E turn
時刻は夜の11時より少し前。
オレとキャスターは母屋を出て、土蔵へと向かう。
「いよいよだな」
どうしようもなく口の中が乾いて、オレはごくりと唾を飲み込んだ。
「そうね。でも、前にも言ったようにそれ程難しいものではないの。落ち着いてやれば何の問題もないわよ」
空に浮かぶ半円より少し大きい月は沈みかけている。昨日あたりがちょうど上弦の月だったのかもしれない。明日の予報は雨ということだが、冬の冷気は肌に刺さって痛いくらいだ。湿り気は特にない。
「今夜、予定どおりに召喚ができたら、私がとびきりの朝食を用意するわよ。全部、坊やに教えてもらった料理ばかりになるけれど」
「そりゃあ、楽しみだ。精一杯頑張る事にしよう」
オレが緊張しているのを感じて、リラックスさせてくれようとしているのがよくわかる。
キャスターとの出会いは完全に偶然だったわけで、オレ自身英霊を呼び出すなんて想像だにしなかった。
ちゃんとできるのか?
本当に最優と言われるセイバー、それも伝説に名高いアーサー王がオレのサーヴァントになってくれるのか?
きっと立っているだけで、凄いオーラをびしばしと感じるような人物なのだろう。
不安で堪らない。
ギイィィ
いつものとおり、重い扉を開いて土蔵の中に入る。
土蔵の中はキャスターが魔術で生み出した灯りに照らされており、それなりの明るさがある。
「あれだな?」
「そうよ」
オレと、キャスターの視線の先には、剥き出しの地面に薄っすらと魔方陣が刻まれていた。
「この土蔵をずっと使ってきたけど、全然気付かなかったな」
「仕方ないでしょう。隠されていたのだから。しかも、この土蔵の灯りではあの辺りまでは殆ど光が届かないわ」
オレが急ごしらえで取り付けた電球は今も一応点灯しているが、彼女の作り出した光と比べれば微々たるものだ。
普段は懐中電灯も併用している。
「10年前と変わらないのか?」
「多少、補強したけど基本的には手を加えていないわ。あれは、間違いなく前回の聖杯戦争で使われた陣。狙いどおりの【セイバー】を召喚するためには、余計な事はしないほうがいいもの」
「そうか・・・」
オレはゆっくりとその陣の縁まで歩み寄った。
右手にはナイフがある。
今日は魔力を充分な状態に保ちたかったので、投影した物ではなく普段から料理に使っているものだ。
「坊や。繰り返しになるけれど、別にそれ程大量の血はいらないわ。くれぐれも深く切り過ぎて、出血多量で倒れたりしないようにね」
「ああ。大丈夫だ」
とは言え、眼前の魔方陣、いやこの場面では召喚陣と言うべきか。この召喚陣は直径1m程度の中に複雑な紋様が刻まれている。これらの線にオレの血を注ぐとなれば、それなりの量が必要になるだろう。
万に一つもこの召喚を失敗するわけにはいかないのだ。
ザグッ
オレは、自分の左の掌にナイフを軽く突き立てた。
鋭い痛みが走るとともに、傷口からツツと流れ落ちる血を召喚陣の上に注いでいく。特に陣に反応は見られないが、オレの血は一通り線上を巡り渡った。
これで準備は整った。
「始めるぞ」
オレは自分に気合を入れるための声を出す。
紫色のローブを纏ったキャスターは少し硬い表情のままではあったが、オレを安心させるように僅かに頷いた。
やるぞ。
気持ちを落ち着かせるために、一つ、大きく息を吐いた。
「―――素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公―――」
今日一日でしっかりと暗記した英霊召喚の詠唱を紡ぎ始めた。
「―――降り立つ風には壁を。四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ―――」
この召喚にはオレ達の命運がかかっているのだ。
万に一つも間違えてはいけない。
オレはゆっくりと、頭の中で何度も反芻しながら詠唱を続けた。
「―――
繰り返す都度に五度。
ただ、満たされる
ここからは、実際に英霊に呼び掛ける段階に入る。
「───告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄る辺に従い、この意、この
ボゥ・・・
円形の陣が詠唱に呼応するように穏やかな光を放った。
陣が初めて明確に反応を見せた。
良かった。
順調だ。
オレは詠唱する声に、一層の力を籠める。
「―――誓いを此処に。
我は
我は
眼前の陣が放つ光が徐々に強く、そして鮮やかになる。
「汝、三大の言霊を纏う七天」
ゴゥッ!
眩く溢れる光は、魔力の風となって吹き付けてきた。
「抑止の輪より来たれ!」
オレのコートやキャスターのローブが実際にバタバタとはためく。
それでも構わずに詠唱を続ける。
寧ろこの強い反応こそが、オレ達の狙いどおりに事が進んでいる証のように思えた。
次の一節で最後だ。
「天秤の守り手よ!」
カッッッ!!!
