転生エイリアンは地球人と交流したい   作:雫お嬢様

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1日が48時間にならないかなぁ


第3話 調査

炎の剣を振りかざす少年。

 

氷の矢を飛ばす少女。

 

岩の壁で身を守る少女。

 

風の槍を構える少女。

 

……そして、堅牢な肉体を持つ単眼の巨人。

 

どう見ても異能バトルアニメです。本当にありがとうございました。

 

……いや、本当にどういうことだ!?

 

 

 

■

 

 

 

【交流】地球降下作戦スレ【その3】

 

 

 

497:名無しの機械

もう情報は出揃いましたかね?

 

 

498:名無しの機械

もう大体終わっとるんやない?

 

 

499:名無しの機械

現時点で判明しているのは多分これだけだと思う

 

 

500:名無しの機械

ぶっちゃけ地球人側も良く分かってない部分が多い

 

 

501:クリエリスト

では、現時点で判明している情報を整理しよう

 

 

502:名無しの機械

あの動画データに映っていた小さい方の生命体は間違いなく『地球人』でした

成熟していない、若い個体が4

現在の地球の科学技術では実現不可能な能力を行使していました

 

 

503:名無しの機械

それらと対峙していた大きい方は一般に『魔物』と呼称されています

地球人を巨大化させて眼球をひとつ減らしたかのような外見の個体が1

何もない空間を引き裂くように出現することから、地球人達は異世界からの侵略者だと認識しているようです

 

 

504:名無しの機械

実際に調べてみると、出現時に周囲の空間に異常が見られました

魔物を構成する物質も地球上に存在しない類いのものです

以前クリエリスト様が仰っていた『マルチバース』から来ている可能性があります

 

 

505:名無しの機械

しかし、地球人は超常の力を振るう魔物を退ける力が備わっていました

こちらは『異能』と呼ばれています

 

 

506:名無しの機械

全地球人が生後5~10年ほどで発現させる未知の力です

その能力は個体によって様々

何の役にも立たないものから国を破壊できるほどのものまで存在したと歴史書に記載されています

 

 

507:名無しの機械

魔物と戦う地球人は成熟している個体のみによって構成された部隊が担当しています

しかし、魔物と遭遇し、尚且つ命の危機にさらされた場合のみ、未成熟の個体であっても異能を行使することが認められています

魔物が空間跳躍によって現れるので、地球人側も対処が追いついていない状況のようです

 

 

508:名無しの機械

先に戦っていた4体の地球人は未成熟ですが、上記のルールに則り活動しています

むしろ、自分達から積極的に魔物を捜し回っている様子

 

 

509:名無しの機械

自分達を『正義執行部』と名乗り、日々魔物との戦いに身を投じている模様

 

 

510:名無しの機械

以上

 

 

511:名無しの機械

こんな感じかな?

 

 

512:名無しの機械

良いんじゃね?

 

 

513:名無しの機械

皆お疲れ~

 

 

514:クリエリスト

ご苦労だったな

各機十分に機体を休ませろよ

 

 

515:名無しの機械

じゃあ、情報整理も終わったし言ってもいい?

 

正wwww義wwww執www行wwww部wwwwwwww

 

 

516:名無しの機械

ファーーーーwwwwwwwwwwwww

 

 

517:名無しの機械

『正義』ってなんだよ(哲学)

 

 

518:名無しの機械

(自分からそんな組織名名乗ってて)恥ずかしくないのかよ?

 

 

519:名無しの機械

草

 

 

520:名無しの機械

自分達の力に酔ってそう(機械並の感想)

 

 

521:名無しの機械

地球人の歴史調べてたら知ったんだけど、生誕14年前後の時期に『厨二病』っていう病気にかかるらしいじゃん

 

あの4体はそれじゃね?

 

 

522:名無しの機械

病気かぁ

 

 

523:名無しの機械

なら仕方ないな

 

 

524:名無しの機械

わざと自分の命を危険に晒す行為が病気の結果だった……?

 

 

525:名無しの機械

ヤバすぎて草

 

 

526:名無しの機械

治療法とかはないんですかね

 

 

527:名無しの機械

そもそも周りの成熟個体達は何やってんの?

 

 

528:名無しの機械

そうだよ(便乗)

 

 

529:名無しの機械

若い個体を守るのが役目でしょ

 

 

530:名無しの機械

あれか?異能行使のルールがあるから強く出られないとか

 

 

531:名無しの機械

あ  ほ  く  さ

 

 

532:名無しの機械

ルール見直せ

 

 

533:名無しの機械

それで、肝心のファーストコンタクト

 

……は既に終了しているのでセカンドコンタクトですが

 

 

534:名無しの機械

本当に行かれるんですか?

 

 

535:クリエリスト

行くぞー

 

 

536:名無しの機械

不安しかない

 

 

537:名無しの機械

大丈夫!神だよ!

 

 

538:名無しの機械

いくら依り代でも心配なのよ

 

 

539:名無しの機械

いつでも破棄して本体に戻れるから安心!

 

 

540:名無しの機械

で、どの個体に会いに行くんです?

 

 

541:名無しの機械

一応各国の上層部の人間は軒並みマークしてますけど

 

 

542:クリエリスト

心配するな

 

オレに良い考えがある!!!

 

 

 

■

 

 

 

「ふえぇ……あ、『アンノウン』……!!……や、やめてください……殺さないでぇ……」

 

《落ち着いてくれ。オレは対話をしに来た。とりあえず、岩石に引きこもるのはやめて出てきてくれないか》

 

 

 

……『良い考えがある』と言ったな。

 

あれは嘘だ。

 

 

 

 




【スペクリスト】

偵察型のアドフェクトゥス。中型に分類される。

アドフェクトゥスの基本的な機能に加え、透明化や物体を透過する能力を持つ。

優秀な隠密能力を持つ反面、一切の攻撃能力を持たない。

戦闘の必要がある場合は即座にネットワークを通じて応援を要請、戦闘型と入れ替わる形で撤退する。
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