お姉ちゃんのお姉ちゃんによるお姉ちゃんの為だけのヒーローになる、です   作:珱瑠 耀

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戦闘訓練。

多分最初期のヒロアカの中で二番目に書きたかったところです。
一番目?体育祭ですがなにか()


戦闘訓練:バーチカル

午後。

 

 

「わーたーしーがー!!

 

 

普通にドアから来た!!」

 

という元気な決め台詞と共にやって来たオールマイトの指示により、ヒーロー基礎学が始まる。

 

今回は最初の科目という事で、オールマイト主導の元戦闘訓練をすることになった。

 

そして押されるボタンと共に壁から迫り出される戦闘服(コスチューム)

 

入学前に要望されたものを元に製作された服の入ったケースがぎっしりと詰まっており、ここにも雄英のハイテクノロジー感を覚えさせられる。

 

「着替えたら順次グラウンドβに集まるんだ!」

 

その一言でオールマイトはさっさと戻っていってしまう。

 

その姿はどこか急いでいるようで。

 

まぁ私はその理由も大体解るのでほーんと呟くだけだが。

 

まぁそれよりも、だ。

 

「要望通りですかねぇ〜♪」

 

そんな呟きを残し、コスチュームを障子さんに取ってもらった私はスキップで更衣室に向かうことにする。

 

障子さんからの優しい目はもう、気にしない事にした。

 

 

 

 

 

―――急いで着替えたと思ったのだが、もう既に男子の何人かはそこに到着していた。

 

「あらら、皆さん早いです〜」

 

「ムッ、渡我か…………よく似合っている」

 

「ありがとうございます〜、障子さん!」

 

そのうちの一人、障子目蔵さんが私に気付いて複製した口を伸ばす。

 

この複製腕、とても便利である。

 

索敵と俯瞰はお手の物、腕にもなるし口にもなる。

 

チェンジャーでもつけたらかなり幅も広がりそうな気もする。

 

そして短く褒められた私の戦闘服を見やる。

 

この服装はいわゆるクラシカルロリィタという種類で、その中でも黒をベースにしたものに。

 

服の胸元は縦に白くタックは真ん中に3列あり、金色の刺繍がされた襟の先には胸元で蝶々結びにされた黒ベースネクタイ。

 

真ん中以外黒い部分は白い部分とはボタンでくっついており、裾の方には小さく黒いリボンがあしらわれ、下に着ている(というかくっついているというか)パニエがスカート部分の膨らみを強調している。

 

長袖の先は少し余裕を持たせてぶかぶかの萌え袖にした。

 

ハイソックスとブーツは真っ黒で、これも服に合わせてだ。

 

それにプラスして、頭には修道服に付いているベールを被っている。

 

クラシカルロリィタと修道服の夢のコラボレーション、一度やってみたかったのだ。

 

着換えた後すぐに写真は撮っておいたので、帰ってからお姉ちゃんに見せる予定である。

 

と、そんなことを考えているうちにクラスメイトが揃ってきた。

 

私もぽてぽてと小走りで皆の元へ。

 

「麗日さんの戦闘服(コスチューム)可愛いですね〜」

 

「そ、そうかなぁ……私のすっごくぱつぱつだし……でもっ、渡我ちゃんのも可愛いよ!」

 

「ほんとほんと!小説のお姫様みたい〜!」

 

「悔い改めましょう……みたいなですかね?」

 

そう言って両手を組めば、芦戸さんと葉隠さんがきゃーと可愛い声を上げる。

 

「めっちゃ様になってる」

 

「ですわね……実用性はどうなのでしょうか」

 

「ふっふっふ……それは訓練でのお楽しみです♪」

 

そんな話をしていると、私達の前に巨漢の男性が。

 

そう、オールマイト。

 

「―――さぁ!始めようか、有精卵共!!戦闘訓練のお時間だ!!」

 

 

 

 

 

そんな訳で、訓練が始まる。

 

その前にオールマイト先生がカンペを読んで説明をし、聖徳太子を羨んだりと一悶着はあったが、それはそれで。

 

チーム分けの時間だ。

 

私は砂藤さんの代わりに来たけど、誰となるのかはまだ謎だ。

 

原作では口田さんだったが―――

 

「…………宜しく頼む」

 

「先程振りです、障子さん!」

 

今回は先程より何かと縁のある障子さんとのBチームだった。

 

父と子みたいな身長差だなぁ、と自分で言ってて凹んだのは内緒だ。

 

そんな私達に、(ヴィラン)としてJチームが相対する。

 

どうやら轟さんは砂藤さんのいたところに入り、Fチームになったらしい。

 

ほへぇそうなったの、と思いながら、障子さんの元へ向かい作戦会議を早速始める。

 

無論、一番最初に始めようと移動したA対Dの戦いを見ながらだ。

 

「昨日の把握テストでお二人の個性は割と解ってるのですが、障子さんから見てあの二人ならどういう戦法を取るでしょうか?」

 

今回私達はヒーロー側だ。

 

それを踏まえて、二人なら何ができるかをざっくり考える。

 

「…………瀬呂のテープを対象の周囲に張り巡らせ、その後二人で出撃が妥当かと思われる」

 

「やはりそうですね。ではこの際、窓も閉じられると思って良いかもです」

 

あぁ、と短く頷く彼を見て、更に続ける。

 

「恐らく型は切島さんがタンク兼アタッカー、瀬呂さんが遠距離の妨害」

 

「……俺はこの複製腕と…………渡我、お前の個性は一体?」

 

と、ここで私ははっとする。

 

「あっ、言ってませんでしたね。私の個性は「反転」というのですが―――」

 

 

 

「―――というわけです。()()を使って狙ってみましょう」

 

「心得た」

 

そうして話し終えた私は、両手に持った()()をとある場所に仕舞い込む。

 

これは、恐らく私達を勝たせてくれる要だから。

 

 

―――そうしてオールマイト先生の号令が響く。

 

 

結果は、Aチームの勝利だった。




この作品の障子君、割と喋ります。
原作ではチームメイトの轟君との会話はほぼなしだったのですが、今作は合法ロリというオリ主の存在、しかも障子君に物怖じしないという事で少し心を開くのが早いです。
ロリコンではなく、庇護欲というか父性というか。
優しい目線も一部は障子君だと言うことも発覚しました。
残りの一部?後々解りますよきっと。


衣装イメージは皆さんのご想像にお任せします。
でも可愛い事は確定です。
なので誰か描いて下さいお願いします(懇願)。
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