希望の太陽   作:浮雲のソル

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第12話 決戦

5日の猶予が過ぎ、久人、ほむら、マミ、東雲、さやか、杏子、まどかの6人はほむらの家に集合していた。

 

 

「思ったんだけど。どうやってアンチホープの世界に行くんだ?」

 

 

杏子が久人に尋ねる。

 

 

『今朝、奴から連絡があった。仲間を集めてほむらの家に来い。そうすれば分かる。ってな』

 

 

久人が話し終えた直後、床に人ひとり分の大きさの黒い渦が現れた。

 

 

『おそらく、これのことだろう。この渦からアンチホープの世界へ行けるはずだ』

 

 

「ついにだね……」

 

 

「かなりの強敵だと思うわ……でも倒さないと」

 

 

「ええ……でも勝てるわ。私たちなら」

 

 

「絶望神だろとあたしたちには関係ない!」

 

 

「おう!絶対に勝とうぜ!」

 

 

東雲、マミ、ほむら、さやか、杏子が気合をいれる。するとまどかが

 

 

「みんな無事に帰って来てね。私は祈ることしかできないけど……」

 

 

「それで充分よまどか」

 

 

「ほむらちゃん……」

 

 

『よし!いくぞ!』

 

 

 

 

 

 

『ここがアンチホープの世界……』

 

 

久人たちはアンチホープの世界へたどり着いた。

そこはただ荒野が果てしなく広がっているだけだった。

 

 

「動物も植物もいない……」

 

 

「本当に全部喰らい尽くしたみたいね……」

 

 

東雲とマミがそう言っていると、さやかが

 

 

「あれってなんだろ?」

 

 

さやかが指をさした先には巨大な機械仕掛けの塔が見えた。

 

 

『アンチホープはあそこだなきっと……』

 

 

久人たちは塔の方へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

塔の内部

 

 

久人たちが塔の中に入ると、アンチホープの声が聞こえてきた。

 

 

「来たか……九十九久人。さっそくおまえの答えを聞かせてもらおうか……」

 

 

『俺はおまえを倒して、ワルプルギスの夜も倒す!!だから俺は何もおまえに渡さない!!それが俺の答えだ!!』

 

 

「俺を倒すだと?愚かな……その前におまえたちはここで終わるんだからな!!機皇兵スキエル・アインたちよ!!行け!!」

 

 

突然、無数の青を基調とした鳥型ロボットが現れた。

 

 

『なんだこのロボットは?』

 

 

「こいつらは機皇兵という俺が作ったロボットだ。いくら破壊しても無限に出てくる。さあ、どうする?」

 

 

「ここは」

 

 

「僕たちの出番だね」

 

 

『巴さん?東雲?』

 

 

「ティロ・フィナーレ!!」

 

 

「それ!!」

 

 

マミは大砲で、東雲は刃物で機皇兵を破壊していく。

 

 

「九十九!!ここは僕とマミさんがなんとかする!!」

 

 

「だからあなたたちは先に進んで!!」

 

 

『でも!!』

 

 

「こいつらの相手をしていたらきりがない!だからせめて君たちだけでも!」

 

 

『……分かった。でもこれだけは約束してくれ。死ぬな!!』

 

 

「もちろん!そんなつもりはないわ!」

 

 

「生きて帰ろう!みんなで!」

 

 

久人たちは先に進んで行った。

 

 

「マミさん!!このロボットたちに僕たちの強さを見せつけましょう!!」

 

 

「そうね!!東雲君がいれば怖くないわ!!」

 

 

 

 

 

 

塔を上がって行く久人たち。次のフロアでまたアンチホープの声が聞こえた。

 

 

「こしゃくな……次はこいつらだ。行け!!機皇兵ワイゼル・アイン!!」

 

 

今度は無数の二足歩行の白いロボットが現れた。

 

 

『まだいるのか?』

 

 

「今度は」

 

 

「あたしたちが相手だ!!」

 

 

さやかと杏子が機皇兵に向かって行き破壊していく。

 

 

「今度はあたしたちにまかせて先に行きな!!」

 

 

「ロボット共このさやかちゃんが相手だ!!」

 

 

「杏子……さやか……久人、行きましょう」

 

 

『ほむら……分かった。後は頼んだぞ!!』

 

 

「おう!!」

 

 

「まかせて!!」

 

 

久人とほむらは先へ進んで行った。

 

 

「そういえばさやか?」

 

 

「なに?」

 

 

「九十九とほむらの奴、下の名前で呼び合ってたよな?」

 

 

「そういえば……これは帰ってから質問責めだね」

 

 

「そうだな」

 

 

ニヤリ

 

 

杏子とさやかは黒い笑みを浮かべた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次のフロアに着いた久人とほむら。またアンチホープの声が聞こえてきた。

 

 

「ここまで来るとはな……だが今度こそ終わりだ!!機皇兵グランエル・アイン!!」

 

 

キャタピラーのついたオレンジ色のロボットが無数に現れた。

 

 

「私ひとりで十分よ」

 

 

『ほむら?まさか!?』

 

 

「恐らく私が一緒にアンチホープのもとへ行っても、私じゃ足手まといだわ。だからせめてあなたを導くわ」

 

 

『ほむら……』

 

 

「大丈夫よ私は死なない。いや、死ねないわ。あなたと共に生きていくと決めたのだから」

 

 

『……分かった』

 

 

久人はひとりで先に進んだ。

 

 

「久人。信じてるから」

 

 

決戦の時は近い

 

 

To be continued

 

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