・・・この挨拶わかる人いるんだろうか?
今回は、本編を少しとアインスの設定です。
それではどうぞ!
白夜叉と別れたアインスたちは、ノーネームのコミュニティへと向かっていた。
「ここから先が、わがコミュニティの敷地になります。ですが、魔王との戦いの爪痕が残っておりますので、覚悟してください。」
どうやら、コミュニティに到着したようだ。黒ウサギは、コミュニティの敷地にに入る前に、四人に確認をとる。
「いいぜ。魔王様の実力がどんなもんか見てみたい。」
「そうね、これから私たちが戦う存在のことを知っておくのも悪くないわね。」
十六夜は嬉々として答えるが、飛鳥は少し声音に棘がある気がした。黙っているが、耀も少し機嫌が悪そうだ。
実は、二人はサウザントアイズから帰るとき白夜叉に、「おんしたちは魔王と戦えば確実に死ぬ」と言われたのだ。十六夜とアインスはともかく、二人は今のままでは絶対に生き残れないと。その言葉は二人のプライドを思いっきり傷つけたが、あれほどの実力者である白夜叉の言葉だ。二人は何も反論できなかった。それでも、やはりプライドの高い二人はその事実を認めつつ、認めたくないという、矛盾した気持ちを持っていた。
-----白夜叉は確かにすごい。しかし、すべての魔王が白夜叉レベルなわけがないのではないか?
そんな二人の、儚き希望は早々に打ち砕かれた。
門の向こうは、廃墟だった。そうとしか言いようがなかった。草木は枯れ果て、建造物は軒並み
「・・・なあ、黒ウサギ。魔王との戦いがあったのは、今から
「・・・
黒ウサギの言葉にアインスは驚愕した。ここまで腐り、風化しきった街並みが、たった三年で作られたことに。いや、これが魔王の仕業なら、三年かけて風化させたのではなく、
ありえない。それが、アインスが感じたことだった。古代ベルカの戦場をいくつも見てきた。闇の書として幾多の世界を滅ぼしてきた。そんな彼女ですら、そう感じた。それほどまでにこの場所は、元凶である魔王はありえないのだ。もし、自分がすべての封印を解いて、全力で戦っても勝てないかもしれないほどの存在。
それこそが箱庭の災厄、「魔王」。
これは、いつまでも自分の力から逃げるわけにはいかなそうだと、アインスは一人闘志を燃やしていた。
--------------------------------------------------------------------
-----「ノーネーム」本拠、大浴場。
ノーネームの女性陣はお風呂に入っていた。
あの後、本拠に移動した一行は、そこでジンと二十人ほどの子供たちに出迎えられた。この子供たちは年長組と呼ばれ、このコミュニティにいる120人の子供のうち、10歳を超えた少年少女たちだ。最初こそその溢れる元気に押され気味だった四人だが、慣れてくると、アインスは普通に子供たちと接していた。何せ、彼女の主であるはやてやその友人たちは、今目の前にいる子供たちとほとんど同じ年。はやてたちは少し精神年齢が高かったが、それでもやはり子供は子供。接し方は知っていた。それに、レヴィに比べればいくばくかマシというものだ。
年長組は水路の掃除をしていたらしく、すぐに水を流せる状態だった。十六夜が手に入れた水樹を設置し、水路に水が流れ出したことにより、コミュニティの水問題が解消し、さっそくお風呂に入る流れとなった。しかし、大浴場を見た黒ウサギは顔面蒼白となり「少しお待ちください!」というと大浴場に入っていった。おそらく、全く使ってなかったので、とても汚れていたのだろう。黒ウサギは1時間ほどで掃除を終わらせ、十六夜が先を譲ったので、今は女性陣が入っているのだ。
十六夜は「二番風呂が好きだからな」と言っていたが、おそらく、先ほどからアインスの
-----ちなみに、アインスの魔法には「洗浄魔法」というものがあり、掃除など一瞬で終わらせられるのだが、アインスは完全に忘れていた。戦場では全く役に立たない魔法なので久しく使っていなかったのだ。それを後から聞いた黒ウサギは、orzの状態で落ち込んでいた。
今、大浴場ではガールズトークという名の自分たちのいた世界の話が行われていた。黒ウサギ達からしてみれば、自分たちの知らないことを知って、親睦を深めようとしているのだろうが、アインスはあまり気乗りしなかった。(表情には出さなかったが)自分が知っていることなんて、戦場での戦いや、歴代の闇の書の主についてのことばかり。主はやてとの思い出も、わずか三か月半のみ。あまり、話せることはないのだ。
-----アインスは怖かった。自分が過去にしてきたことを黒ウサギ達に知られてしまったら、どうなるのかが。すでにアインスは、ノーネームが好きになっていた。だから嫌われるのが、拒絶されるのが怖いのだ。かつての自分なら気にしなかっただろう。でも、人の温かさを知った今ではもうだめだ。アインスは、また孤独に戻るのが怖かった。
