5日の猶予が過ぎ、久人、ほむら、マミ、東雲、さやか、杏子、まどかの6人はほむらの家に集合していた。
「思ったんだけど。どうやってアンチホープの世界に行くんだ?」
杏子が久人に尋ねる。
『今朝、奴から連絡があった。仲間を集めてほむらの家に来い。そうすれば分かる。ってな』
久人が話し終えた直後、床に人ひとり分の大きさの黒い渦が現れた。
『おそらく、これのことだろう。この渦からアンチホープの世界へ行けるはずだ』
「ついにだね……」
「かなりの強敵だと思うわ……でも倒さないと」
「ええ……でも勝てるわ。私たちなら」
「絶望神だろとあたしたちには関係ない!」
「おう!絶対に勝とうぜ!」
東雲、マミ、ほむら、さやか、杏子が気合をいれる。するとまどかが
「みんな無事に帰って来てね。私は祈ることしかできないけど……」
「それで充分よまどか」
「ほむらちゃん……」
『よし!いくぞ!』
『ここがアンチホープの世界……』
久人たちはアンチホープの世界へたどり着いた。
そこはただ荒野が果てしなく広がっているだけだった。
「動物も植物もいない……」
「本当に全部喰らい尽くしたみたいね……」
東雲とマミがそう言っていると、さやかが
「あれってなんだろ?」
さやかが指をさした先には巨大な機械仕掛けの塔が見えた。
『アンチホープはあそこだなきっと……』
久人たちは塔の方へ向かった。
塔の内部
久人たちが塔の中に入ると、アンチホープの声が聞こえてきた。
「来たか……九十九久人。さっそくおまえの答えを聞かせてもらおうか……」
『俺はおまえを倒して、ワルプルギスの夜も倒す!!だから俺は何もおまえに渡さない!!それが俺の答えだ!!』
「俺を倒すだと?愚かな……その前におまえたちはここで終わるんだからな!!機皇兵スキエル・アインたちよ!!行け!!」
突然、無数の青を基調とした鳥型ロボットが現れた。
『なんだこのロボットは?』
「こいつらは機皇兵という俺が作ったロボットだ。いくら破壊しても無限に出てくる。さあ、どうする?」
「ここは」
「僕たちの出番だね」
『巴さん?東雲?』
「ティロ・フィナーレ!!」
「それ!!」
マミは大砲で、東雲は刃物で機皇兵を破壊していく。
「九十九!!ここは僕とマミさんがなんとかする!!」
「だからあなたたちは先に進んで!!」
『でも!!』
「こいつらの相手をしていたらきりがない!だからせめて君たちだけでも!」
『……分かった。でもこれだけは約束してくれ。死ぬな!!』
「もちろん!そんなつもりはないわ!」
「生きて帰ろう!みんなで!」
久人たちは先に進んで行った。
「マミさん!!このロボットたちに僕たちの強さを見せつけましょう!!」
「そうね!!東雲君がいれば怖くないわ!!」
塔を上がって行く久人たち。次のフロアでまたアンチホープの声が聞こえた。
「こしゃくな……次はこいつらだ。行け!!機皇兵ワイゼル・アイン!!」
今度は無数の二足歩行の白いロボットが現れた。
『まだいるのか?』
「今度は」
「あたしたちが相手だ!!」
さやかと杏子が機皇兵に向かって行き破壊していく。
「今度はあたしたちにまかせて先に行きな!!」
「ロボット共このさやかちゃんが相手だ!!」
「杏子……さやか……久人、行きましょう」
『ほむら……分かった。後は頼んだぞ!!』
「おう!!」
「まかせて!!」
久人とほむらは先へ進んで行った。
「そういえばさやか?」
「なに?」
「九十九とほむらの奴、下の名前で呼び合ってたよな?」
「そういえば……これは帰ってから質問責めだね」
「そうだな」
ニヤリ
杏子とさやかは黒い笑みを浮かべた。
次のフロアに着いた久人とほむら。またアンチホープの声が聞こえてきた。
「ここまで来るとはな……だが今度こそ終わりだ!!機皇兵グランエル・アイン!!」
キャタピラーのついたオレンジ色のロボットが無数に現れた。
「私ひとりで十分よ」
『ほむら?まさか!?』
「恐らく私が一緒にアンチホープのもとへ行っても、私じゃ足手まといだわ。だからせめてあなたを導くわ」
『ほむら……』
「大丈夫よ私は死なない。いや、死ねないわ。あなたと共に生きていくと決めたのだから」
『……分かった』
久人はひとりで先に進んだ。
「久人。信じてるから」
決戦の時は近い
To be continued