希望の太陽   作:浮雲のソル

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第11話 告白

アンチホープに5日猶予を与えられた久人は決戦の日まで別行動することにした。

 

魔法少女たちは魔女を倒して魔力を溜めることにし、そして早くも4日過ぎた。

 

 

5日目の朝

 

 

〖ついに明日か……〗

 

 

久人は自分の部屋にいた。明日のために今日は休んでおこうと思っていた矢先

 

 

プルルルルルルル

 

 

久人の携帯が鳴り、発信者はほむらだった。

 

 

『もしもしどうした暁美?』

 

 

「九十九、今日なにか予定があるかしら?」

 

 

『いや、ないけど…』

 

 

「じゃ、じゃあ今日私と遊園地に行かない?/////」

 

 

『遊園地?』

 

 

「そ、そう。迷惑だったかしら?……」

 

 

『い、いやそんなことはないぞ。行こう。今すぐ行こう/////』

 

 

「ほんと!?じゃ、じゃあ公園で待ってるから/////」

 

 

『わ、分かった/////』

 

 

〖これってデートなのか?……/////〗

 

 

そう思いながら久人は公園に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見滝原テーマパーク 入口

 

 

見滝原にある遊園地…見滝原テーマパークにやってきた久人とほむらは人の多さに驚いていた。

 

 

『結構な人だな……こりゃ』

 

 

「はぐれないようにしないと……」

 

 

『手でもつなぐか?』

 

 

久人は冗談のつもりでほむらに手を差し出す。

 

 

「そ、そうね/////」

 

 

ギュッ

 

 

ほむらは久人の手を握った。

 

 

『え!?い、いいのか?/////』

 

 

「言ったのはそっちでしょ/////」

 

 

『そうなんだけど……ま、まあ行こうか/////』

 

 

久人とほむらは戸惑いながらも手をつなぎ、遊園地へ入って行った。

 

 

 

 

『最初は何に乗るんだ?』

 

 

「そうね……あれなんかどうかしら?」

 

 

ほむらが指をさしたのはコーヒーカップ

 

 

『よっしゃ。早速乗るか』

 

 

「ええ」

 

 

2人はコーヒーカップに乗り、回り始めた。

 

 

グルグル…

 

 

〖ほどよい回転だな……〗

 

 

グルグルグルグル…

 

 

〖急に速くなったな……ん?〗

 

 

最初はちょうどいい回転だったが急に速くなったのでほむらを見ると

 

 

「……」

 

 

ほむらは物凄いスピードでコーヒーカップの真ん中のテーブルを回していた。

 

 

グルグルグルグルグルグル……

 

 

『ちょっ!?暁美、速い!速いって!!』

 

 

「……」

 

 

久人はスピードを緩めるように叫ぶが、ほむらは回すことに集中しているせいか聞こえていない。

 

 

グルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグル……

 

 

どんどんスピードは上がっていく。

 

 

『目が!!目がぁ!!回るぅぅぅぅぅぅ!!!』

 

 

しばらくして時間がきて回転が止まった。

 

 

『目が……目がぁ……』

 

 

コーヒーカップが終わってしばらくたつが久人はまだ目を回していた。

 

 

「ごめんなさい九十九……つい、夢中になって」

 

 

『いいっていいって…だいじょーぶだから。次行こうぜ』

 

 

「じゃあ、次はジェットコースターにしましょ」

 

 

〖マジか……〗

 

 

ゴオオオオオオオ

 

 

『ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!??』

 

 

久人の断末魔が遊園地中に響いたとか響かなかったとか……

 

 

 

 

 

 

そのあとも2人はいろんなアトラクション(主に絶叫系)に乗り、気付けばもう夕方になっていた。

 

 

「最後観覧車に乗らない?」

 

 

『(やっと静かなやつか……)そうだな』

 

 

2人はゴンドラに乗り、動き始めた。

久人は夕日に照らされた見滝原の街を見て

 

 

『きれいだな……』

 

 

「そうね……ねえ九十九」

 

 

『なんだ?』

 

 

「と、隣に座っていいかしら?/////」

 

 

『あ、ああ/////』

 

 

最初は向かい合って座っていた2人だが、ほむらが久人の隣に座った。

 

 

「九十九、今日はありがとう。今日だけじゃない、あなたには感謝してもしきれないわ」

 

 

『約束したからな。でも、まだ最後の大仕事が残ってるけどな』

 

 

「アンチホープとワルプルギスの夜ね……」

 

 

『そいつらを倒したら約束は果たしたことになるのか?』

 

 

「ええ」

 

 

『でも、鹿目はともかく暁美は救われたことになるのか?』

 

 

「私はもう救われているもの」

 

 

『どういうことだ?』

 

 

「まどか、マミさん、東雲、さやか、杏子が生きてるから。そして何よりもあなたが傍にいるから……私はそれだけで十分よ//////」

 

 

『暁美……//////』

 

 

〖言わないと……今言わないと絶対に後悔するような気がする〗

 

 

久人は隣にいるほむらを突然抱き寄せた。

 

 

「!?/////」

 

 

『本当は全部終わってから言おうと思ってたんだけど。暁美……いや、ほむら!俺はおまえのことが好きだ!!//////』

 

 

「えっ……/////」

 

 

『だからこの戦いが終わったら俺と付き合ってくれ!!/////』

 

 

「……」

 

 

ほむらは無言のまま目に涙を浮かべた。

 

 

『ほむら?い、嫌だったか?』

 

 

「違うの……うれしいの……私も久人のことが好きだから……/////」

 

 

『じゃ、じゃあ』

 

 

「こんな私でよかったら/////」

 

 

『ほむら……/////』

 

 

「久人……/////」

 

 

夕日に照らされた2人は自然と唇が重なった。

 

 

To be continued

 

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