結局、アインスはお風呂を上がった後もそのことについて、何も話さなかった。いつかは話すつもりだが、今はまだ、この温かさを感じていたいと願った。外にあった反応はすべて消えていたし、何も心配することはない。明日は飛鳥たちのギフトゲームだし、参加しなくても応援に行くつもりなので、もう寝てしまおう。
そうしてアインスはベッドの中で眠りについた。
--------------------------------------------------------------------
名前 : リィンフォース・アインス
容姿、身体的特徴 : 原作(GOD編時)と同じ
ギフトネーム :
備考 : 本作の主人公。冷静沈着な性格で、初対面だと少し冷たい印象を受ける。しかし、接してみると人当たりもよく、とても優しいのですぐに誤解は解ける。一応ノーネーム内では常識人とされているが(基本的に問題行動を起こさないため)、一般常識に少し疎いので、たまにとんでもないことをしでかす。要するに、天然である。本人は人間ではなく、夜天の書の完成人格、すなわちプログラムである。そのため異性をあまり気にしない傾向がある。それとあまり前に出る性格でもないので、問題児たちといると影が薄くなるが、実力は現ノーネーム最強であり、白夜叉と互角。(ただし、互いに本気ではなく、あくまで通常時のときなので、実際はまだわからない)
彼女は一度消滅しているが、なぜか復活、箱庭にやってきた。その際に防衛プログラムが正常に戻りいぶかしむが、特に何も困らないので放置している。しかし、真相は簡単であり、消滅した際、一緒にバグが消えただけ。(簡単に言うと、「パソコンがバグったから、リセットして再起動したら直った」とほぼ同じ現象。ただ、消滅が箱庭に来たせいで、中途半端に消滅して運よく正常な防衛プログラムだけが残った。また同じ理由で記憶封鎖も解けており、GODにおける未来組やマテリアルたちも覚えている。
魔法について : 完全状態の防衛プログラムによる無尽蔵な魔力、蒐集してきた多くの魔法、そして戦場で培ってきた技術と経験があわさることで、かなりのチートになっている。とはいえ、普段は力をある程度封印しているので、そこまで強くない。(それでも、魔力オーバーSSSランクで白夜叉と互角だが)
アインスが現在使える魔法
1.八神はやて(夜天の書)の全魔法
2.守護騎士たちの全魔法、およびデバイス作成
3.マテリアルたちの全魔法、およびデバイス作成
4.ユーリ・エーベルヴァインの魔法の一部
5.GOD編終了までの高町なのは、およびフェイト・テスタロッサの全魔法
6.その他GOD編に出てきた魔法の劣化版
7.聖王の鎧(笑)
解説 : 1は言わずもがな。
2と3は、元々守護騎士たちも、マテリアルたちも夜天の書の一部なので当然その情報も入っているので使える。デバイス作成も同様。
4も上とほぼ同じだが、ユーリ自身が防衛プログラムより強いので完全には使えない。威力を抑えれば大体使えるが、それでも魄翼の再現ができない。
5は蒐集しているしそれ以降も何度が戦っているため習得している。なお、マテリアルのデバイスを応用して使うことができる。
6は蒐集していないが、効果と見た目からプログラムを作り、再現して使う。そのため、本物と少し違う部分が見受けられる。なお、アミタとキリエの物は、そもそも魔法ではないので使えない。
7はかつて聖王オリヴィエがいた時代の闇の書の主が再現しようとして失敗したもの。一応、鎧のように展開できるが、ぶっちゃけ再現したセイグリッド・ディフェンダーの方が固い。本来の聖王の鎧並みの強度を得るには、片腕の肘より先のみに展開すればいいが、片手だしアインスは広域殲滅が得意なので、全く役に立たない。いつか出番が来る・・・と思う。
お気に入りが着々と増えていて、評価も上がってきてる。
嬉しい反面、プレッシャーがががががが。
でも、待っている人がいるのなら書かねば!
と書いたはいいものの、設定で潰している今日この頃。
いやね、前回あとがきでペルセウス戦どうしようって書いたら結構意見がたくさん来まして。
それならいっそ、活動報告でアンケートやるかと思ったので、今のアインスの使える魔法を出しておいた方がいいと思って作ったのが今回です。
納得できるものはもちろん、ご都合主義な魔法も、無理のない範囲で出したつもりです。
というわけで、ペルセウス編アンケートを開催したいと思います。
詳しくは活動報告まで。
もう一つのアンケートもよろしくね~
それでは今回はこのへんで。