今回初めてリクエストをいただきました!ちょーうれしいです。感動ものです・・・!
ご期待にそえるように頑張ります!
では、本編をご覧くださいませ!
海常高校 【笠松幸男】
昨日、雨にうたれたせいだろうか。
それとも、今までの疲労が溜まっていたのだろうか。
「・・・・・・っ」
視界が、どんどんぼやけていく。
体が熱い。重い。気怠い。
いつの間にか私は、意識を手放していた。
「・・・ん? ここ、は・・・」
目を覚ますと、ほんのりと香る消毒液の匂いが鼻孔をくすぐった。次に白い天井、白いカーテンが目に映る。
「私、どうしたんだっけ・・・?」
ぽつりと言葉を漏らすと、横から「美咲・・・!」と私の名を呼ぶ声が聞こえた。
その声の主は・・・
「笠松、先輩・・・?」
それは、私がもっとも尊敬している大好きな先輩だった。
「先輩、どうしてここに・・・?」
「どうしてじゃねえよ!お前が、急に倒れたから・・・心配したんだよ・・・!」
先輩は、今にも泣きそうな表情で顔をゆがめた。
その表情は、いつもの先輩じゃないみたいで、初めて見る先輩の表情に困惑してしまう。
「・・・保健室の先生が、過労からきたものだろうって。安静にしておけって言ってた」
「そう、ですか・・・」
過労・・・かあ。私より、みんなの方が疲れてるはずなのに・・・なんで倒れちゃったりしたんだろう。・・・やっぱり、弱いなあ。私は・・・。
小さく、溜息を吐く。自分の不甲斐なさに。自分の弱さに。
「・・・お前、自虐的に考えてるだろ。『弱い』とか、『不甲斐ない』とか」
的確に突かれ、思わずドキッとする。・・・先輩は、私の思っていることが分かってしまうのでしょうか・・・?
私は困ったようにふふっと笑った。
「先輩には、敵いませんね。私の思ってたこと全部わかっちゃうんですから」
「当たり前だろ。俺はお前の・・・か、先輩!先輩、だからな!」
先輩は顔を赤くしてそっぽを向いてしまう。・・・まあ、理由はすぐにわかるのですが。
「ふふ、そうですね。『先輩』ですもんね」
悪戯に微笑みながら言う私の言葉を聞いて、さらに真っ赤にしてしまう。
・・・なんだか、可愛らしく見えてきたなあ。
「・・・なんか、失礼なこと考えてただろ」
「そんなことないですよ~?」
「ったく・・・」
仕方なさそうに呟く。すると、「ん?」と何かにきづいたようで私の方へと手を伸ばしてきた。
「ははっ。お前、寝癖ついてんぞ?」
「えっ!?ウソでしょ!?」
慌てて自分の頭をぺたぺたと触れる。うわあ・・・!恥ずかしい・・・///
すると先輩は「ぷっ」と軽く吹き出してから、言葉を続けた。
「ははっ!ウソだよ。寝癖なんかついてねーよ」
「なっ!?騙しましたね!?」
「騙される方が悪いんだよ」
先輩はいまだにくすくすと笑っている。うー・・・。なんか悔しい・・・!!
あっ・・・。いいこと思いついたかも!
「先輩先輩」
「ん? なんだ---!?」
先輩は、大きく目を見開いて驚きの表情を見せた。まあ、恥ずかしがり屋の先輩にはびっくりさせてしまったかもしれない。
私は、先輩にキスを落とした。
触れるだけの軽いキスではあったが、私達が付き合ってからはこれが初めてのキスとなった。
先輩は顔を真っ赤にして、「な、な・・・」と口を金魚のようにぱくぱくと動かしている。
「ふふっ。驚きました?先輩?」
べーっと舌を出して無邪気に笑う。それに対して先輩は余裕が一切ないような表情で視線を逸らしていた。
「さっきの仕返しですよ~♪」
そうは言ったものの、そんなのはただの建前だけで。
ただ、キスする口実が欲しかっただけで。
いつからだろう
あなたのその心を独占したいという思いが出てしまったのは。
私の事を心に想っていてほしいと思ってしまったのは。
こんなわがままな私が彼女でも、いいですか?
うわあああああああああああああああああ!
これでいいのか!?本当にいいのか!?
う~・・・リクエストしてくれたのにこんなんで大丈夫っすかね・・・?
ご期待にそえなかったらごめんなさい!!!