VTuberになるために   作:Cucu

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たくさん読んでいただきありがとうございます!

オフコラボ回です。

先輩とあんなことしたりこんなことしたり、女の子同士(?)の休日の過ごし方!

今日も皆さんお疲れ様。




#9オフコラボって何するの?

土曜日。初コラボの次の日。

 

 

私は駅で待ち合わせをしている。私は先輩よりも先に着かなくちゃという意識から30分も前から駅前のベンチに座りながら スマホを弄っている。

 

 

今日の予定は一応、夕方まで外で遊んで夕方7時から配信をする。先輩はうちに泊まっていくつもりのようだ。どうか!どうか何も起きないで過ごせますように。

 

 

 

「みうちゃん!」

 

 

 

 

「...」

 

 

 

 

「みうちゃん?」

 

 

 

 

「...」

 

 

 

 

「ねぇ、みうちゃんってば」

 

 

 

「ん?」

 

 

 

聞き慣れない呼び名は自分に向けられてるみたいだ。みうちゃん?みうちゃん...あっ、昨日コラボ配信で鈴音奏から決められた呼び名だ。気づくと目の前には先輩が立っていました。前会った時とは違う雰囲気のオシャレな涼しそうな

青色っぽい服を着ている。

 

 

「待った?」

 

「い、いえ!今来たところです。レン先輩!すいません気づかなくて!その呼び方まだ慣れてなくて。」

 

「そうだよね。でも、こういうのって慣れない方がいいかもよ?ほら、気が緩んで本名とか言いかねないから常に意識持ってね。みうちゃんももう、普通の一般人ではないんだから。」

 

 

大事な事だな。

 

 

「は、はい。分かりました。」

 

「だから、美琴って呼んで。」

 

「美琴?」

 

「うん。私の本名。樫村美琴(かしむらみこと)。Vの名前で呼ぶと周りの人にバレちゃうかもでしょ?」

 

「あ、なるほど。」

 

 

そんなこと全然考えたこと無かった。今まで通りに過ごせないのか...なんか芸能人みたい。

 

 

「みうちゃんはなんて呼べばいい?」

 

「え、えっと、本名は青野渚です。」

 

「じゃあ、なぎちゃんね!」

 

 

なぎちゃん。子供の頃におばあちゃんに呼ばれてた呼び方。なんか懐かしい感じがする。

 

 

「それにしても、なぎちゃん。その格好は何?」

 

「え、ダメですか?」

 

「ダメです。」

 

 

この服装はさすがにやばかったか。女の子になって男物しか持っていなかった私。しかも、普段外なんて遊びに行かないから、どんな服装して行けばいいのか分からずに、男の時に唯一オシャレだと思い買った、今の私にはブカブカの大きさのパーカーだった。5月の下旬の晴れの日にするような格好ではない。正直、暑すぎて服の中はムレムレだ。

 

 

「行くわよ!」

 

「え、どこにですか?」

 

「服を買いにに決まってるでしょ!」

 

 

私は先輩に連れられ女の子の服を買いに行くのだった。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

とても疲れた。

服選びに行って、何を買おうかと思っていると、先輩が次々に可愛らしい服を持ってきた。最初は大人しめの白のワンピースとかだったが、どんどんエスカレートして行って、水着や下着まで持ってきたのでさすがにやばいと思って最初に持ってきた白のワンピースを着て、他は何着か購入し、何とか逃げ切った。先輩は何故かとっても残念がってた。

 

 

私たちは、マ○クで昼食をとって、ゲーセンとかで遊んで、初めてプリとかも撮って楽しかった。

 

 

初めてタピオカミルクティーを飲んだが、あれはなんなんだ?カエルの卵?

 

 

と、とにかく、彼女とデートしたらこんな感じだな?と思った。楽しかった。彼女いない歴=年齢だけど。

 

 

 

その後、私の家に向かうことになったのだが、私の家からは海が近く、電車の窓から見た先輩は海に行きたいと言い出し、海の方まで来たところだった。

 

 

「わ〜!海だ〜!海って今って冷たいかな?」

 

「わかんないですね。最近ここに引っ越してきたばかりなので。」

 

 

私達は堤防に座って話している。海が夕日で反射している。綺麗だ。

 

 

「そうなんだ!前はどこにいたの?」

 

「山梨の甲府の近くです。」

 

「どんなところ?」

 

「くそド田舎です。」

 

 

私は海を見ながら昔のことを思い出す。胸の奥がキュッとなる。田舎で限られた人との関わりだったり、その中でもがいてもがいて、結局何も無かったこと。そうしたらいきなり女の子になって、ここに来て環境が180°と言っていいほど変わった。私結構すごい人生歩んでる?

 

 

「どうした?なんかあった?」

 

どうやら私は顔に出やすいらしい。

 

「ないと言えばないし、あると言えばありますね。」

 

「え、どっち?なになに?気になる!」

 

「秘密です。」

 

「なぎちゃん教えて〜!」

 

「ダメです〜。みこと先輩絶対言いふらすもん!」

 

「そんなことないよ!」

 

 

先輩はぷく〜ってかわいらしく頬を膨らませ、それを見て笑っていると、捕まえようと腕が伸びてきたのでそれをかわして、砂浜に足をつけた。先輩が追いかけてくる。私は笑いながら避ける。楽しい。

 

 

女の子になって伸びてしまった、私の長い黒髪と白いワンピースが、ひらひらと舞った。

 

 

 

波と砂浜に夕日が反射して眩しかった。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

しばらくして配信までの時間がかなりやばいことに気がつき、2人で急いで私の家まで走ることになった。これが今日イチで疲れたかもしれない。

 

 

夜ご飯は、先輩が作ってくれたハンバーグとか色々。めちゃめちゃ美味かった。

 

 

配信を前に私たちはお風呂に入ることにした。私は先輩が先にと思ったが、「どうぞどうぞ」されてそのままシャワーを浴びた。

 

 

少しは先輩と仲良くなれたかな...?

 

 

今日は今までで1番楽しかった。最高の一日だ。

 

 

 

_____________________

赤刎レン@renren567・3分前

もうすぐ配信する!みうちゃんの枠で!

暫し待たれよ!

 

○ 102 ⇄ 1,156 ♡ 9,562

_____________________

蒼井美海@miumiu32・2分前

今日は先輩とデート楽しかった!

配信も楽しみます。

 

○ 128 ⇄ 852 ♡ 8,259

_____________________

 

 

 




青野渚の部屋は...


次10話です。まさか、ここまで続くとは。


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