黄金の光が爆ぜる。
その眩しさにオレは思わず目を瞑り、両腕でその光を遮った。
隣ではキャスターも同じようにしている。
ゆっくりと。
恐る恐る。
しかし期待に胸を弾ませてオレは、そして隣のキャスターも薄目を開く。
光の中にぼんやりと浮かぶシルエット。
鎧を纏っている事が見て取れる。
間違いなく、【セイバー】だ。
やった!
オレは、喝采の声を上げようとした。
が、
「―――問おう―――」
その声は予想だにしなかった類のものだった。
「あなたが私のマスターか?」
収まりつつある光の奥から聞こえたのは、間違いなく。
女性の声だった。
「な?」
オレは、呆然とした。
「え?」
キャスターも戸惑っている。
「・・・・・・」
そして、オレは、ただただ、眼前の光景に目を奪われてしまった。
光が収まって全てが露わになった召喚陣の上には、銀色に輝く甲冑を纏った金髪の少女が立っていた。
鋭く引き締まった表情は凛々しく、小柄ではあるが直立した佇まいには隙がない。
オレ達が狙っていた【アーサー王】その人ではないにせよ、【セイバー】のクラスに相応しい力を持ち得ていることが、その雰囲気からだけでも見て取れた。
だが、しかし。
しかし・・・そんなことはオレにはどうでも良かった。
「・・・あ・・・えっと・・・」
初めて邂逅したマスターに対するサーヴァントからの当たり前の問い。彼女のその質問に対して、オレは間抜けな反応しかできなかった。
その整った顔立ち、何よりその澄み切った瞳。
彼女はとてつもなく美しかった。
つまり、オレはその姿に見惚れたのだ。
「あの・・・大丈夫ですか?」
厳しい表情を見せていた【セイバー】の綺麗な顔が少し崩れ、戸惑いの色を浮かべた。
「・・・・・・オレは・・・・・・」
このまま馬鹿みたいに固まっているわけにはいかない。
「・・・オレの名は衛宮士郎。キミのマスターだ。よろしくな」
オレは、ギリギリぶっ飛びそうになっている意識を繋ぎとめて、自己紹介を済ませた。
そして、おずおずと右手をセイバーの方へと差し出す。
「ええ、マスター。よろしくお願いします。私はセイバーのクラスのサーヴァントです」
そう言って、彼女は手甲に覆われた右手でしっかりとオレの手を握り返してきた。
「ああ、それでこっちにいるのは・・・」
オレはさらに、そして、自己紹介を促すために隣のキャスターに視線を送った。
「・・・・・・・・・」
しかし、キャスターは固い表情のまま、オレとセイバーの間で視線を彷徨わせていた。
「この女性はキャスターのサーヴァントで、オレの仲間だ」
キャスターが何も言葉を発さないので、オレは止むを得ずフォローするように彼女をセイバーに紹介した。
「・・・そうですか・・・」
セイバーは訝しむように、暫くキャスターを凝視した。
「わかりました」
何か問いた気ではあったが、セイバーはそう簡潔に応じた。
この微妙な反応は理解できる。
自らのマスターと名乗る者が、一方で既に別のサーヴァントと仲間だというのは不可解な筈だ。セイバーとしては、後で確認しようと考えたのだろう。
「それで、マスター。あなたの名前はその・・・・・・エミヤ・・・エミヤ・シロウというのですね?」
「そうだ。もし、呼び辛いなら、士郎だけで構わないぞ」
正体はわからないが、明らかに異国の少女だ。
【衛宮】という音はおそらく発音し辛いだろうし、実際に今も少し戸惑いを感じた。なので、オレは呼び易そうな【士郎】のほうで良いと告げる。
「わかりました。心遣い感謝します。えっと・・・シロウ」
眼前の少女は、戸惑いながらも感謝の言葉を口にする。
それにしても、鎧を着てはいるものの体つきは小柄で華奢だ。
先ほど感じたとおり、セイバーのクラスに相応しい力を秘めていることは明らかだが、歴史上の人物でこんな可愛らしい女性剣士がいたのだろうか?
「それで、キミの名は何というのかな?」
彼女に対して、こっちはアーサー王を召喚しようとしていたということは失礼に当たるかもしれないと思い、伏せた。人間誰しも自分が望まれた存在ではないという事実は、愉快なものではない筈だ。
「はい。私は──―」
セイバーは自身の真名を告げようとした。
「!?」
しかし次の瞬間、彼女の端正な顔が一気に険しいものに変わった。
そして、自身の左側へとその顔を向ける。ここは土蔵の中だ。そっちには壁しかないが、その鋭い眼光は壁の向こう側の外に向けられているようだった。
「マスター。敵が来ます」
「何だって?」
オレは隣のキャスターに問い掛けるように視線を送った。
この屋敷の外縁部には元々張られている探知用の結界と、キャスターが張った防御用の結界がある。
敵のサーヴァントに侵入された時には、いずれかに反応がある筈なのだ。
「いいえ。そんな反応はな──―」
キャスターは戸惑ったように否定しようとしたが、
ガラガラガラガラガラガラガラ!
