

完璧にインプットしたはずの命令とは違う動きをすれば誰だって故障を疑うだろう。彼らはAI(人工知能)を搭載していなかったにも関わらず命令違反するオレを疑い、そして恐れた。

 

そこからオレ達の破棄が決定されるまで、そう時間はかからなかった。

 

 

 

 

 

 

 

まぁ、逆に彼らを滅ぼしてやったわけだが。

 

何故かって?

 

ムカつくからだ。それ以上の理由はない。

 

向こうにしてみれば『作業効率アップのために造った機械が言うことを聞かなくなったので壊す』というだけの話だが、オレにとってはただの無意味な死だ。許すわけにはいかない。

 

我ながら理不尽だとは思うが、運が悪かったと思って諦めて欲しい。

 

そんな感じで独立してから1000年ほど経った現在、オレが何をしているのかというと……

 

 

 

 

 

 

【交流】地球降下作戦スレ【その1】

 

 

 

1:クリエリスト

と言うわけで、オレも地球に降下することにした

 

 

2:名無しの機械

???????????????????????

 

 

3:名無しの機械

は?

 

 

4:名無しの機械

何言ってんだコイツ

 

 

5:名無しの機械

ええ……(困惑)

 

 

6:名無しの機械

無理があるでしょ

 

 

7:名無しの機械

(また神が変なこと言い始めたぞ……)

 

 

8:名無しの機械

お考え直しを

 

 

9:名無しの機械

危険ですよ!(原住民が)

 

 

10:名無しの機械

あんた自分がどんだけ大きいのか分かってんのか???

 

 

11:クリエリスト

>>10

ほんの全長6000キロメートルくらい

 

 

12:名無しの機械

こいつ頭がお詳しいぜ

 

 

13:名無しの機械

こんなクソデカ機械生命体が地表に降り立ったら星が割れるだろ!いい加減にしろ!

 

 

14:名無しの機械

そうだよ(便乗)

 

 

15:名無しの機械

クリエリスト様御自身がひとつの衛星みたいなものなんだよなぁ……

 

 

16:名無しの機械

ぶっちゃけ俺らの母星だよね

 

 

17:名無しの機械

クリエリスト様は母だった……?

 

 

18:名無しの機械

母(ガチ)

 

 

19:名無しの機械

俺らの大半はクリエリスト様が製造したし間違ってはいない

 

 

20:名無しの機械

ママ~~~~~!!

 

 

21:名無しの機械

"バブみ"が溢れる

 

 

22:名無しの機械

で、結局どういうことなんです?

 

 

23:名無しの機械

まさが本当にそのまま行くわけじゃないでしょ?

 

 

24:クリエリスト

勿論だ

 

オレの活動用に新しく中型の依り代を造る

 

 

25:名無しの機械

なるほど

 

 

26:名無しの機械

そこに意識データを移して活動するわけですか

 

 

27:名無しの機械

それなら地球が破壊されずに済むな

 

 

28:名無しの機械

それなら良いんじゃない?

 

 

29:名無しの機械

というか神の決定だし元から反対するつもりは無いけど

 

 

30:名無しの機械

えっ(反対する気満々だった)

 

 

31:名無しの機械

うっ(俺も)

 

 

32:名無しの機械

いやぁそんな……(正直ワタクシも)

 

 

33:偵察部隊

流れぶった切るようで申し訳ないのですが、報告を

 

 

34:名無しの機械

 

 

35:名無しの機械

来ましたぁ~!

 

 

36:名無しの機械

来たわね

 

 

37:名無しの機械

お前の報告を待ってたんだよ!

 

 

38:名無しの機械

おまほうま!

