僕のヒーローアカデミア WE ARE LETHAL PROTECTOR! 作:のろまな怪獣
そして戦闘シーン書くのってやっぱり難しい
駄文ですがお許しください……
「お前たちにチャンスをやろう。大人しく投降するなら俺はお前たちに暴力は振るわない。だが攻撃をしてきたら…」
「お前ら!!あいつを殺れぇええ!!!」
忠告虚しく、敵は大声を出しながら一斉に襲いかかってくる
「…ニワトリの方が賢いぞ」
ヴェノムは腕をムチのように伸ばして敵たちをなぎ倒しておく
「ぐあっ!」
「お前らみたいな能無し、食う気にもならん!!」
「ふざけやがって…死ね!!」
一人の敵がナイフをヴェノムの背中につき立てようとするが背中から飛び出してきた触手に捕まれ、そのまま振り回される
「うわぁああああ!?」
「ほら避けろ。じゃないと…まとめて死ぬぞ」
歯をむき出しににやりと笑うヴェノムにチンピラたちは恐怖し始める
「た、助けてくれ!!」
「逃げろ!!殺される!!」
「はぁ…陸。あいつら逃げられると思ってるぞ」
ヴェノムは1人、また1人と気絶させていく
異形型だろうが、変形型だろうが、彼の前ではもはやアリ同然だった
「すっげぇ…あの数を1人で……」
上鳴がヴェノムの戦いぶりに見とれていると襟を耳郎に掴まれ、そのまま引きずられる
「うぇ!?ちょい何すんだよ!」
「何って…敵同士で潰しあってるうちに逃げんの!」
「で、でも俺たちを助けてくれて…」
「私たちを守っているとはいえ、ここにいる以上彼は敵です。今は一刻も早く」
「おい、そこのポニーテール」
気絶した敵を引きずりながらヴェノムは3人に近づき、八百万に声をかける
3人は攻撃態勢に入るが、ヴェノムは八百万の目線に合わせるようにしゃがみ
「お前、体からものを出してたが…鎖とかロープ出せるか?」
「えっ…」
「あそこの連中縛りあげておきたい。可能なら出してくれ」
「わ、分かりましたわ」
言う通りに八百万は鎖とロープを創造し、ヴェノムにそれを引き渡す
「できましたわ」
八百万がロープと鎖を差し出すとヴェノムは立ち上がって八百万からロープと鎖を受け取る
そして八百万が手を引いた瞬間、その手を大きな手のひらで掴んだ
「きゃっ!」
「八百万!!」
「このっ!!」
「ありがとう。これはお礼だ、喰うといい。美味いぞ」
ヴェノムは体の中から取り出した袋に包まれているチョコレートを3つ八百万の手のひらに置き、敵を拘束し始める
3人はぽかんとしていたが八百万が1呼吸着いてからヴェノムに話しかける
「あなたは敵…なのですか?」
「オレ達は敵じゃない。ヒーローさ」
「ひ、ヒーロー!?もしかしてアングラ系の…?」
「ならさ、ヒーローライセンス見せてくれない?」
「……今は無い。だがいつか必ず証明すると約束しよう」
3人はヴェノムを訝しんで見ていたが敵意がないことはわかったため、ヴェノムに協力し始める
「今聞いた話をまとめると…ここは雄英の敷地内にある訓練施設、そしてお前たちはヒーロー科の生徒でここに来たが敵どもが襲来。逃げようとするも黒い煙が現れて気がついたらここにいた…と」
周辺の安全を確認したヴェノムは3人に近づいて話しかける
「今からお前たちをゲート付近まで連れていく。そして可能ならここから出て教員のヒーローを呼んでこい」
「貴方はどうするのですか?」
「俺達は他の生徒を救出、ついでに黒い煙の個性持ちの捕獲だな。おい、ショートヘア。ここら辺にもう敵は居ないな?」
「うん、ここにいる奴らで全員。あと耳郎響香」
「あ!俺、上鳴電気!」
自己紹介をする2人に八百万は少し驚いていたが渋々口を開き、名前を口にした
「……八百万百です」
「オレ達はヴェノム!!!耳郎響香、上鳴電気、八百万百…いい名前だ!お前たちはいいヒーローになれる。」
ヴェノムはそう言うと3人を触手で掴み、USJの壁を登る
「「うわぁあああああ!!!?」」
「もっといい運び方はなかったんですの!!!?」
「これが一番良い!文句は言うな!」
触手を伸ばし、スウィングをしながら移動するヴェノム
そして周囲の状況を確認していると中央広場で一人の男が大きな何かに押さえつけられていることに気がつく
「お前たち!!予定変更だ!!」
ヴェノムはそう言って広場へ向かって急降下し、大きな何かを蹴り飛ばす
「ッ!?脳無!!!」
「八百万、担架。あと布を作ってこいつの傷口をおさえろ!上鳴と耳郎は八百万が作った担架でこいつを運べ!」
ヴェノムは3人に指示を出し、蹴り飛ばした大男に視線を向ける
「不味そうな脳みそが丸見えだ」
「ヴィエエエエエ……」
「なんだよお前、邪魔すんなよ…殺れ」
顔に手のひらを着けた白髪の男が殺れと指示すると脳無と呼ばれる大男はヴェノムに迷いなく突っ込んでくる