その時、警報が鳴り響いた。
探知用の結界が反応したのだ。
ダッ!
「迎え撃ちます!」
駆け出すのと同時にセイバーがそう言って、オレの横を通り過ぎ出口から外へと飛び出して行った。
「待ってくれ!」
オレも慌ててその後を追った。
「坊や!」
さらにキャスターが続いてくる。
「ククククククククク・・・」
一人の男が顔を俯かせて笑っている。
月明かりが照らす中庭へと出ると、屋敷を囲む塀の上にその男は立っていた。
端的に表現するなら、金色の男。金髪、そして黄金に輝く甲冑。今は下を向いて笑っているため、面貌はわからないが、とにかくその全身から発せられる圧倒的な迫力が凄まじい。
間違いなく、とつてもなく強力なサーヴァントであることが見て取れた。
「ハハハハハハハハハ・・・・・・」
笑い声は続く。
男は感情を堪えきれないという事を表現するかのように、片手で顔を覆っている。
「まさか・・・貴公は・・・・・・」
オレの前に立ち、油断なく身構えているセイバーがそのサーヴァントを見て驚いたように呟く。
「もしかして、あれが・・・」
オレの傍らにいるキャスターは、あの金色の男の正体を推測したようだった。
「ハハハハハハハハハハハハ!!アーハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ!!!」
だが、当人はこちらの反応など一切お構いなしに、手で覆ったままの顔を空に向けてひとしきり高らかな哄笑を続けた。
この隙にでも攻撃を仕掛ければ斃せてしまうのではないかと思わないでもないが、動けない。まるで、体が止めておけと伝えてきているかのようだ。
「今宵はめでたい!」
漸く笑い声が制止する。
そして、顔を覆っていた手を僅かに外し、依然として上を向いた顔の下半面と片目だけを晒して男は告げた。
「まさに今回の聖杯戦争が我が望む、真の祝祭になる事が確定したのだからな。往々にして神々どもは碌な事をしでかさないが、此度は、運命の女神というヤツは良い仕事をしたと言える」
「アーチャー!何故あなたが今回も現界しているのですか!?」
「「!?」」
金色のサーヴァントに対するセイバーのこの問い掛けに、オレもキャスターも驚いた。
圧倒的な雰囲気から、現れたサーヴァントが神父から聞いたアーチャーである事は容易に想像がついていた。しかし、そのアーチャーを知っているというだけでなく、セイバーが発した『何故今回も現界しているのか?』という問いの意味するところは、何なのか?
「そのような事は些事に過ぎんのではないか?
「
「事実として、お前は今回の聖杯戦争でもこうして召喚されているではないか?であれば、我もまた再び召喚されたと考えれば、筋が通らんということもあるまい?」
「く!?それは・・・確かに・・・」
セイバーが悔しそうな表情を浮かべた。
だが、男の言っていることは虚言だ。あの英霊は『再び召喚された』のではない。
神父から得た情報とあの男が【アーチャー】であることから、推測は確信になっている。
あの男こそが前回の聖杯戦争から現界し続けているという【ギルガメッシュ】なのだ。
「セイバー、お前はあのサーヴァントを知っているんだな?」
オレはもう一つの疑問、『セイバーが何者であるか』を確認するための問いを彼女に投げた。
「はい。前回の聖杯戦争であの男と私は、アーチャーと、そしてセイバーとして相争いました。最後まで」
彼女はオレの問いに対して背中で肯定した。
その間も油断なく正面に対峙するギルガメッシュに注意を払っている。
「そうか・・・」
という事は、彼女はオレ達が求めていた英霊だったのだ
「それじゃあセイバー。お前はあの【アーサー王】なんだな?」
「!?・・・マスター、何故その事を・・・」
思わずセイバーがちらりとオレに視線を向ける。
だが、彼女はすぐに納得したように続けた。
「いいえ。マスターなのだから知っていて当然ですね。そうです。私の名は【アルトリア・ペンドラゴン】。一般的には多くの人々からアーサー王として知られる存在です」
「そうか・・・まさか、アーサー王が女の子だったなんてな」
伝説のアーサー王が綺麗な女子だったとは欠片も想像していなかった。しかし、オレ達は当初の目標を達成したと言える。前回も最後まで勝ち残った英霊をしっかりと召喚できていたのだから。