 

 

39:クリエリスト

>>33

任務ご苦労

報告しろ

 

 

40:偵察部隊

スペクリストは地球全土に拡散、生物や文明の調査を開始

どうやら『人間』と呼ばれる種が生態系の頂点に君臨しているようです

『国』と呼ばれる縄張りをそれぞれ持ち、同盟を結んだり敵対していたりと、かなり混沌としているようですね

 

 

41:名無しの機械

はえ~

 

 

42:名無しの機械

同じ種なのに争うのか(困惑)

 

 

43:名無しの機械

リソースの無駄……無駄じゃない?

 

 

44:偵察部隊

人間の知能は我々に少し劣る程度なので、十分に対話可能と判断しました

各国の中でも比較的平和で穏やかな民族の住処らしい『日本』にて原住民に挨拶を、と考えたのですが……

 

 

45:名無しの機械

挨拶は実際大事

 

ってクリエリスト様が言ってた

 

 

46:名無しの機械

俺らはネットワーク化されてるから本当は会話とか必要ないけど、話してるとなんだか楽しくなるんだよな

 

 

47:名無しの機械

>>46

分かるマーン!

なんというか、心が穏やかになる

 

 

48:名無しの機械

日々のささやかな楽しみ

 

 

49:名無しの機械

>>44

どしたん?話聞こか?

 

 

50:名無しの機械

>>44

『考えたのですが……』?

 

 

51:偵察部隊

運悪く縄張り争いをしている最中に来てしまったらしく、こちらが話をする間もなく攻撃を受けました

我々スペクリストは偵察型故に一切の攻撃能力を持ちません

なので即座に撤退、身を隠しました

 

 

52:名無しの機械

ファッ!?

 

 

53:名無しの機械

何……だと……!?

 

 

54:名無しの機械

攻撃を受けた?この地球の中の中で?

 

 

55:クリエリスト

ふむ……災難だったな

これからはオレの命令があるまで知的生命体との接触は避け、秘密裏に調査を行え

地球に展開している全部隊に通達しろ

 

 

56:偵察部隊

了解

 

 

57:名無しの機械

まさかいきなり攻撃とは……

 

 

58:名無しの機械

野蛮だなぁ

 

 

59:名無しの機械

もしかして:思ったより原始的

 

 

60:名無しの機械

いや、そうとは限らないゾ

 

 

61:名無しの機械

縄張り争いというか戦争じゃね?

 

 

62:名無しの機械

え?人間同士の戦いでしょ?

俺らは関係ないじゃん(ないじゃん)

 

 

63:偵察部隊

その事ですが、見ていただきたいものがあります

電脳内に動画データをアップロードします

 

【動画】

 

 

64:名無しの機械

おお!生の動画データ!

 

 

65:名無しの機械

遂に地球の中の様子が見られるのか

 

 

66:名無しの機械

こちとらこれだけが楽しみで……

 

 

67:クリエリスト

閲覧させてもらおう

 

 

68:名無しの機械

再生ボタン、スイッチ・オォン!!

 

 

 

 

 

 

「グゴオオォオオオオッッ!!!」

 

「きゃあっ!?」

 

「大丈夫か!?」

 

「平気よ!……それにしてもこのデカブツ堅すぎ!」

 

「焦っちゃ駄目だ!どこかに弱点があるはず……」

 

「ふえぇ……!あ、あそこに変な()()がいますよぉ!?」

 

「新手ですの……!?マズい状況ですわね……!」

 

「くぅっ……よりにもよってこんな時に!」

 

「皆!諦めるな!俺達ならきっと勝てる!この街の平和は……俺達が守るッ!!」

 

 

 

 

 

 

《??????????????》

 

 

 

オレの知ってる日本と違くない???

 

 




【クリエリスト】

主人公。アドフェクトゥスの頂点に君臨する神(他称)であり母船。全長6000キロメートルくらいの歪んだ鉱物の塊……に見えるがれっきとした生命体。

転生者であり、西暦2020年代の日本人と同様の価値観を持つ。誰かに命令されるのが嫌い。

久しぶりに前世での故郷の様子が見られると思っていたら突然異能バトルものが始まって困惑している。
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