アーテリーギア 傀儡世界のアメインゴースト   作:アパテー

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切り刻まれながらも、何とか逃げおおせた作者である機械生命体、アパテーです。

今回、自分が引き直しガチャで出るまで回したAGの登場になります。 


『邂逅・フロンティア』

どうも、アメインゴーストです…って、僕は誰に言っているのだろうか?等と思いながら今は傀儡に向けて狙撃砲を打ち放つ。

 

弾丸は真っ直ぐに傀儡となったロボットに当たり、爆散させる。今回は狙撃砲と剣を装備している。

 

[……まさかアメインゴーストがジョウガンの武器を使うことになるなんて…。]

 

『境界戦機』の世界で、アメインゴーストはメイレスジョウガンのパイロットの父親を殺害している。それ以来、ジョウガンのパイロットはアメインゴーストを目の敵にしているのだが、自分を倒そうとしている相手の武器を使うのは言葉にしづらいものがある。

 

その前に、なぜジョウガンの武器があったのかというと、どうやらそれぞれ狙撃用のAGと近接戦闘特化型のAGに支給しようと考えられていたのだが、狙撃砲は重すぎて機動力を損ねる為不採用に、速射拳銃に関しては当のAG本人が「剣のみでいい」との事で使用される事なく保管されていたらしい。

 

閉話休題。

 

僕が呼び出されたのは、『フロンティア』が傀儡化現象の情報を開示してくれない為、偵察隊として傀儡を倒してほしいとの事だ。

 

前回の戦闘で、シリウス、モリスは義肢の損傷が大きかった為出撃できず、ゴーストは元の部隊の元に帰投したらしい。その代わり、フロンティアの勢力『天ノ刃』から修羅が、『オートルナ』からマルゴットが配属することになった。

 

今の所は順調に進んでおり、

 

「争いでは羽が汚れる。こういう事はあなた達に任せるわ。」

 

「あなたも援護して下さい、マルゴット!」

 

…じ、順調に進んd

 

「さぁ、折角遊びに出たぁ…、楽しもう…。みんな武器を取って、目を開けて、修羅に付き合ってぇ!!」

 

「ニャアアア!?」

 

「修羅、前に出過ぎないで下さい!キャアッ!」

 

修羅の斬撃で吹き飛ばされた建造物の破片がこちらに飛んできた為、ニアと共に撃ち落とす。

ブルーが巻き込まれ、吹き飛ばされている。

あ〜〜、もう無茶苦茶だよ!マルゴットは気難しい所があるみたいだけど、戦闘でもこうなのは想定外だ!修羅は修羅で負けん気の強さ、破壊欲豊富な要注意人物だ。

こりゃあ制御や意思疎通が困難だって言われるよ、出撃前に合ったら開口一番、

 

「お前、修羅のおもちゃにならない?」

 

なんて言われて刀を向けられたよこんちくしょう!その後、指揮官に止められて事なきを得たけど、たまにチラチラ僕を見てるんだよ!

「同じ小隊に入りたくない」とか「共同で生活する事に不安を感じる」ってか言われるのも納得だよこんなの!今もサブアームに装備された刀を使い、傀儡が切り刻まれているけど、それと一緒に道路やビルまで壊していやがる!いくら住民が避難してても直す苦労を考えてくれ!今の所ブルーとニオが癒しにしかならねぇよ!

 

仕方ない!

ニアに駆け寄り、彼女の手を掴む。前回、自分の言いたい事が伝わっていたので、こうすれば意思疎通可能かもしれないと考えたのだ。

 

[ニオ曹長、こちらの声が聞こえますか?]

 

「!?……もしかして、あなたですか?」

 

驚かせたようだが、僕の声が聞こえたようだ。

 

[良かった、これなら僕の話を伝えられる…。僕は…メイレスゴースト。アメインと呼ばれる機動兵器の1機です。]

 

AGの中にゴーストがいるので、アメインゴーストがどうかは知らないがメイレスの名前を借りることにした。ゴーストが名前、メイレスがシリーズの一つだと説明しながらだったが。

 

「アメイン…。GRA等でそのようなロボットが作られているとは聞いていませんが…。」

 

「実は僕も覚えているのは名前だけで、どこで制作されたのかは覚えてなくて調べているんですが、未だに手がかりも見つかっていませんってまたかよ!」

 

どこで作られたのかは覚えておらず、調べているという事にしておいたのだが、再度、破片が飛んできたので撃ち落とす。あの暴走機関車は…!!

 

[すみません、修羅を止めて来ます。傀儡の反応がもう無くなりそうなので。]

 

「解りました。気をつけてくださいね。」

 

 

その後、何とか修羅を落ち着かせ、オートランド号に帰還した。あの後、マルゴットは「あなた達も大変ね」と回復してくれた。意外といい奴なんだろうなと思いながら武装を戻していると、オートランド号副長『カペラ』からの通信が聞こえた。

 

〔メイレスゴースト、指揮官がお呼びです。至急ブリッジに向かって下さい。〕

 

特に何も問題は起こしていないのだが…何かあったのだろうか?

そう思いながら、ブリッジに向かう。

 

ブリッジに着くと、どうやらフロンティアのAGが首脳の司令を持ってきていて、乗艦するらしいのだが、条件として僕のデータも取りたいとの事だ。

 

上手くいけば発声機能が取り付けられるかもしれないが、僕は正直フロンティアが信じられない。

 

フロンティアは、オートルナに並ぶ対傀儡組織である。傀儡との戦いで多数の国家が共同で立ち上げ、AGの開発並びにスーパーコンピュータ『首脳』…アトラスを開発した。

 

このアトラスが曲者で、見た目は少女だがスーパーコンピュータなだけあって、傀儡との戦闘の指揮を取っている。が、信頼を理解できず、AGの事をただの戦闘道具だと思っており、何十体の犠牲等、人類の利益には取るに足らないようなものとしか思っていない。AGは義肢化をされた少女。少女の皮を被った機動兵器…とは言うが、戦争を間接的にしか知らない僕からすれば、女の子より大量の人間を優先するのは理解しづらい。

考え事をしている内に、フロンティアのAGがブリッジに入ってきた。

 

黒と赤をメインにアクセントとして白を取り入れた服装、腰にスラスターユニット、蠍の尻尾のようなパーツが取り付けられている、銀髪赤目のAG『トイフェル』。

 

彼女が、首脳からの司令を持ってきたが…全AGと僕の指揮権を移せときた。

指揮官が無理だと言うのと、「こちらなりの考えがある」ということでこの場は収まったが…。

 

「おい、そこのロボット。これから首脳にデータをお送りするからこちらにこい。」

 

[はいはい、人使い、いや、ロボット使いが荒いことで…。]

 

そうしてデータを取ることになったが意外と膨大な量でそれなりに時間がかかった。

取り終えた後にトイフェルが「まさか、データがあそこまで多いとは…。」なんて言っていたから、彼女にとっても想定外だったのだろう。

 

「それから、指揮官。首脳様からの命を受けた。私もユニオンのAGとして出向しろとの事だ。存分に私の力を使うといい。」

 

あれおかしいな、本来なら彼女はこのままフロンティアの旗艦『アイアンハンマー』に通信入れて帰るはずでは…?

 

(〔フロンティアのデータにないロボットの戦闘能力・性能を調べろ〕との事だ…見せてもらおうか、貴様の力を!)

 

なんか変な視線をトイフェルさんから感じる…。

 




長らくおまたせしてしまい、申し訳ございませんでした。

「そうだよ、修羅のおもちゃがこんなのだから、アトラスも怒ると思うよ?」

だまらっしゃい!
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