そのうえで、先ずはこの状況をどう切り抜けるかだ。
「そこな雑種。貴様、10年という歳月を経て再会を果たした我とセイバーとの会話に割り込んでくるとは、無礼千万!」
ギルガメッシュはオレに僅かに視線を向けた。
ゾワッ
凄まじい重圧。
それだけで、全身の毛という毛が逆立つような震えを感じ、心臓が委縮する。
金色の男。最古にして、英雄の中でも頂点に立つ英雄。
英雄王とでも評すべきか。
この男と対峙して、どうにかなる未来がオレには全く想像できなかった。
「そもそも貴様は前回、我とセイバーの決着の機会を無下にした衛宮切嗣とかいうマスターの子らしいな」
まるでゴミを見るかのように、酷薄な目が細まる。
ズ・・・
そして、ギルガメッシュの背面の虚空には渦巻く窓から現れ、そこからは5本の直剣がその刀身を徐々に露わにする。
「・・・あれは・・・」
オレの目にはそれらが全て英霊の持つ武器に匹敵する代物だとわかった。
「
オレは即座に双剣を精製する。
既に幾度かの実戦と練習を繰り返している。この剣の投影は、かなりスムーズにできるようになっていた。
神父から得ていた情報どおりなのだ。ヤツから感じられる重圧は凄まじいが、このまま何も動けずに大人しくやられるつもりなど毛頭ない。
「坊やに力を」
隣ではキャスターが単音節を詠唱すると、
ボウッ・・・
オレの全身を強力な魔力が包むのを感じた。
彼女の強化の魔術が付与されたのだ。
「貴様は不要だ。迅く失せよ」
ドドドッッッ!!!
英雄王が吐き捨てるように放り投げた言葉と同時に、浮かんでいた5本の剣が解き放たれた。
速い!
そんな思考が占める時間もなく、圧倒的な破壊力を秘めた五つの凶器は目標に到達して、そしてオレはなす術もなく消える。
その筈だった。
ガギギギィィィィィィィィン!!!
だが、高速で飛来した剣はその全てが、途中で撃ち落とされた。
「この私がいるのに、我がマスターを易々と害することなどできるわけがないでしょう!アーチャーッ!」
迎撃したのは、セイバーだった。
彼女の立ち位置はオレとギルガメッシュとの射線上からは、ズレていた。しかし、攻撃に対して一瞬で反応し、飛来する剣を途中で続け様に叩き落としたのだった。途轍もない反応速度と剣捌きだった。
また、奇妙なことに彼女の手には何もなかった。
だが、両手に何かを握っている様子ではあり、今の迎撃も拳で落としたわけではなく、あくまでも何かを振るっていた動きをしていた。
「見えない剣・・・?」
双剣を構えたまま、オレは呟いた。
「どうやら、風の結界を纏わりつかせて、刀身を隠しているようね」
オレの疑問にキャスターが推測を伝えてくる。
「それにしても、凄い剣技だな」
「ええ」
今の攻撃に対してオレとしても最大限抵抗しようと思っていたが、叩き落せる自信はなかった。
完全にセイバーに助けられた形だ。
「ククク・・・良いぞセイバー、そうでなくてはな」
攻撃を防がれたことは、全く意に介さないようにギルガメッシュは笑みを浮かべた。
「真面目腐ったその表情。そして、己が使命に殉じようとする呪縛に捕らわれた哀れな姿。以前と何も変わらんな・・・実に、
「おのれアーチャーッ!相も変らぬその妄言を止めよ!耳が汚れる!」
「いやいや・・・やはりお前は真に愛い。
「たとえどのようなわだかまりがあろうと己が主君を守るのがサーヴァント、そして騎士たる者の定めだ!」
嬲るようなギルガメッシュの言葉に対して、セイバーが憤り白い顔が朱に染まる。
「そこに好悪の感情など入る余地はない!」
ダッ!
叫ぶと同時に、セイバーはギルガメッシュへと駆け出した。
「心にもない事を
「10年越しの決着、今ここでつけてやろう!英雄王!!」
「そんなにも我と戯れたいか?嬉しいぞ、セイバーよ」
ザッ
セイバーの接近を見て取ったギルガメッシュは、あくまでも嘲笑を絶やさずに、大きく後方へと跳躍する。
塀の上に立っていたので、道路へと降り立つ形になる筈だ。
ブァァッ!
だが、そうはならなかった。
「この逢瀬の時間を存分に満喫しようぞ!」
傲然と腕組みをした姿勢で金色の王が黄金の玉座に鎮座する。
それは、輝く飛空艇に設えられた王の座だった。ギルガメッシュは、その機体の上の玉座に座って上空に浮いていた。
ようやく「前日」まで辿り着き、状況が大きく動き始めました。