ヴェノムは腕を盾のように広げ、脳無の拳を受け止めるが凄まじい威力が故に吹き飛ばされてしまった
「ヴェノムさん!!」
「次はあっちだ、脳無」
手のひらの下でにやけながら笑う白髪の男に八百万たちは恐怖し、足が竦む
そしてゆっくりと脳無が近づき、その大きな手で八百万を掴もうとした瞬間
黒い触手が脳無の腕にまとわりつき、動きを止める
「オレ達を無視するなよ!まだまだ楽しもうぜ?」
ヴェノムはお返しと言わんばかりに脳無の尖った顔をぶん殴る
脳無は腕で頭を守り、壁際まで吹っ飛んで行った
「俺達が相手するからさっさと行け!!」
ヴェノムの声で我に返った3人は相澤先生を担架に乗せ、ゲートの方へ走っていく
「脳無ぅ…!!何やってんだよ!!」
「お前はうるさい」
ヴェノムは白髪の男の首を触手で掴んで地面に叩きつける
「ガッ!?」
「さぁ、思う存分暴れられるぞ!ここは広い、何より人もいなければ壊れる建物もない!!!」
ヴェノムは興奮し雄叫びを上げて脳無に突っ込む
そしてそれに反応した脳無もヴェノムに向かって走り出し、お互いの手のひらを合わせて力比べを始めた
脳無の力は圧倒的だがそれは一般的なパワー系個性や異形型に比べての話である
「どうしたそんなもんか…?」
脳無が力を出す度に、それ以上の力でヴェノムは徐々に脳無を押し始めていく
「HAHAHA!!もう出ないのか?自慢の超パワーは!!」
ヴェノムは背中から触手を伸ばし、脳無の首、腰を掴み、そのまま持ち上げ天井に向かって吹き飛ばす
「地面にぶっ刺さっておねんねしてな!!!!」
そして腕と足を触手で包み込み、受け身を取れないようにして地面にたたきつけた
爆音とともに砂煙が舞い、脳無の姿は見えない
「……めんどくさいな」
しかし、脳無が再び立ち上がってくることを"感覚"でヴェノムは察知し、再び構える
「ヴィエエエエエ…」
「ヴェノム、こいつほんとにパワー系か?」
「さっきから攻撃で傷一つつかない…いや、ついてても治ってない感じがするぜ」
「だとしたら再生系の個性も含まれる異形型って線が濃いな」
「チッ!だったら真正面からぶつかるのはやめだ!!」
ヴェノムは迫り来る脳無の腕を触手で包み込み、そのまま脳無の背中に貼り付ける
「動けなくしてから…喰ってやる!!!」
ヴェノムは腕から粘着性のある触手を飛ばし、脳無の腕を固定する
脳無はそれを剥がそうとはせずにヴェノムへ突進するがヴェノムはそんな脳無の顔を殴り、口や足、全身を触手で包み込んでいく
モゾモゾと抵抗するが触手をちぎることの出来ない脳無は口や目さえも塞がれる
「さて、いただくとするか」
ヴェノムは動けなくなった脳無を持ち上げ、口を大きく開いてその頭にかじりついた
「思った通りだ。クソまずい…今日はとことんついてない」
ヴェノムは頭のない脳無を放り投げ、先程気絶させた白髪の男に近づく
「おい、お前らの目的はなんだ?なんでこんなアホなことした?」
男は完全に伸びており、返事はかえってこなかった
「陸、こいつどうする?」
「公安に連れていくのはありだな。見たところこいつが首謀者…」
頭に触れようとした瞬間、男の下に黒い煙が漂い始める
「彼を殺される訳には行かないのですよ、黒の怪物」
「そんな枝に服を着せたようなガキなんか喰わない!!」
ヴェノムは黒い煙の中にいる白髪の男に触手を伸ばし、体を掴む
「貴方は私たちの障害になる…だからここで倒されてください」
「ほう?言うじゃねぇか!!お前だけでオレ達を倒せるとは思えないけどな!!」
ヴェノムは思いっきり触手を引き寄せ、首元を掴むがそこに居たのは先程の白髪の男ではなく茶髪のショートヘアの少女
「あうっ!!」
「何っ!?」
「では…無事でしたらまた会いましょう」
煙はそう言い残し、どこかへ消え去った
「チィ!!」
ヴェノムが少女を離すよりも早く、横から緑髪の少年が飛び出してくる
「麗日さんから手を離せ!!!」
ヴェノムはその攻撃を回避し、少年から距離をとる
「待て!!俺達は」
ヴェノムは事情を説明しようとするも、今度は施設に響き渡る大きな音に遮られる
「もう…大丈夫」
そして次の瞬間、凄まじい力で吹き飛ばされた
「なぜって?」
「ぐぅ…本当についてないな!!」
ヴェノムの視線の先にはNo.1ヒーローオールマイトがいた
「私が来た…!!」
そしてその顔に笑みはなく、後悔と怒りが混ざった表情を浮かべていた
Q.ヴェノムのパワー強すぎない?
A.そうでもしないとこの世界では生きていけないと思った
追記 相澤先生は原作と違い、頭を殴られ気絶していますが足や腕はおられていません。目に後遺症は残りますが原作よりマシな感じです